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【2025年最新】土地家屋調査士通信講座・予備校おすすめランキング5選を徹底比較!

更新日:2025-07-31

【2025年最新】土地家屋調査士通信講座・予備校おすすめランキング5選を徹底比較!
この記事は、有料職業紹介(許可番号:13-ユ-307846)の厚生労働大臣許可を受けている東晶貿易株式会社が作成しています。

法務省によると土地家屋調査士試験の合格率は8~9%と非常に低く、独学で合格するには難易度の高い試験となっています。

試験合格を目指すには、通信講座や予備校の利用をおすすめしますが、土地家屋調査士の講座を開講しているところはたくさんあります。

そこで今回は土地家屋調査士試験におすすめの通信講座について紹介し、さらに試験合格のために重視すべきポイントを比較して解説します。

会社名料金(税込み)合格実績
アガルート1位:アガルートアカデミー162,800円~
415,800円
令和6年度63.64%
東京法経学院2位:東京法経学院152,600円~
742,500円
令和6年度
75.5%(合格占有率)
合格者数505名中383名合格
LEC3位:LEC東京リーガルマインド308,000円~
495,000円
非公開
土地家屋調査士試験講座ならアガルート

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土地家屋調査士おすすめの通信講座・予備校5選

こちらでは教材の分かりやすさ・合格実績・料金・口コミなどからおすすめの通信講座を2025年最新版ランキングにしました。

各講座の比較ポイント

  • 講座の料金
  • 合格実績
  • 教材・カリキュラム
  • 学習サポート
会社名料金(税込み)合格実績教材・カリキュラムサポート体制
アガルート
1位:アガルートアカデミー
162,800円~
415,800円
令和6年度63.64%
  • 講師作成のオリジナルテキスト
  • フルカラーのインプットテキスト
  • 合格に必要な内容だけを厳選
  • 15分〜30分の短い講義
  • バーチャル校舎
  • ホームルーム
  • オンライン演習サービスTOKERUKUN
  • オンライン質問サービスKIKERUKUN
  • 添削対応
  • 学習計画の提案
  • 定期カウンセリング
  • 全額返金特典
  • 口述試験対策
東京法経学院2位:東京法経学院152,600円~
742,500円
令和6年度
75.5%(合格占有率)
合格者数505名中383名合格)
講座専用の完全オリジナル教材
新作の予想問題を出題
  • 質問制度
  • 全額返金特典
LEC3位:LEC東京リーガルマインド308,000円~
495,000円
非公開丁寧にインプットを行うカリキュラム
  • 質問制度
  • 添削対応
  • 口述試験対策
日建学院4位:日建学院231,000円~
451,000円
非公開図形を多用し、Q&A方式で進む基礎力講義
独自のメソッドにより記憶に残る講義
特になし
早稲田法科専門学院5位:早稲田法科専門学院92,400円~
352,000円
非公開特筆点なし
  • 質問制度なし
  • 添削全26回

1位:アガルートアカデミー

アガルート,土地家屋調査士講座

受講料金
  • 合格総合講義:162,800円(税込)
    一発合格カリキュラム/フル:393,800円(税込)
  • 一発合格カリキュラム/ライト:272,800円(税込)
  • ダブル合格カリキュラム/フル:448,800円(税込)
  • ダブル合格カリキュラム/ライト:327,800円(税込)
合格率令和6年度合格63.64%(全国平均の約6倍)
合格者数273名
キャンペーン・割引制度
  • 各種割引制度
  • 合格特典
  • アウトレットセール(5%OFF)
    ※2025年9月16日
サポート内容
  • 定期カウンセリング
  • 質問制度
  • ホームルーム

アガルート土地家屋調査士講座は初心者向けのプランが充実しており、テキストと映像講義を活用して短期間で集中した試験対策ができる通信講座です。

土地家屋調査士試験で全国1位の実績を誇る中山講師の講義をうけられ、 高度な知識に加え、中山式複素数計算などの最新テクニックも網羅した講義が特徴となっています。

学習経験者向けの講座も用意されており、学習進度に応じて中上級カリキュラムと上級カリキュラムの2つの選択肢があるため自分に適した講座を選べるのも魅力。

サポート面も充実しており、合計50回まで講師や有資格者に直接質問ができ、疑問を解消しながら合格を目指せるため挫折するリスクを減らせます。

さらに、受講生一人一人に合わせたオプションも用意されているため、効率的に最短ルートで土地家屋調査士試験の合格を目指すことができるでしょう。

アウトレットセール(5%OFF)開催中

2025年合格目標カリキュラムアウトレットセール(5%OFF)

アガルートでは現在、期間限定で以下のアウトレットセールが開催されています。

セール名2025年(令和7年度)合格目標カリキュラム アウトレットセール(5%OFF)
割引額5%OFF
期間2025年1月28日(火)~ 2025年9月16日(火)
対象講座
  • 2025/土地家屋調査士試験/一発合格カリキュラム/フル
  • 2025/土地家屋調査士試験/一発合格カリキュラム/ライト
  • 2025/土地家屋調査士試験/ダブル合格カリキュラム/フル
  • 2025/土地家屋調査士試験/ダブル合格カリキュラム/ライト
  • 2025/土地家屋調査士試験/〔学習経験者向け〕中上級カリキュラム/フル
  • 2025/土地家屋調査士試験/〔学習経験者向け〕中上級カリキュラム/ライト
  • 2025/土地家屋調査士試験/〔学習経験者向け〕上級カリキュラム/フル
  • 2025/土地家屋調査士試験/〔学習経験者向け〕上級カリキュラム/ライト
    ※合格総合講義、中上級総合講義、上級総合講義単体をご購入の場合は、割引の対象外です。
    また、定期カウンセリング、合格ゼミも割引対象外となります。
キャンペーン詳細https://www.agaroot.jp/chousashi/cp_sale/

アガルートの評判や内容について詳しく確認したい方は以下の記事も参考にしてみてください!

アガルートの土地家屋調査士試験講座の口コミ・評判は?コース概要から料金費用・合格実績まで徹底解説

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2位:東京法経学院

東京法経学院,土地家屋調査士

受講料金
  • 総合コースA1:304,500円(税込)
  • 総合コースB1:273,700円(税込)
  • 基礎力総合編C1:152,600円(税込)
合格率75.8%(令和6年度合格者505名中383名輩出)
キャンペーン・割引制度合格者全額返金お祝い制度
サポート内容
  • 質問票やオンライン質問フォームでいつでも質問可能

東京法経学院土地家屋調査士講座は、1967年に設立された歴史ある予備校で、経験豊富な講師陣による指導が受けられます。

通学のみのコース、通信のみのコース、通学と通信を組み合わせたコースなど、さまざまな受講方法から選べるのも魅力。

合格実績については2024年度において土地家屋調査士の合格者505名のうち、383名が東京法経学院の受講生または教材利用者といった確かな実績を持っています。

教材は合格ノートや記述式攻略ノートを基に知識を深め、実力養成編と応用力養成編のアウトプットを通じて本番を意識した学習を実現しており、初学者でもスムーズに合格を目指すことができるでしょう。

ただし、オリジナル教材である「合格ノート」と「記述式攻略ノート」は、受講しなければ入手できないので注意が必要です。

3位:LEC

LEC,土地家屋調査士

受講料金土地家屋調査士合格コース

  • 通信Web:319,000円(税込)
  • 通信DVD:374,000円(税込)

土地家屋調査士&測量士補W合格コース

  • 通信Web:385,000円(税込)
  • 通信DVD:440,000円(税込)
合格率非公表
キャンペーン・割引制度
  • 合格者受講料返還制度
    (来年度合格目標コース申し込み後に、前年度試験の合格確定した場合は受講料が全額返金)
サポート内容
  • 「教えてチューター」(質問機能)
  • 有料の書式答案添削指導オプション
  • Zoomを利用したフォローアップ講義

LECは大手の資格講座予備校であり、インプット(理論)とアウトプット(書式)の学習を交互に行うことで、両者の理解を均等に深め、効率的に習得できるカリキュラムが整っています。

通学制の体験談や口コミを基に毎年改良されている教材を使っており、初学者でもスムーズに理解できる解説が魅力です。

特に「はじめての土地家屋調査士講座」では、数学や作図、関数電卓、六法について優しく初歩から解説しているのが特徴です。

そのため、数学や図面作成が苦手な方でも土地家屋調査士の勉強に取り組みやすいでしょう。

またサポート面では学習を進める中で不明点があれば、「教えてチューター」という質問機能を使って受講中は何度でも質問ができます。

LEC東京リーガルマインド土地家屋調査士講座は、測量士補(土地家屋調査士試験午前の部免除資格)と同時に合格を目指せる講座も開講しているため、ダブルライセンスを目指す方におすすめです。

4位:日建学院

日建学院,土地家屋調査士

受講料金
  • 通学講座本科コース:451,000円(税込)
  • Web講座本科Webコース:451,000円(税込
合格率非公表
キャンペーン・割引制度非公表
サポート内容
  • 質問権を使った質問サポート

日建学院の土地家屋調査士講座は、50年以上の実績を持つ通信講座です。

映像講義では「N-Method」と呼ばれる独自の講義手法を採用しており、カード形式で視覚と聴覚を同時に刺激して記憶の定着を促進するスタイルが特徴です。

約86回にわたる映像講義を中心になりますが、1回の講義は30分以内に収められているため集中力を維持しながら合格を目指せる点もおすすめポイント。

映像講義や教材の完成度の高さは実際にも企業や大学からも高く評価されており、国土交通省登録の法定講習などにも制作協力を行うほどです。

日建学院の土地家屋調査士講座を受講すれば、短期集中型の学習スタイルでスムーズに合格を目指すことができるでしょう。

日建学院の土地家屋調査士講座の評判や特徴、料金を徹底紹介

5位:早稲田法科専門学院

早稲田法科専門学院,土地家屋調査士

受講料金
  • 入門総合DVDコース:128,150円(税込)
合格率非公表
キャンペーン・割引制度非公表
サポート内容
  • メール、FAX、電話による質問回答(10回まで)
  • 丁寧な添削指導

早稲田法科専門学院は土地家屋調査士・測量士補の試験対策指導を50年以上行っている経験豊富な予備校です。

特に記述問題対策の添削指導に重点を置いており、本試験レベルの熱心な指導を受けることができます。

コースはテキストや問題集を用いて徹底的にインプット・アウトプットを行うコースやDVD付きで講師による解説を確認できるコースなどさまざま。

また、一部の講座ではベテラン講師による添削指導が受けられる課題がついてくるものもあります。

さらに、メールや質問券を通じた質問制度も整備されており、予約をすれば電話での質問もできるので安心です。

さらに 本試験の規定を満たす電卓や定規なども販売されているため、ツールを揃えたい初学者の方には特におすすめです。

受講費用を抑えつつ実績のある講師から指導を受けたい方は、ぜひチェックしてみて下さい。

早稲田法科専門学院の土地家屋調査士講座の評判や特徴、料金を徹底紹介

条件別!土地家屋調査士試験対策の予備校・通信講座を比較

ここでは、条件別に土地家屋調査士試験講座の予備校・通信講座について比較していきます。

料金で比較

ここでは、初学者向けの最も基本的なコースの料金を基準に比較していきます。

会社名コース名一般価格(税込み)
アガルートアカデミー2025年合格目標/一発合格カリキュラム・ライト:259,160円

・フル:321,860円

東京法経学院新・最短合格講座304,500円
LEC東京リーガルマインド土地家屋調査士合格コースWebフォロー付き:319,000円~
日建学院本科Webコース451,000円
早稲田法科専門学院調査士総合Aパーフェクトコース352,000円

5社の通信制の初心者コースを比較すると相場料金は大体30万~45万円で、最も低いのはアガルートのライト講座であり、最も高いのは日建学院になります。

アガルートのライトはフルと比べて講座数などが少ないことから、フルよりも価格が低く設定されています。

フルだと30万以上になりますが、期間限定のセールやキャンペーン、割引制度などを駆使すれば費用を抑えられるでしょう。

合格実績で比較

ここでは、合格実績の高さで比較していきます。

合格者数について公表していないところもあるため、ここでは受講生全体の合格占有率で比較しています。

会社名合格実績
1位:東京法経学院令和5年度
75.5%(合格占有率)
323名(合格者)
2位:アガルートアカデミー令和5年度
アガルート受講生の合格率63.41%(合格占有率)
185名(合格者)
3位:LEC東京リーガルマインド令和4年度29.3%(合格占有率)

合格率が最も高いのは東京法経学院で、令和5年度の合格占有率は75.5%となっています。

続いて優れた合格実績を持つのはアガルートアカデミーです。

アガルートでは4年連続1位合格者を輩出しているので、カリキュラム自体は申し分ないと言えます。

サポート体制で比較

続いて、各社のサポート制度を見ていきましょう。

予備校と違い通信講座は基本的に1人での学習となるため、学習サポートの充実度はそれだけで合格に直結します。

アガルート
  • 質問制度
  • 添削対応
  • 学習計画の提案
  • 定期カウンセリング
  • 全額返金特典
  • 口述試験対策
東京法経学院
  • 質問制度
  • 全額返金制度
LEC
  • 質問対応
  • 添削対応
  • 口述試験対策
日建学院
  • 質問制度なし
  • 添削対応なし
  • Webサポート(別途3万円)
早稲田法科専門学院
  • 質問制度なし
  • 添削制度なし

アガルートは豊富なサポートが売りの通信講座でもあり、他社と比べて圧倒的に充実した内容となっています。

特に定期カウンセリングは、予備校のように直接講師と相談することができ、学習スケジュールの計画や悩み相談で万全の対策をとることができます。

定期カウンセリングオプションをつけなくても無料の質問制度や月に1回の動画配信、全額返金制度が用意されています。

アガルートのカリキュラムであれば講師と2人3脚で試験合格を目指していけることでしょう。

土地家屋調査士試験の通信講座を選ぶポイント4つ

こちらでは予備校や通信講座を決める際に失敗しない選び方について解説します。

予備校や通信講座を受講する際は、自分の学習レベルや目的に合った講座を選ぶことが大切です。

以下では通信講座のどの内容を確認すれば良いかそれぞれ解説します。

ポイント➀学習テキスト・講義のわかりやすさ

通信講座では基本的にテキスト教材や映像講義などを使って学習を進めるので、自分に合っているかどうかを確認することが大事です。

たとえば図やイラスト、カラーテキストなどで読みやすいかどうかや解説が自分にとって理解しやすい内容であるかをいておくといいでしょう。

ほとんどの予備校や通信講座では学習テキストの無料サンプルを公式サイトに掲載されてるので事前にチェックしておくことをおすすめします。

また最近では、スマートフォンやタブレットで利用できるデジタル教材もかなり普及しています。

デジタル教材だと重いテキスト持ち歩く必要がなく、時間や場所に縛られずにいつでもどこでも学習できるメリットがあります。

1回5分など短時間のものもあるので、こちらも公式サイトのサンプルや口コミなどを見ておくと授業の雰囲気を掴めるはずです。

ポイント②フォロー体制の充実度

土地家屋調査士の試験では法律の内容だけではなく、測量計算や作図といった専門的な技術が求められる問題も設けられています。

そのため、どうしてもテキストや講義動画だけでは解決できない問題も出てくる可能性があります。

そんなときに講師へ直接質問ができるサポートや、提出した解答の添削サポートがある講座であれば、素早く問題を解決できより学習が捗るでしょう。

講座料金やスクールの知名度だけではなく、こういったサポート体制が自分に合っているかも確認しておくことが大切です。

ポイント③講座の料金

通信講座の費用は、自分に合ったものを選びましょう。

社会人や学生などでも用意できる費用は異なり、個人の経済状況はさまざまです。

目的やコストパフォーマンスを考えて、費用をチェックすることが重要です。

サポート体制や学習教材が豊富な通信講座は、やや高額な傾向があります。

ただし、高額な通信講座は勉強しやすい内容やカリキュラムと言えるでしょう。

ポイント④模擬試験・答練の有無

通信講座は独学となるので、自分のレベルが客観的に判断できないことがあります。

各通信講座では答練や模試を開催しているところもあるので、いくつか比較する際の基準のひとつにするといいでしょう。

土地家屋調査士通信講座アウトプット内容
アガルート過去問、答練、法改正、書式の雛形、模試などアウトプットのフルカリキュラム
東京法経学院中・上級者向けに答練に集中したカリキュラムあり
LEC添削と成績表付きの答練あり
日建学院答練コースや模擬試験プランあり
早稲田法科専門学院答練コースで添削あり

土地家屋調査士の記述式(書式)問題のオススメ勉強法は?目標点は基準点クリアで十分!

土地家屋調査士試験が独学だと難しいと言われる理由

土地家屋調査士試験を独学で合格するのは極めて難しいと言えます。

実際に独学で合格した方もいますが、そのほとんどが既に関連性の高い資格を有しているか、土地家屋調査士の下で実務をしていた方です。

そういった方でない限り独学での合格はほぼ不可能でしょう。

理由①:法律の理解に苦労してしまいやすい

土地家屋調査士試験にはかなり広範囲の法律が出題されます。

また不動産に関する法律は他資格では出てこないものも多く、不動産登記には独特の概念や用語があるので初学者にとっては苦労する分野にあたります。

これらを独りで理解しようと思うと非常に時間もかかり、正しく理解できているかも確かめられません。

とくにはじめて土地家屋調査士の試験に挑戦するのであれば、合格に必要な知識のみを絞った通信講座や予備校のカリキュラム・教材を使うのがおすすめです。

理由②:そもそも土地家屋調査士の教材が少ない

土地家屋調査士は司法書士や行政書士と比べマイナーな資格です。

そのため土地家屋調査士対策のための市販の学習教材はそもそも数が少ない傾向にあります。

試験の傾向も年度によって変わることがあるため、常に最新の情報を得るとなると独学だとやはり難しいのが現状です。

しかし通信講座や予備校なら豊富な教材や答練などがあるため、教材選びには苦労しないでしょう。

理由③:記述式問題の対策が難しい

土地家屋調査士試験には複数の記述式問題が出題されます。

しかし実際、作図や計算の効率的な方法を自分で見つけることは難しく、文章問題は採点の基準が明確でないため自己採点ができない範囲となります。

採点のポイントを把握し、実戦的な知識を身に付けるのは難しいため試験を受けたことのある講師など第三者に添削してもらうのがおすすめです。

土地家屋調査士とは

土地家屋調査士とは、不動産の表示に関する登記の専門家のことを指します。

また以下の独占業務を担当できる国家資格でもあります。

土地家屋調査士の独占業務

土地家屋調査士は不動産登記の中でも「表示に関する登記」に関連する調査、測量、申請手続きの専門家であり、土地の境界に関する知識を持つプロフェッショナルです。

不動産登記は「表題部」と「権利部」に分かれていますが、土地家屋調査士は表題部の手続きを代理できるため将来性があるといえます。

土地家屋調査士と測量士の違い

土地家屋調査士の講座では測量士とのダブルライセンスを目指せるコースを用意されていることがあります。

しかし、土地家屋調査士摂測量士はまったく異なります。

ここでは、土地家屋調査士摂測量士の違いについて紹介します。

項目土地家屋調査士測量士
業務範囲境界確定、分筆・合筆測量、建物表題登記、滅失登記の申請代理基準点測量、地形測量、用地測量、設計図作成
法律上の位置づけ不動産登記法に基づく測量法に基づく
依頼者個人、企業自治体、建設会社、土木関連企業
試験内容測量法、不動産登記法、申請書・図面作成の記述式問題数学、測量理論、実務技術
免除制度測量士、建築士は午前試験が免除測量士補取得後、実務経験で取得可能
試験方法試験合格後に登録試験合格もしくは指定された学校で卒業・実務経験を積む
完関係測量士の協力を求めることがある土地家屋調査士に法的業務を依頼する

土地家屋調査士と測量士はどちらも国家資格ですが、それぞれ土地家屋調査士は法務省、測量士は国土交通省に属しており管轄下が異なります。

また土地家屋調査士が実施する測量は一筆地測量であり、測量士が行う測量は公共や民間の測量業務に限られるといった違いもあります。

ほかにも土地家屋調査士は個人の土地や家屋の測量を行いますが、測量士は主に公共事業に携わります。

土地家屋調査士の平均年齢や平均年収を公開!転職は何歳まで可能か?

土地家屋調査士試験について

ここでは、土地家屋調査士試験について紹介します。

試験日程・筆記試験:10月の第3日曜日(※2025年は10月19日予定)
・筆記試験合格発表:1月上旬頃
・口述試験:1月中旬頃(筆記試験合格発表後の2週間後)
・最終合格者発表:2月中旬頃
試験内容【筆記】
午前の部:平面測量10問/作図1問
午後の部:(択一)不動産登記法・民法他から20問
(書式)土地・建物から各1問
【口述】
1人15分程度の面接方式の試験
受験資格なし
受験申請方法窓口申請もしくは郵送
提出書類等・土地家屋調査士会試験受験申請書・写真(パスポートサイズ)
受験手数料8,300円(収入印紙で納付)
試験会場全国9会場(東京、大阪、名古屋、広島、福岡、那覇、仙台、札幌、高松)

参考: 日本土地家屋調査士会連合会

土地家屋調査士試験の詳しい日程は毎年7月頃に発表されるため、令和7年度の土地家屋調査士試験の概要についてはまだ発表されていません。

しかし、口述試験については例年10月の第3日曜日に開催されることから令和7年は10月19日に行われると考えられます。

土地家屋調査士になるには日本土地家屋調査士会連合会に備える土地家屋調査士名簿に登録する必要があります。

土地家屋調査士名簿に登録を受ける際には日本土地家屋調査士会連合会会則第41条の規定により、手数料として25,000円を日本土地家屋調査士会連合会に納付する必要があります。

土地家屋調査士試験の合格率

ここでは、過去の土地家屋調査士試験の合格率について紹介します。

年度受験者数合格者数合格率
平成29年(2017年)4,6004008.7%
平成30年(2018年)4,3804189.5%
令和1年(2019年)4,1984069.7%
令和2年(2020年)3,78539210.4%
令和3年(2021年)3,85940410.5%
令和4年(2022年)4,4044249.6%
令和5年(2023年)4,4294289.7%
令和6年(2024年)4,58950511.0%

参照: 日本土地家屋調査士会連合会

上記の表からも分かるように、土地家屋調査士試験の合格率は例年9%~10%で推移しており、かなり難易度の高い試験であることが分かります。

土地家屋調査士とほかの資格の難易度を比較

土地家屋調査士とほかの不動産・法律系資格の合格率を比較すると以下の通りとなります。

資格名合格率
司法書士約 4%
社労士約 6%
土地家屋調査士約 9%
マンション管理士約 9%
行政書士約10%
宅建約 15%
管理業務主任者約 20%
賃貸不動産経営管理士約 30%

上記のように土地家屋調査士の合格率はマンション管理士や行政書士と同じくらいの合格率であり、国家資格の中でもかなり難易度の高い試験であることがわかります。

土地家屋調査士の難易度は高い?他資格とのランキング比較や合格率・偏差値・勉強時間の目安について解説 

土地家屋調査士の平均年収

厚生労働省のデータによると、土地家屋調査士の平均年収は1121.7万円であり、月額だと27.9万円となっています。

土地家屋調査士は正規の職員(正社員)や従業員よりも自営業やフリーランスとして活躍する人の方が多い傾向にあります。

土地家屋調査士の年収は平均いくら?収入目安やボーナス額・高収入を目指すコツを解説 

土地家屋調査士を目指すならアガルート

アガルート,土地家屋調査士講座

今回は土地家屋調査士試験におすすめの通信講座について紹介し、さらに試験合格のために重視すべきポイントを比較して解説してきました。

土地家屋調査士は独占業務のある仕事であり、専門性の高い仕事でもあるので将来性はあるといえます。

土地家屋調査士試験の合格率は9%前後、専門知識・技術も豊富に必要なため独学での合格は非常に難しいでしょう。

通信講座や予備校であればテキストを選ぶ手間も省けますし、合格に必要な知識や情報を効率的に学習できるメリットがあります。

なかでもとくに今回ご紹介したアガルートは費用面や合格率などを踏まえて、数ある通信講座・予備校の中でも特におすすめです。

無料サンプル動画なども掲載されているのでぜひチェックしてみてください。

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