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土地家屋調査士試験の試験科目は?午後の部の難易度も徹底解説!

更新日:2023-03-15

トップレベルの難易度を誇る不動産関係の資格である土地家屋調査士の試験では、どのような科目が問われるのでしょうか。

今回は受験勉強を始めようか迷っている方に向けて、土地家屋調査士の試験科目や試験内容をご紹介します。

また、試験の受験資格や午後の部の合格率を高める裏ワザも取り上げておりますので、受験生の方は当記事は必見です!

土地家屋調査士試験合格を目指すならアガルートがおすすめ

カラフルでわかりやすい教材と有資格者が監修した講義やテキストで最短で合格が目指せるのがアガルートです。

令和3年度の土地家屋調査士試験におけるアガルート受講生の合格率は36.76%と平均の3.51倍も高い結果が出ています。

また、土地家屋調査士試験の午前の免除が可能な測量士補の講座も同時に受講でき、土地家屋調査士+測量士補のセットカリキュラムでお得に受講することも可能です。

土地家屋調査士試験の概要

土地家屋調査士 試験科目

まずは土地家屋調査士試験の概要として、受験資格や試験内容、合格率や試験日などをまとめてご説明します。

すでにご存じの方も確認の意味を込めてぜひご覧ください!

土地家屋調査士試験の受験資格

土地家屋調査士試験には、受験資格の制限がありません。

他の資格試験に見られるような「教育機関の卒業」や「特定の試験の合格」といった条件がなく、性別・年齢・学歴を問わず誰でも受験することが可能です。

受験資格を得るためにわざわざ大学に通ったり、事前に別の試験を受けたりする必要がないのは有り難いですね!

土地家屋調査士試験の試験内容・試験日

土地家屋調査士の試験内容は、筆記試験と口述試験の2つで構成されています。

筆記試験は午前の部と午後の部に分かれており、筆記試験を通過した人だけが口述試験に臨めます。

試験日は以下の通りです。

試験区分 試験日
筆記試験 10月第3週の日曜日
口述試験 1月中旬(筆記試験合格者のみ)

試験は例年このペースで行われており、1年に一度しかチャンスがないので慎重に挑むことが大切です。

試験日程や開催場所、受験の申し込み方法など試験の形式について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

土地家屋調査士試験の難易度・合格率

筆記試験は他資格のような「○○点以上で合格」といった基準はなく、相対評価で上位400名程度を合格とする方式になっています。

ここ数年では受験者数が減少したため合格率の上昇傾向が続いているものの、それでも例年は9%~10%と低めで試験内容がいかに難しいかが伺えます。

直近で行われた土地家屋調査士試験の5年分のデータをまとめましたので、参考までにご確認ください。

年度 受験者数 合格者数 合格率
平成29年 4,600人 400人 8.7%
平成30年 4,380人 418人 9.5%
令和1年 4,198人 406人 9.7%
令和2年 3,785人 392人 10.4%
令和3年 3,859人 404人 10.5%
アガルート受講者の合格率36.76%! 『土地家屋調査士試験講座』の詳細はこちら!

土地家屋調査士試験の難易度については以下の記事で詳細に解説しているため、気になる方は併せてご覧ください。

土地家屋調査士試験の試験科目

土地家屋調査士 試験科目

ここからは実際に試験で出題される問題についてご紹介します。

それぞれ特色のある問題形式となっていますので、ぜひ注意してご覧ください。

筆記試験(午前の部)

試験時間 9:30~11:30
試験内容
  • 平面測量10問
  • 作図1問

筆記試験の午前の部では「土地及び家屋の調査及び測量に関する知識及び技能」として、まずは測量計算の問題が10問出題されます。

出題形式は多肢択一式で解答にはマークシートを使い、択一式設問は1問6点×10設問で60点、作図は1問20点×2設問の40点の配点がされています。

さらに作図の問題1問わずか2時間で解答しなければならないため、鬼門になるといっても間違いないでしょう。

午前の部の試験に関する参考書は種類が少なく対策しづらいことも相まって、ほとんどの受験生は後述する制度を活用して免除しています。

筆記試験(午後の部)

試験時間 13:00~15:30
試験内容
  • 登記にまつわる20問
  • 作図2問

午後の部では、不動産登記法・民法・土地家屋調査士法にまつわる20問と、土地・建物に関する作図を含む書式2問が出題されます。

出題形式は多肢択一式で解答にはマークシートを使い、択一式設問は1問2.5点×20設問、作図は1問25点×2設問で50点ずつの配点がされています。

作図には高校数学の三角関数といった解くのに時間がかかる問題も出題されるため、知識をアウトプットするための時間管理も重要です。

また20問もある択一問題に関しても難解な法律系の分野が出題範囲となっているため、スピーディーかつ正確に問題を処理する能力が求められます。

口述試験

試験時間 筆記試験合格者にのみ通知
試験内容
  • 不動産登記法
  • 土地家屋調査士法

口述試験は筆記試験を通過した人だけが受けられる試験です。

試験官に聞かれる内容としては土地家屋調査士として働くことの心構えや、法律の意図や理論の説明が多いようです。

どうしても心配な方は、資格予備校や通信講座等で行われている口述模試で対策しておくと良いでしょう。

合格率を上げる制度について

土地家屋調査士 試験科目

実は裏ワザのような制度で、筆記試験の午前の部を免除する方法があるのをご存じでしょうか。

この方法を実践するだけで格段に合格率がアップするため、ぜひとも利用をご検討ください!

午前免除の裏ワザ:特定の資格に合格する

土地家屋調査士試験を受ける前に特定の資格を持っておくことで、午前の部の試験を免除することができます。

免除制度の対象となっている資格は、下記の通りです。

  • 測量士
  • 測量士補
  • 一級設計士
  • 二級設計士

これらの資格の中では測量士補が最も難易度が低いため、土地家屋調査士の受験者の方はまず測量士補にチャレンジするのがおすすめです。

アガルートは測量士補合格も狙える

午前の部の免除が可能となる測量士補の資格も、アガルートであれば万全の体制で勉強することが可能です。

その合格率はなんと驚異の96.9%と、受講したほとんどの方が合格をつかみ取っています。

土地家屋調査士+測量士補のセットカリキュラムでお得に受講することもできますので、少しでも気になる方はぜひ公式ページをご覧ください。

午前免除制度に関する意見

ここからはインターネット上で見られた、午前の部免除に関する声をご紹介します。

難易度の高い午前試験を免除できるというメリットは絶大なため、時間に余裕のある方であれば絶対に活用するべきです。

「土地家屋調査士試験は午後の部が本番」と考えている受験生が少なくないので、午前の部を免除することで本腰を入れて午後の部に臨みやすくなるでしょう。

ただ、最近では諸般の理由により測量士補の試験が後ろにずれこんでいるとの声もあります。

時期次第では午前の部免除が使えなくなってしまう可能性もあるため、まずは所管する省庁に問い合わせてみるのがいいでしょう。

土地家屋調査士試験午後の部の難易度

測量士補による午前の部免除をすることで、実質的な本試験となるのは午後の部だけということになります。

しかしほとんどの方がこの制度を活用していながらも、9%~10%という厳しい合格率は午後の部の難易度が高いと言うことでしょう。

では、土地家屋調査士試験の午後の部はどうして難易度が高いと言われているのかを紹介します。

数学的な知識が必須

書式問題の中には必ず計算問題が出題されています。

決して高度な問題というわけでは内容ですが、三角関数や複素数などの数学的な知識が問われるため、苦手意識が出てしまう方が多いようです。

また、作図問題は短い時間で正確に書く必要があり、ズレていたり未記入があると減点されてしまいます。

法令知識だけではなく、素早く作図を正確にする練習が重要です。

試験時間に余裕が全くない

午後の部の試験時間は2時間30分となっていますが、全然時間が足りないという受験生の意見が多いです。

20問択一の問題、土地と建物の2件の申請書の作成、座標値や辺長・面積を求めさらに3つ以上の作図を2時間30分でしなければなりません。

問題量に対して試験時間が短くなっているため、早く正確に解く必要があります。

土地家屋調査士試験はスピード勝負でもあるのです。

専門性が高く初学者には取っつきにくい

民法は「総則」「物権」「相続」の分野からそれぞれ1問ずつ出題されます。

3問だけの出題ですが、出題範囲が広いため勉強がしづらい部分となっています。

難易度は高くない内容でも法律初学者にとっては専門用語や概念に苦労してしまうでしょう。

また、民法が出題範囲になったのは平成16年からなので、過去問などのデータが少なく対策が立てづらいことも難易度が高く感じる一因になっています。

確実な合格を狙うならアガルート

土地家屋調査士 アガルート

難関国家資格である土地家屋調査士に合格するための最短ルートとして我々がおすすめしているのが、アガルートの『土地家屋調査士試験講座』です。

ここ数年で受講者を急激に伸ばしているアガルートの通信講座について、特に大きな魅力をご紹介します。

資格所有者のプロ講師によるテキストと講義

 土地家屋調査士 アガルート

アガルートの最大の特徴は、土地家屋調査士の有資格者である講師が直接テキストや講義を作成しており、少ない試験時間の中でも最短で合格を目指せるエッセンスを得られる点です。

フルカラーで使いやすい教材と熟考して作られた講義は、法学・数学の初学者からも「非常に分かりやすい!!」として多くのファンを獲得しています。

また、令和3年度の土地家屋調査士試験におけるアガルート受講生の合格率は36.76%全国平均の3.51倍を超える結果をマークしており、高い実績を誇ります。

結果にコミットする講座をお探しの方はぜひこちらの記事もご覧ください!

オンライン講義なのでいつでもどこでも学習できる

アガルートは基本的にオンライン学習にに特化した通信講座です。

一つ一つの講義時間は通勤・通学中などのスキマ時間にも適した時間になっており、スマホ一つあれば気軽に視聴ができます。

テキストもスマホやPCで閲覧でき、学習の場所と時間を選びません。

普段の生活が忙しい方でも無理なく学習を続けられるのがアガルートの魅力です。

レベルや勉強方法に合わせて選べるコース

アガルートではレベル別に多くのコースが用意されています。

さらに、学習経験者向けにはインプットとアウトプットと勉強方法でもカリキュラムが分かれており、自分の勉強方法に合わせたコースを選択できるようになっています。

一発・中上級・上級の違いをそれぞれの担当講師が解説している動画や、講座の選び方チャートがあるのでコース選びに迷うこともありません。

一番おすすめはダブル合格カリキュラム!

アガルートの土地家屋調査士試験講座の中で、初学者に最もおすすめするのは「ダブル合格カリキュラム」です。

ダブル合格カリキュラムは土地家屋調査士試験と測量士補試験の両方の合格を約1年で狙えるカリキュラムで、試験免除により合格へグッと近づくことができます。

令和4年度の測量士補試験では、アガルート受講生の合格率は96.9%と、ほとんど全ての人が合格しているため安心して土地家屋調査士試験午後の部の対策が取れます。

価格もリーズナブルで、合格した場合は受講料の全額返金も受けることができるため、ダブル合格カリキュラムでお得に土地家屋調査士を目指しましょう。

土地家屋調査士試験 導入講義
合格総合講義
過去問解説講座
新・定規の使い方講座
[中山式]複素数計算
書式ひな形対策講座
実践答練
法改正対策過去問解説講座
測量士補試験 測量士補 総合講義
3時間で押さえる計算問題
3時間で押さえる文章問題
実力診断模試
サポート ホームルーム
質問制度
料金 393,800円(税込)

既に免除資格を持っているなら一発合格カリキュラム

一発合格カリキュラムは、土地家屋調査士試験の受験は初めてで、試験免除を受けられる方向けのカリキュラムです。

測量士補の講座が無い分ダブル合格カリキュラムより安く受講でき、さらに費用を抑えて受験することができます。

ダブル合格カリキュラムと一発合格カリキュラムでメイン講師を務めるのは、全国1位の成績で土地家屋調査士試験に合格した中山祐介講師です。

ユニークかつ身になる講義で、最短ルートでの土地家屋調査士試験合格を目指しましょう。

土地家屋調査士試験 導入講義
合格総合講義
過去問解説講座
新・定規の使い方講座
[中山式]複素数計算
書式ひな形対策講座
実践答練
法改正対策過去問解説講座
サポート ホームルーム
質問制度
料金 338,800円(税込)

定期カウンセリングで学習のペースメーカーを作る

ダブル合格カリキュラムと一発合格カリキュラムは、それぞれpura定期カウンセリングオプションをつけることができます。

定期カウンセリングは月に1回30分、講師と直接話ができるオプションで、学習上の悩みや疑問点の解決が図れます

学習のペースメーカーにもなり、モチベーションの維持にもつながります。

試験合格をより確かなものにしたい方は、ぜひ定期カウンセリングの受講もご検討ください。

定期カウンセリング
サポート内容 学習計画の立案
完全個別フォロー
料金 110,000円(税込)

土地家屋調査士の試験制度まとめ

今回は難関資格として知られている土地家屋調査士について、試験科目や制度などをまとめてご紹介しました。

土地家屋調査士試験の受験資格には制限がないので誰でも受けられるものの、試験内容が非常に難しく例年の合格率は10%前後です。

ですから測量士補を先に取得して午前の部の試験を免除する方が大多数を占めており、午後の部だけに集中した方が合格率が上がることは間違いありません。

午後の部の試験内容は専門性の高い登記にまつわる択一設問や作図2問と難易度がとても高く、独学だけではなかなか合格にたどり着けないかもしれません。

「独学で勉強できるか不安」「絶対に一発合格したい!」とお考えでしたら、実績豊富なアガルートの『土地家屋調査士試験講座』を確認してみましょう!

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