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土地家屋調査士の記述式(書式)問題のオススメ勉強法は?目標点は基準点クリアで十分!

更新日:2022-08-10

合格率10%前後の難関資格、土地家屋調査士。
中でも多くの受験者を苦しめているのが、複雑な計算や作図を伴う記述式(書式)問題です。

今回はそんな土地家屋調査士の記述式問題攻略に向けて

  • 記述式問題は何点を目標にすべき?
  • 合格点を目指せる時間配分
  • オススメの勉強法
  • 問題演習のテキストは何がおすすめ?
など記述式問題に関する気になるポイントをまとめて解説していきたいと思います!


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土地家屋調査士試験の概要

土地家屋調査士

土地家屋調査士の筆記試験の概要は以下の通り。

土地家屋調査士の筆記試験

▶試験時間
・2時間30分

▶試験内容
・民法/土地家屋調査士方/不動産登記法などから5択の択一式問題:20問
・土地/建物から記述式問題:2問

▶配点
・択一式が1問2.5点×25問=50点
・記述式が土地25点+建物25点=50点

合否判定は相対評価となっており、定められた合格枠を受験生が競い合う形になります。

また合格点とは別に、択一式・記述式にそれぞれ基準点が設けられており、どちらかが基準点を下回っていた場合仮に合格点に達していた場合でも不合格になってしまうため、両方式ともしっかり得点する必要があります。

記述式(書式)問題の目標点は基準点クリア?

記述式 目標点

土地家屋調査士の筆記試験には択一式と記述式の2つの形式がありますが、特に難易度が高いのはやはり記述式試験。
土地家屋調査士合格のためには、そんな記述式試験でどの程度の得点する必要があるのでしょうか?

土地家屋調査士の合格点は70~80点前後

まずは合格点・基準点に関する具体的なデータを見ていきましょう。

直近8年間の土地家屋調査士試験における合格点と基準点は以下の通り。

土地家屋調査士 合格点

出典:アガルート

表を見て頂けばわかるように、合格点は70点~80点前後基準点は両方式とも30~35点前後で推移しています。

また、両方式の基準点を合計した得点と合格点の間には例年10点前後の開きがあります。
そして「この10点をどのようにもぎ取っていくか」という作戦が、合否を分ける鍵です。

記述式問題は基準点クリアで十分合格がみえる

合格点までの10点を埋める作戦としてオススメなのは
”記述式で基準点クリア(7割弱)を目指し、残りは択一式問題でカバー(8割5分~9割)”です。

その理由は大きく分けて以下の2つ。

  1. 記述式問題は得点が安定しない
  2. 択一式で高得点が取れない場合、記述式での高得点も難しい

まず①について、記述式(書式)の問題では土地の座標計算を誤ると1つのミスで大きく得点を減らす可能性があります。
また試験という独特の緊張感の中で、限られた時間での計算を完璧にこなすのは至難の業であり、得点が不安定になりがちです。

②についてはそのままですが、記述式問題はあくまでも基礎の組み合わせからなる応用問題です。
つまり、そもそも択一で高得点が取れないようでは記述式での高得点も難しいです。
そのためよほど偏った学習をしていない限りは「記述式問題で挽回!」という作戦は期待できません。

以上のように土地家屋調査士の記述式問題は「基準点をクリアするレベル」を目標に勉強を進めて問題ありません。

しかしながら、合格率10%前後の土地家屋調査士試験。
その「基準点に到達するレベル」に至るにはかなりの勉強が必要です。
以降では記述式問題を攻略するための解法フローやオススメの勉強法などをご紹介していきます。

記述式問題の解法と時間配分

時間_土地家屋調査士

土地家屋調査士試験の記述式問題における、基本的な解法フローと時間の目安は以下の通りです。

▶土地《60分》
①問題文の内容理解(申請目的など)・情報の整理《15分》
②座標/面積/計算《15分》
③申請書作成《10分》
④作図《20分》

▶建物《50分》
①問題内容の理解・情報の整理《15分》
②申請書作成《15分》
③作図《20分》

時間配分はあくまでも目安として、ご自身の得意・不得意に応じて対応してください。
特に近年は問題内容自体の複雑化が見られますので、内容把握に少し多めに時間を割いてもよいかもしれません。

また、記述問題は土地を飛ばして建物から問題を解くことをオススメします。
理由としては土地のような煩雑な計算問題が無く得点が安定しやすいためです。

土地家屋調査士試験の記述式問題を攻略するオススメ勉強法

土地家屋調査士 勉強法

続いて記述式問題で効率よく得点を伸ばすための勉強法をいくつかご紹介していきたいと思います。

計算や申請書の記入、法的知識など様々な能力が求められる記述式問題ですが、段階的に学んでいけば確実に合格点が見えてきます。

はじめは知識の定着から

記述式の対策、となると計算や作図などアウトプットのイメージが強いですが、柱となるのはインプットされた知識です。
まずは参考書を利用してインプットの徹底を心がけましょう。

択一式で8割近い得点が安定して取れるまでは、電卓・定規の使い方は軽く慣れておく程度記述式問題は解法を流し見する程度で構いません。
また、申請書のひな形については基礎知識のインプットの一環として、この段階で頭に入れておきましょう。

基本はパターン暗記

思考力が試されると言われる記述式問題ですが、その思考力とは何なのでしょう。
答えは、問題の要点を分析しパターンに落とし込む能力のことです。

ある程度基礎知識が付き、過去問演習や問題集の演習に移ると分かりますが、問題文が違うだけで結局はどの問題もいくつかのパターン化された解法に落とし込む作業になります。

特に建物の場合申請書のパターンが多く難しく感じますが、逆に言えばパターンさえ覚えてしまえば短時間で安定した得点が期待できます
また、土地についても肝となる座標計算をパターン化して、複素数による測量計算を身に着ければかなり有利に立ち回ることができるでしょう。

実践的な問題を解いたあとの解説は目の前の正解・ 不正解だけでなく、どのパターンの問題なのか、どういった点でパターンと違うのかと抽象的な分析も行うように心がけましょう。

模試や答練(答案練習会)には積極的に参加する

基礎知識も問題パターンも完璧にしたのに、当日上手く実力が発揮できなかった…。
という受験者は非常に多いです。

やはり問題の難易度とは別に、試験独特の緊張感や、慣れない環境での解答作成、初見の問題への対応など試験の魔物とも呼べるような難しさが当日にはあります。

当日100%の実力を発揮するためにも、模試や答練には積極的に参加しておくことをオススメします

また独学の場合、自分の書いた答案に対する添削が受けられたり、他の受験者との実力差を把握できるといったメリットも存在します。

答練を受講する場合は受験者数の多い東京法経学院やLECがオススメです。
東京法経学院の答練に関する詳細・受講はこちら
LECの答練に関する詳細・受講はこちら

独学の場合は動画解説を活用する

正直に言うと、独学での記述式問題対策はかなり難しいです。

その理由は
①三角定規の使い方や電卓の使い方などテキストだけでは伝えるのが難しい要点がある
②問題の情報量が多く文字媒体の解説では理解に時間がかかる
③解答の得点を正確に把握するのが難しい
という3点です。

そのため独学で合格を目指す場合はYouTubeなどの動画解説を活用することをオススメします。

探してみたところ、アガルートを始め大手スクールからも無料の試験解説や勉強法解説がアップされてたので是非チェックしてみてください。

令和3年度試験を解説中! アガルートの YouTube無料解説はコチラ

過去問は最高の問題集

行政書士や宅建といった資格に比べて、土地家屋調査士の参考書・テキストはかなり少ないです。

そのため多くの受験者が過去問を中心に問題演習を重ねており、その方法で十分合格点に到達しています。

過去問と全く同じ問題が出題されることはもちろんありませんが、世の中のあらゆる問題集の中でもっとも本番の試験に近いのは過去問です。
受験が2年目の方などかなり時間に余裕のある場合を除いては、過去問を中心に学習していきましょう。

過去問題についてはコチラの記事で勉強法や解くべき年数、オススメの過去問題集などをご紹介していますので併せてご覧ください。

記述対策講座の受講も1つの選択肢

前述の通り、独学で土地家屋調査士の記述式問題対策を行うのはかなり難易度が高いです。

様々な考え方がありますが、筆者としては独学とスクールを併用する形をオススメします

択一式の問題については十分独学が可能となっていますので、記述対策に絞ってスクールを活用する
この方法であればかなり費用を抑えて、最大の成果を生むことが可能です。

お金をかけずに取得したいという方も多いと思いますが、必要なところにお金を割かずに再受験となり、受験料や時間を取られることを考えると決して無駄なお金では無いと思います。

こちらの記事では各スクールの特徴を徹底比較していますので、スクール選びの参考にしていただければ幸いです。

土地家屋調査士の記述(書式)試験|まとめ

今回は土地家屋調査士の記述式試験について、目標点やオススメの勉強法などをご紹介しました。

基準点クリアを目標にしつつ、点数の安定する択一式でしっかりと得点していく作戦がオススメです。

また複雑な計算や申請書の様式を覚える必要のある難関試験のため、基準点を取るための学習でもかなりの労力を要します。
スクールや通信講座の受講も検討しつつ、合格に向けた学習を頑張っていきましょう!

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