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ダイキン工業株式会社の年収はいくら?平均年収や初任給について調査

更新日:2022-10-13

ダイキン工業株式会社の年収はいくら?平均年収や初任給について調査

ダイキン工業株式会社は大手化学製品メーカーとして上場企業で、主にビルなどの空調機や住宅のエアコンの製造販売を行っています。

空調機では国内No1のシェアを誇り、世界各地の90地域でグローバル展開しており売上高は2兆に上る大企業です。

そんなダイキン工業株式会社の平均年収や給与制度・年代別年収・役職別年収・職業別年収などの給与事情を調査しました。

また、福利厚生や採用情報・初任給などもご紹介します。

ダイキン工業株式会社の平均年収

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平均年収:743万円

ダイキン工業株式会社有価証券報告書によると、2020年の平均年収は743万円となっています。

有価証令和元年に国税庁が出した「民間給与実態統計調査結果」によると日本の平均年収は436万円で、ダイキン工業株式会社は300万円以上高い平均年収となります。

過去3年間の平均年収と平均年齢をまとめると下記のようになります。

決済期 平均年収 平均年齢
2018年3月期 739.9万円 40歳
2019年3月期 741.3万円 39歳
2020年3月期 742.9万円 39歳

出典:ダイキン工業株式会社 有価証券報告書

ダイキン工業株式会社の従業員数は年々増加している中で、平均年収は徐々に上がっており平均年齢は下がっている傾向にあることから、業績の良さがうかがえます。

ダイキン工業株式会社の生涯年収は約2.75億円とされていて、日本の平均生涯年収1.9億円に比べ大幅に高くなっています。

ダイキン工業株式会社の給与制度

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ダイキン工業株式会社は2001年に年功序列制度を完全撤廃しており、能力評価・成果評価と企業への貢献度で直属の上司や管理職から給与評価がなされるようになりました。

入社6年目以降は裁量労働制となり個人の成果が重要視され、評価が良い場合勤続年数に関わらず昇進し役職に就く従業員もいます。

大手企業の中で年功序列の風潮が少ない企業は珍しく、個人の能力や実力次第で結果が給与に反映されることで、従業員のやる気の向上や企業の成長に繋がっていると言えます。

ここからは、ダイキン工業株式会社の年代別平均年収、職業別平均年収、役職別平均年収、そしてボーナスについての情報をまとめてご紹介します。

年代別月給・年収中央値

ダイキン工業株式会社の年代別の年代別の月給・年収中央値の推移はこのようになります。

年代 平均年収 月額給与
20~24歳 330万円 23万円
25~29歳 517万円 35万円
30~34歳 550万円 41万円
35~39歳 569万円 42万円
40~44歳 635万円 47万円
45~49歳 725万円 53万円
50~54歳 797万円 57万円
55~59歳 790万円 56万円
60~65歳 512万円 38万円

出典:平均年収.jp

20代前半の年収は330万円と日本の20代前半の平均年収とほとんど差はありませんが、20代後半で500万円代といっきに上昇します。

入社後数年は一律で昇給しますが、入社6年目から成果重視の評価に変わってくるため、20代後半から年収に開きが出てくる傾向にあります。

そして30代で年収500万円~600万円40代に入ると600万円~700万円という高収入となっていきます。

職種別平均年収

ダイキン工業株式会社の平均年収は、職種によって変わってきます。

職種 平均年収
営業系 516万円
企画・事務・管理系 578万円
IT系エンジニア 730万円
電気・電子・機械系エンジニア 488万円
医薬・化学・素材・食品系専門職 516万円

出典:すべらない転職

職種別に年収を見ると、一番高いのはIT系エンジニアで730万円、一番低いのは機械系エンジニアで488万円です。

ダイキン工業株式会社は女性活躍推進の取り組みに力を入れており、2001年から総合職と一般職の区分は廃止し、どの職種や役職でも女性が男性とともに働ける環境を整えています。

役職別平均年収

ダイキン工業株式会社の役職別の年収一覧はこちらになります。

役職 平均年収
主任 737万円
係長 832万円
課長 1,099万円
部長 1,215万円

役職の付いていないダイキン工業株式会社の一般社員の年収を約400万円とすると、初めて役職の付く主任クラスで737万円となり337万円上乗せされた年収となります。

30代後半~40代前半で課長へ昇進する人が多く、課長クラスから年収1,000万円以上の収入に加え転勤に伴う家賃補助が出されます。

ボーナスについての情報

ダイキン工業株式会社のボーナスは年に2回(6月・12月)支給されます。

上司や上層部からのABCDEの5段階評価によってボーナスの額や昇給が決まるため、従業員にとってこの評価はとても大切になります。

全体の平均ボーナス額は約180万円で20代でも100万円前後は支給されるため、年収におけるボーナスの割合は高くなっています。

ダイキン工業株式会社の福利厚生

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ダイキン工業株式会社は基本的な福利厚生の制度は整っていて、特に教育面においての補助制度が充実しています。

また裁量労働制となっているため企業側が時間管理を行っておらず、自分でスケジューリングをし業務をこなしていくことが可能なため、自分の裁量で休暇も取りやすくそのような面でとても融通が利く企業です。

しかし、住宅手当がほとんど付かないという点での従業員の不満の声も多く挙げられています。

制度:独身寮・社宅完備、保養所(蓼科、宝塚、那須)、退職年金制度、住宅融資制度、財形貯蓄制度、持ち株制度等
保険:雇用・労災・健康・厚生年金保険加入
教育:新入社員導入教育、海外拠点実践研修制度、社内専任講師による語学研修、新任基幹職研修、国内留学制度、通信教育制度ほか

教育制度の充実

ダイキン工業株式会社は教育制度が充実しており、社内講師の語学研修や国内留学制度など社員教育に力を入れています。

技術研修や階級別の教育プログラムも用意されており、役割遂行のスキルやレベルアップに必要な情報を習得することができます。

うれしい休日休暇制度

ダイキン工業株式会社は有給取得日数が多い企業としても有名で、有給取得率は95.7%に上ります。

きちんと業務をこなしていれば、周りの目を気にせず有給休暇(年間22日)をしっかり取得することができ、最大9日間の連続休暇を企業側が推進しています。

この連休を使い海外旅行へ行ったり家族との時間を増やしたり、プライベートを充実させリフレッシュすることができます。

ダイキン工業株式会社の採用情報について

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ダイキン工業株式会社の2022年度採用情報はこちらです。

勤務時間 標準労働時間 7時間45分
本社・支社 9:00~17:30、製作所 8:30~17:00
※フレックスタイム制、裁量労働制あり
休日休暇 完全週休2日制、夏季休暇、年末年始など年間休日124日、年次有給22日(初年度14日)、慶弔、育児・介護休職制度、5連休制度
賞与 年2回(6、12月)
昇給 年1回(4月)

出典:ダイキン工業株式会社 採用情報

初任給について

ダイキン工業株式会社の初任給は以下の通りです。(2020年4月実績)

最終学歴 初任給
博士了 月給268,800円
修士了 月給244,800円
大学卒・高専専攻科卒 月給225,000円
高専・短大卒 月給197,000円

出典:ダイキン工業株式会社 採用情報

ダイキン工業株式会社の初任給は最終学歴によって数万円の差が生じますが、学歴別に見ても日本の平均初任給とほとんど差はほとんどありません。

約5年間は一律で昇給していくため初任給を基盤に同期と差は出ないことがほとんどですが、実力主義になる6年目以降から給与の差が生じてきます。

ダイキン工業株式会社の平均年収まとめ

  • ダイキン工業株式会社の平均年収は743万円
  • 能力・成果・貢献度で給与査定される
  • 入社6年目以降は裁量労働制となる

ダイキン工業株式会社の平均年収は、日本の平均年収を300万円も上回る高年収です。

また、競合の同業者では1位が三菱電機株式会社、2位がパナソニック株式会社、そして3位がダイキン工業株式会社となっており、常に上位をキープし業績も安定しています。

年功序列の風潮が薄れ実力主義で昇進・昇給がされていく給与体制に変わり、若い世代でも昇給しやすく高年収を目指せる企業です。

教育制度も整っており有給休暇の取得率も高く、従業員が働きやすい環境が整っていると言えます。