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土地家屋調査士の難易度は高い?他資格とのランキング比較や合格率・偏差値・勉強時間の目安について解説

更新日:2024-04-17

土地家屋調査士の難易度は高い?他資格とのランキング比較や合格率・偏差値・勉強時間の目安について解説

土地家屋調査士は、不動産の調査や測量を行う、不動産登記のプロフェッショナルです。

土地家屋調査士は国家資格の一つですが難易度が非常に高いことでも知られており、合格には長期間の学習を要します。

土地家屋調査士の難易度はいったいどれくらいなのか、他の資格との比較ランキングや試験内容から紐解いていきましょう!

また、土地家屋調査士試験対策におすすめの予備校・通信講座もご紹介しますのでそちらもあわせてご覧ください。


土地家屋調査士試験におすすめの通信講座

目次

土地家屋調査士の概要

土地家屋調査士とは

土地家屋調査士とは、不動産の登記に関わる業務を行う資格であり、8士業の一つに数えられます。

登記とは不動産の詳細を記したもので、住所や所有者などが記載されており、請求すればだれもが見ることができます。

不動産の登記のうち不動産の大きさや形、物理的な要素の状況をあらわすものを「表示に関する登記」といい、これは土地家屋調査士の独占業務です。

他に「権利に関する登記」も存在しますが、こちらに関する業務は司法書士が担っています。

重要な資産の一つである不動産を扱う、私たちの生活になくてはならない職業が土地家屋調査士です。

土地家屋調査士の仕事内容

日本土地家屋調査士会連合会によると、土地家屋調査士の仕事内容は以下の5つです。

  1. 不動産の表示に関する登記につき必要な土地又は家屋に関する調査及び測量をすること。
  2. 不動産の表示に関する登記の申請手続について代理すること。
  3. 不動産の表示に関する登記に関する審査請求の手続について代理すること。
  4. 筆界特定の手続について代理すること。
  5. 土地の筆界が明らかでないことを原因とする民事に関する紛争に係る民間紛争解決手続について代理すること。

引用:日本土地家屋調査士会連合会 HP

表示に関する登記の申請は土地所有者の義務であり、2と3の業務は本来所有者が行わなければなりません。

しかし手続きには専門知識が必要なため、土地家屋調査士が代理して仕事を行います。

また、土地の境界をはっきりさせるためや土地の境界に関するトラブルが起きたときに、その手続きや解決を代理するのも土地家屋調査士の仕事です。

土地家屋調査士はデスクワークとフィールドワークの両方をこなす必要があり、土地所有者の都合により土日や深夜・早朝に働くこともあります。

なかなかハード仕事ですが、「表示に関する登記の申請手続き代理」は土地家屋調査士の独占業務であり、この業務は社会に「土地」がある限りなくなることはありません。

土地家屋調査士試験の難易度

非常に高い難易度の試験にクリアする必要がある

土地家屋調査士試験は、年齢、学歴など不問で誰でも受験できる資格試験です。受験資格がないため資格取得に挑む難易度はそこまで高くはありません。

試験は筆記試験と口述試験のに分かれており、筆記試験は相対評価で上位400名ほどが合格、筆記試験の合格者のみが口述試験に進めます

筆記試験は午前の部と午後の部に分かれていますが、一部資格を所有していることで午前の部の試験を免除することも可能です。

試験の免除制度については後述いたします。

受験資格 なし(誰でも受験可)
試験日 筆記試験:10月第3週の日曜日
口述試験:1月中旬(筆記合格者のみ)
今年の試験日 筆記試験:2023年10月15日(日)
口述試験:2024年1月25日(木)
試験内容 筆記試験 午前の部:平面測量10問
作図1問
午後の部:[択一]不動産登記法・民法他から20問
[書式]土地・建物から各1問
口述試験 1人15分程度の面接試験
願書配布・受付 7月下旬〜8月中旬
試験会場 東京・大阪・名古屋・広島・福岡・那覇・仙台・札幌・高松

参考:日本土地家屋調査士会連合会「土地家屋調査士を目指す方へ」

土地家屋調査士試験の合格率は8%〜10%

土地家屋調査士試験の合格率は例年8%〜10%といったところです。

受験者数は徐々に減少しておりますが合格者数は400名程度となっているため、相対的に合格率は徐々に上がっています。

土地家屋調査士試験は難関試験であり、「合格率の上昇=試験が簡単になっている」というわけではありません

試験年度 受験者数 合格者数 合格率
2013年 4,700人 412人 8.8%
2014年 4,617人 407人 8.8%
2015年 4,568人 403人 8.8%
2016年 4,506人 402人 8.9%
2017年 4,600人 400人 8.7%
2018年 4,380人 418人 9.5%
2019年 4,198人 406人 9.7%
2020年 3,785人 392人 10.4%
2021年 3,859人 404人 10.5%

択一式試験と記述式試験の合格率は、下記の通りです。

試験年度 択一式試験合格率 記述式試験合格率 最終合格率
2013年 44.1%(1,890人) 16.7%(784人) 8.8%(412人)
2014年 44.0%(2,029人) 14.6%(676人) 8.8%(407人)
2015年 49.3%(2,250人) 14,8%(675人) 8.8%(403人)
2016年 49.3%(2,250人) 16.1%(725人) 8.9%(402人)
2017年 43.7%(2012人) 13.9%(638人) 8.7%(400人)
2018年 51.5%(2,256人) 16.5%(722人) 9.5%(418人)
2019年 49.8%(2,090人) 17.5%(736人) 9.7%(406人)
2020年 49.9%(1,890人) 15.3%(580人) 10.4%(392人)

土地家屋調査士試験には択一式試験と筆記試験があり、択一式試験に合格しないと筆記試験に進むことはできません。

択一式試験と筆記試験のそれぞれの合格率を見てみると、択一式試験に合格できるのは受験者の半数程度、さらに筆記試験に合格できるのは15%強程度となります。

さらに最終合格率は8%〜10%程度となるため、どの試験も簡単に合格することはできないことがわかります。

土地家屋調査士試験の難易度を他試験とランキングで比較

土地家屋調査士試験について知れたところで、土地家屋調査士試験はどれくらい難しいのか、ランキング形式で他の資格と比較してみましょう。

今回は、土地家屋調査士と同じ不動産・建築関係の資格と8士業を「偏差値」という基準でランキングにします。

偏差値は本来同じ試験内で算出されるものであり、試験内容や形態、受験者の属性が違う資格同士を比較することはできません。

しかし「資格の取り方」というサイトでは各資格を総合的に判断し、「偏差値」という形でランキングを作成しています。

上記サイトを参考に、土地家屋調査士の難易度をランキング形式で比較しました。

土地家屋調査士と他の不動産・建築関係資格をランキング形式で比較

不動産・建築関係の資格をランキング形式で比較すると、土地家屋調査士は3番目に難しい資格となりました。

偏差値64は高校や大学の場合でも十分難しく、難関試験であることがわかります。

土地家屋調査士より上位に位置する不動産鑑定士は数ある資格の中でもトップクラスに難しく、一級建築士は長い実務経験を経なければ取得できません。

取得条件は試験合格だけにも関わらず偏差値64の土地家屋調査士試験は、難関試験と言えます。

順位 資格名 偏差値
1位 不動産鑑定士 74
2位 一級建築士 66
3位 土地家屋調査士 64
4位 マンション管理士 62
5位 管理業務主任者 58
6位 宅地建物取引士 57
7位 二級建築士 56
8位 土地区画整理士 53
8位 地質調査技士 53
10位 競売不動産取扱主任者 50

土地家屋調査士と8士業をランキング形式で比較

8士業とは、職務上請求権が認められている士業のことを指し、土地家屋調査士もこの1つに数えられます。

業務で関わることの少ない職種もありますが、よく一緒に挙げられる士業ですのでこちらもランキング形式で見てみましょう。

土地家屋調査士は8士業の中では低いランキングとなり、7位に位置しています。

しかし8士業はいずれも難関試験であり、偏差値は60を超えています。

このランキングで「土地家屋調査士は簡単だ」と思うことはせず、万全の対策をとることが必要だといえるでしょう。

順位 資格名 偏差値
1位 司法試験 77
2位 司法書士 76
3位 税理士 75
3位 弁理士 75
5位 社会保険労務士 65
5位 海事代理士 65
7位 土地家屋調査士 64
8位 行政書士 62

土地家屋調査士試験の難易度が高い理由

土地家屋調査士を試験の合格率や他資格とのランキングで見てきましたが、土地家屋調査士の難易度は高いといえます。

それでは、なぜ土地家屋調査士の難易度は高いのかを細かく分析していきましょう。

理由①作図・計算の能力が必要

土地家屋調査士試験では法律知識を問われる問題の他に、作図・計算の問題が出題されます。

作図・計算のレベル自体は高難度ではありませんが、三角関数や複素数といった能力が必要となります。

正確性が必要な上、素早く描き能力も求められます。

法律に関する知識のみを押さえれば問題ない試験と違う点が、土地家屋調査士試験の難易度が高い理由です。

理由②試験時間が短い

土地家屋調査士試験の午後の部は2時間半となっています。

時間だけ見ると長いように思えるかもしれませんが、この時間内に20問の択一問題、申請書を2件、計算問題、3つ以上の作図を解かなくてはなりません。

これら全てに十分な時間を当てることはできないため、ペース配分や切り捨ても考えなくてはなりません。

図面をかけずに終わってしまう方もいるため、試験時間の短さも土地家屋調査士試験の難易度を上げている要因の一つです。

理由③足切り制度が存在する

土地家屋調査士試験の筆記試験には基準点と合格点が存在します。

例えば、2021年の試験では最低でも択一式は32.5点、記述式は30.5点とる必要があり、合格するには合計で73.5点以上が必要でした。

基準点は平均点よりも高いため、平均点以上を取らないと確実に不合格となります。

合格する人数も概ね決まっており、一定ライン以上の実力でないと採点されない点も難しいといえるでしょう。

理由④初心者は民法の対策が難しい

土地家屋調査士試験では民放が出題されます。

民法の範囲は「総則」「物権」「相続」の分野から各1題となっており、出題はわずか3問ながら学習範囲が広くなっています

法律の初学者は民法の対策をとることが難しく、親しみのない言葉や概念に悩まされます。

法律の学習経験がある方にはそれほど難問ではない分、民法は土地家屋調査士試験の難易度を上げています。

理由⑤足切りが存在する

土地家屋調査士試験の難易度が高い理由としてまず挙げられるのが、基準点の存在です。

択一問題で基準点に達していなければ、書式問題の採点すらされないという厳しい形式が採用されているため、生半可な知識では通用しません。

試験年度 択一式基準点
(平均点)
記述式基準点
(平均点)
合格点
2021年 32.5
(30.3)
30.5
(25.7)
73.5
2020年 32.5
(29.4)
30.0
(24.8)
71.0
2019年 32.5
(29.8)
33.0
(27.5)
76.5
2018年 35.0
(32.5)
33.5
(27.8)
81.0
2017年 37.5
(32.7)
36.0
(30.1)
81.0

直近5年間の基準点と合格点、平均点はこのようになっています。
択一式、記述式どちらも6割以上得点したうえで全体として7~8割の得点が必要なため、苦手な分野をなくしていくことが大切でしょう。

試験難易度がかなり高い土地家屋調査士では通信講座の受講者も多く、当サイトではおすすめ予備校についての比較記事もありますので興味のある方はぜひご覧ください。

理由⑥記述・作図問題が特に難しい

午前の部の作図と午後の部の書式は、それぞれ多くの受験者の頭を悩ませる難関です。

作図は毎年テーマが異なるため対策が立てづらい上に、書式試験では数ページにも及ぶ問題文から事例を読み取った上での実践的な判断が求められます。

択一ならともかくこれらの部分は独学が難しく、合格率を高めたいのであれば知識と経験が豊富な第三者からの添削を受けるべきです。

理由⑦問題数に対して回答時間が短い

土地家屋調査士試験の試験時間は午前の部が2時間と午後の部が2時間半です。

特に午後試験は鬼門とされており、択一20問⇒土地・建物の問題を読み込む⇒答案作図を間髪なく行う必要があります

問題に迷う時間が増えてしまうと全ての問題が解けないまま試験が終了してしまう可能性もあるため、網羅的に知識をインプットするのが合格の秘訣です。

土地家屋調査士試験の合格に必要な勉強時間は1,000時間程度

質の高いテキストが流通していないことから難易度が高くなっている土地家屋調査士試験ですが、一般的に1,000時間程度の勉強が必要だといわれています。

土地家屋調査士に挑む方は社会人が多く、仕事終わりや休日に学習をしていくなら1年~2年の学習期間がかかるでしょう。

ただでさえ長い勉強時間を一人で乗り切るのは厳しいため、一発合格を狙う方は通信講座を受ける方がベターです。

難易度の高い土地家屋調査士試験に合格するポイント

土地家屋調査士試験はさまざまな要因が重なり、難易度の高い試験となっています。

ただがむしゃらに学習をしていても、試験に合格するのは難しいでしょう。

土地家屋調査士試験の合格に近づくためには、以下のようなことに着目して学習を進めていくことが大切です。

ポイント①択一の民法から取り組む

特に初学者は、択一の民法から取り組むことをおすすめします。

民法の概念を理解しておくことで、不動産登記法など不動産に関わる法律も理解しやすくなります

民法はボリュームもあるため、先に学習しておくことで他の学習に時間を割くことができます。

ポイント②過去問を積極的に解いていく

学習は先にインプットを済ませるべきと思いがちかもしれませんが、おすすめは論点を一つ学ぶたびに過去問を解いてみることです。

ここで必要なのは間違えないことではなく、出題のされ方や問われ方を知ることです。

過去問を知ることで、インプットの際にもどう抑えるべきかがわかるようになります。

テキストで学んだら過去問を解く、というサイクルを習慣づけるようにしましょう。

ポイント③電卓や定規に慣れておく

書式の問題では電卓や定規といったツールを使用します。

限られた時間で問題を解かなくてはならないため、ツールを適切に、かつ素早く使えるようになることが大切です。

ツールに慣れてきたら過去問に取り組み、一問一問丁寧に取り組んでいくようにしましょう。

ポイント④午前の部の試験免除を受ける

土地家屋調査士試験の午前の部は2時間あり、試験内容が難しく、テキストや問題集が少ないため対策が取りづらくなっています。

しかし午前の部は、「測量士」「測量士補」「一級建築士」「二級建築士」いずれかの資格を持っていることで免除されます。

受験生のほとんどはこの制度を利用し午前の部を免除し、午後の部にのみ注力しています。

免除資格のうち測量士補は合格率40%前後と非常に高く、測量士補の勉強内容が土地家屋調査士試験にも活用できるため測量士補の資格取得がおすすめです。

測量士補の資格取得後、同年度内に土地家屋調査士試験合格も狙えるため、土地家屋調査士試験に合格したいなら測量士補の資格を取得しましょう。

ポイント⑤午前の部の免除を受ける

土地家屋調査士試験の筆記試験は午前の部と午後の部に分かれますが、実は午前の部は免除を受けることが可能です。

「平面測量に関する知識と作図」が出題される午前の部は2時間あり、午後の部も2時間半と長丁場です。
体力的にもハードな土地家屋調査士試験は午前の部をパスすることでかなり負担が減ります。

午前の部を免除できるのは、下記の資格保有者です。

  • 測量士
  • 測量士補
  • 一級建築士
  • 二級建築士

中でも測量士補は合格率30%程度と高く土地家屋調査士試験よりも簡単なため、土地家屋調査士試験を受験するなら測量士補の資格取得も目指すのがオススメです。

ポイント⑥複素数を使用する

土地家屋調査士試験では座標を使用した計算を行いますが、この計算は複素数を用いることで回答が早くなりミスも少なくなります

X座標とY座標を虚数iで1つの数として扱うことにより関数電卓の打鍵数が少なくなり、このようなメリットが生まれます。

通信講座のアガルートアカデミーでは複素数を用いた計算ができるようになるための講義も開講されており、わかりやすく複素数計算を学ぶことができます。

ポイント⑦回答速度を上げる

土地家屋調査士試験午後の部は2時間半という長丁場ながら問題のボリュームが多く、問題を解ききる前に時間切れとなることもままあります

択一式20問・記述式2問で構成され、土地と建物の2件の申請書作成と座標値・辺長・面積を求めて3つ以上の作図が必要です。

択一と記述の時間は分かれていないため択一で戸惑ってしまうと記述式問題を解く時間が無くなってしまいます。

しかも足切り点があるためまんべんなく得点しなくてはなりません。

問題を繰り返し解き、回答速度を上げていく練習も大切になるでしょう。

土地家屋調査士試験の独学合格が難しい理由

土地家屋調査士 試験 難易度

結果から申し上げると、土地家屋調査士の試験に独学で合格するというのは極めて難しいと言えるでしょう。

 

土地家屋調査士や測量士専門でキャリア支援を行っているリーガルジョブボードによると、8士業の中でも独学で合格を勝ち取る方が特に少ないようです。

「絶対に1度の受験で合格したい!」という方であれば、教材や講師の質にこだわった通信講座などの受講がオススメとなっています。

【独学】土地家屋調査士のオススメ過去問題集と解き方を解説!何…
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独学が難しい理由①初学者には民法が難しい

土地家屋調査士試験の民法は総則・物権・相続の3分野から1題ずつ出題されます。

他資格試験で民法に触れたことのある方にとってはそこまで難しい問題ではありませんが、法律初学者は理解が難しいでしょう。

出題数は3問ですが学習範囲は広く、時間を割く必要が出てきます。

民法の出題は平成16年からで、過去問の数が少ないことも難しい理由に挙げられます。

独学が難しい理由②学習教材が少ない

土地家屋調査士試験のテキストは他の国家資格と比べて市販テキストがあまりありません

また、作図についてなどは市販テキストでは対応していない場合も多く、万全の対策をとることが非常に難しいといえます。

少なくとも記述式問題の対策は何かしらの講座を利用する必要があり、そうなるとほかの科目もまとめて通信講座や予備校を利用したほうがお得で効率的になってきます。

市販の教材が少ないと教材をかき集めるのにも時間がかかりかなり非効率的です。

独学が難しい理由③記述式問題の自己採点ができない

土地家屋調査士試験には記述式問題がありますが、記述式問題の自己採点は困難を極めます。

決まった正解がなく採点基準も判断が難しいため、自分ではあっていると思っても試験では全く違う点数になることもあります。

本試験に限らず日々の学習においても正しくインプットできているのか、アウトプットの仕方は間違っていないか確かめてくれる人がいないとなかなか成長できません。

記述式問題を独学で突破しようと考えるのはかなり無謀といえるでしょう。

土地家屋調査士試験対策におすすめの予備校・通信講座ランキング

土地家屋調査士人になれるおすすめスクール

土地家屋調査士試験は難易度の高い試験であり、独学での合格は非常に困難です。

上記の方法を実践しようと思っても、独学だと適切な方法が分からなかったり筆記の採点を行うことができません。

また、専門的な内容が多い試験に加えて作図なども問われるため、通信講座やスクールに通学するという学習方法がおすすめです。

年1度しかチャンスのない資格なので、特に早期合格を目指すのであればなおさらスクールを利用すべきでしょう。

アガルートアカデミー

アガルートアカデミーのロゴ

アガルートアカデミーはフルカラーのオリジナルテキストと、土地家屋調査士試験に全国1位で合格した経歴を持つ講師が講義と教材の制作を担当する通信講座です。

2021年は初受験者の合格率が28.46%、複数回受験者の合格率が36.76%であることに加え、測量士補は合格率96.9%と非常に高い合格率を誇ります。

講師からのサポートも万全で、初めて土地家屋調査士試験を受験する方でも安心して学習に取り組めます。

手厚いサポートと確かな合格率で試験に備えたい方は、アガルートアカデミーがおすすめでしょう。

完全オンラインで試験対策ができる!
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東京法経学院

東京法経学院のロゴ

東京法経学院は2021年の合格者専有率78.7%を誇る、伝統ある予備校です。

初めて挑戦する方向けの講座、短期合格を目指す講座、学習経験者には民法・模試・最終追い込みなど様々な種類の講座を用意しています。

合否を分けるポイントになりやすい記述の対策もしっかりとできます!

東京法経学院オンラインショップにておすすめ参考書も販売しているのでこちらもチェックしてみると良いでしょう。

LEC東京リーガルマインド

LEC東京リーガルマインドも東京法経学院同様、伝統と歴史のある予備校の一つです。

2021年試験のLEC受講生合格率は38.8%であり、アガルート、東京法経学院とともに高い合格率を誇ります。

LECは校舎の数が多いため通学がしやすく、通学で学習したい方は東京法経学院よりもハードルが低いでしょう。

日建学院

 

日建学院は土地家屋調査士の独立開業に有利で、建築士や測量士などの資格では試験免除科目の存在、宅建や司法書士などの士業では民法などの勉強範囲が被っているため知識が使い回せるとして資格取得のメリットを推しています。

日建学院の講座は、40年以上も試行錯誤を重ねられてきた試験攻略のポイントがわかる映像講義と、これまでの出題傾向を徹底的に分析したオリジナルテキストを使用した学習を繰り返すタイプです。

通学のスクールとWebコースの2つが用意されています。

 

土地家屋調査士試験は高難易度だが適切な学習でクリアできる

土地家屋調査士試験は他資格とランキング形式で比較しても難易度が高く、しっかりと対策が必要となる試験です。

しかし合格のためのポイントや、おすすめの通信講座・予備校もあるため、計画的に学習すれば誰でも合格を目指せます。

土地家屋調査士は独占業務を持つ資格なので、合格さえできれば貴重な資格として役に立つことでしょう。

これから土地家屋調査士を目指そうと思っている方は、ぜひ一度通信講座・予備校の利用を検討してみてください。

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