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官僚になるためには出身大学・学部・学科が重要?学歴と採用試験合格率の関連性は?

更新日:2024-04-14

官僚になるためには出身大学・学部・学科が重要?学歴と採用試験合格率の関連性は?

官僚とは、中央省庁で働く国家公務員のことです。

公務員の中でも大きな影響力を持っていることから、官僚に憧れているという方も少なからずいるのではないでしょうか。

しかし、官僚になるには国家公務員総合職試験に合格する必要があり、並大抵の努力で簡単に就くことができる仕事ではないのは事実です。

では、官僚になる上で学歴は関係あるのでしょうか。

今回は、官僚の仕事内容や試験の概要について紹介しながら、官僚になる上で学歴は必要なのか、どんな学部を卒業しておくと良いのかを詳しく解説します。

将来官僚を目指している、官僚の仕事について興味があるという方はぜひご覧ください。

    この記事でわかること

  • 官僚とはどのような職業なのか
  • 官僚の年収目安・仕事内容
  • 官僚になるのに出身大学は関係があるのか
  • 官僚になる方法

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「官僚」とは?

実は、「官僚」という言葉が指す職業は明確に定義されているわけではありません。

しかし、一般的には中央省庁で働く国家公務員のことを言い、その中でも特に予算策定や法案の策定など国政に影響力を持っている人のことを官僚と呼ぶことが多いようです。

国政の中心に関わる非常に重要な仕事を任せられることから優秀な人材が集まっていることでも知られています。また、仕事内容はかなりの激務であることでも知られていますが、その反面国家公務員としての安定した生活が望めるというメリットもあります。

官僚の年収は?

官僚の年収は30代なら500万円程度、40代なら1000万円ほどが平均的です。出世して事務次官クラスになれば年収が3000万円を超える人も少数ですが存在するようです。

年収の額としてはかなり高給であると言えますが、官僚の仕事が基本的にハードワークであることを考えると妥当な額だと言えます。

また、高給なだけでなく通勤手当や夜勤手当などの各種手当が充実していたり安定した収入が望めるのも官僚の良いところです。

官僚の主な仕事は?

官僚の主な仕事内容は、主に内閣のサポートが中心となります。

法律を作るための法案を作るのも官僚の仕事ですし、予算案を作るのも官僚の仕事です。

また、その他政策を決めるのも官僚の仕事です。細かな仕事内容は各省庁によっても異なりますが、基本的にはこのような国政の裏方業務が中心となっています。

官僚になるのに出身大学は関係ある?

官僚になるためには国家公務員総合職試験に合格しなければなりませんが、受験に際し、出身大学や学部などの条件はあるのでしょうか。

ここからは、官僚になるために有利な大学や学部はあるのか、出身大学によって合否は左右されるのかという点について解説します。

出身大学・学部は関係ないが試験は難関

官僚になるのに、出身大学や学部で合否が左右されることはありません。

国家公務員総合職試験に合格することができれば、出身大学問わず誰でも官僚になることは可能です。

学部に関しても、試験区分には法文系や理工系などがあるため、理系・文系問わず官僚を目指すことはできます。

ただし、国家公務員総合職試験そのものが難関であるため、難関大学出身の合格者が多い傾向にあることは事実です。

また、国家公務員一般職試験には高卒程度の受験枠もありますが、官僚になれる総合職の場合は、大学卒もしくは大学院卒程度の学歴が必要になります。

官僚の多くは東大出身者

国家公務員採用総合職試験を受ける人のほとんどは有名・難関大学の出身者です。特に合格者の中では東大出身者が占める割合が高く、他には京都大学や東北大学、私立なら早稲田大学や慶應大学の合格者数も多いです。

もちろんその他の大学からも合格者は出ていますが、やはり官僚になるには東大に合格することが一番の近道だと言えるでしょう。

東大なら周りに官僚志望の人も多いでしょうし、官僚になった先輩から情報をもらえるということも期待できます。

また、官僚になった後も周りに同じ東大出身者がたくさんいるため、幅広い人間関係を持つことが可能で出世も有利になるかもしれません。

官僚になるのに有利な学部は?

国家公務員採用総合職試験はいくつかの区分に別れています。加えて、各省庁でも必要とする専門知識は異なるため、どこか入りたい省庁がある場合にはその省庁に関連する学部を選ぶと良いかもしれません。

法律区分の採用人数は他の区分と比べて若干多いため、特にこだわりがない場合には法律学部に入学して法律区分の試験を受けることをおすすめします。

このような高学歴の法律学部が官僚になりやすいという現状から、現在では官僚になるには東京大学法学部が最も有利な学部と言えるでしょう。

ただし、そもそも東京大学が超難関大学なことに加え国家公務員採用総合職試験もかなり高難易度の試験です。東大法学部から官僚を目指すにしてもかなり大変な道のりになるのは確かです。

官僚になるには?

官僚になるには、大きく分けると2種類のルートが存在します。

一つは、「国家公務員採用総合職試験」を突破して官僚に採用された「キャリア官僚」です。キャリア官僚は難関大学を卒業した人がほとんどで、高収入・高待遇や出世が見込めます。

対して、国家公務員採用総合職試験よりは比較的簡単な「国家公務員採用一般試験」に合格して採用された人や、地方出先機関からの出向者のことを「ノンキャリア官僚」と言います。

官僚になってからすぐはキャリアでもノンキャリアでも待遇にそこまで大きな差はありません。しかし、数年が経つとキャリアの方が重要な仕事を任されやすくなり、結果的に出世もしやすくなります。

そのため、官僚になるには基本的にキャリア官僚を目指すことになります。

国家公務員採用総合職試験に合格する

キャリア官僚になるには、まず国家公務員採用総合職試験に合格しなければなりません。

試験は「院卒者試験」と「大卒程度試験」の2つに分けられています。そのため官僚になるには基本的に大学を卒業、または大学院を卒業することが受験の前提条件です。

受験には年齢制限もあり21歳以上30歳未満でなければ受けることができません。

官僚(国家公務員総合職)になる方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

官僚になるにはどうする?仕事内容やキャリア・ノンキャリアの違いも

国家公務員採用総合試験の難易度は?

国家公務員採用総合試験は難易度も非常に高くなっています。

受験する区分にもよりますが倍率は高いところで10倍以上、低くても2~3倍程度となっています。倍率が高いだけでなく試験問題自体も非常に難しい内容となっているため、合格のためにはかなりの勉強が必要です。

また、国家公務員採用総合職試験に合格したからと言ってすぐに採用されるというわけではなく、実際に官僚になるには最終合格者に選ばれた後の各省庁での面接、いわゆる「官庁訪問」で合格をもらうことでやっと採用が決定します。

官庁訪問も厳しく行われ、その省庁で働く資格があるかどうか人間性などを細かくチェックされます。

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官僚になるには まとめ

官僚になるためにおすすめの学部は東京大学の法学部です。官僚になるためにはなるべく偏差値の高い難関大学を卒業する必要がありますが、官僚は法律区分の採用が比較的多いため官僚になるなら東京大学の法学部が最もおすすめです。

また、キャリア官僚になるには国家公務員採用総合職試験に合格しなければなりません。この試験は非常に難易度が高く、倍率は高いところで10倍以上にもなります。

官僚になるまではかなりの勉強が必要となりますが、国を支えるような仕事をしてみたいという方はぜひ官僚を目指してみてはいかがでしょうか。