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花王株式会社の年収はいくら?平均年収や初任給について調査

更新日:2022-11-19

花王株式会社の年収はいくら?平均年収や初任給について調査

私たちの身近にある多くの日用品、化粧品を始め、様々な製品を作り続けている花王。

おそらくほとんどの方が花王の製品を少なくとも一度は手にしたことがあると言っても過言ではない程私たちの生活と切っても切り離せないサービスを提供している大手企業です。

この記事ではそんな花王の気になる平均年収について、総合職や研究職などの職種別から主任や部長といった役職別の年収まで詳しく解説していきます。

花王の平均年収

まず初めに、花王の企業全体の平均年収を見ていきましょう。

以下は花王が公表している有価証券報告書を参考にしています。

花王の平均年収は約812万円

2019年度の有価証券報告書によると花王の平均年収は約812万円です。

国税庁の「民間給与実態統計調査結果」によると一般企業の同年度における全国平均年収は441万円となっており、花王の平均年収は一般企業に比べ約1.8倍も高いと言えます。

有価証券報告書を参考にした花王の平均年収の推移は以下の通りです。

2019年度 約812万円
2018年度 約822万円
2017年度 約780万円
2016年度 約798万円
2015年度 約811万円

出典:平均年収.JP 花王の年収

これを見てみると花王の2016〜2017年度の平均年収はわずかに落ち込み800万円を下回っているものの、その後2018年には約40万円程増加し大きく回復しています。

2019年度の平均年収は前年度より約10万円程減少していますが、依然として800万円近くを維持し続けています。

化粧品業界では第2位に位置

化粧品といえば、花王の主力事業の一つです。

そこでここでは化粧品業界内における花王と業界大手競合他社との平均年収の比較を見ていきます。

マンダム 約842万円
花王 約812万円
ポーラ・オルビスHD 約784万円
ミルボン 約721万円
資生堂 約716万円

出典:花王の年収は812万円!年代別の平均年収や業界ランクを解説!

これによると花王の平均年収は業界内では惜しくも2位に位置しています。

マンダムが業界内で最も平均年収が高く約842万円で、花王と比べても約30万円ほど高い平均年収となっています。

ポーラ・オルビスHD、ミルボン、資生堂の3社もかなりの知名度と人気を誇る大手企業ですが、花王はこれらの企業を大きく上回る高年収を記録していることが分かります。

花王は化粧業界内では収入面においてかなり有利な企業と言えそうです。

花王の職種別・役職別の平均年収

花王の企業全体としての平均年収の位置付けが理解できたところで、ここではさらに
職種
役職などに分けて細かく見ていきましょう。

大まかな職種区分では、総合職が最高年収

花王の企業内部の職種は、まず総合職技術職一般職の大きく3つに分けられます。

それぞれの平均年収は以下の通りです。

  • 総合職:約1,038〜1,138万円
  • 技術職:約697〜797万円
  • 一般職:約713〜813万円

これを見てみると、総合職の年収が約1,038〜1,138万円最も高くなっています

技術職は約697〜797万円で最も低く、総合職とは約340万円程もの大差をつけられています。

一般職は約713〜813万円と決して低い年収ではありませんが、総合職より約325万円程低くなっています。

さらに細かい職種区分では、年収差はほとんどない

花王の職種は大まかに上述した3つに分けられますが、そこからさらに細かな職種に分けられます。

例えば技術職だとさらに研究職や技術開発職などの職種が設けられています。

花王は年功序列制度を採用しているためこの細かい職種区分が年収に影響を与えることはなく、職種による年収差はほとんどありません

部長の平均年収はなんと約1,200万円以上

ここでは花王の役職別の平均年収を見ていきます。

以下は社員の口コミを参考に算出した役職別の平均年収です。

  • 一般社員:約500〜800万円
  • 課長:約1,100〜1,200万円
  • 部長:約1,200万円以上

先にも述べましたが花王は基本的に
年功序列制度です。

そのため長く勤めれば勤めるほど給与水準は高くなっていきます。

あくまで目安ではありますが一般社員は入社1年目〜10年目の社員を指し、その後10〜20年目までに課長、20年目以降に部長の役職に就くことができます。

部長にもなるとその平均年収はなんと約1,200万円以上にもなります。

花王の学歴別の平均年収

続いて花王の学歴別の平均年収や初任給について見ていきましょう。

ここでは最も年収差のはっきりしやすい50代の年収データを参考にしています。

学歴別の年収差は大きい

花王の50代の学歴別の平均年収は以下の通りです。

  • 大卒:約1,073万円
  • 短大卒:約917万円
  • 高卒:約781万円

これによると
最も平均年収が高いのは大卒約1,073万円となっています。

これは最も平均年収の低い高卒の約781万円よりも約300万円も高い数字です。

約300万円というと人によってはまるまる年収に相当する額ですから、
最終学歴が年収に与える影響はかなり大きいものであることが分かります。

最終学歴ごとに初任給が設定

花王の最終学歴ごとの初任給は以下の通りです。

  • 博士了:26万3,500円
  • 修士了:24万3,100円
  • 学部卒:22万3,100円
  • 高専卒:19万2,800円
  • 短大卒:18万2,800円

これを見てみると、少なくとも
学部卒であることが一般的な初任給とされる約20万円を超える
ボーダーラインのようです。

高専卒と短大卒は1万円の初任給差となっていますが、学部卒より上は修士了、博士了と学歴が上がっていくにつれて初任給も2万円ずつ高くなるよう設定されています。

博士了の初任給が最も高く設定されており26万3,500円にもなります。

年功序列制度を踏まえると、この初任給額の設定には博士了の場合が大体において年齢的に最も高くなるということも考慮されているのかもしれません。

花王はかなりの高年収が望める企業

ここまで花王の平均年収について色々な角度から見てきましたが、いかがだったでしょうか。

業界最大手企業の花王では、勤務年数が長くなるほど給与水準が上がる仕組みになっているため同じ企業に長く勤めたい人にとっては働きやすい環境と言えそうです。

またその場合1,000万円を超える年収を稼ぐことも期待できるでしょう。

この記事が花王への就職・転職を考えている方々のお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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