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行政書士試験の記述式問題は捨てるべき?おすすめの勉強法や対策のコツを解説

更新日:2024-02-29

行政書士試験の記述式問題は捨てるべき?おすすめの勉強法や対策のコツを解説

行政書士試験には記述式問題が3問出題されますが、難易度が高いため「記述式は問題は捨てる」という判断をする受験生がいます。

記述式問題は択一式問題や選択式問題とは異なり、解答するためには「自分の知識を言語化した上で、簡潔にまとめる」必要があります。

そのため記述式問題に苦手意識を持っている受験生は多いですが、結論からお伝えすると記述式問題を捨てるのはおすすめできません

こちらの記事では行政書士試験記述式問題の対策おすすめ勉強法捨てるべきではない理由を解説していきます。

記述式問題の勉強法や対策で悩んでいる方にとって役立つ内容となっていますので、ぜひ参考にしてください。


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行政書士試験の記述式問題とは?

まずは、行政書士試験で出題される記述式問題がどのようなものなのか見ていきます。

出題形式や配点などの基本情報を把握し適切に対策していきましょう。

記述式問題の出題形式・内容

記述式試験は民法から2問・行政法から1問が出題されます。

「~について述べよ」という問いに対して40字程度で解答する形式となっています。

法律の条文・判例に関する問題や具体的なトラブル事例に関する問題が中心に出題されるため、条文や用語の意味を正確に理解する必要があると言えます。

行政書士試験の記述式問題の配点

記述式問題の配点は「1問20点」となっており、記述式問題だけで60点の配点があります。

行政書士試験全体は300点満点のため、記述式問題だけで2割の配点を占めることになります。

記述式問題を捨てたとしても合格の可能性はありますが、試験全体に対して占める割合が少なくないことからも分かる通りしっかりと対策を行うべき問題です。

途中点も付与される

記述式問題は「20点か0点か」という採点ではなく途中点が付与されます。

つまり、完璧な解答ではなかったとしても「10点」や「12点」という途中点を狙うことが可能です。

そのため、理解が不十分な分野や自信が無い分野から出題されても諦めるのはもったいないと言えます。

行政書士試験の記述式問題を捨てるべきではない理由

続いて政書士試験の記述式問題を捨てるべきではない理由について解説していきます。

記述式問題を捨てることは合格の可能性を低くしてしまう行為でもあるため、できる限りの対策をすると良いでしょう。

配点が高いから

まずは行政書士の合格基準を確認しましょう。

  • 法令等科目で5割(244点中、122点)以上得点する
  • 一般知識科目で4割(56点中、24点)以上得点する
  • 全体で6割(180点)以上得点する

先述したように、記述式問題だけでも60点の配点がありこれは試験全体の2割を占める数字となっています。

法令科目は244点満点のため、もし記述式問題を捨てる場合は「法令等科目で184点中122点以上」取らなければなりません。

これは得点率で言うと66%に当たり、記述式問題対策をしている人と比べて試験の難易度がアップしていることが分かるでしょう。

つまり、記述式問題を捨てる=自分の首を絞めるということになってしまいます。

そこまで難しくないから

多くの受験生が苦手意識を持つ記述式問題ですが、実はそこまで難しくありません。

確かに自分の知識を言語化する必要があるため「正しい(あるいは誤っている)選択肢を選ぶだけ」の問題と比べると難易度は高いです。

しかし問われている内容は択一式や選択式問題とほぼ同じなので、記述式問題の対策は「択一式問題の延長」程度なのです。

つまり記述式問題は多くの受験生が思っているよりも難しくなく、むしろ対策をすれば誰でも高得点を狙うことができる問題です。

そのため、記述式問題を対策する前に嫌悪してしまい捨てるというのは非常にもったいことだと言えます。

行政書士試験の記述式問題の勉強法

ここからは、行政書士試験の記述式問題対策を進める上でおすすめの勉強法を解説します。

下記で紹介する対策を実践すれば、少なくとも途中点が狙えるレベルの対策は可能となっています。

択一式問題の対策を優先する

記述式問題よりも択一式・選択式問題の方が得点のウェイトは重いです。

そのためまずは択一式・選択式問題の対策を優先し、用語の定義や判例をしっかりと理解するようにしましょう。

また記述式問題で出題される問題のレベルは択一式試験と大差ないため、択一式問題の対策は記述式問題対策にも繋がります。

これらのことを踏まえ、「記述式は苦労しそうだから先に勉強する」のではなく択一式・選択式問題の対策を通じて記述式問題を解答する上で基礎となる知識を習得することをおすすめします。

法令・判例をじっくりと読む

記述式問題では法令の条文や過去の判例にまつわる出題があります。

択一式・選択式問題は条文や判例を一字一句覚えていなくても解答できるものも多いですが、記述式問題の場合は知識として正確にインプットしなければなりません。

そのため、日頃の演習の段階から法令・判例をじっくりと読む習慣を身に付けておくと良いでしょう。

また、正解できた問題も解説をじっくりと読んで自分が習得している知識に齟齬が無いか確認することも有意義です。

分からない用語を無くしておく

行政書士試験では普段の生活では使わない難解な用語が大量に出てきます。

「審査請求」「再審査請求」「行政指導」「代位弁済」「背信的悪意者」など数多くの難解用語が出てきますが、記述式問題対策では用語の意味を正確に理解する必要があります。

もし問題文に「意味が分からない用語」があると解答することが一気に難しくなるため、日頃の勉強の中で分からない用語が出てきたら面倒でも意味を調べておきましょう

過去問を繰り返し解く

過去問を繰り返し解くことも有効な記述式問題対策の1つです。

出題傾向を把握できるだけでなく出題の切り口や問題文のイメージも持てるようになるメリットがあるため、数多くの過去問に取り組むことをおすすめします。

また実際に「40字程度でまとめる」作業を何度も行うことで、自分の知識を簡潔にまとめるスキルも習得できます。

出題形式に慣れれば本試験でも冷静に対応できるようになるため、「過去5年分×3周」くらいを目安に過去問に取り組んでみてください。

問題をじっくりと読む

当たり前と言えば当たり前ですが、問題文をじっくりと読むことは非常に大切です。

記述式問題は問題文が長く出題の意図を汲むのも一苦労ですが、解答のヒントは問題文のどこかに必ずあるはずです。

特に民法であれば不動産の権利変動など債権法に関連する出題が多いですが、登場する人物を図式化するなど理解しやすくなるように工夫すると良いでしょう。

一見難解な問題でも問題文をじっくり読むことで解答の糸口が見つかるため、あきらめずに読み込むことを意識してみてください。

誤字脱字に注意

記述式問題ならではの注意点として誤字脱字が挙げられます。

誤字脱字や接続詞の誤りがあると減点対象となるため国語力を鍛えることも大切です。

実際に中学や高校の国語の勉強をする必要はありませんが、自分が書いた文章を読んで「誤りは無いか」「伝わりづらいところは無いか」を常にチェックするようにしましょう。

また誤字脱字が起こるリスクを軽減するためにも、過去問演習に取り組んで「実際に書く」という作業が効果的です。

行政書士試験の記述式対策

行政書士試験の記述式問題についてや勉強法が分かってきたところで、ここでは行政書士試験の記述式対策を具体的にお伝えします。

行政法と民法それぞれを解説していきますので、参考にしてください。

行政法のおすすめ対策

行政法の記述式問題は1問出題され、行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法から出題される可能性が高いです。

「行政の処分(あるいは指)に対して不服がある。この場合、どのように対応すればいいか」というアプローチの問題が多いため、審査請求などの制度を正確に理解する必要があります。

「誰に対して、○日以内に」といった要件を押さえておけば概ねの対策はできるでしょう。

何度も述べているように問題文は難解ですが実際に問われている内容は択一式問題と大差ないため、しっかりと問題文を読めば対応できるケースがほとんどです。

民法のおすすめ対策

民法の記述式問題は、不動産の権利移動や契約の事例など債権法にまつわる出題が頻出です。

他にも「債務不履行」「不法行為の損害賠償」などの具体的な事例に落とし込んだ出題が多いため、法令や判例を正確に理解する必要があります

登場人物が多く複雑な問題も少なくありませんが、関係を図式化して整理すれば解答しやすくなります。

「所有権移転のタイミング」「債務者に対してどのような請求ができるか」など細かい条件まで確認しておきましょう。

諦めずに途中点を狙う

行政法・民法のいずれも「完璧な解答が難しい」ということがあるでしょう。

しかし前述したように記述式問題には途中点が付与される特徴があるため、自信が無い問題でも諦める必要はありません。

択一式問題や選択式問題の場合「2択まで絞り込めて惜しかったね!途中点をあげよう」ということはありませんが、記述式問題の場合は中途半端な解答でも途中点がもらえる可能性があります。

途中点の採点方法は不明ですが、数点でももらえる可能性がある以上は諦めずに途中点を狙いに行きましょう。

行政書士記述式の本試験で意識すると良いこと

行政書士の本試験では、緊張していることもあり記述式問題に対して戸惑ってしまうことがあるでしょう。

そこで、本試験においては問題文を読む中で思いついたキーワードがあれば逐一余白にメモすることをおすすめします。

例えば債権法の詐欺に関する問題が出てきたら「悪意」「背信的悪意者」「取消を主張するための要件」をメモするといった塩梅です。

このように思いついたキーワードをメモすることで「ド忘れ」を防ぐことができ、落ち着きを取り戻せるというメリットもあります。

本試験で取り組む問題は「全て初見」のため緊張するのは当たり前です。

少しでも落ち着いて問題に取り組めるように工夫してみてください。

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行政書士試験の記述式問題対策まとめ

この記事では行政書士試験記述式問題の勉強法や記述式問題を捨てるべきではない理由について解説してきました。

記述式問題は一見すると難易度が高く、「自分に解答できるか不安」と感じてしまうのも無理はありません。

しかし、択一式問題や選択式問題の対策を行っていれば自然と記述式問題に解答できるレベルの学力は習得できるため、極度に恐れる必要はありません

記述式問題を捨てると合格が遠のいてしまうため、ぜひこちらの記事を参考にして記述式問題の対策を進めてみてください。

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