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土地家屋調査士と司法書士の違いとは?ダブルライセンスのメリットや試験難易度についてもご紹介!

更新日:2023-11-29

土地家屋調査士と司法書士の違いとは?ダブルライセンスのメリットや試験難易度についてもご紹介!

東大生で様々な番組にも出演していた河野玄人さんが医師免許と弁護士免許の2つに合格したことから再び話題が広まった「ダブルライセンス」

最近では様々な資格の組み合わせがトピックになっており中でも「土地家屋調査士と司法書士の組み合わせは熱い!」という意見が多く見られます

そこで今回は土地家屋調査士と司法書士の関連性や違い、ダブルライセンスのメリットなどをまとめてご紹介します!

土地家屋調査士と司法書士の説明もしておりますので、資格の勉強をしている・これからしようと思っている方はぜひご覧ください!


土地家屋調査士試験におすすめの通信講座

目次

土地家屋調査士と司法書士の共通点と違い

土地家屋調査士 司法書士 違い

それではまずは、土地家屋調査士と司法書士の共通点と違いを見ていきましょう。

土地家屋調査士と司法書士には、大きく3つの共通点と違いがあります。

土地家屋調査士の共通点と違い
・どちらも「不動産の登記」の代理を行える資格
・土地家屋調査士は「表示に関する登記」を担当
・司法書士は「権利に関する登記」を担当

土地家屋調査士と司法書士の共通点

最初にして最大の共通点が、土地家屋調査士も司法書士も「不動産の登記」の代理が業務であるという点です。

土地を相続・売買したことのある方であれば聞いたことがあるかもしれませんが、登記とは不動産の土地面積や所在地、所有者などの情報を公的に確定させる際に行うものです。

登記は土地所有者の義務であり、本来は本人が行う作業なのですが専門的な知識が必要となるため、土地家屋調査士と司法書士がそれぞれ代理できることになっています。

土地家屋調査士 司法書士 違い

出典:法務省「登記事項証明書」の例

登記された不動産の証明書は登記事項証明書とされ、記されている事項は主に3つに分類されます。

表題部~不動産の場所や面積といった基本情報
権利部甲区~過去から現在までの所有権
権利部乙区~賃借権や抵当権など所有権以外の権利

ちなみに聞きなじみのない方の多い抵当権とは、下記のような権利のことです。

住宅ローンなどを借りるときに、購入する住宅の土地と建物に金融機関が設定する権利を抵当権と言います。

抵当権者である金融機関が、住宅ローンの返済ができなくなった際にその不動産を差し押さえるためです。

引用:SUMITAS

この3つの部分が揃って始めて不動産が適切に登記できたことになり、土地家屋調査士と司法書士はこの登記の代理を仕事の一つとしています。

土地家屋調査士と司法書士の違い

土地家屋調査士と司法書士はどちらも不動産の登記をおこなうわけですが、そのうち、表題部は土地家屋調査士、権利部(甲区/乙区)は司法書士が担当しています。

どちらの業務も独占業務となっているため、他の人はこの業務を行うことができません。

表題部は「表示に関する登記」ともいい、先ほど述べたように土地の面積や建物の状況など、物理的な情報のことを指します。

権利部は「権利に関する登記」ともいい、土地の所有者は誰なのか、いつ取得したのか、抵当権はあるのかなどの情報をいいます。

不動産の登記において担当する部分の違いが土地家屋調査士と司法書士の違いになります。

土地家屋調査士と司法書士の業務内容

土地家屋調査士 司法書士 業務内容

土地家屋調査士と司法書士は不動産登記に関わることが共通点であり、違いは扱う内容でした。

両者の不動産登記に関する仕事や、その他の業務についても簡単に見ていきましょう。

項目 土地家屋調査士 司法書士
主な業務 不動産の物理的な調査・測量

不動産の表示に関する登記手続き代理

表示に関する登記の処分に対する不服申し立て代理

土地の境界を明らかにするための手続き代理

土地の境界についての民間紛争解決手続きの代理

不動産の権利に関する登記手続き代理

商業の登記手続き代理

供託の手続き代理

裁判所などに提出する書類の作成
登記での役割 建物の構造など目に見えるもの 権利など目に見えないもの
働き方 外での活動が比較的多い 顧客と直接向き合ってヒアリングが多い
平均年収 約384万円 約438万円

土地家屋調査士とは?業務内容を解説

土地家屋調査士は不動産に関する登記に必要な調査及び測量、申請手続きなどを行うことを生業とする人のことを指します。

不動産登記の中でも土地家屋調査士の担当部分である表題部の業務は、下記の2ステップです。

  1. 土地面積の測量を行い、土地の境界を確定させる
  2. 登記証明書の表題部の変更や新規申請をする

まず土地の所有者の立ち合いのもと、専用の器具を使用して「土地の範囲を法的に確定」させます。

地面に赤い矢印のついた四角のものが埋まっているのを見たことのある方は多いはずですが、あれは全て土地家屋調査士が測量を行った印です。

「地面に赤い矢印のついた四角のもの」の写真

引用:福岡県土地家屋調査士会

また測量が終わった後には登記の情報を更新するために、登記申請を代理するところまでが土地家屋調査士の仕事内容となっており、下記の記事でもご紹介しているように外での作業が多い士業として知られています。

他にも土地の境界をはっきりさせたい時の手続き代理や、土地のトラブル解決を代理するのも土地家屋調査士の仕事となっています。

司法書士とは?業務内容を解説

一方で権利部を担当している司法書士は、法務局や裁判所に提出する法的な書類作成のプロフェッショナルです。

具体的な仕事としては土地の売買や相続の手続き、会社設立に伴う手続きの代理業務などで、司法書士は不動産の登記事項照明書の「権利関係」に関わる手続きを担当しています。

不動産登記では下記のように目に見えない権利を取り扱っているのが特徴的です。

  1. 不動産売買で発生した所有権を移転
  2. それに伴って住宅ローンなどの抵当権を登記

他にも相続手続きや多重債務者の救済も司法書士の仕事の1つとなります。

司法書士は法的な資料作成が主な業務となっており、正確な知識に基づいた最適な業務が求められます。

土地家屋調査士と司法書士のダブルライセンスにメリットはある?

土地家屋調査士 司法書士 ダブルライセンス

不動産登記の場面で土地家屋調査士と司法書士の両方が登場していることは分かりましたが、ダブルライセンスで活動することのメリットはあるのでしょうか?。

結論から言ってしまうと、不動産登記の観点で言えばダブルライセンスはかなりメリットがあると言えます。

以下ではダブルライセンスのメリット・デメリットについて詳しく確認していきましょう。

土地家屋調査士と司法書士のダブルライセンスのメリット

それではまず、土地家屋調査士と司法書士のダブルライセンスのメリットを解説します。

ダブルライセンスには、実務面と勉強面の両方でメリットが存在します。

ダブルライセンスのメリット

  • 不動産登記をワンストップで行える
  • 独立開業の際のブランディングにつながる
  • 試験に共通点がある

不動産登記をワンストップで行える

これが最大のメリットとも言えますが、ダブルライセンスとして活動することで登記業務を0から100まで自分でこなすことが可能です。

もし片方の資格しか持っていなければ表題部か権利部のどちらかは外注しなければなりませんし、自身に入ってくる利益もかなり削れてしまいます。

依頼する側としても、同じ人に全て任せられた方がコストも手間も抑えられ、依頼がしやすくなります。

土地家屋調査士と司法書士のダブルライセンスを実現することができれば、キャリア面と収入面の両方で大きな成長を見込めるでしょう!

独立開業の際のブランディングにつながる

これは土地家屋調査士と司法書士のどちらでも重要なポイントですが、何かの分野に特化したブランディングを行わないと集客が難しいのが現実です。

独立開業を検討しているならなおさら、登記をワンストップで行える土地家屋調査士事務所あるいは司法書士事務所は大きな強みになります。

個人事務所で大切なのは、「いかにして顧客を集めるか」です。

他の人との差別化を図っていくなら、土地家屋調査士と司法書士のダブルライセンスは非常におすすめと言えるでしょう。

試験にも共通点がある

土地家屋調査士と司法書士はどちらも国家試験に合格しなければなれません。

試験の内容や難易度については後ほど解説しますが、両者の試験にも共通点があるため、資格取得という観点から見てもダブルライセンスにはメリットがあります。

特に土地家屋調査士で鬼門とも言われる民法が共通していることや、不動産登記法についても同様の範囲となります。

どちらも難しい試験ではありますが、すでに学習した内容を生かすことができるのは大きなメリットと言えますね。

結論:ダブルライセンスで大幅なキャリアアップが可能!

このように、土地家屋調査士と司法書士のダブルライセンスには絶大なメリットが存在していることがわかりました。

これから何かの資格を取ろうと思っている方や1つの資格からさらに異なる資格を目指したい方はぜひダブルライセンスをに挑戦して、さらなるキャリアアップを実現しましょう!

今回ご紹介した資格の両取りについて有資格者の予備校講師が詳しく解説している動画もあるため、気になった方はぜひこちらもご覧ください!

土地家屋調査士と司法書士のダブルライセンスのデメリット

続いて、ダブルライセンスのデメリットを見ていきましょう。

取得できれば大きな強みになる土地家屋調査士と司法書士のダブルライセンスですが、取得までのハードルが高い点がデメリットとして挙げられます。

ダブルライセンスのデメリット

  • どちらの資格も難関資格である
  • 合同事務所として活動していく方法もある

どちらの資格も難関試験である

メリットで試験に共通項があると述べました。
確かに、一方の資格を取得していれば試験対策を取りやすくなりますが、どちらも難関試験であることもまた事実です。

また共通項こそあれど、膨大な試験範囲の一部にすぎず学習に多くの時間を要することに変わりはありません。

特に司法書士試験は超難関試験であり、取得までに必要な学習時間は約3,000時間と言われています。

資格取得の学習にかかるコストを本業の業務に充てた方が、結果的に収入が上がるという可能性も少なからず存在します。
資格取得の際はコストとリターンを天秤にかけることが重要でしょう。

またより効果的に取得するためスクールなどを活用するのもオススメです。

合同事務所として活動していく方法もある

ダブルライセンスのデメリットとは少し異なりますが、必ずしも一人で両方の資格を取得する必要はありません。

土地家屋調査士と司法書士が合同事務所を組み、1つの事務所内で不動産登記の完結させるという方法もあるためです。

この場合は報酬の分配はどうなるのか、事務所の棲み分けなど別の問題は発生しますが、難関資格のダブルライセンスに挑戦する必要はありません。

なおダブルライセンスにするか合同事務所にするかは自分の目的や性格、同じ考えの仲間がいるかによっても変わってくるため一概にどちらが良いとは言えないでしょう。

土地家屋調査士と司法書士の取得難易度の共通点と違い

土地家屋調査士 司法書士 試験の違い

土地家屋調査士と司法書士のダブルライセンスには大きなメリットがありますが、取得難易度が高いというデメリットが存在しました。

それでは実際に土地家屋調査士や司法書士の試験はどれほどの難易度なのでしょうか。

この項ではそれぞれの試験難易度や違いを分析していきます。

項目 土地家屋調査士 司法書士
試験難易度 激高
必要勉強時間 1,000時間 3,000時間
合格率 8%~9% 3%~4%
試験科目 3科目+測量や作図 11科目

土地家屋調査士試験の内容

土地家屋調査士の試験では記述試験と口述試験があり、神奈川県土地家屋調査士会が発表している試験の概要は下記の通りです。

  1. 民法に関する知識
  2. 登記の申請手続(登記申請書の作成に関するものを含む。)及び審査請求の手続に関する知識
  3. 土地及び家屋の調査及び測量に関する知識及び技能であって、次に掲げる事項
    ア.平面測量(トランシット及び平板を用いる図根測量を含む。)
    イ.作図(縮図及び伸図並びにこれに伴う地図の表現の変更に関する作業を含む。)
  4. その他土地家屋調査士法第3条第1項第1号から第6号までに規定する義務を行うのに必要な知識及び能力

引用:神奈川県土地家屋調査士会

土地家屋調査士試験では登記についての法律や民法の他、作図や計算といった技術的な実力も試されます。

作図や測量は正確さとスピードが求められ、他にも民法が難しい、時間が少ないなどの要因から難しい試験とされています。

合格率は非常に低く、例年の合格率は8%~9%となっています。

合格に必要な学習時間の目安としてはおよそ1,000時間とされており、1年を学習期間とすると毎日2~3時間ほどになります。

司法書士試験の内容

一方で司法書士試験は全て法律に関する出題となります。

  • 【午前の部】
    ~憲法,民法,商法,刑法
  • 【午後の部】
    ~民事訴訟法,民事保全法,民事執行法,司法書士法,供託法,不動産登記法,商業登記法

司法書士試験はカバーする必要のある法律が非常に多く、午前の部と午後の部、記述問題全てに基準点があるため難しい試験となっています。

司法書士試験の例年の合格率は土地家屋調査士を大きく下回る3%~4%です。

資格界隈では「司法書士は司法試験の次に難しい」という声も多く、本気で合格を狙う際には3,000時間もの勉強時間が必要になります。

土地家屋調査士試験と司法書士試験の内容の違い

先ほども述べたように、土地家屋調査士試験と司法書士試験にはいくつかの共通点があります。

土地家屋調査士試験と司法書士試験ではどちらも民法と不動産登記法が出題され、調査士法と司法書士法も似たような内容となっています。

大きな違いはやはり土地家屋調査士試験では作図や計算が必要であること、司法書士試験では覚える法律の量が多いことです。

特に作図・計算は学習の仕方が全く違い、苦戦を強いられることもあります。

自分の得意分野を考えながら、どちらの取得から始めるか考えるべきでしょう。

両資格の合格率と違い

すでに述べたように、土地家屋調査士試験の合格率や10%前後、司法書士試験は3〜4%と、どちらも難関資格ながら大きな開きがあります。

しかし受験者数を見てみると、土地家屋調査士試験は毎年4,000人程度が受験するのに対し、司法書士試験は1万人以上が受験します。

どちらも合格者数はほぼ一定で400人と600人で大差ないため、受験者数の多い司法書士試験の方が合格率が低いのは当然と言えます。

どちらの試験も非常に難易度が高いことは確かですが、上位400人、あるいは600人に入る実力をつけさえすれば、誰でも合格を目指すことのできる試験です。

土地家屋調査士 司法書士
受験者数 合格者数 合格率 試験年度 受験者数 合格者数 合格率
4,404人 424人 9.6% 令和4年 12,727人 660人 5.2%
3,859人 404人 10.5% 令和3年 11,925人 613人 5.14%
3,785人 392人 10.4% 令和2年 11,494人 613人 5.14%
4,198人 406人 9.7% 令和元年 13,683人 601人 4.39%
4,380人 418人 9.5% 平成30年 14,387人 621人 4.32%
4,600人 400人 8.7% 平成29年 1,5440人 629人 4.07%

ダブルライセンスを目指すなら、どっちを先に取得するべき?

土地家屋調査士 司法書士 ダブルライセンス

土地家屋調査士試験と司法書士試験は、どちらも一筋縄ではいかない試験であることがわかりました。

それでは、難関試験を乗り越えダブルライセンスで活躍していこうと思った際には、どちらから先に取得すべきなのでしょうか。

どちらから先に取得しても違いはない

結論から言ってしまうと、どちらの資格を先に取得しても大きな違いはありません

ダブルライセンスになるまでは先に取得した資格で働くでしょうから、興味のある資格を先に取得すべきでしょう。

しかし司法書士は3,000時間程度の学習、土地家屋調査士は1,000時間程度の学習を要するため、学習時間の点で考えるなら先に司法書士を取得した方がハードルは低いと言えます。

逆に少しでも早く仕事を始めたいなら、合格率の高い土地家屋調査士試験合格を先に狙ってもいいでしょう。

どちらの資格も独学はおすすめしない

土地家屋調査士試験、司法書士試験はどちらも試験範囲の広さや難解さから、独学でも学習はおすすめしません

ダブルライセンスを目指すなら余計な時間はかけず、効率的に両試験に合格して活躍へのルートを切り開くべきです。

試験対策におすすめなのは通信講座です。

1つ目の資格を取得する際も2つ目の際も、すでに働いている方が多いでしょうから、通信講座なら自分のペースで学習を進めることができます。

初学者でも短期間で合格を狙えるアガルート


アガルート ロゴ

最近では国家資格でも難関に部類される土地家屋調査士や司法書士に特化した資格予備校や通信講座がかなりの数乱立しています。

中でも最もおすすめするのは、アガルートアカデミーという通信講座。

最後に、アガルートアカデミーの『土地家屋調査士試験講座』『司法書士試験講座』をまとめてご紹介します!

アガルートアカデミーとは

アガルートアカデミーとは、2013年に設立された新進気鋭の通信講座です。

大きな特徴は高い合格率と手厚いサポート、初学者でも合格できるカリキュラムです。

そして通信講座であるため時間と場所に縛られず、いつでも学習ができるというメリットがあります。

さらにおまけポイントとして、たとえばアガルートの司法書士試験講座を受講して試験に合格し、その後土地家屋調査士試験講座を受講する際には講座料金が20%OFFになるというお得な面もあります。

アガルート『土地家屋調査士試験講座』を解説


アガルート 土地家屋調査士

アガルートの『土地家屋調査士試験講座』では、全国1位で試験に合格した実績を持つ中山祐介講師の指導が受けられます。

合格するために必要最低限のエッセンスを詰め込んでいるため講義時間はコンパクトにまとまっており、充実したアウトプットで本番力を磨けるのが特徴です。

また講師自らが設計した講義とフルカラーテキストの完成度は他予備校の追随を許さない出来栄えで、受講生の合格率は初受験者の合格率:28.46%(全国平均の2.72倍)、複数回受験者の合格率:36.76%(全国平均の3.51倍)となっています。

この講座についてもっと詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事もご覧ください!

初学者からでも合格が目指せる!

『土地家屋調査士試験講座』の詳細はこちら

アガルート『司法書士試験講座』を解説


アガルート 司法書士

土地家屋調査士よりも合格するのが難しい司法書士ですが、アガルートの『司法書士試験講座』では最短ルートで合格するための最高峰の講義を受けることが可能です。

講師の方は司法書士を始めとした資格の有資格者である上、これまで様々な事務所・団体で実務を行ってきた素晴らしい方々が勢ぞろいしています!

講義内では初学者にも配慮し難解な法律用語もわかりやすく説明してもらえるため、今まで法律に触れてこなかった方も約250時間の講義の中でプロフェッショナルに成長できるでしょう!

こちらの記事ではより講座の詳細をご紹介しているため、受講を検討している方はぜひご覧ください!

法律のプロの指導が受けられる

『司法書士試験講座』の詳細を見る

定期カウンセリングで徹底的なフォロー

ここで紹介する土地家屋調査士試験講座と司法書士試験講座は、どちらも定期カウンセリングというフォローを受けることができます。

定期カウンセリングは月に1回30分、講師からカウンセリングを受けられるというもので、学習の進捗確認や疑問点など、なんでも相談することができます。

通信講座でありながら直接サポートを受けることができるため非常に使い勝手が良く、多くの受講生が定期カウンセリングを利用しています。

アガルートの手厚いサポートを代表する「定期カウンセリング」で、土地家屋調査士試験、司法書士試験の短期合格を目指しましょう。

【補足】行政書士も土地家屋調査士・司法書士と相性の良い資格

行政書士

これまで土地家屋調査士と司法書士の業務内容の違いや、ダブルライセンスのメリット・デメリットについて解説してきました。

この項では最後に、土地家屋調査士・司法書士と相性の良いその他の資格として行政書士をご紹介しておきます。

行政書士とは?業務内容を解説

行政書士は、飲食店など官公署(自治体・省庁・保健所など)の許可・認可を必要とする事業を始める場合の許認可申請を主に行う仕事です。

また身近な法律家として、中小企業の契約書作成や助成金申請、財産分与の示談書など法律に関する様々な問題の相談を請け負うことも業務の一環となっています。

他の士業の独占業務外の問題も幅広く扱う、法律のなんでも屋というイメージの業務内容です。

土地家屋調査士と行政書士のダブルライセンスについて

土地家屋調査士と行政書士の両資格をもっていることで「開発許可申請の代理」「遺産分割協議書の作成」が可能になります。

開発許可とは、都市計画の定められている区域内で開発を行う際に必要となる許可のことです。
両資格を持っていることで区画の文筆・合筆、確定測量から開発許可の申請までをワントップで行うことができるようになります。

一方、遺産分割協議書は文字通り、遺産の分割に関する書類となっています。
こちらも土地家屋調査士とのダブルライセンスにより、遺産となる不動産の一連の登記申請を請け負うことが可能です。

両資格の試験内容・難易度の比較やより詳しいダブルライセンスのメリットは以下の記事でご紹介してます。

司法書士と行政書士のダブルライセンスについて

司法書士の方が行政書士資格を取得することで「定款の作成」が可能になります。

定款とは事業を始める際に作成が義務付けられている会社のルールのようなものですが、行政書士の業務範囲となっています。
一方、事業を始めるということは会社の代表者や所在地を商業登記へ登記申請する必要があり、こちらは司法書士の業務範囲です。

このように両資格を持っていることで会社設立に関する幅広い業務を一手に引き受けることができるようになります。

なお両資格の試験内容・難易度の比較やより詳しいダブルライセンスのメリットは以下の記事でご紹介してます。

行政書士もアガルート‼
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まとめ|土地家屋調査士と司法書士の違いやダブルライセンス

今回は難関国家資格である土地家屋調査士と司法書士の違いやダブルライセンスについて、メリットや難易度をご紹介しました。

業務的な共通性が多いことから他の組み合わせと比較しても利点が大きく、不動産登記のプロフェッショナルとして大きくキャリアアップすることが可能です。

ただダブルライセンスは難易度も高いため、アガルートの『土地家屋調査士試験講座』と『司法書士試験講座』をおすすめします。

最短最速で合格して早く活躍するためにも、まずはアガルートの公式ページをチェックしてみてはいかがでしょうか!