年代を問わず幅広く愛され、毎年多くの応募者が殺到している公務員。
そんな公務員になるためには公務員試験を突破する必要がありますが、ただ闇雲に勉強しているだけでは合格できない難関の資格となっています。
公務員試験を突破するための方法は「独学」で勉強するか「予備校・通信講座」を利用するかの2種類。
この記事に辿り着いた貴方は、おそらく「公務員試験は独学じゃ無理なのかな?」と思っているのではないでしょうか。
今回は公務員試験は独学でも可能か、また独学で目指す場合のスケジュールから難しいポイント、おすすめの対策法まで詳しく解説していきます。
目次
公務員試験は独学でも合格できる?

結論から言うと、公務員試験に独学で合格するのは充分に可能です。
なぜなら、問題集を買ってそれに沿って勉強していくという意味では予備校でも独学でも同じだからです。
公務員試験だけでなく、司法試験なども長期間かけて自分一人だけの力で目指す人は数多いので、しっかり綿密な勉強計画を立てて実行していける人であれば間違いありません。
とはいえ、裏を返せば自己管理が徹底できる人でなければ難しい、というのが現状です。
公務員試験は科目数が多く、ある程度の効率の良さが求められます。
いくら真面目にやっているつもりでも勉強法を間違えてしまうと失敗する残酷さもあるため、自分に合った勉強法を確立することが必要でしょう。
独学で受かるためのスケジュール

公務員試験合格までにかかる勉強時間は平均で約1000時間~といわれています。
ただし、これはあくまで目安であり、国家総合職を受けるか地方中級を受けるかといった職種によってもかなり変わってくる数字であることは留意してください。
上記を踏まえ、1年間かけて独学で試験合格を果たすためのスケジュールが上の画像になっています。
国語力は身に着けるのに時間がかかるため文章理解は長期的に時間を取り、日常生活であまり馴染みのない法律系の科目は早めに対策を講じるようにしましょう。
特に「数的処理」「憲法」「民法」「経済学」の4つは最重要科目であり、範囲も広く着実に問題数をこなしていけば得点が取れるため、理系科目に苦手意識のある方はまず苦手を克服するつもりで取り組んでいくのがおすすめです。
公務員試験を独学で受ける人の割合
予備校に通う人と独学で頑張る人の割合は、おおよそ6:4になっています。
これは場所によって多少異なってきますが、予備校に通って合格する人の方が多いと言って良いでしょう。
大手予備校をはじめ今では通信講座も充実してきているので、日常が忙しくても仕事との両立をうまく図りながら勉強できている人も増えています。
予備校や通信講座などプロの手を借りながら勉強できるのは大きなメリットですし、何より勉強法が失敗しにくいというのが大きな特徴です。
公務員試験の独学は面接が鬼門になる!
独学で試験対策をする場合、二次試験である個別面接や集団面接、集団討論の対策がネックになってくるでしょう。
面接では過去・現在・未来のことなどエントリーシートを基に深掘りされていきます。
ちなみに、面接官が数人以上いる自治体もあるため、自分が受験する地域に合わせた対策が必要になってきます。
一人では適切な面接相手を見つけられず、また客観的に自分を見ながら改善していくのも難しいため、独学での面接対策は少し難しさがあるといえるのではないでしょうか。
改善方法として自分が話している様子を録画して見返したり、鏡を見ながら覚えた言葉を話してみたりなどが考えられます。
出来る限り第三者の立場に近くなるようにするのがポイントです。
公務員試験は独学では難しい!

独学で公務員試験合格を目指すことは十分に可能ですが、それは地方初級や中級といった難易度の比較的低い試験に限った<話です。
地方上級公務員や国家総合職・一般職を狙うには独学では厳しいと言わざるを得ません。
地方上級~国家公務員レベルになると、狭き門に多くの応募者が殺到し、2021年度の国家総合職採用の倍率は平均で7.8倍、また大卒程度で10.5倍となっていました。
これまで勉強を頑張ってきた人や公務員試験を1度受けたことがある人であれば話は別ですが、全くの初心者から難易度の高い試験を突破するには相当な覚悟と勉強量が必要です。
とはいえ、予備校を使うにもお金と時間が膨大にかかってしまい、なかなか手を出せるものでもないでしょう。
そこで受講をおすすめしたいのが通信講座です!


通信講座は予備校とは違い自分のペースで学習することができ、プロのサポートも受けられます。
アガルートの講座を申し込むなら今がお得!
- 最短で合格できる講座形態!
- オンラインでいつでもどこでも受講可能!
- フルカラーで見やすくまとめられたテキスト!
- 全てのカリキュラムで期間限定30%OFFの特別価格!
- 見事内定獲得で全額返金制度あり!
独学で挑む公務員試験の勉強法

それでは、独学で公務員試験に挑む場合、どのような方法を取れば良いのかを解説していきます。
自分の力で頑張ろう、と思っている人はぜひ以下のポイントに注意してみてください。
この3つを念頭に置いておくだけで効率が段違いになるはずです。
②苦手なものから優先順位をつけていく
③過去問を活用する
①自分が受ける自治体を決める
参考書を買っていきなり勉強する前に、まず「どこを受けるのか」を決めておきましょう。
公務員試験と一口に言っても試験制度が異なっているためです。
例えば、市役所などの地方中級公務員の試験ではA、B、Cの日程があり、一次試験が教養試験のみで専門科目がない場合、記述式試験がない場合があります。
また、そもそも国家公務員を受けるのか地方公務員によって勉強方法も異なるため、このステップは忘れないようにしたいものです。
苦手なものから優先順位をつけていく
参考書を開いて一番最初から順番に解いていくよりも、事前に「自分はどの科目が苦手なのか」を考え、そこから潰していくことをおすすめします。
中には1年以上時間をかけられる人もいますが、大半の人が半年~1年のスパンで受験勉強をするため、限られた時間の中でもどのように時間配分をするかが重要になってくるのです。
また、問題集は3~5周するのを目安にしてください。
インプットとアウトプットを交互に行うことによって、知識の定着を図れるようになります。
過去問を活用する
ある程度の知識をインプットできたら、積極的に過去問を解いていきます。
早い段階で過去問を解いておくことによって出題者側の傾向も掴める上に、本当に必要なところだけに絞った対策が可能になるからです。
過去問で出た内容を意識しながら暗記物をしたり復習したりすることによって、頭に入ってくる感覚も全く違うものになります。
まだ勉強し始めたばかりだから、と先延ばしにするのではなく、過去問はなるべく春~夏の間に1度手をつけておくと良いでしょう。
公務員試験を独学で受けるメリット

難関である公務員試験も、自分でしっかりと対策ができれば独学でも突破可能です。
ここでは独学で行うメリットを見ていきましょう。
・自分のペースで勉強できる
①:費用が安い
まとまったお金が用意できない大学生や経済的に苦しい社会人にとって、「費用が安く済む」ことは最大のメリットです。
自分に必要な参考書、問題集といったテキスト代、また模試を受ける場合はその交通費などで済むため、最小限の出費で合格を目指すことができます。
予備校・通信講座を受けると少なくとも10万円~数十万円の料金がかかることに比べ、独学ではおよそ5万円以下で抑えられるでしょう。
②:自分のペースで勉強できる
カリキュラムに縛られたくない、授業のために時間を取られるのが嫌だ、という人も多いのではないでしょうか。
独学では限りなく自分のペースで学習できるのが特徴です。
予備校ではどんどん授業が進んでいくため、分からないところを理解できるまで教えてもらったり、反対に既に理解できているところを飛ばして勉強したりすることが難しいです。
その点、あくまで自分がまだ分かっていないところだけを強化できていく独学にはメリットがあるといえます。
公務員試験を独学で受けるデメリット

・モチベーションを維持しにくい
・面接対策ができない
①:正しい勉強法を取りにくい
独学は自分との孤独な戦いです。
そのため「自分の勉強法が本当に正しいのか」と悩み、スランプに陥ってしまう受験生が続出します。
1人で勉強計画から計画の修正までを行わなければいけないため、相談できる相手がいないのもデメリットでしょう。
結果が出ない、と思っても自分で改善点を分析し、良い成果に結びつけていくのは至難の業。
それに対し予備校などでは他の受験生の進み具合を見て自分の反省に繋げることもできますし、プロの講師にすぐに分からないことを聞けるのが強みといえます。
②:モチベーションを維持しにくい
公務員試験は勉強面だけを頑張っていればいいというものでもありません。
半年~1年以上の中長期的な試験勉強期間になるからこそ、精神面でも誰かのサポートを得ることが必要になります。
予備校にはプロの講師や学校スタッフとの定期的な面談、受講生との交流によってコミュニケーションを取れる場がありますが、独学ではそういった相談できる相手を見つけることは難しいでしょう。
そのため、継続性という面においても独学は不利といえます。
③:面接対策ができない
相談に乗ってくれる相手がいない場合、独学では面接対策も難しいものになります。
面接試験は実戦形式で慣れていくか、また過去に出題された質問内容を把握して事前に準備しておくことが練習のベースになってきます。
しかし、情報交換をする相手がいないとそういった過去問を入手することも一筋縄ではいきません。
1人では面接対策はできない、と言っても過言ではないでしょう。
公務員試験を受けるなら「アガルートアカデミー」

受講を検討すべき通信講座は数多くありますが、当サイトで最もおすすめしたいのは「アガルートアカデミー」。
2015年に新設されたばかりの新進気鋭の学校ながらも、幅広い分野で圧倒的な実績を出していたり、また手厚いサポートが受けられたりなどといった強みを誇っています。
そんなアガルートアカデミーを活用するメリットについていくつか紹介していきます。
多様なコースと充実したカリキュラム!
アガルートによる公務員試験講座の優秀ポイントは、多様な進路に対応したカリキュラムが用意されているところ。
国家総合職(法律区分・教養区分)、地方上級・国家一般職、市役所・国立大学法人、また国税専門官、裁判所職員などといった専門職に対応しています。
これほど充実したコースが用意されている通信講座はそうそうないため、公務員のあらゆる職種に道が開けていると言っても良いでしょう。
また、カリキュラムの中には面接対策も含まれています。対面、オンラインどちらでも回数無制限で指導を受けられるので、自分が納得いくまで練習を重ねることも可能です。
講師からの手厚いサポートを受けられる!

通信講座であっても、勉強以外のサポートは万全です。
例えば「公務員試験ホームルーム」という制度。
講師と受講生同士が双方向的にコミュニケーションでき、勉強の分からない部分や受験にあたって不安なところを相談できる場になっています。
また、これだけでなく1ヶ月に1度の講師との定期面談もあるため、メンタル面のケアもしてくれます。
孤独な戦いになりがちな受験勉強生活も楽しみながら駆け抜けられる制度が整っているといえるでしょう。
業界最低水準で受講することも!

アガルートでは元々の値段はそれほど安くはないものの、割引制度が充実していることにより、業界最低水準で受講することが可能です。
例えば2021年7月現在、地方上級・国家一般職+専門職・裁判所コース(総合コース)では、通常料金が280,000円であるところを196,000円と格安で受講可能に。
地方上級・国家一般職カリキュラムでは21,9000円が153,300円になっていることなど、非常にお得な値段設定なのが特徴です。
合格後のアフターフォローもあり、内定者得点として受講料全額返金制度や3万円の内定祝い金プレゼントなど、何としてでも合格したくなる体制が揃っています。
公務員試験の独学は可能?|まとめ
公務員試験の突破は独学でも可能ですが、地方上級~国家公務員レベルになると難易度が高くなっていきます。
もし独学で勉強する場合は、受験する自治体の決定、苦手分野からの勉強などを意識しましょう。
また、通信講座を利用したいと思った方は、一生に一度あるかないかの公務員試験、ぜひアガルートアカデミーの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
今なら完全無料!年収UPのチャンス!
-
大学・専門学校で手に職を付ける
(高校生向け)スタディサプリ 進路
(社会人向け)スタディサプリ 社会人大学・大学院
-
既卒者向け!20代の就職サポート
マイナビジョブ20's アドバンス -
初めての転職をサポート
マイナビジョブ20's -
年収800万~の求人多数!登録するだけ
リクルートダイレクトスカウト -
転職エージェントによる徹底サポート
doda