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会計士の平均年収は低く現実は厳しい?男女別・年代別の収入の違いも

更新日:2021-06-25

会計士といえども、比較するとどうしても女性の平均年収は低くなっています。

それでも今頑張って勉強している20代女性へ向けて、この記事では男女別・年代別、そして役職ごとの収入の違いを見ていくとともに、将来を見据え、代表的な4つの進路を比較して解説します。

また、状況に応じてよりおすすめな就職先とその理由についてもご紹介していきますので、結婚願望があり、子育てと仕事の両立に不安を抱えている方も参考にしてみて下さい。

会計士になるには

現在会計士になる為に日々勉強に励んでいる20代女性の貴女へ、復習も兼ねて会計士になるために必要なステップを一つずつ見ていきましょう。

公認会計士試験に合格する

会計士になるにはまず、国家資格を得る為に公認会計士試験を受けなければなりません。

この試験は、短答式と論文式の2種類に合格する必要があります。

マークシート形式の短答式試験に合格しないと、記述式の論文式試験を受けることは出来ないので注意しましょう。

これに受かれば、“日本公認会計士協会準会員”に登録されます。

2年間の実務経験を積む

“日本公認会計士協会準会員”に登録されたら、正会員になるべく2年間の実務経験を積む必要があります。

そのため、監査法人などに就職して知識を身につけます
雇用形態は、常勤・非常勤問いません

実務補習所での単位取得

実務補習所へ3年間通い、講義を270時間と10回の考査、その他レポート提出など正会員になる為に勉強します。

しかし、実務経験を2年積んだ方は、補習所での単位取得は1年のみでも問題なく、ある程度融通が利きます。

修了試験に合格する

必要な知識を頭に入れ経験も積んだら、最後は合格率70%と言われている修了試験です。

この試験は筆記試験のみとなっていて、最終年次の1月に実施されます。

この最終関門に合格して初めて、“公認会計士正会員”として登録されます。

会計士の平均年収をまとみてみました

公認会計士試験の合格率は、2020年で10.1%と決して高くはありません。

しかし、20代の合格者は全体の6~7割と圧倒的に多い結果となりました。
また、最高年齢は61歳だそうです。

そんな難易度が高くもチャンスが平等に与えられる公認会計士試験の合格者は、一体どれだけの年収を得ているのでしょうか。

男女別・年代別の過去2年(2016~2018年)の平均年収をまとめてみたのでご紹介します。

年齢男性女性
20~24歳526万6900円277万3700円
25~29歳811万400円611万2300円
30~34歳839万3800円700万3600円
35~39歳934万6300円854万4400円
40~44歳977万3800円824万5800円
45~49歳1077万4000円942万3800円
50~54歳1361万2700円1172万1300円
55~59歳1022万3100円1163万3900円
60~65歳940万6300円417万4100円

出典:資格Times

確かに、男女別でみると女性の方が低いという結果になっています。

とはいえ、2018年度だけでみれば、男性は約914万円、女性も804万円という結果が出ており、収入格差は他業界に比べて少ないと言えるでしょう。

また年代別の収入を見てみても、比較的安定して右肩上がりの結果となっていることが分かります。

役職ごとの年収

次に、試験合格者の多くが就職先として選ぶ監査法人の役職ごとの平均年収も調べてみました。

役職は位の低い順番に、下記の通りです。

≪スタッフ→シニアスタッフ→マネージャー→シニアマネージャー→パートナー≫

スタッフ450万円以上
シニアスタッフ600万円以上
マネージャー800万円以上
シニアマネージャー1200万円以上
パートナー1500万~3000万円以上

出典:資格Times

スタッフとは主に1~4年目の会計士試験合格者の役職です。

スタッフの下にはアシスタントがおり、駆け出しではあるものの、一番下っ端というわけではありません。

シニアスタッフともなると、海外赴任の機会もあります

その経験をするか否かが次のマネージャー昇格へ向けて重要になってきます。
と言うのも、マネージャーになるには、ある程度英語が出来ていることが出世を有利にしていくからです。

中間管理職マネージャー

マネージャーとは、現場監督としての業務も担う必要が出てくる中間管理職です。
勤務歴でいうと8~12年目にあたります。

マネージャーとシニアマネージャーに大きな違いはありませんが、シニアマネージャーの方が能力的に優れている点と、マネージャーの時よりも一層会社の利益につながるよう創意工夫をする視点が求められます。

また、パートナーともなると英語が出来ない方が稀です。
ビジネスレベルでの英語力は必須といえます。

パートナーとは監査意見に責任を持つ役職です。

自ら経営を行っているパートナーもいます

このように、バリバリ働きたい方は監査法人にてキャリアアップを図ることを目標にしてもいいと思います。

おすすめな就職先

会計士試験合格者の就職先は監査法人だけではありません。

考えれるだけで4つの進路があります。

どの就職先が一番というわけではなく、一人一人にあった職場を見つけることが大切です。

20代女性ともなると、気になってくるのが結婚や出産・育児の将来設計を視野に入れた就職ではないでしょうか?

そのあたりも含めて、それぞれのおすすめポイントを見ていきましょう。

監査法人

監査法人は、会計士試験合格者の約9割が選ぶ就職先です。

なかでも、BIG4といわれる4大監査法人の採用数が特に多い傾向にあり、チームワークがより重要な職場です。

中小監査法人の場合では、所属数が少ない為に会計士個人の力が試されます

従って、会計士としてレベルアップしていきたい方は、中小監査法人への就職も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

会計事務所・税理士法人

監査法人の次に多い就職先2つ目が、会計事務所や税理士法人です。

将来独立を目指しているのであれば、大手監査法人などでチームワークを学ぶよりも、中小規模の会計事務所などで会計士としてのみならずあらゆる知識・経験を積むのが近道です。

コンサルティング会社

3つ目のコンサルティング会社という選択肢は、経験を積んだ後の就職先として人気です。

女性の場合、いずれ結婚し出産・育児とライフワークバランスが大切になってくると思います。

その際、監査法人以上に福利厚生が充実している企業も多い為、復職後の選択肢としておすすめです

独立して事務所を開業

ライフワークバランスでいえば、恐らく群を抜いて時間調整が可能なのが、独立という道ではないでしょうか。

その代わり、監査法人や会計事務所・税理士法人などで経験を積んでいくことが大切になってきます。

しかし、経験といっても会計士としてのみならず、人脈も必要です。
当然、経営者としての実力も兼ね備えていなければなりません

おすすめなのは、会計事務所・税理士法人の項でも述べましたが、コンサルティング会社も含めて比較的小規模な就職先で会計士としての業務だけでなく、その他経営に必要な知識を蓄えておくのが良いでしょう。

まとめ

今回は会計士の平均年収や男女別・年代別の収入差、また将来設計別のおすすめの就職先などについてまとめました。

会計士の男女別の収入差は他業界に比べると少なく、年代別の収入を見ると比較的安定して右肩上がりの結果となっていました。

また将来設計別のおすすめしたい就職先については次のようになりました。

監査法人個人としてのスキルアップを図るなら、中小規模の監査法人がおすすめ
会計事務所・税理士法人 独立したいのであれば、経営の知識も学べるよう個人経営の税理士法人などがおすすめ
コンサルティング会社結婚や出産・育児で復職後の選択肢としておすすめ
独立して事務所を開業 会計士としての経験だけでなく、経営者としての知識や人脈作りをした上での独立であれば失敗は少ない

今まさに会計士を目指している20代女性の方にとって、ただ会計士として働くだけでなくより長期的視点をもち勉強に取り組めるようになったと思います。

これを機会に、会計士としてどんな人生を歩んでいきたいかを今一度確認してみることをおすすめします。

最後までご高覧下さり、ありがとうございました。

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