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弁理士になるには?弁理士の仕事内容や向いている人、難易度もご紹介!

更新日:2024-04-11

弁理士になるには?弁理士の仕事内容や向いている人、難易度もご紹介!

弁理士とは知的剤再建に関する法的な仕事をおこない、おもに特許や商標、意匠を特許庁に申請したりします。

弁理士になるには弁理士試験への合格が必要となり、合格率などをみると非常に難易度が高いといわれています。

そこで今回は弁理士になるまでの段階や弁理士の仕事内容、試験の難易度などについて詳しくご紹介します。

これから弁理士を目指す方や興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

弁理士になるには?

弁理士になるには、経済産業大臣から指定された機関で実務研修を受け、研修後に日本弁理士会に弁理士としての登録をする必要があります。

実務研修を受けるには定められた3つの条件のうち、どれか1つに該当していなくてはいけません。

実務研修を受ける条件は「弁理士試験に合格」「弁護士の資格を有する」「審判官又は審査官、審査の事務に7年以上従事」の3つです。

弁理士になる(実務研修を受ける)条件・弁理士試験に合格

・弁護士の資格を有する

・審判官又は審査官、審査の事務に7年以上従事

弁理士試験に合格

弁理士になるには3通りの条件がありますが、その中でも最もスタンダードな方法「弁理士試験に合格する」ことです。

弁理士試験は年に1回だけ行われる難関国家資格試験で、毎年、弁理士を目指す多くの方が弁理士試験を受験しています。

試験は「短答式の筆記試験」と「論文式の筆記試験」「口述式の試験」の3つに分かれており、短答式の試験から順に行われます。

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弁護士の資格を有する

弁理士になるには「弁護士の資格を有する」ことでも条件を満たせます。

ただし、弁護士も国家資格で、弁護士になるには司法試験や司法修習、二回試験という難易度の高い試験や修習を受けなければなりません。

弁理士を目指すなら、弁理士試験を受験して合格する方が効率が良いと言えるでしょう。

審判官又は審査官、審査の事務に7年以上従事

特許庁において「審判官又は審査官、審査の事務に通算7年以上従事する」ことでも弁理士になることは可能です。

こちらも弁護士と同じく難易度の高い司法試験を受けなければならず、また7年以上という長い時間がかかってしまうので、弁理士になることを目標にしている方にはあまりおすすめできません。

弁理士試験の難易度

前述の通り、弁理士になるための最もスタンダードな方法は「弁理士試験に合格すること」です。

弁理士試験は難関な国家資格で有名ですが、その難易度がどの程度のものなのか気される方も多いと思います。

ここからは弁理士試験の概要や合格率から、弁理士試験の難易度や弁理士になるにはどの位の勉強時間が必要なのかを解説していきます。

弁理士試験の合格率

次に弁理士の合格率から弁理士資格の難易度を見ていきます。

令和5年度の弁理士資格の受験者数や、合格率は以下のようになっています。

受験者数 3,065人
合格者数 188人
合格率 6.1%
平均受験回数 2.8回

出典:特許庁 令和5年度弁理士試験の結果について

令和5年度の弁理士試験では、受験者数3,065人のうち合格者数が188人、合格率が6.1%と10%をきっていました。

また、平均の受験回数も2.8回とあるので、多くの方が1、2回の受験では合格できない、非常に難しい試験です。

弁理士になるにはこの試験に合格しなくてはいけないので、非常に狭き門だと言えるでしょう。

弁理士試験の勉強時間の目安

弁理士試験の勉強時間は初めて弁理士の勉強をする方で3,000時間必要と言われています。

1年で弁理士になるには、少なくとも1日に8時間以上勉強しなくてはなりません。

この厳しさから試験勉強を途中で断念してしまう方も少なくないようです。

下の記事で、弁理士試験の勉強時間や難易度、また働きながら弁理士になるにはどうしたら良いのか?などをご紹介しているので、気になる方は合わせてお読みください!

「弁理士試験の難易度は高め!文系では不利?必要な勉強時間や収入も紹介」

「弁理士資格は働きながら取得可能?実務実習は休職しないと無理?」

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弁理士試験の概要

弁理士試験の概要を下にまとめました。

弁理士試験
受験資格 特になし
年間試験回数 1回
受験料金 12,000円
願書提出 3月中旬~4月中旬
受験票発送 5月上旬~中旬頃
短答式筆記試験 5月中旬~下旬
場所:東京・大阪・仙台・名古屋・福岡
論文式筆記試験
(必須科目)
6月下旬~7月上旬
場所:東京・大阪
論文式筆記試験
(選択科目)
6月下旬~7月上旬
場所:東京・大阪
口述試験 10月中旬~下旬
場所:東京
合格発表 6月上旬(短答式)
9月中旬(論文式)
10月下旬~11月上旬(最終発表)

弁理士試験は年に1回、願書提出を含めると3月~11月まで半年以上をかけて長期間行われます。

試験の種類は短答式・論文式・口述式の3種類です。

また、受験資格は特に定められてなく、年齢・学歴・性別に関わらずどなたでも試験を受験することができるようになっています。

弁理士の仕事内容

ロゴ会社名技術発明など人のアイデアから生み出されたものを知的財産と呼び、その中でも特許権・実用新案権・意匠権・商標権の4つは産業財産と名付けられています。

弁理士の仕事はそれらの産業財産含む知的財産の保護、適正な利用・運用から相談まで、知的財産に関する幅広い業務を行うことです。

弁理士の仕事内容を「産業財産権の取得」「産業財産権の紛争の解決」「知的財産に関する相談」の3つに分けてそれぞれご紹介していきます。

産業財産特許権:長寿命の電池や、カメラのピント補正など、技術的な考案に与えられる権利

実用新案権:布団たたきやボトルのキャップなど、物の形や構造に与えられる権利

意匠権:物・ロゴ・建築物などのデザインに与えられる権利

商標権:商品名など、文字・図形・記号を含む商品やサービスに与えられる権利

仕事内容①産業財産権の取得

弁理士は、新しく出来た技術やオリジナリティ性があるものに「特許権」「実用新案権」「意匠権」「商標権」など、オリジナリティを保護するための権利を申請する仕事を行います。

申請時に特許庁に申請しなければいけない明細書などの出願書類の作成も弁理士の仕事内容の1つです。

特許を申請するまでのプロセスは複雑で専門的な知識が求められるので、一般の方が独自で行おうとすると大きな時間と苦労を伴います。

弁理士は企業や個人からの特許申請の仲介を行って、知的財産が守られるように事務手続きを行うのです。

明細書とは?申請するアイデアに関する市場の動向や知識を調査し、申請するものがどれだけ新しく価値のあるものか書面にまとめたもの

仕事内容②産業財産権の紛争の解決

一度特許を申請したとしても、特許保持者に断りもなく使用されるという紛争・トラブルも珍しくありません。

紛争・トラブルになってしまった時に、当事者の間に入って解決するのも弁理士の仕事内容の1つです。

解決方法としては裁判などがあり、最近では日本国内ではなく海外企業とトラブルになるケースが多く言語などの国際力も試されるようになって来ています。

仕事内容③知的財産に関する相談

弁理士は特許申請やトラブル解決が主な業務内容と認識されていますが、特許に関する相談に乗ることも弁理士の仕事内容の1つとして挙げられます。

弁理士には様々な依頼や相談を持った顧客が来るので、専門知識を活かしてコンサルティングを行います。

顧客に特許などに関する最適なアドバイスが出来るように務めるのも弁理士の仕事となっています。

弁理士になるメリット・デメリットは?

ここまで弁理士の仕事内容をご紹介してきましたが、ここからご紹介するのは弁理士になるメリット・デメリットについてです。

弁理士になるメリット・デメリットを把握することで、弁理士がどのような職種なのかより詳しく理解することができます。

弁理士になるメリット3つ

弁理士になるメリットは「世界的に需要が高い」「英語のスキルを活かせる」「高収入」の大きく3つに分けられます。

弁理士になるメリット3つを、順を追ってそれぞれご紹介していきます。

①世界的に需要が高い

近年、世界中の企業で知財戦略の重要性が増してきています。

知財戦略とは、他企業の特許取得の状況を見て、新規市場の開発や既存市場の拡大の戦略をたてることです。

この知財戦略には、知的財産の専門家である弁理士が必要になってくるので、弁理士の需要は高くなり世界中の様々な企業で求められます。

メリット②英語のスキルを活かせる

弁理士は仕事の一環で海外の方と関わることも多くあります。

海外の企業と特許に関するトラブルが起こることは珍しくなく、その際は弁理士が海外の代理人と文書や口頭でやりとりをします。

その他にも、海外の特許を翻訳する仕事もあり、英語に堪能な方は存分にそのスキルを活かすことができるでしょう。

もちろん、弁理士になるには必ず英語のスキルが必要な訳ではなく、日本語だけでも弁理士の仕事をすることは可能です。

メリット③高収入

弁理士になるメリットとして高収入であることが挙げられます。

弁理士の収入は立場や働き方によって変わりますが、平均の年収が約700~800万円前後と言われています。

会社員の平均年収が約400万円前後と言われているので、一般的な会社員の平均年収と比べても高い収入であることが分かります。

また独立開業してフリーランスになれば年収1,000万円~2,000万円稼ぐ方もいるようです。

弁理士になるデメリット1つ

弁理士になるメリットが3つあるのに対し、デメリットは1つです。

弁理士になるデメリット「2~3年の下積み期間が必要」をご紹介していきます。

デメリット①1人前になるには下積み期間が必要

厚生労働省の職業情報提供サイトでは、弁理士の方に「1人前の弁理士になるにはどの位の期間が必要か?」のアンケート調査をしており、その結果をみると上位1~3位は全て2年~以降の期間でした。

2年~3年必要と回答した方が最も多く全体の30.9%で、3年~5年必要と回答した方は25.0%、また5年~10年必要と答えた方は13.2%です。

弁理士になるデメリットとして、一人目の弁理士になるには少なくとも2~3年の下積み期間が必要なことが挙げられます。

弁理士に向いている人の特徴は?

弁理士になるには? 向いている人の特徴

ここまで弁理士のメリット・デメリットについてご紹介してきましたが、弁理士に向いている人の特徴はあるのでしょうか?

弁理士に向いている人の特徴は大きく分けて「物事に興味関心を持てる」「情報収集能力が高い」「論理的な思考・説明ができる」「英語が堪能」の4つです。

ここからは弁理士に向いている人の特徴4つをそれぞれご紹介していきます。

物事に興味関心を持てる

弁理士という仕事は日常的に新しいものに触れる仕事であり、何にでも興味を持てる人は弁理士の仕事は向いていると言えます。

弁理士の仕事内容は新たな技術や珍しいデザインの特許申請となっています。

これらの特許は多種多様な分野の企業や個人から受けるため、毎日刺激があり、やりがいを感じることが出来ます。

弁理士になるには、常に新しいものにアンテナを張っておくことも大切です。

情報収集能力が高い

前述の通り、産業財産権の取得するためには、出願書類を作成し特許庁に提出しなければなりません。

申請が通る書類を作成するためには、申請するものに関する知識や市場背景などを詳しく知る必要があります。

また、法改正にも対応する必要があるので、常に様々なところにアンテナを張って情報収集を怠らない方は弁理士に向いていると言えます。

論理的な思考・説明ができる

産業財産権の申請が認められなかった時、「拒絶理由通知」という書類が届きます。

その場合は審査を受ける必要があり、弁理士は審査官に「権利を申請する理由や必要性」を説明しなければなりません。

感情論ではなく、どのような理由で必要なのかということを論理的に説明できると、審査に通貨できる可能性が上がります。

知識だけではなく、論理的な思考と説明ができる能力も弁理士になるには必要です。

英語が堪能

前述の通り、弁理士の仕事内容の一環として、英語で文書や口頭でやりとりする場面も少なくありません。

世界共通語である英語のスキルがあると弁理士の仕事の幅も大きく広がり、それに伴い収入も増える傾向です。

専門的な単語も覚え、海外の特許などを翻訳できるレベルの英語力がある方は弁理士に向いています。

弁理士資格を取るならアガルート

弁理士になるには? アガルートアカデミー公式サイト

引用:アガルートアカデミー公式サイト

ここまで弁理士試験の難易度について説明してきましたが、独学では厳しいと感じている方もいらっしゃるかもしれません。

そのような方はアガルートの通信講座がおすすめです。

アガルートは難関国家資格を専門に扱う通信講座で、難しい資格試験でも高い合格率を誇ります。

【2025年合格目標】総合カリキュラム/短答カリキュラム
学習形式 通信講座
コース 総合カリキュラム(民法オプションあり)
総合カリキュラム(民法オプションなし)
短答カリキュラム
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195,800円(総合・オプションなし)
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全体の合格率が低い弁理士試験ですが、アガルート通信講座の受講者の令和5年度の合格率は34.4%と驚異の合格率を誇っています。

これは弁理士試験の全体の合格率6.1%に対して5.6です。

合格実績の高さからも、アガルートの学習カリキュラムや講師陣の指導の質の高さが分かります。

知識0でも合格出来るカリキュラム

アガルート通信講座の弁理士のカリキュラムは初学者でも合格を狙うことが出来るカリキュラムが存在します。

弁理士の資格を利用してキャリアアップしたい方、短期間での合格、費用を抑えて確実に実力を付けたい方におすすめとなっています。

また、アガルートでは使われるテキストの全てがプロが監修しているので、試験合格に必要な情報しか載っておらず、無駄がありません。

豪華な合格・割引特典

アガルート通信講座では2024年の弁理士試験総合カリキュラム(民法オプションあり、なし)を受けて、無事に合格した方に合格特典があります。

合格特典として、受講料の全額返金とさらにお祝い金で3万円がプレゼントされます。

また、試験に落ちてしまっても再受講割引で通常から20%オフで指定のカリキュラムを受けることが可能です。

このようにアガルート通信講座は弁理士資格の対策においてメリットが多く魅力的なものとなっています。

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弁理士仕事内容|まとめ

・弁理士は知的財産に関する様々な業務を行い、仕事内容は3つに分けられる

・弁理士は需要が高く、高収入で英語を活かせるメリットがある

・情報収集能力が高い方などが弁理士に向いている

・弁理士試験は難易度が高い

・独学で勉強が難しい方にはアガルートがおすすめ

今回は弁理士の仕事内容やメリット・デメリット、難易度やおすすめの通信講座についてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?

弁理士は知的財産の専門家で、専門知識を活かして、知的財産に関する様々な業務を行います。

弁理士の仕事内容は大きく分けて「産業財産権の取得」「産業財産権の紛争の解決」「知的財産権に関する相談」の3つです。

弁理士のメリットは「世界的に需要が高い」「英語のスキルを活かせる」「高収入」の3つで、デメリットは「1人前の弁理士になるには2~3年の下積み期間が必要」が挙げられます。

弁理士に向いている人は「物事に興味関心が持てる方」や「情報収集能力が高い方」、また「論理的な思考ができる方」や「英語が堪能な方」となっています。

そんな弁理士ですが、弁理士になるには難関な試験を受けなければいけないので、独学では厳しいと感じる方はアガルート通信講座を利用してみるのも1つの手段です。

アガルート通信講座は高い合格実績と合理的なカリキュラムが組まれ確実に合格に近づくことができます。

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