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土地家屋調査士試験の難易度は?合格率や年収も分析

更新日:2023-03-23

土地家屋調査士は30代や40代の方の受験者が多い、不動産関連の国家資格です。

また土地家屋調査士資格取得者は不動産の表示に関する登記の専門家と呼ばれております。

今回はそんな土地家屋調査士の難易度や年収、試験に関する情報やオススメの通信講座までまとめてご紹介します!

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フルカラーテキストと動画講義で、初学者の方でも始めやすいカリキュラムになっています。

令和3年度の合格率は36.76%と全国平均の3.51倍だったり、一発受験での合格者全国一位など、多くの実績を出しています。

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土地家屋調査士って何?

土地家屋調査士 試験 難易度

土地家屋調査士という職業を聞いたことのある方は少ないのではないでしょうか。

まずは国家資格である土地家屋調査士の詳細や仕事内容についてご紹介します。

土地家屋調査士とは

土地家屋調査士資格を取得して行う主な業務は、不動産の表示に関する登記について調査及び測量を行ったり、申請手続きを代理することです。

不動産とは切っても切れない登記という非常に重要なパートを担当でき、需要がなくなることはないと言えるでしょう。

資格を取得された方は土地家屋調査士としてはもちろん、測量会社や建設コンサル、不動産関係の企業などで働いている場合が多いようです。

土地家屋調査士は8士業の一種

8士業とは、国家資格を生かした深い専門性と幅広い公共性を併せ持った職業のことを指します。

今回のテーマである土地家屋調査士以外にも行政書士司法書士弁護士税理士といった誰もが知っている難関資格と同列に扱われているのです。

土地家屋調査士は8士業の中でも認知度は低いものの関連業界では取得のメリットが絶大であり、ここ数年で勉強を始める方は増加しています。

土地家屋調査士の年収・給料相場

土地家屋調査士 試験 難易度

不動産の取り引きでも重要なパートを担っている土地家屋調査士ですが、その年収・給料の相場は400万円~750万円とされています。

この年収・給料の数値は企業で勤めた場合の金額で、中には独立することで1,000万円以上を稼いだケースもあるようです。

専門性の高い仕事内容をこなしているだけあって、キャリアアップや転職のために取得を目指す方が多いのも伺えますね。

土地家屋調査士の平均年収

土地家屋調査士の平均年収はおよそ600万円前後と言われています。

土地家屋調査士の業務は「表記に関する登記」であり、独占業務です。
そのため他業種の参入は難しく、安定した仕事を行うことができます。

サラリーマンの平均年収は441万円ですが土地家屋調査士は20代のうちからその平均年収を超える年収が見込め、50代には平均年収900万円程となります。

働き方も独立開業、事務所所属の社員、補助者として働くなど様々なので自分のキャリアデザインやワーク・ライフ・バランスに合わせて働けるのも魅力的ですね。

参考:平均年収.jp『土地家屋調査士の年収』

土地家屋調査士試験の詳細や合格率

土地家屋調査士 試験 難易度

土地家屋調査士には、国家試験に合格しなければなることはできません。

続いては、土地家屋調査士試験の試験内容や、その難易度や合格率についてご紹介いたします。

土地家屋調査士の試験について

合格率が10%を切ることの多い土地家屋調査士ですが、土地家屋調査士試験を運営管理している法務省によると、試験内容は下記のようになっています。

事項 詳細
受験資格 なし(誰でも受験可能)
試験日 筆記:10月第3週の日曜日
口述:1月中旬(筆記試験合格者のみ受験可)
筆記試験科目 午前の部:平面測量10問/作図1問
午後の部:[択一]不動産登記法/民法他20問、[書式]土地・建物各1問
口述試験科目 業務に必要な知識に関する1人15分程度の面接試験

全体的に問題数が多い上に手を動かす記述式の設問が多く、幅広く深い知識が問われます

この問題形式が難易度の高さの理由であり、合格を狙うためには十分な対策を行う必要があります。

独学で対策が可能なのは択一問題などしかないため、最近では通信講座の受講がメジャーな選択しになりつつあるようです。

2023年試験について

土地家屋調査士試験は例年7月に官報公告されます。

例年通りの日程での開催なら筆記試験は2023年10月15日(日)口述試験は2024年1月25日(木)に実施されます。

土地家屋調査士の試験免除を受けられる測量士補の資格試験が2021年は9月に開催され、同年受験での試験免除が不可能でした。

2023年の測量士補試験は5月に開催されるため、測量士補試験に合格し土地家屋調査士試験の午前の部を免除することが可能です。

土地家屋調査士試験の難易度について

続いて、試験に挑む上で気になる試験の難易度についてご紹介します。

今回は分かりやすいデータとして、直近で行われた試験5年分のデータをまとめました。

実施年 受験者数 合格者数 合格率
2021年 3,859人 404人 10.5%
2020年 3,785人 392人 10.4%
2019年 4,198人 406人 9.7%
2018年 4,380人 418人 9.5%
2017年 4,600人 400人 8.7%

表を見ると分かりますが、土地家屋調査士は合格率が9%~10%の難関試験です。

合格率は徐々に上昇しているもののその伸びも緩やかで、十分な対策をしないと合格は不可能な資格といえるでしょう。

土地家屋調査士の難易度が高い理由

土地家屋調査士 試験 難易度

土地家屋調査士試験の難易度が高い理由としてはどのようなことが考えられるのでしょうか。

試験の制度などにも焦点を当てて分析してみましょう。

難易度が高い理由①:足切りが存在する

土地家屋調査士試験の難易度が高い理由としてまず挙げられるのが、基準点の存在です。

択一問題で基準点に達していなければ、書式問題の採点すらされないという厳しい形式が採用されているため、生半可な知識では通用しません。

試験年度 択一式基準点
(平均点)
記述式基準点
(平均点)
合格点
2021年 32.5
(30.3)
30.5
(25.7)
73.5
2020年 32.5
(29.4)
30.0
(24.8)
71.0
2019年 32.5
(29.8)
33.0
(27.5)
76.5
2018年 35.0
(32.5)
33.5
(27.8)
81.0
2017年 37.5
(32.7)
36.0
(30.1)
81.0

直近5年間の基準点と合格点、平均点はこのようになっています。
択一式、記述式どちらも6割以上得点したうえで全体として7~8割の得点が必要なため、苦手な分野をなくしていくことが大切でしょう。

試験難易度がかなり高い土地家屋調査士では通信講座の受講者も多く、当サイトではおすすめ予備校についての比較記事もありますので興味のある方はぜひご覧ください。

難易度が高い理由②:記述・作図問題

午前の部の作図と午後の部の書式は、それぞれ多くの受験者の頭を悩ませる難関です。

作図は毎年テーマが異なるため対策が立てづらい上に、書式試験では数ページにも及ぶ問題文から事例を読み取った上での実践的な判断が求められます。

択一ならともかくこれらの部分は独学が難しく、合格率を高めたいのであれば知識と経験が豊富な第三者からの添削を受けるべきです。

難易度が高い理由③:問題数に対して時間が短い

土地家屋調査士試験の試験時間は午前の部が2時間と午後の部が2時間半です。

特に午後試験は鬼門とされており、択一20問⇒土地・建物の問題を読み込む⇒答案作図を間髪なく行う必要があります

問題に迷う時間が増えてしまうと全ての問題が解けないまま試験が終了してしまう可能性もあるため、網羅的に知識をインプットするのが合格の秘訣です。

土地家屋調査士試験に合格するには

土地家屋調査士 試験 難易度

様々な要因により難しくなっている土地家屋調査士は、他の資格試験では見ないような対策をとることが大切になってきます。

通信講座や予備校を利用している人も、独学で目指そうと思っている人もこれらのポイントは押さえたうえで試験対策をしていくといいでしょう。

午前の部の免除を受ける

土地家屋調査士試験の筆記試験は午前の部と午後の部に分かれますが、実は午前の部は免除を受けることが可能です。

「平面測量に関する知識と作図」が出題される午前の部は2時間あり、午後の部も2時間半と長丁場です。
体力的にもハードな土地家屋調査士試験は午前の部をパスすることでかなり負担が減ります。

午前の部を免除できるのは

  • 測量士
  • 測量士補
  • 一級建築士
  • 二級建築士

の資格保有者です。
中でも測量士補は合格率30%程度と高く土地家屋調査士試験よりも簡単なため、土地家屋調査士試験を受験するなら測量士補の資格取得も目指すのがオススメです。

複素数を使用する

土地家屋調査士試験では座標を使用した計算を行いますが、この計算は複素数を用いることで回答が早くなりミスも少なくなります

X座標とY座標を虚数iで1つの数として扱うことにより関数電卓の打鍵数が少なくなり、このようなメリットが生まれます。

通信講座のアガルートアカデミーでは複素数を用いた計算ができるようになるための講義も開講されており、わかりやすく複素数計算を学ぶことができます。

回答速度を上げる

土地家屋調査士試験午後の部は2時間半という長丁場ながら問題のボリュームが多く、問題を解ききる前に時間切れとなることもままあります

択一式20問・記述式2問で構成され、土地と建物の2件の申請書作成と座標値・辺長・面積を求めて3つ以上の作図が必要です。

択一と記述の時間は分かれていないため択一で戸惑ってしまうと記述式問題を解く時間が無くなってしまいます。

しかも足切り点があるためまんべんなく得点しなくてはなりません。
問題を繰り返し解き、回答速度を上げていく練習も大切になるでしょう。

土地家屋調査士試験の独学で必要な勉強時間は?

質の高いテキストが流通していないことから難易度が高くなっている土地家屋調査士試験ですが、一般的に1,000時間程度の勉強が必要だといわれています。

土地家屋調査士に挑む方は社会人が多く、仕事終わりや休日に学習をしていくなら1年~2年の学習期間がかかるでしょう。

ただでさえ長い勉強時間を一人で乗り切るのは厳しいため、一発合格を狙う方は通信講座を受ける方がベターです。

土地家屋調査士試験の独学合格は難しい?

土地家屋調査士 試験 難易度

結果から申し上げると、土地家屋調査士の試験に独学で合格するというのは極めて難しいと言えるでしょう。

土地家屋調査士や測量士専門でキャリア支援を行っているリーガルジョブボードによると、8士業の中でも独学で合格を勝ち取る方が特に少ないようです。

「絶対に1度の受験で合格したい!」という方であれば、教材や講師の質にこだわった通信講座などの受講がオススメとなっています。

独学が難しい理由①:初学者には民法が難しい

土地家屋調査士試験の民法は総則・物権・相続の3分野から1題ずつ出題されます。

他資格試験で民法に触れたことのある方にとってはそこまで難しい問題ではありませんが、法律初学者は理解が難しいでしょう。

出題数は3問ですが学習範囲は広く、時間を割く必要が出てきます。

民法の出題は平成16年からで、過去問の数が少ないことも難しい理由に挙げられます。

独学が難しい理由②:学習教材が少ない

土地家屋調査士試験のテキストは他の国家資格と比べて市販テキストがあまりありません

また、作図についてなどは市販テキストでは対応していない場合も多く、万全の対策をとることが非常に難しいといえます。

少なくとも記述式問題の対策は何かしらの講座を利用する必要があり、そうなるとほかの科目もまとめて通信講座や予備校を利用したほうがお得で効率的になってきます。

市販の教材が少ないと教材をかき集めるのにも時間がかかりかなり非効率的です。

独学が難しい理由③:記述式問題の自己採点ができない

土地家屋調査士試験には記述式問題がありますが、記述式問題の自己採点は困難を極めます。

決まった正解がなく採点基準も判断が難しいため、自分ではあっていると思っても試験では全く違う点数になることもあります。

本試験に限らず日々の学習においても正しくインプットできているのか、アウトプットの仕方は間違っていないか確かめてくれる人がいないとなかなか成長できません。

記述式問題を独学で突破しようと考えるのはかなり無謀といえるでしょう。

本気で土地家屋調査士合格を狙うならアガルート

土地家屋調査士 試験 難易度

これまでご紹介してきたように土地家屋調査士の難易度は非常に高いため、講座を受講してチャレンジするという受験生が急増しています。

中でもオススメなのがアガルートアカデミーの『土地家屋調査士試験対策講座』です。

アガルートの『土地家屋調査士試験』講座の評判は?特徴や合格率、料金まで

2023年合格目標|合格総合講義/一発合格カリキュラム
合格総合講義 一発合格カリキュラム 一発合格カリキュラム
ライト
合格総合講義
法改正対策過去問解説講座
質問制度
導入講義
合格総合講義
過去問解説講座
新・定規の使い方講座
[中山式]複素数計算
書式ひな形対策講座
実践答練
法改正対策過去問解説講座
直前予想模試
ホームルーム
質問制度
導入講義
合格総合講義
過去問解説講座
新・定規の使い方講座
[中山式]複素数計算
法改正対策過去問解説講座
ホームルーム
質問制度
162,800円 338,800円 272,800円

圧倒的な合格率と充実の生徒サポート

アガルートの通信講座の最大の特徴は、受講生の合格率が非常に高いという点。

実際に令和3年度の合格率は初受験者の28.46%、複数回数受験者の36.76%と、アガルートの高い学習効果が伺えます。

初受験者の合格率は10.47%だったため、初めての方でもアガルートであれば合格率がグッと上がることがわかります。

他社が行っている通信講座では合格率が開示されていないことも多いですが、アガルートなら安心して合格を狙うことが可能です。

またアガルートでは受講生専用のFacebookグループが存在しており、無制限で質問することができます

無料で利用できるため、手厚く生徒をサポートする姿勢もアガルートの特徴です。

高品質なテキストとプロによる指導

アガルートの合格率が高い理由は、有資格者の講師が直接手がけたテキストと講義です。

『土地家屋調査士試験講座』で教鞭を執っているのは、平成24年の土地家屋調査士試験を全国1位で合格した経歴を持つ中山祐介講師

講師自身が直接編集を行っているフルカラーテキストには合格に必要なエッセンスが詰め込まれており、合格力を底上げする効率的なインプットが実現できます。

全国1位で合格した講師の指導 アガルートの通信講座の詳細はこちら

測量士補とのダブル合格が狙える

土地家屋調査士 試験 難易度

アガルートの土地家屋調査士試験講座には、測量士補の資格取得も同時に目指せる「ダブル合格カリキュラム」があります。

両方ともアガルートの教材を使用して目指すことで土地家屋調査士の講義は午後の部に集中、測量士補も土地家屋調査士と出題範囲が被るところを調整しながら受講できるため、効率的な学習が期待できます。

2024年合格目標|ダブル合格カリキュラム
ダブル合格カリキュラム ダブル合格カリキュラム
ライト
導入講義
合格総合講義
過去問解説講座
新・定規の使い方講座
[中山式]複素数計算
書式ひな形対策講座
実践答練
法改正対策過去問解説講座
直前予想模試
測量士補 総合講義
3時間で押さえる計算問題
3時間で押さえる文章問題
実力診断模試
ホームルーム
質問制度
導入講義
合格総合講義
過去問解説講座
新・定規の使い方講座
[中山式]複素数計算
法改正対策過去問解説講座
測量士補 総合講義
ホームルーム
質問制度
393,800円 327,800円

優れたコスパと割引制度

優れた合格率と講義を誇っているアガルートですが、受講料のコストパフォーマンスでも優れています。

アガルート以外の著名な資格予備校などと比較してみると、料金の差は下記のとおりです。

講座名 コース名 価格
アガルート 2024年合格目標|一発合格カリキュラム 338,800~円(税込)
東京法経学院 土地家屋調査士2022 新・最短合格講座 347,600円~(税込)
LEC 2022年合格目標 初学者向け 土地家屋調査士合格コース 319,000円~(税込)
日建学院 土地家屋調査士本科コース 451,000円~(税込)

土地家屋調査士おすすめの通信講座ランキング5選!

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土地家屋調査士 試験 難易度

またアガルートでは試験に合格後、体験記やインタビューへ出演することで全額返金という破格の特典を受け取ることができます。

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もともと他社講座と比較しても安価なアガルートですが、合格すればさらにお得になるので最後まで高いモチベーションで学習に臨めますね。

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土地家屋調査士資格の難易度や年収・収入|まとめ

今回は国家資格の中でも花形の8士業の1つである土地家屋調査士の試験難易度や取得による年収・給料の情報をまとめてご紹介しました。

土地家屋調査士の試験合格率は10%前後を推移しており、試験内容を見ても独学で対策が可能な科目は少ないように見受けられます。

難易度がかなり高い土地家屋調査士試験に挑むにあたっては アガルート の『土地家屋調査士試験講座』がオススメです!

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