宅建に独学で合格しよう!レベル別におすすめの参考書と問題集を紹介

masman

by ank

更新日:2020-03-11

宅建学習では自分に合った参考書選びが重要になってきます。学習段階によって手に取るべき参考書が変わってきます。また、レイアウトも含めてやり込める参考書を選ぶようにしましょう。学力別に宅建参考書の特徴、使い方をまとめましたので参考にしてください。

       

自分に合った宅建参考書を見つけましょう

宅建資格の勉強を始めるにあたり、参考書選びはとても重要です。独学で宅建の合格を目指す方向けに、初級、中級、上級に分けてレベル別におすすめの参考書と問題集をご紹介します。

まったくの初学者であるか、宅建業に従事しているか、法律の文章に慣れているかなど、個人の状況によって参考書選びも変わります。参考書の種類が多く迷ってしまいますが、自分に合った最高の参考書をパートナーに、合格へのスタート地点に立ちましょう。

通信講座で宅建を目指す!宅建 参考書 おすすめ

宅建参考書の選び方のポイント

知識の漏れを恐れるあまり、情報量を増やすために多くの参考書を使いがちですが、参考書の数は多くても2冊までが理想的です。

メインテキストと、メインテキストだけでは足りない場合に補助的なテキストをもう1冊活用するのがおすすめ。宅建の試験勉強では反復が大事ですので、同じテキスト、問題集を何度も繰り返しましょう。

  1. 合格するための情報がコンパクトに載っているか
  2. 頻出項目や重要ポイントが一目でわかるか
  3. 好みとライフスタイルに合ったデザインか

宅建試験の参考書の選び方のポイントとして大切なのは上記の3点です。順に解説していきます。

1.合格するための情報がコンパクトに載っているか

目的は「試験に合格すること」です。時間は限られているので、効率良く勉強しなければなりません。実務で重要な法律でも、試験に出なければ他の頻出項目に時間を割くべきです。

しかし、試験勉強をする身では試験に出るかどうかの情報の選別は困難。無駄な情報を省き、必要な知識を網羅している参考書を選びましょう。

2.頻出項目や重要ポイントが一目でわかるか

宅建の試験は頻出項目とあまり出題されない項目が顕著に分かれる試験で、これを知っているかどうかは大きな差となります。

目次一覧でパッと見て頻出項目が分かる構成であったり、文中で重要ポイントを強調していれば、優先順位が分かりやすく学習の効率が上がります。最重要項目から順に手をつける、というやり方もおすすめです。

3.好みとライフスタイルに合ったデザインか

色がたくさん使われてカラフルなものがいい、堅苦しい文章や活字が苦手、本試験問題に近い文章で勉強したい、スキマ時間を有効に使いたい、など好みと勉強スタイルは人それぞれでしょう。

参考書もそれぞれ個性があり、合う合わないがあります。できれば書店で大きさや中身を見て、合いそうなものを選ぶのがおすすめです。

通信講座で宅建を目指す!宅建 参考書

初心者にオススメの宅建参考書5選!

宅建 参考書 基礎

宅建の勉強始めたばかりの初学者向け参考書は基礎的なことから丁寧に解説しているものを選ぶようにしましょう。特に法律系に慣れていない人は無理なく学べるものを選ぶのがおすすめです。

宅建初学者にオススメの参考書は『みんなが欲しかった!宅建の教科書』『きほんの宅建士』『すっきりわかる宅建士』『らくらく宅建塾』『マンガ宅建塾』の5選。参考書の特徴や使い方を押さえて自分に合った参考書を選ぶようにしましょう。

1.みんなが欲しかった!宅建士の教科書[例題付き]

みんなが欲しかった!宅建士の教科書[例題付き]

みんなが欲しかった!宅建士の教科書[例題付き]
価格3,000円(税抜)
出版元TAC出版
ページ数610ページ
レイアウトフルカラー

みんなが欲しかった!宅建士の教科書の特徴

図、イラストが多用され、「パッと見てわかる本」をテーマに作られた一冊。フルカラーで多くの色が使われています。文章を読んで理解するよりも、図やイラストで理解したいという方向けです。まさに講義で先生が説明してくれるように、難しい法律の文章を噛み砕いて説明しているので、頭に入りやすい内容となっています。

いきなり法律の条文を読むと、「要するにどういうこと?」となり苦戦することが多々あります。しかしみんなが欲しかった!宅建士の教科書は「要するにこういうこと」と、求めている解説をしてくれます。

また、単元ごとに過去問を元にした例題が載っており、細かく知識定着の確認ができます。例題はスマホでダウンロードでき、参考書も3分冊できて持ち運びにも便利です。

みんなが欲しかった!宅建士の教科書の使い方

「読むというよりパッと見てわかる」ことに重点を置いている参考書なので、まずはざっくり理解したいという方向けです。法律の勉強において理解することはとても重要なので、初学者の方が勉強の導入として使うには最敵です。

別の参考書である程度勉強が終わっていても、腑に落ちない箇所をこの参考書で確認して理解力を深めるという使い方もいいでしょう。単元ごとの例題は、理解力を確かめるためにも必ず解くようにしましょう。

2.きほんの宅建士

宅建 参考書

きほんの宅建
価格3,000円(税抜)
出版元東京リーガルマインド
ページ数595ページ
レイアウトフルカラー

きほんの宅建士の特徴

たくさんの可愛いキャラクターが登場し、ポップなイラストと丁寧な口語調が絵本を彷彿とさせます。カラフルですがごちゃごちゃしておらず、見やすくまとまっています。わかりやすく解説することに重点を置いており、無駄な情報を思い切って省いていますが、関連知識として側注に細かい情報も載っています。

項目ごとにA、B、Cの三段階で重要度が表示され、随所に関連した過去問も載っているのでやさしい雰囲気にのみ込まれず試験を意識した学習ができます。参考書は4分冊できるので持ち運びにも適しています。Kindle版もあるので、スマホやタブレットで勉強できます。附録にキャラクターのふせんもついていて勉強のモチベーションが上がりそうです。

きほんの宅建士の使い方

「きほんの」とあるように内容が絞られており、基本中の基本から丁寧に解説してほしい方にはとても向いています。かなり噛み砕いた文章なので法律用語に不慣れでもすぐに理解できます。

中級者以上の方でこの参考書では簡単すぎると感じても、Kindle版が出ている参考書は少ないのでメインテキストと合わせて外出先で本書のKindle版を読むという使い方もおすすめです。直前期はA、Bランクを中心に復習しましょう。

3.スッキリわかる宅建士

宅建 参考書 おすすめ

スッキリわかる宅建士
価格3,000円(税抜)
出版元TAC出版
ページ数948ページ
レイアウト二色刷り

スッキリわかる宅建士の特徴

テキスト編と過去問編の二段構成でできています。テキスト編では、「試験に出るところだけ」「合格までの最短距離を最高の効率で」と謳っているとおり、無駄な情報を省いて重要事項を絞り込んだ内容となっています。

本文は基本的に文章で説明を進めて、イラストは補助的に使われる程度です。文章量は多いですが、口語調で読みやすくなっています。巻頭には「宅建ワールド攻略チャート」がついており、ゲームを攻略する感覚で試験範囲の全容をおさえることができます。

過去問編では、過去15年分の過去問から重要論点をおさえている97問を厳選しています。テキスト編、過去問編はそれぞれ単元ごとに4分冊でき、持ち運びやすさは抜群です。

スッキリわかる宅建士の使い方

試験に出るところだけが厳選されている点、参考書を8分冊できる点などから、短期間で効率良く勉強したい方向けです。本文は重要ポイントがあまり強調されていませんが、書かれていることはすべて重要だと思って勉強しましょう。

過去問編に載っている97問は超重要問題揃いですが、過去問対策はできればこれだけではなくプラスで対策することをおすすめします。本書では全体を通した必須知識の確認として使うことをおすすめします。

4.らくらく宅建塾

宅建 参考書

価格3,000円(税抜)
出版元宅建学院
ページ数532ページ
レイアウト二色刷り

らくらく宅建塾の特徴

本書の一番の特徴は、語呂合わせと替え歌が多用されていることです。わかりやすさに加え、暗記項目の覚えやすさにも重点を置いています。二色刷りですが図やイラストも多く使われています。

もう一つの特徴は民法にかなり力を入れている点です。他のテキストに比べて民法の占める比重が多めです。民法は苦手とする受験生が多いので、得意科目にすればかなり強みになります。

文章は講義調で、法律用語も噛み砕いて説明しているので理解しやすいです。内容は丁寧に書かれていて、重要なキーワードが赤字になっており付属の赤シートで消せます。法改正についてはインターネットのダウンロードではなくハガキを送って請求する昔ながらのスタイルです。

らくらく宅建塾の使い方

同シリーズの問題集、過去問と連携していて、リンクする箇所は問題集や過去問のページ数の記載があるので、シリーズで揃えて勉強するのがおすすめです。

暗記が苦手な方は語呂合わせや替え歌をうまく利用しましょう。ただし語呂合わせの量も多いので、語呂合わせを覚えるのに躍起になるとかえって時間を取られてしまいます。暗記しづらいところやどうしても覚えられない箇所をピックアップして使用するというやり方がおすすめです。

5.マンガ宅建塾

宅建 参考書

マンガ宅建塾
価格2,400円(税抜)
出版元宅建学院
ページ数262ページ
レイアウトフルカラー

マンガ宅建塾の特徴

『らくらく宅建塾』シリーズのマンガテキストです。10歳の女の子をはじめとした家族を中心に、やわらかいタッチの絵柄でほのぼの日常系な雰囲気です。

全てがマンガだけで構成されているわけではなく、ページの左側に4コママンガ、右側に文章で補足の解説が書かれています。解説の文章はマンガらしく簡単な文で丁寧に書かれています。

ボケやつっこみ、オチなども随所に盛り込まれますが、あくまで目的は勉強ですから、マンガとしての面白さよりも試験範囲の解説に焦点を置いています。宅建に出てくる具体的な法律用語を、日常に当てはめた具体例で説明してくれるので全くの初学者でもスムーズに頭に入る内容になっています。

マンガ宅建塾の使い方

宅建の勉強を始める際に、一番最初の導入として使うのがいいでしょう。マンガで法律用語や宅建の基本的な考え方をざっと理解してから本格的な参考書で学習すれば、理解力の深みが増します。

「マンガを読む→隣の解説を読む」を繰り返してさくさくと進められるので時間を取られることもありません。また、いきなり本格的な参考書で勉強して全く理解できないというときも、一度学習を中断して本書を一読してみるといいでしょう。

中級者にオススメの宅建参考書4選

宅建 参考書 応用

宅建の基礎がすでに固まっている方におすすめなのが応用ポイントや細かい知識もおさえてある参考書になります。宅建の資格試験の勉強法としてまずは頻出問題からしっかり押さえておく必要があります。

そこで使用するのが初学者用の参考書。一通り点数も取れるようになったら、引っ掛け問題や各分野の応用問題の対策をしましょう。毎年最低でも7割は超えていないと合格することができないので、中級者用の参考書で8割りを目指して勉強しておくと安心です。

中級者にオススメの参考書は『わかって合格(うか)る宅建士』『どこでも宅建士 とらの巻』『2019年版 ゆーきゃんの宅建士速習レッスン』『パーフェクト宅建の基本書』の4選。基礎固めが終わっている人はこれらの参考書の特徴、使い方を参考に自分に合った参考書を選ぶようにしましょう。

1.わかって合格(うか)る宅建士

宅建 参考書

わかって合格(うか)る宅建士
価格3,000円(税抜)
出版元TAC出版
ページ数738ページ
レイアウトフルカラー

わかって合格(うか)る宅建士の特徴

フルカラーですが全体的に2色~3色ですっきりまとまっています。本文は生講義調で、タイトルに「わかって合格(うか)る」とあるとおり、わかりやすさに力を入れている文章なので、頭にすっと入ってきます。大事なキーワードや数字が赤字になっているので付属の赤シートを使って暗記ができます。

また、過去12年分の本試験で出題された事項にはアンダーラインが引いてあり、重要ポイントや法改正部分は特定のマークで表示しているので頻出箇所が分かりやすいです。

本文に関連づけた一問一答形式の問題と、厳選された過去問50題が収録されており随所で理解度をチェックしながら進められます。 4分冊できるので、持ち運びにも便利です。

わかって合格(うか)る宅建士の使い方

巻頭の「基本テーマ32」では試験範囲全体の基本事項をコンパクトに確認できるので、最初に呼んでから本文に入りましょう。問題を解く上でどのようなポイントに気を付けるべきかも書いてあり、最初にざっと全容を把握できます。

本文内では要所要所に試験に出るポイントが図表にまとめて整理されているので、何度も繰り返して学習しましょう。過去問50題は理解度のチェックに活用する程度にして、プラスで過去問対策をしっかりしましょう。

2.どこでも宅建士 とらの巻

宅建 参考書

どこでも宅建士 とらの巻
価格2,200円(税抜)
出版元宅建学院
ページ数429ページ
レイアウト二色刷り

どこでも宅建士 とらの巻の特徴

文章量が多く、口語調ではありますが学校の教科書に近い語調です。項目ごとに「絶対トラねば!」「トラねば!」「トラずとも…」の3段階で重要度が表示されています。本文内でもキーワードは赤字で書かれ、あまり重要でない場合は深追い注意と表示があるので頻出箇所が分かりやすい構成になっています。

項目ごとに「とらの巻き」という合格に必要なポイントをまとめたコーナーがあり、こちらもA、B、Cの3段階で重要度が表示されています。また、毎年4月1日に施行される法改正に参考書内で完全対応しています。あとから法改正部分を訂正するような形式だと二度手間になるので、法改正も含めて一冊で完結するのは嬉しいポイントです。

どこでも宅建士 とらの巻の使い方

重要度が分かりやすい構成なので、初学者の場合は重要度順に勉強するのもおすすめです。短期間で合格することを目的にしているため、簡潔に説明されている部分は補助的な参考書が必要になる場合があります。

図やイラストがシンプルなので、同じものを自分で書けるようにするとただ眺めているよりもぐっと理解力が深まります。また、暗記項目だけをまとめた別冊付録「とらの子」がついているので、持ち運んで繰り返し学習しましょう。

3.2019年版 ユーキャンの宅建士速習レッスン

宅建 参考書

2019年版 ユーキャンの宅建士速習レッスン
価格2,800円(税抜)
出版元U-CAN
ページ数728ページ
レイアウトフルカラー

2019年版 ユーキャンの宅建士速習レッスンの特徴

多くの参考書が民法から始まるのに対し、本書は試験の最重要科目である宅建業法から始まっています。他の科目に比べて比較的理解しやすい宅建業法から始まることで、勉強の導入でつまづくことなくスムーズに進めることができます。

過去問をベースとした知識を重要視しており、科目の冒頭で項目ごとの過去10年分の出題一覧と重要度、頻出度が表にまとめられていて本試験をイメージしやすいです。

図やイラストは少なく、文章量が多い印象です。本試験で使われる文面を少し口語調に崩した程度で、法律用語も普通に使用されますが、説明はとても丁寧です。要所要所に具体例もたくさん使われており、全体を通して情報量が多めになっています。

2019年版 ユーキャンの宅建士速習レッスンの使い方

噛み砕いた文章で勉強すると、過去問を解く際に法律用語がふんだんに使われた堅い文章に慣れるのに時間がかかることがあります。普段から本試験に近い文面で勉強することで、二度手間がなくなるので実は時短になります。

説明がとても丁寧で情報量が多いので、勉強時間に余裕を持ってじっくりインプットしましょう。巻頭に科目ごとの細かい説明や出題傾向、勉強の仕方なども載っているので、是非参考にしてください。

4.パーフェクト宅建の基本書

宅建 参考書

パーフェクト宅建の基本書
価格2,800円(税抜)
出版元住宅新報出版
ページ数720ページ
レイアウト二色刷り

パーフェクト宅建の基本書の特徴

論調はである調で、法律用語を使用した堅めの文章です。図やイラストはかなり少なめでシンプルなレイアウトです。文章量が多いですが、法律用語に関しては「宅建用語ナビ・重要判例」がついており、難しい法律用語を表一覧にまとめて解説しています。本文でわからない単語があっても、この表を見ることで素早く確認ができて辞書のような使い方ができます。

出るところだけをまとめたというよりも、試験範囲の網羅性が非常に高く充実した内容となっています。重要なポイントには「覚えよう」という表示があったり、赤字になっているので注意して読みましょう。通信講座で指定教材に選ばれているので、独学でも安心できる実績を持つ参考書です。

パーフェクト宅建の基本書の使い方

試験範囲を漏れなく網羅しており頻出箇所でない部分も丁寧に説明してあるので、全てを細かく勉強する必要はありません。初学者の場合は噛み砕いた内容の参考書や、出るところだけをコンパクトにまとめた参考書をメインテキストとして設定し、疑問点や問題演習で知らない情報が出てきたときに本書を辞書的に使用するのがいいでしょう。

分量が多いので、メインテキストとして使用する場合は時間に余裕を持って取り組むようにしましょう。

上級者にオススメの宅建参考書4選!

宅建 参考書

上級者にオススメの参考書が法改正の対策や直前対策用の参考書です。初学者や中級者がいきなり上級者のテキストから始めると、基礎がなくて挫折してしまう可能性があります。また、試験の頻出度も低いですので完璧にしたい人のみ取り組むのがおすすめです。

上級者におすすめの参考書は『パーフェクト宅建の要点整理』『2019年版 ズバ予想宅建塾 直前模試編』『2019年版 出る順宅建士 当たる! 直前予想模試』『2019年本試験をあてる TAC直前予想 宅建士』『ユーキャンの宅建士テーマ別問題集』の5選。

自分の学習レベルに合う方は上級者用の参考書を使うようにしましょう。

1.パーフェクト宅建の要点整理

宅建 参考書

パーフェクト宅建の要点整理
価格2,200円(税抜)
出版元住宅新報出版
ページ数435ページ
レイアウト二色刷り

パーフェクト宅建の要点整理の特徴

中級編でご紹介した『パーフェクト宅建の基本書』シリーズの要点整理集です。項目ごとに見開きで完結していてコンパクトにまとめてあります。図表が多く、項目ごとに過去の出題率がパーセンテージで表示されているので重要ポイントがわかりやすくなっています。

内容はただ暗記項目をまとめただけではなく、理解するためのポイントや注意すべき点が書かれていて効率的に勉強できるよう誘導してくれます。基礎から細かく解説するわけではなく、どのような考え方をすべきか?何に注意して問題を解くか?が丁寧に書かれています。

パーフェクト宅建基本書の参照項目も記載してあるので、細かい解説が読みたいときはすぐに基本書で確認できます。

パーフェクト宅建の要点整理の使い方

概念的な内容なので、メインテキストとして使うには一発で理解するのが難しいでしょう。参考書も「一通り学習を終えたあとの要点整理」と謳っているとおり、インプット作業が一通り終わってから相違点や要点を把握するために使いましょう。

どのような点に注意して学習するべきかが分かってからもう一度インプットを繰り返すと、理解力が段違いに上がることを実感できるでしょう。直前期の総まとめや知識の確認にもおすすめです。

2.2019年版 ズバ予想宅建塾 直前模試編

宅建 参考書

2019年版 ズバ予想宅建塾 直前模試編
価格1,500円(税抜)
出版元宅建学院
ページ数168ページ
レイアウト二色刷り

2019年版 ズバ予想宅建塾 直前模試編の特徴

『らくらく宅建塾』シリーズの直前対策本です。「予想模試3回分」「法改正特別講座」「ズバリ大胆予想50」「力だめし一問一答」「宅建業法徹底攻略」の五本立てで充実した内容です。

予想模試は他の直前対策本と大きな差はありませんが、法改正に焦点を当てた特集があるのは嬉しいポイントです。初学者の場合は全ての情報が初見のため改正点が埋もれてしまいがちです。前と比べてどう変わったのか?どのように出題されるか?を説明してくれるので理解力が深まります。

また、範囲が広い宅建業法は法改正された箇所に絞って確認することができます。一問一答形式の総復習問題など、模試だけでなく直前の総点検に特化しています。

2019年版 ズバ予想宅建塾 直前模試編の使い方

模試を解いて実力試しができることはもちろんですが、法改正対策をきちんとしたい方、直前に重要事項を総復習したい方にもおすすめです。法改正は毎年狙われやすいポイントですが、メインテキストで最初から順番に改正点を確認していくのは手間と時間がかかります。

また、重要項目を総復習できる一問一答もを使って、自分の弱点を知り復習すべき項目を確認しましょう。直前対策本の中ではかなり充実した内容となっています。

3.2019年版 出る順宅建士 当たる! 直前予想模試

宅建 参考書3

価格1,600円(税抜)
出版元東京リーガルマインド
ページ数310ページ
レイアウト二色刷り

2019年版 出る順宅建士 当たる! 直前予想模試の特徴

アマゾンでベストセラーにもなっている直前対策本です。「最重要テーマ10」の特集と、「直前大予想模試4回分」の二部構成になっています。最重要テーマ10では頻出項目からさらに絞り込んだ内容を厳選してあり、直前期の復習ができます。

4回分の模試は、出題傾向から予測し厳選した問題です。1回分ずつ取り外すことができ、本試験に寄せたレイアウトになっているので本試験さながらの予行演習ができます。

WEBで無料採点サービスがあり、個人成績表を出してくれます。科目ごとの得点、平均点、偏差値、順位を確認することができます。同じく模試ごとにWEBで解説講義を見ることができるので、わからない問題があっても確認できます。

2019年版 出る順宅建士 当たる! 直前予想模試の使い方

最重要テーマ10は厳選された頻出項目ですので、忘れていたものがあれば必ず復習しましょう。メインテキストに戻って勉強する時間がなくても本書を熟読してインプットし直すことができます。

模試4回分は、実力の確認ができることはもちろん、過去問や問題集を何度も反復して答えを覚えてしまった方に最適です。異なる問題文、異なる角度から問われても大丈夫か?本当に知識が定着しているか?を是非確認しましょう。

4.2019年本試験をあてる TAC直前予想 宅建士

宅建 参考書4

2019年本試験をあてる TAC直前予想 宅建士
価格1,600円(税抜)
出版元TAC出版
ページ数296ページ
レイアウト二色刷り

2019年本試験をあてる TAC直前予想 宅建士の特徴

3回分の模試と、4つの特集が組まれています。特集の内訳は「分野・科目ごとの出題論点まとめ」「最重要テーマの対策」「TAC講師陣の予想問題」「専門家の予想」です。

分野・科目ごとの出題論点まとめでは、科目ごとの目標点、どの項目で何点取るべきかが細かく書いてあります。ここは深追いせずにこれだけやればOK、というように具体的な指示もあり何をすればいいのかがわかりやすいです。

最重要テーマの対策では頻出項目がピックアップしてあり、混同しやすい暗記項目は簡潔な表でまとめ、問題を解く上での注意点が細かく書いてあります。TACの講師陣の予想問題は、9名の講師がそれぞれ予想した問題を一問ずつ載せています。

2019年本試験をあてる TAC直前予想 宅建士の使い方

予想模試以外にも、「分野・科目ごとの出題論点まとめ」と「最重要テーマの対策」は最低限見ておきたいです。本試験を受けるにあたり、どの分野でどれくらい得点するべきかを知ることは大切です。

巻末に重要ポイントを整理してまとめた「直前つめこみBOOK」がついてくるので、スキマ時間を使って試験直前まで知識のチェックしましょう。WEBで本書を使った特別講義を無料で視聴できるのもおすすめです。

宅建試験でオススメの問題集2選!

宅建資格勉強で大切なことはインプットだけでなくアウトプットです。問題、演習をこなして自分が学習した分野が定着しているか把握するようにしましょう。また、試験傾向や問題慣れをしておくことも非常に重要ですので、参考書だけでなく問題も一定数こなすようにしてください。

1.ユーキャンの宅建士テーマ別問題集

宅建 参考書12

ユーキャンの宅建士テーマ別問題集
価格2,500円(税抜)
出版元U-CAN
ページ数580ページ
レイアウト二色刷り

ユーキャンの宅建士テーマ別問題集の特徴

科目ごとにどのような科目か、出題数、勉強方法、過去10年間の出題傾向と目標点数が細かく載っています。また、組み合わせ問題、長文問題、事例問題など問題の種類ごとに丁寧に解き方のコツを解説しています。

問題部分は全250問で、見開きページの左側に問題、右側に解説という構成で、解説は一肢ごとに丁寧に書かれています。同じテーマで別の角度から問われた場合の解説も一緒に載っているので、理解力を深めながら進められます。

問題集は過去問の焼き直しや似た問題を収録する場合が多いですが、本書は過去問ベースの問題にオリジナルの問題を組み合わせて構成されています。 巻末には模試がついているので、本試験同様の演習もできます。

ユーキャンの宅建士テーマ別問題集の使い方

科目ごとの特徴やポイントが丁寧に書かれているので意識しながら問題を解きましょう。過去問をベースとした問題だけでなく、オリジナル問題も数多く収録されているので、過去問を繰り返し解いて答えを覚えてしまった方にもおすすめです。

中級編でご紹介した『2019年版 ゆーきゃんの宅建士速習レッスン』とリンクしているので、シリーズで揃えれば間違えたところをすぐに参考書で確認できます。一通り解いたら模試にも挑戦しましょう。

2.一問一答で必ず合格!宅建士問題集

宅建 参考書13

価格2,100円(税抜)
出版元成美堂出版
ページ数511ページ
レイアウト二色刷り

一問一答で必ず合格!宅建士問題集の特徴

一問一答形式で左ページに問題、右ページに解説という構成です。問題は出題の可能性の高い問題に内容が絞られています。過去問の各選択肢をアレンジして記述内容が正しいか、誤っているかを問う正誤問題として編集してあります。

各項目の最初に、おさえるべき勉強法のポイントが載っているので問題を解く前に注意点を確認できます。解説ページに穴埋め問題もあり、重要な用語の定義や基礎的な知識のチェックができます。

解説ページの解説内の重要なポイントは赤シートで隠すことができ、暗記にも活用できる構成になっています。また、法改正のあった項目は「改正!」マークもついており、改正点がわかりやすく表示されています。

一問一答で必ず合格!宅建士問題集の使い方

宅建の試験は、問題文ももちろん重要ですが、全ての選択肢の正誤が分からないと判断のつかない問題が数多く出題されます。また、明らかに特定の選択肢が答えだと判断できた場合でも、他の選択肢の正誤も分かっているほうが確実です。

一問一答形式の問題集は、選択肢ひとつひとつと向き合う練習になります。また、問題がシンプルなので移動時間やスキマ時間に勉強するには最適です。持ち歩き用として一つ持っておくと便利です。

宅建の参考書よりもおすすめなのは過去問

参考書と問題集を中心にご紹介しましたが、宅建の試験において最も重要なのは過去問対策です。

宅建の試験は過去問の類似問題、知識の焼き直しが6~7割と言われています。しかし、だからといって闇雲に過去問を解けばいいというわけではありません。全く同じ問題が出るわけではなく、必要な知識を元に違う角度から問われます。そのため、過去問を反復して頻出の知識を定着させる必要があります。

インプット作業も大事ですが、本格的な試験対策である過去問に一番時間を割けるよう計画的にスケジュールを立てましょう。過去問対策については、後ほどご紹介する「未来問」を初めとする多くの対策があるので、過去問対策の記事で詳しく解説しております。ぜひ参考にしてください。
» 宅建合格のための上手な過去問の使い方を紹介!おすすめの過去問題集7選

最新の過去問対策、未来問とは?

未来問とは、AIが宅建試験の過去問の出題傾向を学習することにより、試験問題を予測する試験問題予測サービスです。AIがその年の出題問題50題を予測し、実際に本試験で出題された問題と一致した割合を「カテゴリ的中率」と呼んでいますが、2018年度の的中率は78%を叩き出しました。

未来問の特徴

AIの学習する過去問量は約30年分(1500問)と膨大です。世に出回っている参考書や問題集に載っている過去問は多くても10年分なので、およそ3倍の情報量を分析していることになります。

宅建の合格ラインの目標は最低でも35点です。50点満点中の35点なので、70%取れればボーダーラインに乗るということになります。2018年度の合格ラインは37点(74%)ですので未来問で十分カバーできるレベルです。このパフォーマンスの高さはAIならではでしょう。

未来問の使いどき

未来問のカテゴリ的中率はかなりの高確率ですが、毎年この的中率が保障されるとは限らないので、ベースとなる勉強は怠らずしっかりとしましょう。参考書、問題集、過去問による勉強を一通り終えてから未来問の予想問題を組み入れるのがおすすめです。

宅建 参考書

通信講座で宅建を目指す!宅建資格取得

詳しくは下記の記事で解説しています。
» 宅建試験問題的中率78%!AIによって作られた資格スクエアの『未来問』とは!?

まとめ:宅建のおすすめ参考書

いかがでしたか?今回は宅建でおすすめな参考書をレベル別で紹介していきました。レベル別で紹介したので初心者にとっても分かり易かったと思います。

宅建の参考書をマスターすることが全てではありませんが、宅建試験の合格には参考書は必須アイテムなので、その参考書をどれだけ使いこなすかで合否は分かれていきます。

最後に注意事項ですが、本記事でオススメしている参考書を全て買う必要はありません。はじめにも話しましたが、多くても2冊の参考書を完璧にすることが大切なので、次々と参考書を買って中途半端に進めることだけは控えておきましょう。

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