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外資系企業に就職するには?TOEICや大学に左右される?

更新日:2019-04-27

外資系企業に就職するには?TOEICや大学に左右される?

最近何かと話題になっている外資系企業。そんな外資系企業に就職するためにはどうしたらいいのか?どんな大学に行くといいのか。
TOEICで何点ぐらい取ればいいのか。就職したら年収は幾らぐらい貰えるのか。今回は外資系企業のあれこれについて紹介したいと思います。

外資系企業に就職するためには?

サラリーマン

外資系企業に就職するためには基本的に新卒で入るか他の企業から転職するかの2択です。新卒で入る場合にはインターンに参加するのが一般的な方法と言えるでしょう。
日本の企業では採用試験を主としているので、インターンは短期間で体験会の要素が強く、直接採用へと結びつくケースは少ないです。

しかし外資系企業の中には新卒の採用試験を行わずに、インターンに来た人の中からだけしか採用しない企業もあります。ですので、もし自分の希望の企業があるならば、その企業のインターン情報は必ず見ておくようにしましょう。

外資系企業のインターンってどんなもの?

外資系企業のインターンは3年生の夏休みに行われることが多いです。日本の企業のインターンと違い短期間ではなく長期間のものが多いです。
あなたが外資系企業に就職したいのであれば、このインターンはとても重要なものとなります。

外資系企業のインターンは主に3つの部分で構成されています。筆記試験グループディスカッション面接です。

筆記試験

外資系企業のインターンで行われる筆記試験には基本的な国語の試験からGMATのCritical Reasoningまで企業によって様々です。
自分の希望する企業ではどんな問題が出るのか調べてしっかり対策をしておきましょう。

グループディスカッション

外資系企業のインターンで最も重要度が高いのはこのグループディスカッションです。このグループディスカッションでは全グループで共通の課題が出され、それに対してグループのメンバーで協力しながらその課題を解いていくというものです。

課題の内容としてはビジネスケースが議題になることが多く、その出された課題に対して適切な答えを出すというものです。
この課題では自分の意見を言うことが出来る能力は勿論の事、グループのメンバーと上手く議論し、協調性を崩さないことも大切な要因の一つとなっています。

面接

外資系のインターンでは面接も重要な課題の1つとなっています。面接では大きく2つの問題が出されます。その2つとは「フェルミ推定系」と前述した「ビジネスケース系」です。

「フェルミ推定系」とは実際に調べることが難しい事柄を短い時間で大体の数値を求めるというものです。例えば「日本にポストはいくつあるのか?」というようなものです。

「ビジネスケース系」とは具体的なビジネスケースを例に使うのが特徴と言えます。例えば、「空港でのバス利用率をあげるにはどうしたらいいのか?」というようなものです。

外資系企業に強い大学はどこか?

外資系企業に勤めたいと思ったときに何処の大学に入ればその確率が上がるのでしょうか?どこの大学から多く外資系企業に進んでいるのかについてお伝えしたいと思います。

まず、1つお伝えしたいのは外資系企業は日本の企業よりも学歴が良い人が集まる傾向にあります。早慶は勿論の事、東大などの旧帝大ひいては海外の大学を卒業した人までが外資系企業に就職しようとします。
つまり、偏差値の高い大学であればあるほど外資系企業に就職できる確率は上がります。

基本的に外資系企業に就職するのに有利な学部などはありませんが、あなたが金融系の外資系企業に勤めたいならば経済学部に,英語に苦手を感じるならば英米語学科に進むと就職の時に役に立つと思います。

外資系企業に就職するにはTOEICで何点取ればいいのか?

会議

外資系企業では英語に関する能力は言うまでもなく必須となります。その英語に関する能力を測るための1つの指標となっているのがこのTOEICとなっています。
TOEICは教育試験サービスという組織によって全世界で行われているテストです。

TOEICのテストはListeningReadingの2つで構成されています。Listeningが45分で100問Readingが75分で100問となっています。
TOEICのテストに合格点というものはありません。990点満点で獲得した点数がそのまま自分の得点となります。

企業によって求められる点数は違いますが、外資系企業に就職希望ならば、少なくとも700点くらいは最低でも必須でしょう。
外資系企業を希望する人ではTOEICの点数が900点を超える人はざらにいます。なので、あなたが周りより英語力で優位に立ちたいならば、少なくとも900点は欲しいところです。

外資系企業は年収が良く、休暇が多い?

外資系企業を志望した人の中には年収が良く、休暇が多いと聞いたからという人もいるでしょう。果たしてそれは本当なのか。

年収が良いはホント?

外資系企業に勤める人の平均年収は約800万円といわれています。これは全国民の平均年収の約2倍です。
つまり、外資系企業の給料が良いというのは事実です。その理由としてはインセンティブ給と言われる歩合給の割合が高いからと言われています。

外資系企業の給料形態で日本企業と最も違う点は年功主義ではなく、実力主義であるという事です。
実力主義であるという事はあなたがもし1年目から素晴らしい業務成績を収めれば、その分あなたが貰う事の出来るインセンティブ給は1年目としては考えれないものとなります。

逆に何年間も勤めていたとしても、大した業務成績を残すことが出来なければあなたの給料は全く持って上がりません。
しかし、外資系企業の魅力としては日本の企業にはない自分次第で高給取りになれるという点です。

外資系企業は休暇が多い?

外資系の会社は夏休みが2ヶ月あるらしいという話を聞いたことがあるでしょうか?残念ながら、それは嘘です。
しかし外資系企業のほうが休みが多いのは事実です。なぜかというと、欧米人は日本人に比べて仕事よりもプライベートを優先させる傾向があるからです。

残業が少ない?

外資系企業では残業をしてまで仕事をすことをあまり良しとせず、それならば定時内に仕事を効率よく終わらせて早く家に帰って家族と過ごそうという風に考えます。
また休日出勤をするとその分の休みが他の日に申請できたりします。このような理由で、外資系企業の残業時間は少ないです。

有給が取りやすい?

もう1つの理由としては有給の取りやすさが挙げられます。日本の企業でも最近になってやっと有休をとるような動きがありますが、その割合はまだまだ低く、有給が取りやすい環境とは到底言えません。
それに比べて外資系企業は有給を積極的に取らせようとするので、有給がとても取りやすい環境にあると言えます。
また外資系企業の方が有給を連続で長期間取りやすく、2週間ぐらい連続で有給を取る人も珍しくありません。

まとめ

今回は外資系企業についてご紹介しました。外資系企業はあメリットが多い分志望者も多く、入社への道はとても狭いものとなっております。しかし、誰にでも少なからずチャンスがあるので興味のある人は是非挑戦してみてはいかがでしょうか。