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司法試験と司法書士どっちがどっち?難易度や違い、ダブルライセンスの有用性

更新日:2024-03-05

司法試験と司法書士どっちがどっち?難易度や違い、ダブルライセンスの有用性

司法試験と司法書士は、名前が似ていることから司法試験に合格すれば司法書士になれると勘違いしている方がいらっしゃいますが、2つは全く異なるものです。

そのため、資格を得るための試験内容やその後の仕事内容も当然違っています。

この記事では司法試験と司法書士の資格について、2つの資格の違い・それぞれの難易度・ダブルライセンスの有用性などを中心にご紹介していきます。

興味のある方は是非最後までご覧ください。

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司法試験と司法書士は名前が似ているだけ?

司法試験と司法書士は名前が似ているだけ?

司法試験は弁護士・検察官・裁判官の3つの職業に就く資格を得られる試験で、司法書士は司法書士試験という試験に合格しなければ就くことができません。

司法試験も司法書士試験も、どっちも国家資格試験です。

ここからは、具体的に両試験がどう違うのか、それぞれの試験の難易度や、合格して就ける職業の詳細も併せて解説していきます。

司法試験と司法書士は名前が似ているだけ?司法試験:弁護士・検察官・裁判官になるための国家資格試験

司法書士試験:司法書士になるための国家資格試験

司法試験とは?

前述の通り、司法試験とは、弁護士・検察官・裁判官の3つの職業に就くために受験が必要な国家試験です。

弁護士・検察官・裁判官は人々の生活を豊かにするため、またその生活を脅かすものから守るために、法を扱う職業となります。

司法試験の内容は、憲法・民法といった法律の基礎的な知識を問う問題や知的財産権・税金などに関する論文式試験などがあります。

司法試験の難易度と受験内容

司法試験の難易度は毎年少しずつ変動しますが合格率は概ね20%~30%となっており、難関国家試験と言われています。

この司法試験を受験するためには、法科大学院修了もしくは予備試験合格が必要になりますが、どっちも難易度の高いものです。

法科大学院と予備試験

司法試験を受験するためには法科大学院修了か予備試験に合格しなくてはなりません。

法科大学院は適性試験という試験に合格することで入学でき、授業料約80万円を払い2~3年間学校で法学を学びます。

予備試験は17,500円で受験できるため費用を抑えることができますが、合格率が平均4%前後と難易度の高い試験となっています。

法科大学院 予備試験
法学の専門学校で修了すると司法試験を受験できる
授業期間は2~3年間
授業料は約80万円
法科大学を卒業してなくても司法試験を受験できる
合格率は約4%前後の高難易度の試験
7月・9月・1月に実地
受験料は17,500円
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司法書士試験とは?

司法書士試験とは、司法書士の資格を得るための資格試験で、司法書士資格を取った方は、弁護士や検察官ではなく司法書士という職業に就きます。

司法書士の仕事は、専門知識を生かして企業や個人が必要とする法律に関する書類を作成・登記また、裁判の際に必要な事務作業や相続/遺言に関する相談・手続きを行うこともできます。

試験内容としては憲法・民法といった法律の基礎的な知識が出題される他、不動産登記法や商業登記法といった範囲に焦点を当てている記述式問題も出題されます。

司法書士試験の難易度と受験資格

合格率は例年3%~5%となっており、司法試験と同じく非常に難易度の高い国家試験となっています。

また司法試験は法科大学院修了か予備試験に合格しないと受験できませんでしたが、司法書士試験に受験資格はなく、誰でも受験することが可能です。

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どっちの資格を目指すべき?

どっちの資格を目指すべき?

ここまで司法試験と司法書士試験の違いについてご紹介してきました。

ここからは、司法試験と司法書士試験のどっちの試験を選ぶべきか、試験の難易度、資格取得後の収入やキャリアから解説していきます。

試験の難易度で選ぶ|どっちの資格を選ぶべき?

上記でご紹介した司法試験と司法書士の合格率は司法試験が20%~30%、司法書士が3%~5%となっており、一見司法書士の方が難易度が高く見えます。

しかし司法書士試験は受験資格が無いため、あまりよく勉強していない方も受験している可能性があります。

一方、司法試験は法科大学院の修了か難易度の高い予備試験の合格者のみが受験できることから司法試験と司法書士の難易度は同程度であると言えます。

そのため試験が簡単な方を目指すという判断は難しそうです。

収入で選ぶ|どっちの資格を選ぶべき?

司法試験と司法書士試験の難易度はほとんど同じであると解説しましたが、その後のキャリアや収入は大きく異なります。

収入で比較する場合、司法書士の平均年収は約447万円と言われておりサラリーマンの平均年収である436万円を少し超える程度となっています。

一方司法試験の合格者である弁護士の平均年収は約728万円、裁判官は約900万円、検察官は約600万円となっており、司法書士の平均年収の1.5~2倍以上です。

専門資格でより稼いでいきたいという方には司法試験の方がお勧めできます。

キャリアで選ぶ|どっちの資格を選ぶべき?

司法書士になった場合、司法書士としてどこかの事務所に所属し、その後、年収を上げるために独立し、個人でも事務所を構えるケースが多いでしょう。

一方、司法試験に合格した場合は弁護士・検察官・裁判官からどの職に就くか選ぶことができます。

裁判官や検察官は官庁に勤めるため独立はできませんが、法律で給料が決まっており、経験とともに昇給・昇級の機会があります。

弁護士は多様な働き方ができる

弁護士を選んだ場合、司法書士と同様に事務所に所属することになりますが、弁護士は扱う業務の幅が広いため事務所ごとに得意な業務があります。

その後独立する弁護士もいますが、弁護士は企業に就職することもできるため、キャリアの面で司法書士と弁護士を比較した場合弁護士の方が多様であると言えるでしょう。

司法試験と司法書士のダブルライセンスはメリットがある?

ここまでは司法試験と司法書士試験のどっちの試験を目指すべきか解説してきましたが、どっちの資格も取得したいと考えている方もいるでしょう。

ここからは、司法試験・司法書士のダブルライセンスについてメリットがあるのかを解説していきます。

司法試験の受験資格があれば、司法書士試験を免除できる?

現状では司法試験の受験資格があっても司法書士試験は免除できません。

司法書士試験を免除できるのは、裁判所事務官・書記官に従事して10年以上従事した方のみとなります。

裁判所事務官・書記官は司法試験ではなく公務員試験に合格することでなれる職業なので、司法試験とは関わりがないことに注意が必要です。

かつて提案された新制度

2016年に司法書士試験の新制度が提案され、それに司法試験の受験資格でもある法科大学院修了・予備試験合格をした方は司法書士試験を免除する内容も含まれていました。

ただし新制度を実施する予定はなく、実施される可能性は低いと言えるでしょう。

司法試験と司法書士のダブルライセンスのメリット

司法試験・司法書士のダブルライセンスを取得すると、基本的には弁護士と司法書士の兼業という働き方になります。

弁護士と司法書士の共通点としては法律に関する書類業務の作成を行うという点が挙げられますが、扱える業務範囲は弁護士の方が広くなっています。

弁護士が司法書士の資格を取得してもメリットにはならないため、ダブルライセンスは司法書士が弁護士資格を取ることになります。

このダブルライセンスのメリットとしては、司法書士の権限では手が届かない業務もこなすことができることや、司法書士から弁護士へのキャリアアップの期待などが挙げられます。

弁護士になれば司法書士の業務もこなす?

上記で、弁護士は司法書士より扱える業務の範囲が大きいため司法書士の資格を取るメリットは無いと解説しました。

しかし、弁護士になって司法書士の業務を行う方はあまりいないようです。

理由としては、司法書士の業務は法律に関わるといっても不動産登記・相続などの業務が多くより専門的な知識が求められるということが挙げられます。

そのため、弁護士にそういった依頼があった場合は知り合いの司法書士事務所を紹介することで自身はその依頼を受けないことが多いようです。

司法試験と司法書士に相性が良いダブルライセンスは?

前述した通り司法書士になった方はさらに弁護士資格を取り、業務の幅を広げたりキャリアアップを目指しています。

しかし、司法書士の業務を継続しながら弁護士資格を取得するのには相当な労力を必要とする上、2つは相性が良い資格とは言えません。

そこでここからは弁護士と司法書士、双方に相性が良い資格をそれぞれご紹介します。

弁護士におすすめの資格:中小企業診断士

中小企業診断士は、中小企業に対して法律面を考慮しながら経営についてアドバイスを行う仕事をします。

中小診断士は法律的な問題には弁護士として、経営は中小企業診断士としてアドバイスができ、依頼者にとって良いパートナーになることが可能です。

下の記事で中小企業診断士の詳しい説明やおすすめの勉強方法などについてご紹介しているので気になる方はあわせてお読みください。
「中小企業診断士になるためのおすすめ勉強法やスケジュール」

司法書士におすすめの資格:行政書士

司法書士の方がダブルライセンスを考える際に最も勧められているのが行政書士で、行政書士が勧められている理由は主に2つあります。

2つの理由をそれぞれご紹介していきます。

1つ目の理由

1つ目は、試験内容が被っている上行政書士試験の方が比較的簡単だと言われているからです。

司法書士試験に合格し実務経験を積んだ方であれば、行政書士試験に合格する確率も高くなるでしょう。

2つ目の理由

2つ目は業務内容の相性が非常に良いことです。

会社などを設立する時は定款・登記といった業務が必要になりますが、定款は行政書士、登記は司法書士の業務内容になっています。

つまり、どっちかの資格しかもっていないと途中でその資格を持っている人に交代する必要が出てきます。

依頼人としては両方の資格を持っている人に頼む方が楽になるため、司法書士と行政書士の両資格を持っている人の需要が増えています。

司法試験と司法書士試験の勉強方法

前述の通り、司法試験と司法書士試験の難易度はどっちも同程度です。

司法試験も司法書士試験も独学での合格を目指すとなると、合格まで多くの時間がかかり、体力・精神的にも苦しくなってしまいます。

予備校や専門学校に通うという方法もありますが、受講料が平均100万円前後と高く、予算の都合で難しい方もいるでしょう。

費用を抑えて質の高い指導を受けたいのならば、通信講座の利用がおすすめです。

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通信講座の魅力は、自分の都合の良い時間・場所で勉強できる点です。

また、通信講座によっては受講生に合わせて学習カリキュラムを作成してくれる講座や、独自に試験傾向を分析して作られたオリジナル教材を使用している講座もあります。

講座の質は予備校や専門学校と遜色ないレベルのもので、予備校や専門学校より安く受講できるのも嬉しいポイントとなっています。

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アガルートの司法試験講座では毎年多くの合格者を出しており、2023年の司法試験の合格占有率は36%と、合格者の3人に1人がアガルートの受講生でした。

アガルートの司法試験講座の詳細を分かりやすく表にまとめてご紹介します。

アガルートアカデミー
学習方法 通信講座
コース ①26年・27年最短合格カリキュラム
②25年・26年最短合格カリキュラム
③25年・26年論文基礎力養成カリキュラム
④24年・25年論文基礎力養成カリキュラム
⑤25年・26年予備試験インプットカリキュラム
⑥24年・25年予備試験インプットカリキュラム
⑦25年・26年予備試験アウトプットカリキュラム
⑧24年・25年予備試験アウトプットカリキュラム
⑨26年法科大学院入試専願カリキュラム
⑩25年法科大学院入試専願カリキュラム
⑪25年・26年司法試験インプットカリキュラム
⑫24年・25年司法試験インプットカリキュラム
⑬25年・26年司法試験アウトプットカリキュラム
⑭24年・25年司法試験アウトプットカリキュラム
費用 ※全て税抜き表記です
①908,000
②932,800円
③498,000円
398,000円314,800円(20%OFF)
358,740円322,866円(10%OFF)
354,870円319,383円(10%OFF)
551,160円496,044円(10%OFF)
517,590円465,831円(10%OFF)
⑨598,000〜798,000円
498,000円398,400円〜598,000円478,400円(20%OFF)
295,920円266,328円(10%OFF)
292,050円262,845円(10%OFF)
538,740円484,866円(10%OFF)
524,070円471,663円(10%OFF)
合格実績 司法試験:令和5年度試験合格者の占有率36%
校舎 ラウンジ(自習室)のみあり
※予備試験1年合格カリキュラム+マネージメントオプションの利用者のみ利用可能
【東京】
早稲田ラウンジ
飯田橋ラウンジ
駒場ラウンジ
国立ラウンジ
【神奈川】
日吉ラウンジ
【大阪】
大阪ラウンジ
【京都】
京都ラウンジ
質問制度 無料質問制度
※2025・2026年カリキュラムから月に10回までに変更
フォロー制度 無料体験
模擬面接
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司法試験を受験するためには予備試験や法科大学院を卒業しなければなりません。

司法試験と同じく予備試験・法科大学院の入学試験も難易度の高い試験ですが、アガルートには予備試験・法科大学院を対象としたコースも用意されているので安心です。

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アガルートの司法書士講座の合格率は全国平均の2.96倍の15.4%です。

司法書士講座の詳細を表にまとめました。

アガルートアカデミー
学習方法 通信講座
コース 【2025年合格目標】
①入門総合講義
②入門総合カリキュラム/ライト
③入門総合カリキュラム/フル【2024年合格目標】
④入門総合講義
⑤入門総合カリキュラム/ライト
⑥入門総合カリキュラム/フル

【演習総合講義/演習総合カリキュラム】
⑦2024年合格目標 演習総合講義
⑧2024年合格目標 演習総合カリキュラム/フル
⑨2024年合格目標 演習総合カリキュラム/ライト

費用 ※全て税抜き表記です
【2025年合格目標】
①128,000円
②218,000円
③268,000円【2024年合格目標】
128,000円115,200円(10%OFF)
198,000円178,200円(10%OFF)
248,000円223,200円(10%OFF)

【演習総合講義/演習総合カリキュラム】
129,800円106,200円
198,000178,200円
168,000152,300円

合格実績 合格率:15.4%
※全国平均の2.96倍
校舎 校舎・ラウンジなし
質問制度 Facebookを使って質問(無制限)
フォロー制度 無料体験
模擬面接
無料添削
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司法試験・司法書士はどっちがどっち?まとめ

今回この記事では、司法試験と司法書士について難易度・違い・ダブルライセンスなどの情報を解説してきました。

司法試験は合格すると裁判官・検察官・弁護士になることができ、司法書士試験は合格すると司法書士になることができます。

試験の難易度としては合格率を見ると司法書士の方が低くなっていますが、受験資格などを考慮すると同程度の難易度でしょう。

司法試験と司法書士のダブルライセンスに関しては、基本的に司法書士が弁護士資格を得ることで仕事の幅を広げたり、弁護士へ転職したりするために用いられます。

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