難関資格の土地家屋調査士試験の合格を目指すにあたって、予備校の受講を検討されている方も多いと思います。
土地家屋調査士の予備校は「東京法経学院」が有名ですが、最近CMでも話題の「アガルートアカデミー」も気になりますよね。
こちらの記事では東京法経学院とアガルートアカデミーの土地家屋調査士講座の内容や料金、評判などを徹底的に解説しています。
どちらが自分に合う予備校か、是非講座選びの参考にしてください!
目次
アガルートと東京法経学院の比較

まずはこちらで、アガルートアカデミーと東京法経学院の土地家屋調査士の講座内容や料金について簡単に比較していきます。
以下の比較表に基本的な項目内容をまとめましたので、講座選びの参考にしてください。
項目 | アガルート | 東京法経学院 |
---|---|---|
価格(税込み) | 217,800円~ | 342,100円~ |
合格実績 | 受講生合格率56.7% | 合格者占有率65.3% |
テキスト教材 | フルカラー印刷 | 白黒印刷 |
動画教材 | チャプター毎の講義 | 板書スタイルの講義 |
個別指導 | あり | なし |
全額返金制度 | あり | あり |
アガルートは受講料金がリーズナブルで合格率も56.7%と高く、学習教材や個別指導などサポート体制も充実しています。
東京法経学院の受講料金はアガルートと比べるとやや高めですが、令和2年度の試験合格者の6割以上が東京法経学院の受講生で占められており、合格実績は業界で1番の予備校です。
両校とも試験に合格した場合は全額返金制度が用意されているので、合格すればどちらも実質無料で受講できます。
高い合格実績が長所の両校ですが、学習教材や講座内容にそれぞれ違いがあるので、以下では両講座の特徴について解説していきます。
アガルートの土地家屋調査士講座の特徴

アガルートの特徴
・合格率56.7%と全国平均の約5.5倍の合格実績
・受講料金が比較的リーズナブル
・わかりやすく工夫された学習教材
・質問対応などのサポートが充実
・合格時の全額返金制度あり
アガルートの土地家屋調査士講座は、合格率56.7%と全国平均合格率10%前後の約5.5倍の実績を出しています。
学習未経験者の試験一発合格率も50%と非常に高く、初めて土地家屋調査士に挑戦する方でも十分一発合格が狙える講座となっています。
アガルートの学習教材は、フルカラーテキストで図形・図表を多く取り入れたり、講義動画をチャプター毎に分けて見やすくするなど、受講生にやさしい工夫が多いです。
受講生からの質問にはプロ講師が直接チャットで回答しており、毎月カウンセリングを受けられるオプションも付けられたり、サポート体制が充実しています。
また、アガルートの講座で試験を合格すれば、支払った受講料金が全額返金される合格特典も付いてます。
「リーズナブルでも合格率は高い」がアガルートの特徴と言えるでしょう。
東京法経学院の土地家屋調査士講座の特徴

東京法経学院の特徴
・試験合格者の占有率65.3%
・受講料金はやや高め
・長年のノウハウと実績のある学習教材
・講義はベテラン講師が担当
・合格時の全額返金制度あり
東京法経学院の最大の特徴はその「圧倒的な合格率の高さ」でしょう。
令和2年度の土地家屋調査士試験合格者の6割以上が東京法経学院の受講生です。
学習教材については、長年のノウハウが詰まったテキスト教材が使用され、講義動画では数多くの合格者を輩出してきたベテラン講師から学ぶことができます。
受講料金はアガルートよりやや高めですが、東京法経学院にも全額返金の合格特典が用意されているので、合格すれば支払った受講料金は返金されます。
アガルートと東京法経学院の価格の比較

こちらでは、アガルートと東京法経学院の受講料金について詳しく解説します。
まずは、両校の全額返金制度対象の最安値コースを比較表にまとめました。
講座 | コース名 | 受講料金(税込) |
---|---|---|
アガルート | 入門総合カリキュラム | 217,800円 |
東京法経学院 | 総合コース 【A2】WMVダウンロードタイプ | 380,600円 |
このように東京法経学院とアガルートでは、アガルートの方が162,800円安く受講でき、両者にはかなりの金額差があります。
どちらも料金に見合った内容となっていますが、コスト面を重視するならアガルート講座を検討するのがおすすめです。
以下では、両校の各講座コースの受講料金について紹介していきます。
アガルートの土地家屋調査士講座の料金
アガルートの各コースの受講料金を以下にまとめました。
コース名 | 受講料金(税込) |
---|---|
合格総合講義 | 162,800円 |
入門総合カリキュラム | 217,800円 |
入門総合カリキュラム+定期カウンセリング | 382,800円 |
ダブル合格カリキュラム | 272,800円 |
ダブル合格カリキュラム+定期カウンセリング | 437,800円 |
アガルートの土地家屋調査士講座の受講料金は大体16万~44万円で、一般的に選ばれる「入門総合カリキュラム」コースは217,800円と比較的リーズナブルな料金になっています。
ダブル合格カリキュラムと定期カウンセリング
「ダブル合格カリキュラム」は測量士補の試験も併せて合格を目指す講座になります。
測量士補試験に合格すれば、土地家屋調査士試験の午前の試験の免除を受けられるため、測量士補の資格取得がまだの方にはおすすめの講座です。
アガルートの測量士補講座は合格率91.7%と非常に高い合格率を叩き出してるため、安心して受講できます。
また、「定期カウンセリング」のオプションを付けると、月に1回プロ講師から電話によるカウンセリングを受けられます。
定期カウンセリングを付けると料金は高くなりますが、学習上の質問や試験に対する相談などできるので、より効率的に学習を進められるでしょう。
東京法経学院の土地家屋調査士講座の料金
続いて東京法経学院の各コースの受講料金を以下の表にまとめました。
コース名 | 受講タイプ | 受講料金(税込) |
---|---|---|
総合コースA(基礎力総合編+合格直結答練+総整理・速解答練) ※全額返金お祝い制度対象 |
【A1】DVDタイプ | 455,400円 |
【A2】動画ダウンロードタイプ | 380,600円 | |
【A3】DVDタイプ(答練は通学) | 422,400円 | |
【A4】動画ダウンロードタイプ(答練は通学) | 392,700円 | |
総合コースB(基礎力総合編+合格直結答練) | 【B1】DVDタイプ | 407,000円 |
【B2】動画ダウンロードタイプ | 342,100円 | |
【B3】DVDタイプ(答練は通学) | 382,800円 | |
【B4】動画ダウンロードタイプ(答練は通学) | 353,100円 |
東京法経学院の受講料金は大体34万円~46万円で、一般的に選ばれる「【A2】動画ダウンロードタイプ」コースは380,600円とアガルートよりかなり高い料金になっています。
東京法経学院は他の予備校と比べても受講料金は高めに設けられていますが、その分合格者数の実績は業界で1番を誇る学校です。
実績重視で講座を選ばれる場合は、東京法経学院で検討するのがおすすめです。
また、測量士補試験のダブル合格を目指す場合は、更に測量士補講座分の受講料金がかかります。
アガルートと東京法経学院の全額返金制度
アガルートと東京法経学院はどちらも全額返金の合格お祝い特典が設けられています。
試験に合格すれば支払った受講料金が全額返金されますので、実質無料で講座を受けられることになります。
両者とも、合格率の高い講座で全額返金特典を用意してあるので、日々の勉強のやる気やモチベーションにも繋がるでしょう。
以下では、全額返金の返金条件や対象講座について詳しく紹介していますので、是非講座選びの参考にしてください。
アガルートの全額返金制度


まずは、アガルートの合格特典から紹介します。
アガルートには、「お祝い金3万円の贈呈」か「受講料金の全額返金」の2つの特典が用意されてあります。
合格特典の利用条件や対象講座について以下に簡単にまとめました。
アガルートの合格特典の利用条件
合格特典の利用条件
お祝い金3万円
①合格証明書の提出
②合格体験記の提出
全額返金
①合格証明書の提出
②合格体験日記の提出
③本学院販促物またはホームページ等への掲載
④合格者インタビューの出演
このように合格を証明できる物と講座の体験日記を提出すれば「お祝い金3万円」が贈呈され、インタビューに出演すれば「全額返金」の特典が受けられます。
合格者のインタビューはアガルートのホームページに掲載されます。
アガルートのPRに合格者として協力することで受講料金を返金してもらえるようです。
本日、アガルートアカデミーから土地家屋調査士合格特典の「受講料全額返金&合格お祝い金」が振り込まれました。
— みわ (@yukkomogu) April 20, 2020
受講料を分割払いすると当然手数料が発生しますが、アガルートさんったらその分をお祝い金としてプラスして返してくれるんですよ!なんたる優しさ…😭
本当にありがとうございました!
アガルートの合格特典の対象講座
合格特典の対象講座
・2022/土地家屋調査士試験/入門総合カリキュラム
・2022/土地家屋調査士試験/入門総合カリキュラム/定期カウンセリング
・2022/土地家屋調査士試験/中上級総合カリキュラム
・2022/土地家屋調査士試験/中上級総合カリキュラム/定期カウンセリング
アガルートの土地家屋調査士講座の中でも、合格総合講義は全額返金制度の対象外となりますので、「入門総合カリキュラム」もしくは「中上級総合カリキュラム」のどちらかを選ぶことを強くオススメします。
東京法経学院の全額返金制度

続いて東京法経学院の合格特典を紹介します。
東京法経学院では「受講料金の全額返金」のみの合格特典が用意されてあります。
合格特典の利用条件や対象講座について以下にまとめました。
東京法経学院の合格特典の利用条件
合格特典の利用条件
全額返金
①合格証明書の提出
②合格者アンケートの提出
③本学院販促物またはホームページ等への掲載
④合格者インタビューの出演
東京法経学院もアガルートと同じく、予備校のPRに協力することを合格特典の利用条件としています。
前述した通り、東京法経学院の受講料金は大体34万円~46万円ですので、全額返金の合格特典を利用できれば、コスト面ではかなりのメリットがあるでしょう。
東京法経学院の合格特典の対象講座
合格特典の対象講座
総合コースA(基礎力総合編+合格直結答練+総整理・速解答練)
・2022/土地家屋調査士試験/【A1】DVDタイプ
・2022/土地家屋調査士試験/【A2】動画ダウンロードタイプ
・2022/土地家屋調査士試験/【A3】DVDタイプ(答練は通学)
・2022/土地家屋調査士試験/【A4】動画ダウンロードタイプ(答練は通学)
アガルートと東京法経学院の講座内容の比較

続いてはアガルートと東京法経学院の講座内容を比較して解説していきます。
両校の学習教材や講義内容について以下の表に簡単にまとめました。
項目 | アガルート | 東京法経学院 |
---|---|---|
テキスト教材 | フルカラー印刷 | 白黒印刷 |
動画教材 | チャプター毎で見やすい | 板書スタイルの講義 |
個別指導 | あり | なし |
合格率 | 受講生の合格率56.7% | 合格者の占有率65.3% |
アガルートではフルカラー印刷のテキスト教材が使用されており、東京法経学院は一般的な白黒印刷のテキスト教材が使用されています。
動画教材に関しては、アガルートはチャプター毎に分けられているので学習したい内容をピンポイントで視聴することができ、東京法経学院は講師がホワイトボードに板書するスタイルの授業形式です。
以下では、それぞれの講座内容について詳しく解説していきます。
アガルートの土地家屋調査士試験講座の内容
①テキスト教材はフルカラー印刷
②動画教材はチャプター毎で見やすい
③質問回数無制限のサポート体制
アガルートの土地家屋調査士講座は学習教材の質の高さと充実したサポート体制が大きな特徴です。
土地家屋調査士講座の学習カリキュラムは、初学者が約1年の学習期間で合格レベルの知識が習得できるように設計されているため、幅広い方におすすめできる講座になっています。
①アガルートのテキスト教材はフルカラー印刷
アガルートの学習教材は土地家屋調査士試験のプロ講師が監修しており、合格に必要な知識を効率的に学習できる内容になっています。
テキスト教材はフルカラー印刷で、図形や図表が多く使用されており、受講生が理解しやすいような工夫をしているのがアガルートの特徴の1つです。
②アガルートの動画教材は単元別に区切られて見やすい
アガルートの動画教材はチャプターごとに分かれているため、学習したい単元や復習したい内容をピンポイントで視聴できます。
また、スマホやPCがあればいつでもどこでもスキマ時間に学習が可能なので、効率良く学習を進めることが出来ます。
普段忙しくされる社会人の方にもぴったりな予備校となっています。
③質問回数無制限のサポート体制
受講生への個別サポート体制も充実しているところもアガルートの講座の特徴です。
学習中の疑問は回数無制限で質問でき、24時間以内に土地家屋調査士のプロ講師が直接回答してくれます。
また、カウンセリングオプションを付ければプロ講師と月に1回の面談ができるので、しっかりサポート受けたい方はアガルート講座がおすすめです。
東京法経学院の土地家屋調査士講座の内容
続いて東京法経学院の講座内容について解説していきます。
東京法経学院にはこのような3つの特徴があります。
①実績のあるオリジナル教材
②多数の合格者を輩出した講師が担当
③答練講座の質が高い
東京法経学院は創立60年と歴史が長く、高い合格実績を出し続けている予備校なので、長年のノウハウが詰まった信頼できる学習教材を使用して学べます。
講義動画はダウンロードタイプかDVDタイプの講座を選ぶことができ、ダウンロードタイプであればスマホやタブレットなどの端末があればいつでもどこでも視聴可能です。
①東京法経学院の実績のある教材
試験の合格に必要な知識を網羅した東京法経学院オリジナル学習教材が用意されており、この教材で毎年多くの合格者を輩出しています。
白黒印刷のテキスト教材ですのでアガルートのような見やすさはないですが、マーカーなど引きやすいメリットもありますので白黒印刷のテキストに慣れている方でしたら特に問題ないでしょう。
過去問集は昭和年代からの過去50年以上の過去問を網羅しているため試験の傾向もつかみやすくなっています。
②ホワイトボードに板書しながら解説する
東京法経学院の動画教材では在籍するベテラン講師がホワイトボードに板書しながら解説するスタイルになっています。
テキストを画面に映しながら解説するアガルートと比べると学びにくさを感じるかもしれませんが、合格者を輩出し続けている授業スタイルですので信頼度は高いです。
学習動画は一度ダウンロードすればオフラインでも再生できるので場所を選ばず学習できます。
③東京法経学院は一般的なサポート体制
東京法経学院は、試験の質問はいつでもでき、試験の最新情報の周知など基本的なサポート体制が整っています。
アガルートのように個別指導やカウンセリングオプションなどの用意はされていないので、手厚いサポートが必要であればアガルート講座をおすすめです。
基本的なサポートで十分という方であれば特に問題はないでしょう。
アガルートと東京法経学院の講師の比較
通信講座を受講する上で講師が自分に合うかどうかは非常に重要になってきますよね。
アガルートと東京法経学院はどちらもレベルの高い講師が在籍しており、両者の高い合格率は講師の力が大きな要因を占めています。
今回はアガルートと東京法経学院のお互いのメイン講師を比較していこうと思います。
自分に合った講師を見つけて、楽しみながら効率良く試験合格を目指しましょう。
アガルートの中山祐介講師
中山講師は土地家屋調査士受験生時代に全国総合1位で合格された実績をお持ちで、その後大手予備校での土地家屋調査士講座を担当してからアガルートへ移籍しています。
中山講師は難しい法律問題を例え話を用いて面白くてわかりやすく伝えることに長けており、受講生からも「中山講師は講義を受けていて楽しい」と良い評判が多いのが特徴です。
また中山講師は「中山式複素数計算」という斬新的な独自の解法を武器に、受講生の多くが苦手とする測量計算の問題を得意に変える講義が人気を博しています。
中山講師の雰囲気や講義スタイルを感じたい方は下記の動画を参考にしてみてください。
中山講師の評判や口コミ
アガルートの中山式複素数いいですよ!俺は知らずにアガルートの調査士受験講座を始めてから複素数を知りましたが「こんな簡単なやり方を知らずに苦労してたのか…」と言うほど驚きました。
— みながわ士補(土地家屋調査士勉強中) (@minagawasiho) February 28, 2021
最初、士補よりも行政書士の勉強してみたんです。独学で。笑
— しっぽ🍤🍤🍤 (@mam_btl) February 16, 2021
そしたら民法が読んでも読んでも何言ってんのか全然分からなくて挫折したんですけど、
アガルートの中山先生の講義は一つ一つに身近な例を出して授業してくれるから「そういうことか〜!」ってなるよね民法楽しいです🙏
GWはアガルート中山先生の動画見ながら複素数を使った座標計算練習頑張りました。放射、直交、平行など過去問もほぼ解けるようになり、嫌いだった座標が何となく楽しくなってきました!
— ざぶとん (@zabuton1209) May 6, 2021
中山講師は中山式複素数や民法の講義が受講生から人気のようですね。
法律問題や作図問題など土地家屋調査士試験は初学者が挫折しやすい問題が多く、途中で辞めてしまう方もいます。
中山講師は受講生が苦手とする試験範囲を楽しみながら解けるようにする講義を得意としているため、初めて土地家屋調査士を受ける方や挫折したくないという方にオススメです。
東京法経学院の内堀博夫講師
内堀講師は東京法経学院の土地家屋調査士講座の多くを担当するメイン講師で、常に受講生が最短で合格できる学習方法はないか試行錯誤を繰り返すベテラン講師です。
内堀講師はこれまで通算10,000時間以上の講義を担当され、講義の中で受講生が最も理解できる教え方や土地家屋調査士試験のトレンドを誰よりも熟知しています。
実績やベテラン講師の下で合格を目指したい方には内堀講師がオススメです。
内堀講師の雰囲気や講義スタイルが気になった方は下記の動画も参考にしてみてください。
内堀講師の評判や口コミ
内堀先生の講座は分かりやすく、重厚感ありつつソフトな語りで、良い師を得たと有り難く思ってます。
— ジオイド (@93Fr5gqgQ0KAh9b) August 15, 2020
先生のプロファイルがネットに出てきませんが、どんな経歴の方なんでしょうか?
滑舌がもう少し良いと最高なんですよですが。
法経学院様、画面にテロップ付けさせてもらうのもありですよ!
おっしゃるとおり目移りせずに、東京法経を信じてやる事が大事だと思います。私も東京法経スタートの初学者で挫折しそうになりましたが、ある程度知識が身につくと内堀先生の講義の質の高さを知ることができました。
— not #勉強垢 (@YrejGiwdPFPXHip) December 19, 2021
なんか内堀先生って法経受けてた人からの評判が意外に高いんですね。
— コソ勉戦法@R 4調査士試験ゼミ (@kosobenqp) January 9, 2021
やっぱり法経の実績を支えてきた第一人者だけあって、やり方やしゃべりはともかく、内容がしっかりしてるんだろうなと思います。
内堀講師は分かりやすい質の高い講義が受講生から支持されているようですね。
内堀講師は中山講師のようなタイプではないですが、長年土地家屋調査士の受験業界で先頭を走ってきた実績が講義の質に表れているのでしょう。
結果として内堀講師は毎年多くの合格者を輩出しているため、実績や長年のノウハウを享受したい方にオススメの講師です。
アガルートアカデミーの強み・弱み

こちらでは、アガルートアカデミーの土地家屋調査士講座の長所と短所についてまとめています。
前述した特徴なども交えて詳しく紹介しますので、アガルート講座の受講を検討されている方は是非参考にしてください。
アガルートの土地家屋調査士講座の強み
・受講料金が比較的リーズナブル
・学習教材が理解しやすい
・個別サポートが充実している
受講料金が比較的リーズナブル
アガルートの長所はなんといっても受講料金の安さでしょう。
アガルートはオンライン特化の学習カリキュラムのため教室代や人件費がかからない分、通学制の予備校と比べて受講料金が安いのが特徴です。
受講生の合格率の高さも兼ね備えているので、受講料金の安さと実績で選ぶならアガルートの講座をおすすめします。
学習教材が分かりやすい
アガルートの学習教材は土地家屋調査士試験のプロ講師が監修しており、受講生が理解しやすいような様々な工夫がなされていることが長所です。
フルカラー印刷のテキスト教材に加え、動画教材は見やすい機能が豊富に盛り込まれていますので、受講生が学習しやい環境が整っています。
このような工夫が受講生の高い合格率に繋がる要因の1つでしょう。
個別サポートが充実している
個別サポートやフォロー体制が充実しているのもアガルート独自の強みです。
受講生からの質問も回数無制限で24時間以内に土地家屋調査士のプロ講師が直接回答してくれるので、疑問はすぐに解消できます。
個別カウンセリングやマンツーマン指導のオプションも用意されており個別サポートが充実しています。
アガルートの土地家屋調査士講座の弱み
・新しくできたばかりの講座で歴史が浅い
・スマホなどのテキスト表示が見えづらい
・担当のプロ講師は1人
新しくできたばかりの講座で歴史が浅い
アガルートの土地家屋調査士講座はまだ新しくできたばかりの講座です。
そのため、直近の合格率は高くても長い歴史を誇る東京法経学院には実績やノウハウの部分ではやや劣ってしまうところがあることは否めません。
ただ、アガルート受講生の合格率は56.7%と十分な実績を出しているので、そこまで不安要素とはならないでしょう。
スマホなどのテキスト表示が見えづらい
受講生の中にはスマホなどの小型端末では動画教材のテキスト表示が見づらいという声もありました。
アガルートでは講義のサンプル動画も用意されておりますので、申し込みの前に自身の端末で問題なく視聴できるか1度確認することをおすすめします。
担当のプロ講師は1人
東京法経学院と比べ、アガルートの土地家屋調査士講座を担当するプロ講師は1人です。
そのため、担当講師の教え方が自分に合わなかったり、分かりにくければ受講は控えた方がいいでしょう。
担当講師の相性や教え方が自分に合うか、こちらも講義のサンプル動画を見て問題ないか確認してから申し込みすることをおすすめします。
東京法経学院の強み・弱み

東京法経学院の土地家屋調査士講座の強み
・試験合格者の半数を輩出する合格実績
・長年のノウハウと信頼のある学習教材
・ベテラン講師陣による授業
試験合格者の半数を輩出する合格実績
東京法経学院の最大の強みは毎年輩出する合格者数の多さです。
令和2年度の土地家屋調査士試験では合格者392人中256人が東京法経学院の受講生でした。
毎年試験合格者の半数を輩出し続けていますので、この実績は土地家屋調査士講座の業界で1番でしょう。
長年のノウハウと信頼のある学習教材
東京法経学院は創立60年の長年のノウハウを持っている予備校です。
学習教材も東京法経学院の完全オリジナル教材を用意しており、的中率の高い答練や過去問テキストで確実に合格する知識を身に付けられます。
こういった実績を出し続けている教材で学べることも東京法経学院の強みでしょう。
ベテラン講師陣による授業
東京法経学院の土地家屋調査士講座を担当している講師陣は20名を超えており、講師陣の層の厚さと質の高さが強みです。
各講師の知識や経験が合わされた学習カリキュラムのため、授業内容にムラがなく正確に学習できるでしょう。
特に東京法経学院専任講師である内堀講師は、通算の対面授業時間数が10,000時間を超えており、他の予備校の講師にはできないこれまでの経験値を活かした講義が人気を集めています。
他にも東京法経学院では、試験を知り尽くした講師達が良質な教材・答案の作成に携わっているため、常に高品質な講座を提供してくれます。
東京法経学院の土地家屋調査士講座の弱み
・他の通信講座と比べて受講料金が高い
・板書スタイルの動画教材で少しの待ち時間がある
・講座の種類が多くてどれを選べばいいか分からない
他の通信講座と比べて受講料金が高い
東京法経学院の受講料金は他社と比べると高めに設定されてあります。
土地家屋調査士の通信講座でよく比較される予備校3社の価格を以下にまとめました。
講座 | コース名 | 受講料金(税込) |
---|---|---|
アガルート | 入門総合カリキュラム | 217,800円 |
LEC | 土地家屋調査士合格コース | 319,000円 |
東京法経学院 | 総合コース 【A2】WMVダウンロードタイプ | 380,600円 |
他社のアガルートやLECと比べてもかなり高めの受講料金ですので、難易度の高い試験に臨む際にコスト面を考えると大きなデメリットになるでしょう。
板書スタイルの動画教材で少しの待ち時間がある
東京法経学院の動画教材では、講師がホワイトボードに板書しながら授業するスタイルなので、板書し終わるまで少し待ち時間があります。
デジタルテキストのようにすぐに表示されないので、オンライン学習に慣れている方なら若干授業のテンポが遅く感じるかもしれません。
講座の種類が多くてどれを選べばいいか分からない
東京法経学院の土地家屋調査士講座のコースは豊富に用意されてありますが、返ってどれを選べば良いか分からないという声も多いです。
自身にあった講座コースを利用することが1番ですが、コースの中には通学制の講座や全額返金制度対象外の講座もありますので、講座選びの際は内容をよく読んで間違わないように注意する必要があります。
アガルートと東京法経学院に向いてる人

こちらでは、アガルートと東京法経学院の土地家屋調査士講座内容について、それぞれ向いている人の特徴を筆者の見解を交えてまとめました。
アガルートに向いてる人
・受講料金を抑えたい人
・手厚い個別サポートを受けたい人
・スキマ時間を利用して学習を進めたい人
アガルートは受講料金が安く、合格率が高いコスパの良い講座ですので、費用を抑えたい方には非常におすすめです。
学習教材やサポート体制が充実しているため、受講生が学びやすい環境が整っています。
豪華な合格特典も用意されているので、コスパ良く試験に合格されたい方は1度検討してみてはいかがでしょうか。
東京法経学院に向いてる人
・受講料金が高くても実績が良いところがいい人
・授業スタイルの机に向かった勉強方法がいい人
・長年の経験と実績のある講師から授業を受けたい人
東京法経学院は圧倒的な合格実績が強みの予備校ですので、合格実績を重視して講座を選ばれる方には非常におすすめです。
また、試験に合格すれば支払った受講料金が全額返金される全額返金制度も用意されています。
受講料金はやや高めですが、料金に見合った内容となっていますので、質の高い講座を受けたい方は東京法経学院をご検討されてみてはいかがでしょうか。
アガルートと東京法経学院の良い評判や口コミ

こちらではアガルートと東京法経学院のそれぞれの合格者のアンケートや良い評判・口コミをまとめました。
両校の口コミや評判を調べると、どちらも「受けてよかった」と感謝の言葉が多く寄せられていましたので、一部紹介します。
通信講座選びの参考になれば幸いです。
アガルートの良い評判や口コミ
土地家屋調査士試験といえば今までは東京法経学院が断トツだったけど、アガルートやLECの勢いは凄い!
— はる@土地家屋調査士 (@haru_manabiya) December 15, 2020
SNSによって無料で有益な情報が手に入るなんて今の受験生は本当に羨ましい!
特にアガルートの中山先生の授業は面白いし分かりやすいのでオススメです🌻
アガルートの土地家屋調査士講座の質問回答システムは素晴らしい✨理解できない論点を抱えたまま日を跨ぐのかと思っていたら即日回答がありました。ありがとうございました。
— さくら (@seichisawara) July 31, 2020
R3年度土地家屋調査士試験に合格することが出来ました。
— まさ@調査士事務所補助者 (@2WEjYeesN7Tc6CS) February 18, 2022
アガルートで1発合格は可能です!
毎月のカウンセリングのおかげでペースを作ることができ、合格ゼミのおかげで知識の整理とモチベーションを高めることができました。
中山先生、中里先生本当にありがとうございました!
受講前から中山先生のアガルート講座のサンプル動画・テキスト、ブログの内容、本試験解説のUPスピードetc…、全て見て読んで、『近年の本試験トレンドに最も即しているのはアガルートだ!』と感じました。
そう判断出来るくらいの情報量を、受講検討している段階の者に対しても提供している点は特に非常に良いですね!おかげで、安心して、確信を持って受講出来ました。アガルート 試験合格者の声
田舎に住む私にとって、通学講座は選択肢にありませんでしたが、アガルートアカデミーは通信講座専門の資格予備校であるため、他の資格予備校の講座と比較しても格安で受講することができます。
また、アガルートアカデミーにでは合格者全額返金制度と合格祝い金制度まで用意されており、1回で合格することができれば、実質無料どころかプラス収支で資格取得が可能になります。 これは私にとって非常に魅力的でした。アガルート 試験合格者の声
私は全く違う業界にいて、問い合わせフォームから「一年ほど独学したあとに御社の講義を受講した方が良いでしょうか」中山先生と質問を送ってみました。
このカリキュラムは測量士補と土地家屋調査士を1年で取るように作られていること、既に測量士を持っているなら土地家屋調査士の勉強に集中できるので利があることなどを細かく書いて下さり、この先生なら信頼できると即受講を決めました。アガルート 試験合格者の声
講座内容が通学ではなく、基本通信講座という事でいささか不安もありましたが、テキストがカラー印刷である点や図解での説明が多くされていた点が気に入り、そしてなによりも中山先生の講義の独特の言い回しがとても印象的で、この講座を受けてもう一度頑張ろうと思い受講を決めました。
アガルート 試験合格者の声
アガルートの口コミでは講義を担当する中山講師の指導のわかりやすさを称賛する声が多いです。
また、受講料金の安さや合格特典の返金制度にメリットを感じて受講を申し込んだ方という声も多くありました。
東京法経学院の良い評判や口コミ
振り返ってみて、「やっぱり東京法経学院!」というのが私の実感です。本年受験される皆様も、東京法経学院で、「実戦答練・公開模試だけでも絶対受講して力を付けて下さい」と、声を大にしてお伝えしたいと思います。この場をお借りしまして、大阪校の先生の皆様にも心から感謝致します。本当にありがとうございました。
東京法経学院 試験合格者の声
土地家屋調査士試験は、作図もある為、試験時間との勝負になり、経験が必要な試験です。しかし、試験範囲が絞られている為、短期合格ができない訳ではありません。色々と複雑に考えずに、東京法経学院の講義、教材をシンプルに使うことで、一発合格も可能です。最後に、東京法経学院の皆様、合格に向けたサポートをありがとうございました。
東京法経学院 試験合格者の声
通信制で学習される後学者のためにアドバイスするならば、①しっかりと学習スケジュールを立てて自分で学習をすすめること、②答練においてはしっかりと時間を計り本試験の時間配分を検討すること、③成績表はなんとなく全体の判定を見るのではなく、何の分野ができていないのか、どういう対策が必要なのか考えて、学習をすすめることが大切かなと思います。
東京法経学院 試験合格者の声
通信講座を受講したので講師の先生と話すことはあまりありませんでしたが、講師の先生にも感謝でいっぱいです。本当にありがとうございました。
「土地家屋調査土と測量士補のダブル合格は可能です」この言葉に嘘はありませんでした。自分を信じて諦めずに勉強を続けることで合格への可能性は確実に上がります。さらに合格することで未来が広がります。未来を信じて、自分を信じて頑張ってください。東京法経学院 試験合格者の声
東京法経学院の口コミでは、学習教材や答練、過去問などの講義をうまく利用して合格したという声が多かったです。
また、諦めずに勉強を続けることや計画的な学習スケジュールを組むことが合格に繋がるポイントだという声も多くありました。
アガルートと東京法経学院の悪い評判や口コミ

良い評判・口コミがたくさんあるアガルートと東京法経学院の土地家屋調査士講座ですが、中には悪い評判や口コミも存在します。
良い点だけではなく、悪い点を知った上で自分に合った土地家屋調査士講座を見つけることが大切です。
ここからはTwitterで見つかった両者の悪い評判・口コミを引用して、ご紹介していきます。
アガルートの悪い評判や口コミ
「土地家屋調査士」の教材、比較。
— うがぁ (@ugaxa) September 6, 2021
アガルート
初級~中級向け。ほぼ満点。
講師の中村氏の優秀さによるところが大きい。
取りこぼしの知識が多い。要補強用問題集。
東京法経学院
上級向け。
痒い所によく手が届いている。
「解説」の解説が欲しいほどわかりづらい。
予想問題集だけ買うのが安牌。
アガルートの測量士補・土地家屋調査士のテキストが届きましたが、予想していたよりも少ないテキスト量。
— ながしょう@調査士開業したい🍃 (@nagashoooblog) January 2, 2020
重要な要点が集約されているから少ないのでしょうか?
これだけの量で合格出来るのか非常に不安💦
テキストを信じて頑張るしかない… pic.twitter.com/YwNqOEQ0Sb
アガルートは「テキストの内容が少し物足りない」という口コミがいくつか寄せられていました。
基本的にはアガルートの教材のみでも十分合格は目指せますが、テキストの内容や問題集の量に不満を持った方は市販の問題集等を別途用意しても良いかもしれませんね。
東京法経学院の悪い評判や口コミ
東京法経学院のダウンロード講座受けてるんだけど板書ミス多すぎない??
— おんたま@測量士補 (@Zag91fRrAhBrWtx) December 15, 2021
すぐ訂正してるものは別に良いけどリアルタイムじゃないんだから後から見直して間違いがあったら直してから販売して欲しい
Xが〇° Yが〇°となります!
(あーXとY逆だなー…)みたいな事が多い
東京法経学院のテキストと動画、両方とも本当に見づらい。
— ゆー・the・HERO (@yusuke5937hero) November 8, 2020
科目は違うけど、フォーサイトのテキストと動画見習った方がいいよ。
あと、窪田先生の分かりやすい解説も
東京法経学院は講義動画の細かいミスや見ずらさを指摘する方がいらっしゃいました。
講義を進めていく上での大きなミスではないので、気にならない方には関係ないですが、「板書とテキストの順番が違うのが気になる…」という方はアガルートの土地家屋調査士講座が適しているかもしれません。
アガルートと東京法経学院の比較まとめ
・アガルートは料金が安く、合格率は高い
・東京法経学院は料金は高めだが、合格実績は業界で1番
・両校とも全額返金の合格特典が用意されている
・自分に合った予備校・講座コースを選ぶことが大切
アガルートと東京法経学院の土地家屋調査士講座はどちらも合格実績と講義内容が優れています。
土地家屋調査士試験の合格を目指すならアガルートか東京法経学院の受講がおすすめです。
両校の強みを確認して、自分に合った講座コースを選びましょう。
今なら完全無料!年収UPのチャンス!
-
大学・専門学校で手に職を付ける
(高校生向け)スタディサプリ 進路
(社会人向け)スタディサプリ 社会人大学・大学院
-
既卒者向け!20代の就職サポート
マイナビジョブ20's アドバンス -
初めての転職をサポート
マイナビジョブ20's -
年収800万~の求人多数!登録するだけ
リクルートダイレクトスカウト -
転職エージェントによる徹底サポート
doda