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弁理士試験の難易度は高い!合格に必要な勉強時間や文理ごとの難易度も紹介

更新日:2024-03-11

弁理士試験の難易度は高い!合格に必要な勉強時間や文理ごとの難易度も紹介

日本国内の国家資格の中でも最難関の部類に入る「弁理士試験」。

知的財産の分野を司る弁理士になるには、毎年1回行われる弁理士試験に合格する必要があり、その後、弁理士登録を経て就業が許可されます。

「これから弁理士試験に挑みたいけど、試験の難易度はどのくらい?」
「弁理士試験が難しいのは知っているけど、具体的にどんな勉強をすればいいの?」

「弁理士になるには独学でも可能?」

上記のようなお悩みを抱えている人は多いと思います。

そこで今回は弁理士試験の難易度を様々な観点から徹底分析し、どんな勉強をすれば受かるのかまで解説していきます。


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弁理士試験の難易度は高い

結論から言えば、弁理士試験の難易度は極めて高いです。

弁理士試験の合格率は令和3年度で6.1%。

全国で3,248人が受験し、わずか199人しか受からないという結果でした。

弁理士試験は学習範囲が非常に広く、試験科目も「短答式試験」「論文試験(必須と選択の2つ)」「口述試験」の全てに合格しなければならないため、受験者の負担が大きいことが合格率の低さとして考えられます。

また、受験者の主な職業は会社員の層が47.8%と約半数を占めるので、働きながら合格を目指しているためにまとまった勉強時間の確保が難しいことも要因として挙げられそうです。

弁理士は文系でもなれる?理系じゃないと難しい?

弁理士は理系の合格者が過半数を占めるゆえ、「理系でないと合格は厳しいのでは?」と思われることが多くあります。

確かに特許庁からの発表(平成30年)によれば、受験者数3,977人のうち、理工系が2,897人(72.8%)、法文系が822人(20.7%)であることが発表されており、理系が合格の大多数を占めていることは事実です。

しかし、文系の受験者が少ないからといって「文系では難しい」というのは間違いであり、文系だから・理系だからという区別は一概にはつけることができません

素晴らしい技術を論理的に説明する技術者的な理系の観点はもちろん必要であるものの、それを人に伝えるために必須な文章力は文系の方が得意と言っても過言ではないでしょう。

そのため、文系でも理系でも構わず挑戦することができる資格です。

弁理士の試験内容別の難易度

弁理士試験の試験内容別に難易度を詳しく見ていきましょう。

弁理士試験の科目には「短答式試験」「論文式試験(必須)」「論文式試験(選択)」「口述試験」があります。

今回は、短答式・論文式・口述の3つに分けて、特許庁の「令和5年度の弁理士試験の合格者統計」を参考に難易度を推測します。

弁理士の短答式試験の難易度

短答式試験の合格率は12.4%ということもあり、試験の最初の関門にして最も難しい試験です。

5つの選択肢の中から1つを選んで解答するマークシート方式になっています。

試験科目は「特許・実用新案法」「意匠法」「商標法」「条約」「著作権法・不正競争防止法」の7科目。

特許庁のサイトに短答式試験の過去問と回答が載っているので、参考にしてみてください。

合計60問で、合格ラインは39点で設定されています。

6割以上の得点が必要になるので、重点的な対策が求められます。

弁理士の論文式試験の難易度

令和5年の論文式の合格率は、28.0%となっています。

論文式試験は「必須」と「選択」の2種類に分かれていることが特徴です。

必須科目の論文式試験では「特許法・実用新案法」「意匠法」「商標法」の4科目が課せられています。

また、選択科目の方では「理工I(機械・応用力学)」「理工II(数学・物理)」「理工III(化学)」「理工IV(生物)」「理工V(情報)」「法律(民法)」の中から得意分野を選ぶことになります。

短答式試験は極論すれば暗記さえ積み重ねれば太刀打ちが可能です。

しかし、論文は覚えた知識をどのように活かして答案を作るかという論理的思考能力・文章力も同時に求められるため、できれば弁理士試験や類似した国家試験に合格した人に添削してもらうのが理想的でしょう。

弁理士の口述式試験の難易度

短答式試験・論文式試験を突破した後、最後に待ち受けているのは、いよいよ口述試験です。

口述試験の合格率は約9割と非常に高くなっているため、よっぽどのことがない限り不合格になる試験ではありません。

面接試験と同じようなものであり、試験官から出題される質問に対していかに速く、そしていかに論理的に相手が納得する回答ができるかがポイントになってきます。

今までに学んだ法律知識を復習し、想定質問への準備を済ませ、コミュニケーション能力を磨いておけば間違いないでしょう。

弁理士の最新の合格率は6.2%

令和5年度の弁理士試験合格率は、6.2%です。

前年度も最終合格率は6.1%ですから、毎年合格率は大きく変わらないという結果となりました。

合格率はかなり低いため、しっかりと対策を練る必要があります。

弁理士と他の士業との難易度を比較

弁理士は他士業の資格試験と比べて、どれくらい難易度が高いのでしょうか。

以下で弁理士と弁護士、司法書士、行政書士といった難関資格と比較したランキングを作成してみました。

資格(試験)名 2021年度合格率
1.司法書士 5.14%
2.弁理士 6.1%
3.社会保険労務士 7.9%
4.土地家屋調査士 10.5%
5.税理士 18.8%
6.弁護士(司法試験) 41.5%

各年によってバラつきはあるものの、2021年度最新のデータから見てみると、弁理士は主な他士業と比較しても高難易度であることが分かります。

弁理士の平均受験回数が3.7回であることも説明した通り、充分な準備をして臨むことが求められているといえそうです。

弁理士試験合格率の遷移

弁理士試験の合格率は6〜10%の間を推移しています。

令和2年までは徐々に合格率が上昇していましたが、令和3年でガクッと落ち、受験者数は300人近く増えているものの合格者数は88人減少しました。

受験者数に関しては令和2年が少なかったですが、合格者は令和3年が少ないため例年より難しい試験だったといえるでしょう。

関連記事:弁理士の受験者数は減少傾向にある?推移やそれに伴う合格率の変動

令和3年 受験者数:3248
合格者数:199
合格率:6.1%
令和2年 受験者数:2947
合格者数:287
合格率:9.7%
令和元年 受験者数:3488
合格者数:284
合格率:8.1%
平成30年 受験者数:3587
合格者数:260
合格率:7.2%
平成29年 受験者数:3912
合格者数:255
合格率:6.5%

学歴別弁理士試験の合格率

弁理士試験は理系の司法試験と言われるように、理工系学科の受験生、および合格者が圧倒的に多くなっています。

受験者のうち例年7割ほど理工系が占め、合格者の8割が理工系です。

しかし法文系の合格率が極めて低いわけではなく、毎年1.5割ほどは法文系の合格者が出ています。

きちんと対策をすれば、学科問わず合格を狙うことのできる試験ではあるでしょう。

関連記事:弁理士は理系の知識が有利で文系は不利?学部による違いとは

試験年度 理工系 法文系 その他
令和3年 受験者数/割合:2691/69.7%
合格者数/割合:152/76.4%
受験者数/割合:848/22.0%
合格者数/割合:37/18.6%
受験者数/割合:320/8.3%
合格者数/割合:10/5.0%
令和2年 受験者数/割合:2465/69.7%
合格者数/割合:228/79.4%
受験者数/割合:693/20.4%
合格者数/割合:44/15.3%
受験者数/割合:243/8.3%
合格者数/割合:15/5.2%
令和元年 受験者数/割合:2794/72.3%
合格者数/割合:222/78.2%
受験者数/割合:806/20.9%
合格者数/割合:49/17.3%
受験者数/割合:262/6.8%
合格者数/割合:13/4.6%
平成30年 受験者数/割合:2897/72.8%
合格者数/割合:214/82.3%
受験者数/割合:822/20.7%
合格者数/割合:33/12.7%
受験者数/割合:258/6.5%
合格者数/割合:13/5.0%
平成29年 受験者数/割合:3206/73.7%
合格者数/割合:201/78.8%
受験者数/割合:871/20.0%
合格者数/割合:40/15.7%
受験者数/割合:275/6.3%
合格者数/割合:14/5.5%

職業別弁理士試験の合格率

弁理士試験の受験者は、会社員の割合が圧倒的に多くなっています

弁理士試験は合格率が低く、平均受験回数も多い試験ですが、働きながら試験に合格している方が半数を占めているため、学習の方法次第で誰でも合格が狙えます。

ついで合格率が高いのは特許事務所に勤めている方で、こちらは弁理士の仕事に関わる方が自らも試験合格を目指しているケースでしょう。

学生のうちから弁理士を目指す方は少なく、社会経験を経てから受験している方が多いようです。

試験年度 令和3年 令和2年 令和元年 平成30年 平成29年
会社員 受験者数:1.973
合格者数:97
合格者のうち:48.7%
受験者数:1731
合格者数:148
合格者のうち:51.6%
受験者数:1923
合格者数:131
合格者のうち:6.1%
受験者数:2002
合格者数:137
合格者のうち:52.7%
受験者数:2216
合格者数:134
合格者のうち:52.5%
特許事務所 受験者数:831
合格者数:54
合格者のうち:27.1%
受験者数:816
合格者数:80
合格者のうち:27.9%
受験者数:917
合格者数:98
合格者のうち:34.5%
受験者数:945
合格者数:82
合格者のうち:31.5%
受験者数:1055
合格者数:81
合格者のうち:31.8%
無職 受験者数:379
合格者数:15
合格者のうち:7.5%
受験者数:339
合格者数:19
合格者のうち:6.6%
受験者数:411
合格者数:25
合格者のうち:8.8%
受験者数:424
合格者数:19
合格者のうち:7.3%
受験者数:452
合格者数:17
合格者のうち:6.7%
公務員 受験者数:153
合格者数:13
合格者のうち:6.5%
受験者数:111
合格者数:16
合格者のうち:5.6%
受験者数:126
合格者数:13
合格者のうち:4.6%
受験者数:129
合格者数:5
合格者のうち:1.9%
受験者数:138
合格者数:7
合格者のうち:2.7%
学生 受験者数:168
合格者数:7
合格者のうち:3.5%
受験者数:110
合格者数:9
合格者のうち:3.1%
受験者数:132
合格者数:8
合格者のうち:2.8%
受験者数:118
合格者数:3
合格者のうち:1.2%
受験者数:122
合格者数:6
合格者のうち:2.4%
自営業 受験者数:105
合格者数:5
合格者のうち:2.5%
受験者数:78
合格者数:3
合格者のうち:1.0%
受験者数:84
合格者数:0
合格者のうち:0.0%
受験者数:92
合格者数:1
合格者のうち:0.4%
受験者数:104
合格者数:2
合格者のうち:0.8%
法律事務所 受験者数:51
合格者数:2
合格者のうち:1.0%
受験者数:45
合格者数:5
合格者のうち:1.7%
受験者数:51
合格者数:2
合格者のうち:0.7%
受験者数:43
合格者数:2
合格者のうち:0.8%
受験者数:47
合格者数:2
合格者のうち:0.8%
教員 受験者数:24
合格者数:0
合格者のうち:0.0%
受験者数:24
合格者数:0
合格者のうち:0.0%
受験者数:29
合格者数:2
合格者のうち:0.7%
受験者数:38
合格者数:1
合格者のうち:0.4%
受験者数:34
合格者数:0
合格者のうち:0.0%
その他 受験者数:175
合格者数:6
合格者のうち:3.0%
受験者数:147
合格者数:7
合格者のうち:2.4%
受験者数:189
合格者数:5
合格者のうち:1.6%
受験者数:186
合格者数:10
合格者のうち:3.8%
受験者数:184
合格者数:6
合格者のうち:2.4%

男女別弁理士試験の合格率

男女別の試験合格率は、毎年受験者の割合がが8:2、合格者の割合が7:3程度となっています。

そもそも理工系の学科に進む女性が少ないため、弁理士試験の受験者割合も女性が少なくなっていますが、女性は受験者の割合より合格者の割合が高くなっています

男女で試験の合格率が大きく違うということはなく、どなたでも弁理士試験の合格を目指すことができます。

試験年度
令和3年 受験者数/割合:2957/76.6%
合格者数/割合:133/66.8%
受験者数/割合:902/23.4%
合格者数/割合:66/33.2%
令和2年 受験者数/割合:2682/78.9%
合格者数/割合:215/74.9%
受験者数/割合:719/23.4%
合格者数/割合:72/25.1%
令和元年 受験者数/割合:3066/79.4%
合格者数/割合:209/73.6%
受験者数/割合:796/20.6%
合格者数/割合:75/26.4%
平成30年 受験者数/割合:34176/79.9%
合格者数/割合:193/74.2%
受験者数/割合:801/20.1%
合格者数/割合:67/25.8%
平成29年 受験者数/割合:3523/81.0%
合格者数/割合:186/72.9%
受験者数/割合:829/19.0%
合格者数/割合:69/27.1%

文系・理系別弁理士の合格率

特許庁の「令和5年度弁理士試験の結果について」の内容から、文系・理系別に合格率を見ていきましょう。

令和5年度の合格割合は、理工系が76.1%、法文系が18.5%、その他が5.3%となりました。

人数内訳は、理工系は143人、法文系35人、その他が10人となっています。

合格者のほとんどが理工系で、文系の合格者はかなり少ないと言えるでしょう。

ただし、令和4年度の文系合格率は15.0%だったので、文系の合格率も上がってきていると言えます。

そもそも試験に参加している人の割合も理系が70.0%、文系22.1%であるため、相対的に文系の合格率が低く見えるとも言えるでしょう。

文系であっても合格している人はいるので、文系・理系関係なく試験に参加する価値はあります。

弁理士試験の平均受験回数は?

弁理士試験の難易度が高いことの証明として、平均受験回数の多さにも目を見張るものがあります。

弁理士試験合格者の平均受験回数は令和3年が3.7回、令和2年が4.0回、令和元年が4.07回、平成30年が3.78回、平成29年は4.17回となっていました。

弁理士試験は毎年4回目の受験で合格する方が非常に多いことがわかり、一発合格を叩き出すには程遠い現実があります。

司法試験とは違って何の受験資格もなく誰でも受験できる間口の広い試験であるため、必然的に合格が難しくなっているともいえるでしょう。

弁理士試験に合格する人の出身大学は?

令和5年度の情報からは、弁理士試験の合格者が多い順上位10校に並べると結果は以下のようになりました。

出身大学 合格率
東京大学 11.7%
京都大学 7.4%
早稲田大学 5.9%
慶應義塾大学 5.9%
東京工業大学 5.3%
東北大学 4.8%
大阪大学 4.3%
北海道大学 3.7%
筑波大学 2.7&
上智大学 2.7%

名門である旧帝大がやはり名を連ねているように、高学歴である方が合格率が高くなっています。

しかし、必然的にこういった難関大学の方が弁理士を目指す人の母数も多いものと考えられるので、学歴はそれほど合否には関係しないともいえるでしょう。

関連記事:弁理士の出身大学多いのはどこ?専門学校卒の合格率は?

弁理士試験に合格するための勉強時間

弁理士試験は働きながら勉強して目指す人が多い国家資格です。

試験合格までには、おおよそ「3,000時間」の勉強時間が必要になるといわれています。

しかし、これはあくまで目安です。

3,000時間というと1日5時間勉強したとしても約1年間半かかる計算なので、勉強に全力を注ぐことが難しい社会人の受験生はもっと時間がかかることを想定しておくべきでしょう。

ちなみに他士業の勉強時間では、弁護士(司法試験)では約3,000~6,000時間、税理士では2,500時間、行政書士では600時間

必ずしも合格率の低さが勉強時間の多さに直結するわけではなさそうです。

弁理士試験に合格するための勉強方法

これから本格的に弁理士を目指そうとした場合、一体どんな勉強方法をすれば合格に近づけるのでしょうか。

当たり前のことですが、ただやみくもに参考書を進め、ひたすらに何も考えず問題集を解きまくるだけでは光明は見えてきません。

合格を掴み取るための勉強方法にはいくつかポイントがあります。

弁理士試験に臨むことを少しでも考えている人は、以下のポイントを参考にしてみてください。

①合格から逆算して勉強スケジュールを立てる

まず必要になるのは、試験日から逆算して合格するための勉強計画を立てることです。

自分の法律知識が現在どの程度なのかを知り、もしゼロスタートなのであれば1年以上の受験勉強期間を設けることが必要になってきます。

勉強計画を立てる際に気を付けたいのは「時間にゆとりを持たせること」と「細かく立てるのではなく、まずはざっくりと数ヶ月のスパンでやることを決めること」です。

いきなり細かくスケジュールを組みすぎても上手く進行できなかった場合に調整することが難しくなるため、なるべく大まかにやることリストを作るようにすると良いでしょう。

②参考書は何冊もやるよりも1冊をマスターすることに集中する

受験勉強は何冊も何冊も問題集をこなした方が良いと思う方が多いですが、意外にもこれは間違いです。

1冊の参考書を完璧にせずにほかに移ってしまうよりも、まずは自分に合った1冊をマスターする方が先決です。

市販の参考書でも良書が多く、1冊を最初から最後まで仕上げれば充分な力がつく場合が多いので、間違えた問題に対しては解説を暗記してしまうぐらいにはやりこむと良いでしょう。

③条文や判例の事項を丁寧に理解する

弁理士は法律に基づいて商標を申請する役割であるため、法律知識を蓄え、それを活用して説得力のある文章を作れる能力は必要不可欠です。

とはいえ、法律もただ机上の条文を覚えるだけでは足りません。

司法では「判例」が非常に大切になるので、条文と判例を照らし合わせつつ、実際の手続きではどこが重要ポイントになったのかを把握することが求められます。

そのため、条文や判例に書いてある事項はよく読み、ある程度の正解パターンを身に着けておけるようになると良いでしょう。

④スキマ時間は徹底的に活用する

受験生にとってスキマ時間の活用は合否を分ける明確なポイントであるといえます。

なぜなら、多くの人がダラダラとスマホを見がちな時間を勉強に充て有効活用することで、他の人よりも有利に立てるからです。

例えば通勤・通学時間の30分、寝る前にスマホを見ている30分、トイレに入っている5分など、日常で埋めることができるスキマ時間は多くあります。

この時間に条文の暗記をしたり、間違えた問題の解説を読みこんだりといった勉強をすると効果的です。

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