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【2020】中小企業診断士の試験日程・会場・受験資格

更新日:2021-01-30

【2020】中小企業診断士の試験日程・会場・受験資格

経営コンサルタントの資格として唯一国に認められている「中小企業診断士」は、全体として5%程度と合格率の低い国家資格です。

性別や年齢、学歴を問わず誰でも受験することが可能な中小企業診断士試験の内容は難易度が非常に高く、経営関連の知識全般を問うようなものとなっています。

中小企業診断士とは?

中小企業診断士とは、経営コンサルタント資格として唯一国に認められた国家資格の保有者を指します。

企業がより多くの利益を得るための合理的な経営方法等を企業へ提案するのが主な仕事であり、経営の豊富な知識だけでなく柔軟な思考力も必要となります。

業務内容

中小企業診断士の仕事は企業の成長戦略を設定したり、それを実行するためのアドバイスが主となります。

それ以外にも企業と行政や金融機関を結ぶ役目を果たしたり、豊富な経営の知識を生かして企業の成長以外の面でサポートする等その業務の内容は多岐にわたります。

中小企業診断士として活動するには

中小企業診断士として業務を行うには、中小企業診断士協会が開催する中小企業診断士試験を突破する必要があります。

中小企業診断士試験は一次試験と二次試験に分かれており、

・一次試験の合格後二次試験に進み15日以上の実務補習を修了する、あるいは診断実務業務に15日以上従事する。

・一次試験の合格後中小企業基盤整備機構、登録養成機関の実施する養成課程を修了する。

という流れを経て中小企業診断士として経済産業大臣登録を行うことができます。

中小企業診断士試験の合格を目指すなら

2020年の中小企業診断士試験

現時点における、中小企業診断士試験の日程は下記の通りです。

しかし災害や新型コロナウイルスの世界的流行により試験実施へ影響が生じる可能性もあります。最新の情報に関しては、中小企業診断協会が発表する情報も参考にしてください。

   2020年(令和2年)中小企業診断士試験 一次試験

     申込受付期間 令和2年4月1日(水)~5月8日(金)

     試験日    令和2年7月11日(土)・12日(日)

     合格発表   令和2年8月25日(火)


   2020年(令和2年)中小企業診断士試験 二次試験

     申込受付期間 令和2年8月21日(金)~9月18日(金)

     筆記試験日  令和2年10月25日(日)

     筆記通過発表 令和2年12月11日(金)

     口述試験日  令和2年12月20日(日)

     合格発表   令和3年1月5日(火)

試験会場

中小企業診断士試験の一次試験は、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、那覇の8地区で開催されます。

二次試験は札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡の7地区で開催となり、詳細な試験会場名等は試験開催日の一か月前までに公開となります。

2020年中小企業診断士試験の詳細

一次試験の試験日当日の詳細なスケジュールは下記の通りです。

当日は、午前8時50分から試験室に入室することが可能となり、試験の30分前には受験票の番号の座席に着席しておく必要があります。

    令和2年7月11日(土)

      9:50~10:50 A経済学・経済政策

     11:30~12:30 B財務・会計

     13:30~15:00 C企業経営理論

     15:40~17:10 D運営管理(オペレーション・マネジメント)


    令和2年7月12日(日)

      9:50~10:50 E経営法務

     11:30~12:30 F経営情報システム

     13:30~15:00 G中小企業経営・中小企業政策

受験資格・受験手数料

中小企業診断士試験一次試験において、年齢や性別、学歴などの制限はありません。

二次試験においては一次試験の通過者のみが受験することが可能であるため、こちらもまた年齢や学歴などの制限はないと言えます。

受験手数料に関しては、一次試験は免除科目の有無に関わらず一律13,000円、二次試験は17,200円となります。

試験科目

1.経済学・経済政策

国民経済計算の基本的概念、主要経済指標の読み方、財政政策と金融政策、国際収支と為替相場、主要経済理論、市場メカニズム、市場と組織の経済学、消費者行動と需要曲線、企業行動と供給曲線、産業組織と競争促進、その他経済学・経済政策に関する事項

2.財務・会計

簿記の基礎、企業会計の基礎、原価計算、経営分析、利益と資金の管理、キャッシュフロー(CF)、資金調達と配当政策、投資決定、証券投資論、企業価値、デリバティブとリスク管理、その他財務・会計に関する事項

3.企業経営理論

・経営戦略論
経営計画と経営管理、企業戦略、成長戦略、経営資源戦略、競争戦略、技術経営(MOT)、国際経営(グローバル戦略)、企業の社会的責任(CSR)、その他経営戦略論に関する事項

・組織論
経営組織の形態と構造、経営組織の運営、人的資源管理、その他組織論に関する事項

・マーケティング論
マーケティングの基礎概念、マーケティング計画と市場調査、消費者行動、製品計画、製品開発、価格計画、流通チャネルと物流、プロモーション、応用マーケティング、その他マーケティング論に関する事項

4.運営管理(オペレーション・マネジメント)

・生産管理
生産管理論、生産のプラニング、生産のオペレーション、その他生産管理に関する事項

・店舗・販売管理
店舗・商業集積、商品仕入・販売(マーチャンダイジング)、商品補充・物流、流通情報システム、その他店舗・販売管理に関する事項

5.経営法務

事業開始、会社設立及び倒産等に関する知識、知的財産権に関する知識、取引関係に関する法務知識、企業活動に関する法律知識、資本市場へのアクセスと手続、その他経営法務に関する事項

6.経営情報システム

・情報通信技術に関する基礎的知識
情報処理の基礎技術、情報処理の形態と関連技術、データベースとファイル、通信ネットワーク、システム性能、その他情報通信技術に関する基礎的知識に関する事項

・経営情報管理
経営戦略と情報システム、情報システムの開発、情報システムの運用管理、情報システムの評価、外部情報システム資源の活用、情報システムと意思決定、その他経営情報管理に関する事項

7.中小企業経営・中小企業政策

中小企業経営、中小企業政策、その他中小企業経営・中小企業政策に関する事項

中小企業診断士の職業選択・スキルアップ

中小企業診断士の資格保有者のほとんどは、企業に勤めています。経営コンサルタントとして社会的に価値ある人材であるために、昇進や給与の面で好待遇となる場合が多いです。

企業に勤める以外にも中小企業診断士としての知識を生かして独立開業という道もあります。この場合は中小企業診断士の資格以外にも税理士、公認会計士資格なども取得しておくとさらに活躍の場が広がります。

【2020】中小企業診断士の試験日程・会場・受験資格まとめ

2020年(令和2年)最新の中小企業診断士試験の情報と、中小企業診断士の職業選択やスキルアップを併せて紹介してきました。

中小企業診断士の資格は社会的意義の大きく、高い需要を持った資格です。

豊富な知識量が無くては合格することのできない資格試験を突破する為には、独学ではなく通信教育やスクールを利用して学習するのが一般的です。

自分に合った学習スタイルで万全の対策でもって試験に挑みましょう。

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