マンション管理士のおすすめ通信講座ランキング6選！費用・合格実績で徹底比較

マンション管理士・管理業務主任者試験はともに不動産関連の資格であり、試験内容も重複していることから同時に取得する人も多くいます。

マンション管理士・管理業務主任者試験の令和6年度のマンション管理士の合格率は12.7％、管理業務主任者試験の合格率は21.3％となっています。

難関試験であるため、独学よりも通信講座や予備校などを利用するのがおすすめです。

そこで今回はマンション管理士の通信講座についていくつかご紹介します。

マンション管理士のおすすめ通信講座・予備校6選

ここでは、マンション管理士のおすすめの通信講座・予備校について紹介します。

会社名	料金（税込み）	合格実績	サポート体制
アガルートアカデミー	65,780円～	2024年合格率：47.06%	導入オリエンテーション オンライン質問サービス 各種動画コンテンツなど
フォーサイト	43,800円～57,800円	2023年度合格率：36.6%	e-ラーニング 質問制度 全額返金保証制度
スタディング	35,000円～	非公表	学習フロー確認 勉強仲間機能
TAC	110,000円～	合格者累計マンション管理士：704名（2010年～2024年）	質問制度(電話・メール) Webフォロー 採点・答案作成指導 WEBスクリーニング制度など
ユーキャン	67,000円	10年間の合格者：1,600名以上	質問メール i-support(インターネットフォローシステム) 自習室利用 重複受講制度など
LEC	初学者コース:99,000円～ 上級コース:77,000円～	非公表	質問制度「教えてチューター」 Webフォロー 欠席・復習サポートなど

アガルート

アガルートは全国平均の3.71倍にあたる47.06%という非常に高い合格率を誇る通信講座です。

講義動画はタブレットやスマートフォンなどの多様なデバイスに対応しており、1チャプターは10分～40分程度なのでスキマ時間での学習におすすめです。

また 講師が過去10年間の過去問を分析し、重要度の高い問題を優先的に学習できるため、効率的に合格を目指すことができます。

さらに、アガルートではマンション管理士試験と同時に管理業務主任者の資格を取得できるコースも用意しています。

ダブルライセンスとして資格を取得すれば転職などに有利ですし、スケジュール通りに進めば1年以内に資格を取得することも。

ほかにもアガルートでは合格した場合に全額返金される合格特典や各種割引制度も充実しているため、コストパフォーマンスとサポート面を両立させた講座と言えるでしょう。

また、アガルートでは、合格者特典も充実しています。
合格特典を受け取るにはいくつかの条件が用意されています。

条件付きではありますが、全額返金は衝撃的ですよね。合格に向けたモチベーションアップにもつながりそうです。

アガルートのマンション管理士・管理業務主任者の口コミ・評判は？料金・合格実績を比較

フォーサイト

フォーサイトは最短で合格を目指す方に最適な通信講座です。

独自のe-ラーニングシステム「ManaBun」を採用しており、スマートフォンでテキストを読んだり、確認テストを受けるなど時間や場所を選ばずに学習ができます。

講義動画は1区切り15分以内に設定されているため、ストレスを感じにくいのもうれしいポイント。

またフォーサイトで使われるテキストは フルカラーテキストで視覚的に理解しやすく、2023年度の合格者による満足度は84%に達しています。

現在とのところアガルートのような割引制度やキャンペーンはないものの、教育訓練給付制度が適用される講座があり、合格後には受講料の20%が支給されるため比較的リーズナブルに受講できるでしょう。

スタディング

スタディングは、すべてのパソコンやスマートフォンなどのデバイスで完結する、圧倒的低コスパの通信講座です。

テキストに加え、問題集や過去問演習、講義動画の視聴もすべて対応しているため、いつでもどこでも学ぶことができます。

特に講義動画は約10分ごとに区切られており、初学者や忙しい社会人の方におすすめです。

動画講義でインプットを行った後はすぐに基本問題や過去問でアウトプットを行い、知識を定着させるためのカリキュラムが組まれています。

また学習レポートもあり、学習時間と進捗状況を可視化することで毎日どれだけ勉強したかを把握でき、日々のモチベーション維持にもつながります。

さらに、受講料の安さもスタディングの特徴です。

マンション管理士試験合格コースは35,000円で管理業務主任者試験とのダブル合格コースは44,000円となっています。

とにかくコスパを重視する方はぜひスタディングをチェックしてみて下さい。

TAC

TACは2010年～2024年度のマンション管理士試験において704名のマンション管理士試験合格者を輩出してきた実績のある通信講座です。

TACのマンション管理に関する出題問題の約9割を占める法令に関する問題を攻略し、短期間で合格できるようにしっかりと対策されたカリキュラムとなっているのが特徴です。

講義で学んだ内容をミニテストや過去問題集、答案を繰り返し解くことで、確実に合格に必要なスキルを身に付けられます。

初学者はもちろん、学習経験者でも短期間での合格を目指すことができるでしょう。

さらにインターネットフォローシステム「i-support」を活用することで、質問メールの送信や各種テストの成績確認、受講生同士で利用できる掲示板の閲覧ができるため通信講座でも安心です。

ユーキャン

ユーキャンは、テキストを中心に進行する通信講座です。

講義動画はほとんどありませんが、12回の質の高い添削指導に定評があります。

Tまたユーキャンにはマンション管理士試験専用のコースがなく、マンション管理士・管理業務主任者講座のみが提供されており、最短7ヶ月でのダブル合格を目指して効率化されています。

メインテキストは全5冊であり、専門知識が全くない初学者でも始めやすいようにテキストにはイラストや図解が多く取り入れられています。

イラストを見ながら文章を読むことで、効率的に知識を定着させることができます。

さらに、初心者が調べるのが難しい法改正の情報も提供されるため、安心して学習を進めることができます。

LEC

LECは初心者から経験者まで安心して合格を目指せる通信講座です。

ベテラン講師が講義を担当しており、本試験で頻出される問題の傾向や合格に必要なノウハウを徹底的に教えてくれ、「わかりやすい」と評判です。

初心者コースの場合、全47回のため、学習時間をしっかり確保できる方であれば最短6ヶ月以内での試験合格を目指すことができるといわれています。

LECは講義や問題集、演習講座を通じてインプットとアウトプットをバランスよく繰り返し、確実に知識を身につける学習法が特徴です。

さらに、答練や模試の的中実績も高いので、ぜひチェックしてみてください。

マンション管理士講座を選ぶポイント4つ

ここでは、マンション管理士講座を選ぶ際のポイントについて紹介します。

ポイント➀受講費用

マンション管理士講座の受講費用は各講座によってさまざまであり、コストパフォーマンスを重視する方や高額でもサポートや学習面でのバックアップが充実しているところがいいなど人によって何を優先したいかはさまざまです。

またマンション管理士・管理業務主任者のダブル合格を目指すカリキュラムを提供している通信講座も多く、平均的な価格は7〜10万円程度となっています。

一括での支払いが難しい場合は、分割払いの選択肢もあるため、何回払いが可能かを考慮しながら費用を検討する必要があります。

今回ご紹介した通信講座の中だと、安価で学びたい初心者にはスタディング、サポート面も重視したい方には費用とのバランスが良いアガルートがおすすめです。

ポイント②サポート面

独学で通信教育を受けていると、勉強のペースや合格の可能性、さらにはわからない問題に関する不安や課題がでてきます。

講座を選ぶ際は添削や質問への回答、学習プランの作成など、学習サポートが充実している場合、初学者にとっては安心材料となります。

各講座にはさまざまなサポート体制をおこなっているため、自分のニーズに合ったものや添削回数の多さ、模擬試験の有無などを細かく確認しておくことをおすすめします。

ポイント➂合格実績

講座を選ぶ際には、合格実績を確認することが重要です。

合格者が多いということはそれだけ多くの人が理解しやすく、信頼できる会社であることを示しているからです。

非公表の通信講座もおおいなか、アガルートは数ある資格予備校の中でもトップクラスの合格実績を誇っています。

特に難関とされるマンション管理士試験の合格率が高く、令和5年度の合格率は全国平均の3.71倍にあたる47.06％、令和6年度の管理業務主任者試験の合格率は全国平均の3.34倍である71.15％となっています。

さらに、受講者数は3年間で約3倍に増加しており、多くの受験生から支持されていることが伺えます。

費用面やサポート面なども考慮してぜひ合格実績についても確認してみてください。

ポイント④学習スタイル

学習スタイルはそれぞれの通信講座によって異なります。

たとえばテキストによるものなのかやウェブでの講義が中心なのか、模試などが用意されているのかなど。

自分に合った方法で勉強することで、モチベーションを維持しながらの学習や合格まで近づくことができるでしょう。

反対に自分に合わない方法で学習を続けると、途中で学習を辞めてしまうなどのリスクがあります。

今回ご紹介した通信講座の中だと、アガルートやスタディングなどがおすすめです。

どちらも1回10分程度の講義動画となっているので、初学者でもストレスを感じずにスキマ時間を活用して学習できます。

さらにアガルートではフルカラーのテキストでのインプットだけでなく、模試や過去問を通じてアウトプットする仕組みも整っているなど、効率的に学習を進められる工夫がされています。

マンション管理士試験の5問免除条件やメリット、免除を目指すべき理由を紹介

マンション管理士が独学で合格するのが難しい理由

ここでは、マンション管理士講座が独学だと難しいと言われる理由について紹介します。

理由➀スケジュール管理が難しい

講座の場合は学習のスケジュールが事前に設定されているため、この日までにこの分野を学ぶといった形で自分で計画を立てる必要はありません。

しかし、独学の場合はすべて自分自身で学習スケジュールを決めて遂行しなければいけません。

とくに働きながらでの学習となると、管理が不十分になったり実現不可能なスケジュールになることも珍しくありません。

ほかにも独学だと自分で情報収集しなければいけないため、間違った情報や十分な対策を講じることができなくなったりすることがあります。

決まったカリキュラム・スケジュール通りに進めたい人であれば、通信講座・予備校の利用がおすすめです。

理由➁法改正に対応しにくい

マンション管理士は法令が関わっていることから、改正が行われると一から再学習したり、新たに制定された法律を学ばなければなりません。

実際の合格率を見ても7〜9％と非常に難易度の高い資格となっており、再受験によって合格する方も決して少なくありません。

法律が改正されたとなると自分自身でその情報を把握したり、最新のテキストを購入するなど昨年学んだ内容を改正後のものに切り替える必要があります。

一方、通信講座だと最新の情報を共有したり、法改正にも対応しているので安心です。

理由➂モチベーション維持がしづらい

マンション管理士の資格を取得するためには、一般的に約500時間以上の学習が必要とされています。

たとえば1日に2時間の勉強を行った場合、資格を取得するまでに約8か月かかると見込まれています。

独学であるため、1人で勉強を進めることになり、合格を目指す仲間やサポートしてくれるメンターがいないため、孤独を感じることもあります。

またマンション管理士の学習範囲自体が専門用語が難解であるため、苦手意識を持ち、途中で挫折してしまうこともあります。

マンション管理士とは

マンション管理士とは管理組合の運営その他マンションの管理に関し、管理組合の管理者等又はマンションの区分所有者等の相談に応じ、助言や指導その他の援助を行う専門家です。

マンション管理士の主な仕事内容には以下のものが挙げられます。

ほかにも、マンションの修繕工事の計画を立てたり、マンションの管理規約の見直しなども担当しています。

独占業務はないのでマンション管理士の資格を持っていなくてもマンション管理士の仕事を行うことはできますが、名称独占資格ではあるので無資格でマンション管理士を名乗ることはできません。

マンション管理士と管理業務主任者は同時取得する人が多い

マンション管理士と管理業務主任者は同時取得が推奨されている資格です。

まず試験範囲に関しては、法令や管理実務など重複する部分が多いため、ほかの試験に比べて学習時間を短縮しやすいといった面があります。

試験日程もマンション管理士が例年11月最終日曜日、管理業務主任者が例年12月第1日曜日と近いのでダブル受験する人も多くいます。

似た範囲かつ試験日も近いことから勉強のスケジュールが立てやすいので十分ダブル合格を目指せるでしょう。

マンション管理士の仕事内容と将来性とは実情は「きつい」？

マンション管理士の合格点・合格ライン

参照:公益財団法人マンション管理センター｜マンション管理士試験

マンション管理士試験の合格率は年度によっても異なるもののおおよそ8～12％で推移しており、合格点（合格基準点）は例年34点から40点の範囲で推移していることが分かります。

マンション管理士試験は50問の問題が出題されるため、合格に必要な正答率は70％～80％程度ということになります。

また、マンション管理士試験の合格点は相対評価であり、毎年異なる点数が設定されるため注意が必要です。

マンション管理士試験の難易度は高い？合格率や勉強時間・対策を徹底解説

マンション管理士と管理業務主任者の違い

先にも述べたように、マンション管理士と管理業務主任者はダブルライセンスとして取得する人が多くいます。

試験内容も重複する部分も多く試験日程もマンション管理士が例年11月最終日曜日、管理業務主任者が例年12月第1日曜日と近いのでおすすめですし、通信講座でもダブル合格を目指すカリキュラムを展開しているところが多く見受けられます。

マンション管理士と管理業務主任者の最も大きな違いは、それぞれの立ち位置にあります。

マンション管理士は管理組合の側に立ってマンションの保全や管理運営に関するアドバイス・指導を行います。

一方で管理業務主任者はマンション管理会社に所属して、管理業者の立場からアドバイス・指導を行います。

似た資格ではありますが、それぞれ管理会社と管理組合の立場から業務を行うので正反対の立場にあるといえます。

他にも、管理業務主任者にのみ設置義務と独占業務がある、など細かな違いがあります。

2つの違いを以下の通りとなります。

管理者業務主任者とマンション管理士の仕事内容や試験内容の違いとは？

マンション管理士と管理業務主任者の試験の違い

ここでは、マンション管理士と管理業務主任者の試験について比較していきます。

参考公益財団法人マンション管理センター｜マンション管理士試験、管理業務主任者とは｜一般社団法人 マンション管理業協会

マンション管理士試験合格を目指すならアガルート

今回はマンション管理士に関する通信講座や、通信講座を選ぶ際の重要なポイントをまとめました。

マンション管理士は受験資格がないためチャレンジする人が多いですが、合格率7〜9％と簡単に取得できる資格ではありません。

通信講座では通学講座よりも費用が安く抑えられるメリットがあります。

合格実績、サポート体制、費用のバランスを重視する方にはアガルートをおすすめします。

アガルートではサポート体制も整っていますし、合格特典や割引制度、不定期のキャンペーンなどもあるためお得に受講できます。

さらにマンション管理士・管理業務主任者のダブル合格を目指すカリキュラムも用意されているのでぜひチェックしてみて下さい。

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