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司法試験と司法書士どっちがどっち?難易度や違い、ダブルライセンスの有用性

更新日:2022-07-22

司法試験と司法書士は、名前が似ていることから司法試験に合格すれば司法書士になれると勘違いしている方がいらっしゃいますが、2つは全く異なる資格です。

全く異なる資格であるため、資格を得るための試験内容やその後の仕事内容も当然違っています。

この記事では司法試験と司法書士の資格について、2つの資格の違い・それぞれの難易度・ダブルライセンスの有用性などを中心にご紹介していきます。

興味のある方は是非最後までご覧ください。


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司法試験と司法書士は名前が似ているだけ?

行政書士_活かし方_効果的

まず初めに司法試験と司法書士それぞれについてご紹介します。

さらに、具体的に両試験がどう違うのか、それぞれどういった職業に就くのかなども併せて解説していきます。

司法試験とは?

司法試験とは、弁護士・検察官・裁判官の3つの職業に就くために受験が必要な国家試験です。

その試験内容は、憲法・民法といった法律の基礎的な知識を問う問題や知的財産権・税金などに関する論文式試験などがあります。

毎年少しずつ変動しますが合格率は概ね20%~30%となっており、難関国家試験と言われています。

この司法試験を受験するためには、法科大学院修了もしくは予備試験合格が必要になります。

司法書士とは?

司法書士資格を取った方は、弁護士や検察官ではなく司法書士という職業に就きます。

この司法書士という仕事は、専門知識を生かして企業や個人が必要とする法律に関する書類を作成・登記することです。

裁判の際に必要な事務作業や相続/遺言に関する相談・手続きを行うこともできます。

試験内容としては憲法・民法といった法律の基礎的な知識が出題される他、不動産登記法や商業登記法といった範囲に焦点を当てている記述式問題も出題されます。

合格率は例年3%~5%となっており、司法試験と同じく非常に難しい国家試験であると言えますね。

また司法書士試験に受験資格はなく、誰でも受験することが可能です。

司法試験と司法書士の違いを比較

上記の内容から両資格の違いを比較します。

司法試験の資格を取ると弁護士・検察官・裁判官といった直接法律に関わる仕事に就くことができます。

一方、司法書士は法廷で争う職業ではなく裁判関係では主に事務作業・書類作成業務、またそれ以外では企業や個人のための法的手続き・書類作成・登記が主な仕事になっています。

試験内容はどちらも法律に関する問題が出題され難易度も高いですが、出題範囲は司法書士試験の方が狭く司法書士試験は受験資格も必要ありません。

どちらの資格を目指すべき?

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それでは次に、試験の難易度や目指す仕事などから、どんな人がどちらの資格を目指すべきなのかを解説していきます。

また、平均年収やキャリアの違いから資格の違いもご紹介します。

試験内容はどちらが難しい?

上記でご紹介した司法試験と司法書士の合格率は司法試験が20%~30%、司法書士が3%~5%となっており、一見司法書士の方が難しく見えます。

しかし司法書士試験は受験資格が無いため、あまりよく勉強していない方も受験している可能性があります。

一方、司法試験は法科大学院の修了もしくは予備試験の合格をしている人たちのみが受験できます。

また、実質司法試験の合格を意味すると言われている予備試験の合格率は4%程度となっており、司法書士の合格率と大体同じ数値になっています。

これらの情報から司法試験と司法書士の難易度は同程度であると言えるため、試験が簡単な方を目指すという判断は難しそうです。

収入で選ぶ

試験の難易度はほとんど同じであると解説しましたが、その後のキャリアや収入は大きく異なります。

収入で比較する場合、司法書士の平均年収は447万円と言われておりサラリーマンの平均年収である436万円を少し超える程度となっています。

一方司法試験の合格者である弁護士の平均年収は728万円となっており、司法書士の平均年収の1.5倍以上です。

さらに弁護士の中には大きな事務所を構え年商が億を超えるような方もおり、収入の面で見て行くと弁護士(司法試験合格者)の方が高い年収を期待できます。

そのため、専門資格でより稼いでいきたいという方には司法試験の方がお勧めできます。

キャリアで選ぶ

司法書士の資格を得た場合、その後は司法書士となりほとんどの場合どこかの事務所に所属することになります。

その後、年収を上げるために独立することが多く個人で事務所を構えることになります。

一方、司法試験に合格した場合は弁護士・検察官・裁判官からどの職に就くか選ぶことができます。

例として弁護士を選んだ場合、司法書士と同様に事務所に所属することになりますが、弁護士は扱う業務の幅が広いため事務所ごとに得意な業務があります。

そのため、事務所選びから弁護士のキャリア選択は始まっていきます。

さらにその後独立する弁護士もいますが、弁護士の場合企業に就職することも多くあります。

キャリアの面でも、司法書士と弁護士を比較した場合弁護士の方が多様であると言えるでしょう。

司法試験と司法書士のダブルライセンスはメリットがある?

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これまでの内容で司法試験と司法書士の違いについては分かっていただけたでしょう。

ここからは、司法試験・司法書士のダブルライセンスについてメリットがあるのかを解説していきます。

司法試験の受験資格があれば、司法書士試験を免除できる?

司法書士と司法試験のダブルライセンスについて解説する前に、司法書士試験の免除について解説していきます。

2016年に司法書士試験の新制度が提案され、法科大学院修了・予備試験合格といった司法試験の受験資格を得ることで司法書士試験を免除するといった内容が含まれていました。

しかし上記はあくまで提案であり、まだ実装はされていないうえに、司法書士試験の免除は裁判事務官等の10年以上の経験がある人のみとなっています。

さらに、裁判事務官10年の経験があっても司法書士になることができた人はほとんどおらず、裁判事務官を定年まで務めあげてから司法書士に転職する人が多いようです。

司法試験と司法書士のダブルライセンスのメリット

司法試験・司法書士のダブルライセンスを取得すると、基本的には弁護士と司法書士の兼業という働き方になります。

弁護士と司法書士の共通点としては法律に関する書類業務の作成を行うという点が挙げられますが、扱える業務範囲は弁護士の方が広くなっています。

弁護士が司法書士の資格を取得してもメリットにはならないため、ダブルライセンスは司法書士が弁護士資格を取ることになります。

このダブルライセンスのメリットとしては、司法書士の権限では手が届かない業務もこなすことができることや、司法書士から弁護士へのキャリアアップの期待などが挙げられます。

弁護士になれば司法書士の業務もこなす?

上記で、弁護士は司法書士より扱える業務の範囲が大きいため司法書士の資格を取るメリットは無いと解説しました。

しかし、弁護士になって司法書士の業務を行う方はあまりいないようです。

理由としては、司法書士の業務は法律に関わるといっても不動産登記・相続などの業務が多くより専門的な知識が求められるということが挙げられます。

そのため、弁護士にそういった依頼があった場合は知り合いの司法書士事務所を紹介することで自身はその依頼を受けないことが多いようです。

司法試験と司法書士に相性が良いダブルライセンスは?

前述した通り司法書士になった方はさらに弁護士資格を取り、業務の幅を広げたりキャリアアップを目指しています。

しかし、司法書士の業務を継続しながら弁護士資格を取得するのには相当な労力を必要とする上、2つは相性が良い資格とは言えません。

そこでここからは弁護士と司法書士、双方に相性が良い資格をそれぞれご紹介します。

弁護士におすすめの資格:中小企業診断士

中小企業診断士は、中小企業に対して法律面を考慮しながら経営についてアドバイスを行う仕事をします。

中小診断士の資格を得ることで、法律的な問題が起きた際には弁護士として活躍でき、経営に関しては中小企業診断士としてアドバイスをするという良いパートナーになることができます。

司法書士におすすめの資格:行政書士

司法書士の方がダブルライセンスを考える際に最も勧められているのが行政書士です。

行政書士が勧められている理由は主に2つあります。

1つ目は、試験内容が被っている上行政書士試験の方が比較的簡単だと言われているからです。

司法書士試験に合格し実務経験を積んだ方であれば、行政書士試験に合格する確率も高くなるでしょう。

2つ目は業務内容の相性が非常に良いことです。

会社などを設立する時は定款・登記といった業務が必要になりますが、定款は行政書士、登記は司法書士の業務内容になっています。

つまり、どちらかの資格しかもっていないと途中でその資格を持っている人に交代する必要が出てきます。

これは依頼人の負担になるため、依頼人としては両方の資格を持っている人に頼む方が楽になりますよね。

こういった経緯により、司法書士と行政書士の両資格を持っている人の需要が増えています。

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司法試験・司法書士はどっちがどっち?まとめ

今回この記事では、司法試験と司法書士について難易度・違い・ダブルライセンスなどの情報を解説してきました。

司法試験は合格すると裁判官・検察官・弁護士になることができ、司法書士は合格すると司法書士になることができます。

試験の難易度としては合格率を見ると司法書士の方が低くなっていますが、受験資格などを考慮すると同程度の難しさと言うことができます。

そしてどちらを目指すべきかについては仕事内容・収入・キャリアで選ぶべきで、弁護士と司法書士を比較する場合は仕事の幅・収入共に弁護士の方がより魅力的になっています。

司法試験と司法書士のダブルライセンスに関しては、基本的に司法書士が弁護士資格を得ることで仕事の幅を広げたり、弁護士へ転職したりするために用いられます。

司法試験と司法書士の違いをしっかりと理解して、自分がなりたい職業を選ぶ参考にしてみてください。

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