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社労士試験に働きながら合格することは可能?独学合格は何年かかる?

更新日:2022-11-19

社労士(社会保険労務士)は収入の高さや安定性から人気のある職業で、将来のことを考えて社労士へ転職しようという方も年々増えてきています。

しかし、社労士は難関国家資格でもあるので、働きながら社労士になることができるのか気にされる方も多いです。

こちらの記事では、働きながら社労士試験に合格できるのか?というところから社労士を目指す方におすすめの勉強法や、社労士試験に合格するためのコツをご紹介していきます。

働きながら社労士試験に合格できる?

社労士になるためには社労士試験の合格と、その後に行う社労士登録の2つが必要です。

社労士試験は大変難しく、社会人で社労士を目指している方のほとんどは、働きながら社労士試験に合格できるのか?というところを気にされると思います。

結論から述べると、働きながらでも社労士試験に合格することはできます。

ここでは、働きながらでも社労士試験に合格できると言える根拠と、社労士試験の合格率や社労士登録についてご紹介します。

合格者の約80%が社会人

社会保険労務士試験の公式ホームページに掲載されたデータを見ると、働きながらでも社労士試験に合格できることが分かります。

2021年の社労士試験に合格した人のうち、60.4%が会社員でした。

会社員以外でも公務員が7.8%、団体職員が5.6%、自営業が4.2%、役員が3.4%と職種や勤務形態をのぞけば、実に80%が社会人として働きながら社労士試験に合格しています。

(2) 職業別構成 会社員(60.4%)、無職(10.3%)、公務員(7.8%)、団体職員(5.6%)、自営業(4.2%)、役員(3.4%)、学生(1.1%)、その他(7.2%) 合格者等の推移(過去10年)第53回社会保険労務士試験合格者の年齢別・職業別・男女別構成

社労士試験の合格率

社労士試験は合格するまで何年もかかる非常に難しい試験で、合格率は毎年10%を下回ります。

2021年度の社労士試験の合格率は7.9%、2020年の合格率は6.4%とデータを見る限り非常に狭き門であることが分かります。

こちらの記事で、社労士の資格取得の難易度について詳しく解説しているので、気になる方は合わせてお読みください。

社労士の資格取得の難易度はどのくらい?初心者でも合格できる?

(1) 受験申込者数 50,433人(前年 49,250人、対前年 2.4%増)
 うち科目免除者 1,059人(うち公務員特例の免除者 524人)
(2) 受験者数 37,306人 (前年 34,845人、対前年 7.1%増)
 うち科目免除者 841人(うち公務員特例の免除者 419人)
(3) 受験率 74.0%(前年 70.8%)
(4) 合格者数 2,937人 (前年 2,237人)
 うち科目免除者 106人(うち公務員特例の免除者 73人)
(5) 合格率 7.9% (前年 6.4%) 厚生労働省|第53回社会保険労務士試験の合格者発表

社労士登録とは?

先述の通り、社労士として働くには社労士試験に合格した後、社労士登録をしなければいけません。

社労士登録とは、開業や企業勤めなど社労士としてどのような働き方をするのか登録することを指します。

社会人として働きながら社労士を目指す方にとって問題なのが、この社労士登録をするために厚生労働省が定めた業務の2年以上の実務経験が必要だということです。

今の職種がこの条件に当てはまっていない場合は転職しなくてはなりませんが、「事務指定講習」という講習を約8万円を払って受講すれば実務経験の条件を免除できます。

働きながら半年で社労士になれる?

インターネットで社労士に合格された方の記事を探すと、勉強を始めてから半年で社労士になった方もいますが、実際に働きながら半年で社労士になるのは難しいです。

社労士試験は合格率から見ても非常に難しい試験なので、受かるためには多くの時間が必要となります。

ここでは、社労士になるために必要な勉強時間や、働きながら社労士を目指す方におすすめの勉強スケジュールをご紹介します。

社労士になるのに800~1,000時間必要

一般的に社労士になるために必要な勉強時間は約800〜1,000時間と言われています。

社労士と同じく難関資格の行政書士や司法書士は約3,000時間必要と言われているので、難関資格の中では少ないように思われますが、多忙な社会人にとって大変なことには変わりありません。

仮に半年で社労士試験に受かるためには、1日約5時間ほどの勉強を毎日しなければならず、多忙な社会人には難しいと思われます。

働きながら社労士になるのであれば、自分の生活に合わせて効率よく勉強することが重要です。

社労士試験に合格するまで何年かかる?

社会人として働きながら社労士を目指すと、実際に社労士試験に合格するまでに何年かかるのでしょうか。

社労士試験に合格するのに約800〜1,000時間の勉強が必要と言われていますが、それだけ勉強したからと言って必ず試験に受かるわけではありません。

社労士試験は非常に難しく、合格までに何年もかかる試験です。

1年で合格する人はほとんどおらず、社労士試験に合格するのに5年以上かかった方も多くいるようです。

働きながら独学で社労士試験に合格できる?

費用の問題や時間の融通が利くことから、インターネットや市販の参考書を使って働きながら独学で社労士試験の勉強をしようと考える方も少なくないと思います。

働きながら独学で社労士試験に合格することは不可能ではありませんが非常に難しいので、学習スケジュールを立てることが重要です。

ここでは社労士試験に出題される科目と、それに基づいて、働きながら独学で合格するためのスケジュールをご紹介していきます。

社労士試験の科目

社労士試験に出題される科目は公式ホームページにて確認することができ、その内容は8つに分けられています。

  • 労働基準法及び労働安全衛生法
  • 労働者災害補償保険法
    (労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む)
  • 雇用保険法
  • 労務管理その他の労働に関する一般常識
  • 社会保険に関する一般常識
  • 健康保険法
  • 厚生年金保険法
  • 国民年金法

独学の場合の1年間のスケジュール

働きながら独学で社労士試験に合格するためには、闇雲に勉強するだけでなく、しっかりとスケジュールを立てて勉強しなければいけません。

1年間を「基礎学習」「苦手科目の復習」「総復習と過去問」の3つに分けて、効率よく勉強していくことをおすすめします。

独学で勉強する場合の1年間のスケジュール
9月~2月 基礎知識学習
労働科目→保険科目
3月~4月 苦手科目の復習
5月~8月 総復習と過去問

基礎学習(9月~2月)

働きながら独学で社労士試験の勉強をする場合、9月〜2月は基礎学習の期間です。

最初に勉強するのは労働関連の科目の基礎となる労働基準法で、一通り労働科目の学習を終えたら「社会保険」の科目に移るのが効率的です。 

「社会保険に関する一般常識」は出題範囲が広いので、基礎学習期間の中でも最後に勉強することをおすすめします。

苦手科目の復習(3月~4月)

働きながら独学で社労士試験の勉強をする場合、3月〜4月は、これまで学習してきた科目から苦手な科目を復習する時間にあてましょう。

国民年金法厚生年金保険法は難しい内容なので、この期間にもう一度おさらいをした方が、定着しやすいです。

総復習と過去問(5月~8月)

働きながら独学で社労士試験の勉強をする場合、5月〜8月の期間はこれまで勉強してきたことの総復習と、それと並行して過去問を解いていく期間です。

過去問を解くことで、出題される問題の傾向と、これまでの勉強でやり残したところはないか確認できます。

働きながら独学する場合の注意点

独学の場合、勉強していく中で分からないところが出てきても誰かに質問することができないので、自力で調べる必要があります。

また、繰り返しになりますが、社労士試験は非常に難しい試験なので、独学で社労士試験に合格するまでに何年かかるか分かりません。

働きながら勉強するので自由な時間も少なく、モチベーションを保つのも段々と難しくなってきます。

なるべく早く社労士になりたいと考えている方は、何年かかるか分からない独学よりも、多少費用を払ってでも通信講座や予備校に通うことをおすすめします。

働きながら社労士試験に合格する勉強方法

前述の通り、独学で働きながら社労士試験に合格するのは難しく、受かるまでに何年かかるか分かりません。

そこで、働きながら社労士試験に合格する勉強方法としておすすめなのが、社労士の通信講座と予備校です。

ここでは通信講座と予備校のそれぞれの特徴と、どのような方におすすめなのかについて解説していきます。

働きながら社労士試験に合格する方法①通信講座

社会人として働きながら社労士を目指す方に一番おすすめの勉強方法が通信講座で社労士試験の勉強をすることです。

空いた時間に勉強できるので、どのようなライフスタイルの方でも勉強しやすく、専門家がカリキュラムを組んでくれるので効率よく勉強することができます。

独学の場合と比べてお金がかかり、費用が年間で数万〜数十万円かかることが難点ですが、働きながら社労士を目指している方でしたら自己投資として価値のある金額と言えるのではないでしょうか。

働きながら社労士試験に合格する方法②予備校

社労士の予備校に通うことも、働きながら社労士を目指す方におすすめと言えます。

社労士の予備校に通うメリットは、通信講座と同じく効率よく勉強できるところと、対面での講座になるので、分からないところがあればすぐに質問して問題を解消できるところです。

また、同じ講座を受ける人と仲良くなれば、お互いに刺激し合ってモチベーションも維持できます。

ただし、時間の融通はつけにくいので、ある程度自分の時間が確保できる方におすすめの勉強法になります。

働きながら社労士試験に合格するためのコツ

ここまで社会人として働きながら社労士試験に合格するための効率のいいスケジュールをご紹介しましたが、それでも、社会人が仕事と並行して1年間勉強を続けるのは大変なことだと思います。

ここでは、社会人として働きながら社労士試験に合格するためのコツをご紹介します。

モチベーションの維持を大事にする

先述の通り、社会人として働きながら社労士試験に合格するのに1年間は必要ですが、その間にモチベーションを維持できるかどうかが大事になってきます。

モチベーションが維持できないと勉強に身が入らず、その結果何年も社労士になれない状況が続いてしまうかもしれません。

モチベーションを保つには、同じ目的を持つ仲間がいることが重要だと言われています。

SNSなどで自分と同じように社会人として働きながら社労士を目指している人達と繋がれば、刺激にもなりますし、辛い時には励まし合って勉強を続けやすくなるでしょう。

スキマ時間を活用する

仕事が忙しく時間がとれない方は、スキマ時間を活用することをおすすめします。

自宅から職場までの移動時間を勉強時間に回したり、休憩時間の半分を勉強にあてるなど、毎日少しでも時間を確保することが大切です。

社会人の場合、平日に十分な勉強時間を確保するのは難しいので、いかにスキマ時間を活用できるかが社労士試験に合格する鍵になっていきます。

まとめ|働きながら社労士試験に合格できる?

  • 働きながらでも社労士になることはできる
  • 独学で社労士試験に合格するのは難しい
  • 1年間の勉強スケジュールをたてるのがおすすめ
  • 通信講座や予備校に行くことがおすすめ
  • モチベーションの維持やスキマ時間の活用が大切

社労士試験に合格している人のほとんどが社会人なので、働きながらでも社労士になることはできます。

社労士試験は毎年合格率10%を下回るほど難しいので、独学で勉強すると何年もかかってしまう可能性があります。

働きながら社労士になるための勉強をするには、独学よりも効率が良く、融通が利きやすい通信講座を受けることがおすすめです。

一般的に社労士になるために必要な勉強時間は約800〜1,000時間と言われているので、1年間のスケジュールで勉強すると効率よく進められます。

モチベーションの維持を大事にしたり、スキマ時間を活用することは、社会人として働きながら社労士に合格する大きな助けになります。

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