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不動産勤務者の平均年収は低い?1,000万円を超えるというのは嘘?

更新日:2021-08-28

不動産業界といえば年収が高いイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。

中には「不動産業界なら年収1,000万円を超えられる」という話を聞いたことがある方もいると思います。

しかし実際に不動産業界で働く前に本当のところを知っておきたいですよね。

そこでこの記事では、「不動産業界の平均年収が低いのか高いのか」「1,000万円を超えるというのは本当なのかどうか」といった点についてご紹介していきます。

不動産業界の平均年収はどれくらい?

不動産業界の平均年収は、国税庁の調査結果(平成30年民間給与実態統計調査)によると約446万円となっています。

平均月収としては約33万円、ボーナスは52万円となっており約1.6ヶ月分です。

決して低いわけではありませんが、 年収が高いイメージがある分低いと感じる方もいるでしょう

とはいえ不動産業界と言ってもさまざまな職種・業種があり、それぞれで年収に違いがあります。

では不動産の職種・業種別に平均年収をみてみましょう。

不動産事務の平均年収

不動産事務の平均年収は 約350万円となっています。

主な業務内容としては書類作成・人事・総務・法務など勤務先によってさまざまです。

文字通り事務作業がメイン業務であるため、 他の職種と比べると年収は低い傾向にあります。

不動産営業の平均年収

不動産の仕事といえば営業職をイメージされる方も多いと思います。

不動産営業の平均年収は約400万円となっており、先ほどの不動産事務と比較するとやや高いです。

主な業務内容は不動産売買の仲介・販売営業で、不動産業界で働く人の中では一番人口が多い職種といえるでしょう。

思っていたよりも年収が低いように感じますが、営業職に関してはインセンティブが含まれるケースが多いため、販売実績に応じて年収は上がっていきます

不動産管理の平均年収

不動産管理の平均年収は約420万円で、先ほどの営業職と比べると少し高いです。

主な仕事内容として不動産物件の管理・定期点検などがあげられます。

管理下にある物件で発生した問題の対応、破損・経年劣化などの修繕工事の段取りといった業務も含まれます。

不動産管理会社の中には大手不動産会社の傘下に属しているところもあるため、実績・経験次第では幅広く活躍することもできるでしょう。

不動産鑑定士の平均年収

国家資格・不動産鑑定士の平均年収は約645万円となっています。

上述で紹介した事務・営業・管理と比べると一気に平均年収が上がりました

やはり国家資格である分高収入を期待できる職種といえるでしょう。

不動産鑑定士の業務内容は主に不動産の価値を鑑定することです。

外資系金融会社などで働くことができれば年収1,000万円以上を狙うこともできます

不動産経営の平均年収

不動産経営の平均年収は500万〜1,000万円です。

マンションやアパート経営をすることで収入を得ることができますがその年収にはかなり差があります。

それは管理する物件の規模・部屋数・立地などによって変動するからです。

場合によっては 500万円よりも低いこともありますし、反対に 1,000万円以上の収入が得られることもあります。

不動産経営と他の職種との違いは家賃収入による不労所得が得られる点です。

不動産業界の平均年収は結局低いの?

不動産業界の平均年収は約446万円となっており想像していたより低いと感じる方も多いでしょう。

しかし不動産経営や不動産鑑定士など職種によっては1,000万円以上狙えるものもあるため、一概に低いとも言い切れません

先ほどの446万円はあくまで不動産業界全体の平均ですので、具体的にどんな職種・業種に就くか、またどんな企業に就職するかなどによって年収は大きく変わります。

大手不動産企業に所属すれば年収1,000万円以上を期待できる

大手不動産企業の多くは 平均年収1,000万円以上のところがほとんどです。

そのため大手に所属することができれば高収入を期待することもできます。

では具体的に大手不動産企業の年収上位を見てみましょう。

順位企業平均年収
1ヒューリック1708万円
2三菱地所1273万円
3三井不動産1273万円
4ランドビジネス1172万円
5ケネディクス1160万円
6東急不動産ホールディンクス1137万円
7プロパスト1055万円
8いちご1020万円
9東京建物1019万円
10JALCOホールディンクス997万円

出典:CLABEL

こちらは2021年版の不動産企業の年収ランキングTOP10です。

9位の東京建物まで平均年収1,000万円を超えており高収入となっています。

10位のJALCOホールディングスも1,000万円には届きませんでしたが997万円と高いです。

不動産営業であれば成果次第で高収入を得られる

不動産業界で年収1,000万円以上を稼げる職種としては不動産鑑定士や不動産経営がありますが、他にも不動産営業も注目を集めています。

営業職に関しては成果によって報酬が得られる「インセンティブ制度」が採用されているケースが多く、営業実績次第では高収入を得ることができる可能性もあるでしょう。

とはいえ営業力の高さが物を言うので不動産営業であれば 誰でも稼げるというわけではありません

不動産業界で高い年収を稼ぐにはどうすればいい?

平均年収約446万円と意外にも低い不動産業界ですが、高い年収を稼ぐためにはどうすればよいのでしょうか?

ポイントとしては以下の3つが挙げられます。

  1. 資格を取得する
  2. 賃貸よりも売買
  3. 大手不動産企業に就職する

ここからは不動産業界で高い年収を稼ぐためのポイントをご紹介していきます。

不動産業界で高い年収を稼ぐ方法①資格を取得する

不動産業界で高い年収を稼ぎたいのであれば資格取得を目指しましょう。

特に取得しておくとよい資格としては「不動産鑑定士」と「宅地建物取引士」です。

国家資格の不動産鑑定士の資格を取得することで不動産業界での活躍の場が大きく広がります。

また不動産鑑定士の平均年収は約645万円と高く、場合によっては1,000万円以上稼ぐことも可能です。

宅地建物取引士は非常に需要の高い資格であるため取得していると企業側に重宝されます

また就職先によっては資格手当として毎月3万円ほど貰える場合も珍しくありません。

ただしいずれも難関資格ですので勉強にかなり力を入れる必要があるでしょう。

不動産業界で高い年収を稼ぐ方法②賃貸よりも売買

不動産営業をするのであれば「不動産賃貸」よりも 「 不動産売買」がおすすめです。

やはり賃貸と比べると売買のほうが一回の取引あたりに動く金額が大きくなります。

賃貸であれば数十万〜数百万円ですが売買であれば数千万円というお金が動くため、会社の売上アップ=営業職の給料アップにつながりやすいです。

また不動産賃貸でも高級デザイナーズマンションやオフィス仲介などは比較的単価が高いため高収入を狙うことができます。

不動産業界で高い年収を稼ぐ方法③大手不動産企業に就職する

3つめのポイントとしては上述したように大手不動産企業に就職することです。

大手不動産企業の平均年収ランキングの上位企業はほとんどが 1,000万円を超えています

ただし大手企業であるため 入社するハードルは非常に高いといえるでしょう。

不動産業界の平均年収は低いのか高いのかまとめ

国税庁の調査結果によると不動産業界の平均年収は「約446万円」となっています。

年収が高いイメージのある不動産業界としては低いと感じる金額です。

しかし不動産業界の業種によっては年収1,000万円以上の高収入を狙えるものもあります。

他にも保有資格勤務する企業によっても高い年収を稼ぐことが可能です。

不動産業界で高い年収を稼ぎたいという方は、 どんな職種で働きたいか考えることや 資格取得などに向けて準備を進めることが大切といえるでしょう。

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