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弁理士試験は独学で合格できる?おすすめの参考書や勉強方法をご紹介!

更新日:2022-08-08

弁理士試験の受験を考慮している方の中には「独学でも合格できるの?」「通信講座や予備校は利用するべき?」と疑問に持つ方もいると思います。

結論からお伝えすると、独学で弁理士試験に合格することは可能ですが非常に難しいです。

それでも独学で合格を目指したいという方向けに、独学におすすめの参考書や学習方法などをご紹介しているので、是非ご覧になってください。

弁理士試験とは

弁理士試験とは

弁理士試験は、弁理士に必要な知識や応用能力を有するかどうかを判定することを目的とした試験です。

合格率は8%前後と難易度の高い試験となっていて、試験形式は大きく分けて筆記試験と口述試験の2種類に分けられます。

試験は1年に1度しか実施されないので、申込期限が過ぎてしまって来年まで待つといったことがないように、以下で弁理士試験の概要を確認しましょう。

令和4年度の弁理士試験の概要
実施機関 経済産業省 特許庁
願書受付期間 令和4年3月18日(金)~4月8日(金)
試験形式 筆記試験(マークシート、記述)、口述試験
受験資格 制限なし
受験料 12,000円(特許収紙にて納付)
短答式試験の合格発表日 令和4年6月13日(月)予定
論文式試験の合格発表日 令和4年9月26日(月)予定
最終合格発表日 令和4年11月10日(木)予定

弁理士試験科目

ここで、弁理士試験の試験科目について今一度確認をしておきましょう。

弁理士試験の試験科目は以下の通りです。

  1. 短答式試験
  2. 論文式試験(必須科目)
  3. 論文式試験(選択科目)
  4. 口述試験

申し込み方法や試験免除制度などはこちらの記事でご確認ください。

短答式試験

短答式試験科目
試験科目 問題数 配点
特許法・実用新案法 20問 20点
意匠法 10問 10点
商標法 10問 10点
工業所有権(条約) 10問 10点
著作権法・不正競争防止法 10問 10点

短答式試験は五肢択一式ですが、それぞれの選択肢の文章が長く分かりにくくなっており、幅広い範囲から出題されるので豊富な知識量が必要です。

特許法・実用新案法や意匠法、商標法は短答式試験以外でも問われる科目で、主要4科目と呼ばれています。

論文式試験(必須科目)

論文式試験科目(必須科目)
試験科目 配点
特許法・実用新案法 200点
意匠法 100点
商標法 100点

論文式試験(必須科目)では、条文に対して応用が利くかどうかを問われる試験です。

出題範囲には条約に関する規定が含まれており、特許法・実用新法などの範囲内で条約の解釈や判断を考査する範囲も含まれます。

論文式試験(選択式)

  • 理工Ⅰ(機械・応用力学)…材料力学、流体力学、熱力学、土質工学
  • 理工Ⅱ(数学・物理)…基礎物理学、電磁気学、回路理論
  • 理工Ⅲ(化学)…物理化学、有機化学、無機化学
  • 理工Ⅳ(生物)…生物学一般、生物化学
  • 理工Ⅴ(情報)…情報理論、計算機工学
  • 法律(弁理士の業務に関する法律)…民法(総則、物件、債券)

論文式筆記試験の選択科目では、理工系の5科目・法律科目の1科目の計6科目から1科目を選ぶ必要があります。

文系出身の方は民法を選択する方が多く、理系出身の方は得意分野から選択する方が多いです。

申し込み後は変更が出来ないので、受験する科目を良く考慮してから願書を提出しましょう。

口述試験

口述試験は特許・実用新案、意匠、商標からそれぞれ出題されます。

口述試験の際は試験室内にあらかじめ用意されている弁理士試験用法文を、試験委員の許可を受けて参照することが可能です。

知識のほかにも試験中の態度や人柄もみられることになるので、知識以外の部分でも足を引っ張らないように気を付けましょう。

弁理士試験に独学で合格するのは無理?

弁理士試験に独学で合格するのは無理?

はじめにお伝えしたように、独学で弁理士試験に合格することは可能ですが非常に難しいです。

独学で合格された方もいますが、その数はとても少なく、合格者のほとんどは予備校や通信講座の利用者です。

独学で合格を目指すことは、非常に険しい道のりであることを念頭に入れておきましょう。

独学での合格が難しいといわれている理由は、主に3つが挙げられるので、それぞれ解説していきます。

  1. 法律用語の理解が難しい
  2. 参考書の種類が少ない
  3. 論文式試験の対策が難しい

①法律用語の理解が難しい

法学部出身の方や法務部などで働いている方はすでに法律の知識を持っていますが、法律の知識が浅い初学者の方にとっては非常に難しいものです。

独学の場合は法律用語を調べるだけでも多くの時間を要し、なかなか問題集や過去問集に辿りつけないでしょう。

また、法律用語の意味を誤って理解しても訂正してくれる第三者がいないため、誤った知識で試験に臨むことになりかねません。

②参考書の種類が少ない

そもそも参考書の種類が少ないため試験合格に必要な情報を網羅できない可能性があり、自分が使いやすい参考書が欲しいと思ってもなかなか見つからないのが現状です。

市販のテキストは自分で情報に網羅性や使いやすさを見極める必要があり、効率よく学習を進めることが難しくなります。

一方で、予備校や通信講座で使用されるテキストは、重要な部分がまとめられていて種類や内容が豊富です。

最新の情報に触れる機会が少なかったり参考書選びにこだわりがあったりする方にとって、弁理士試験の独学はかなり厳しいでしょう。

③論文式試験の対策が難しい

独学での合格が難しいといわれている一番の要因が、論文式試験の対策にあります。

論文式試験には絶対解がないため、自己採点の時に自分の書いた答えが何点取れるのかを判断することが難しいです。

市販のテキストなどに模範解答はありますが、何をどのように書けば合格点に達するのかなどを自分で考えるには限界があります。

文章の表現方法や考察の質によって点数が左右されるため、第三者による添削をしてもらう機会がないと独学は難しいです。

独学で弁理士試験の合格を目指すメリット

独学で弁理士試験の合格を目指すメリット

予備校や通信講座の利用が多い中、独学で弁理士試験の合格を目指すメリットはどのようなものがあるか気になりますよね。

以下では独学のメリットをそれぞれ解説していくので、確認してみてください。

①費用を安く抑えられる

独学の最大のメリットは、費用を抑えられることでしょう。

予備校や通信講座の利用する場合、15万円~30万円の費用がかかる傾向にあります。

しかし、独学でかかる費用は主にテキスト代で、テキストを多く購入したとしても3万円程度に抑えることができます。

②好きなペースで学習できる

自分の好きなペースで学習できる点も独学のメリットといえるでしょう。

論文式の学習を重点的に行って短答式の学習は軽く済ませるというように、自分の理解度に応じて学習を進めやすいです。

独学は時間や場所に縛られないため、自分に合った自由な学習スタイルを確立できます。

独学で弁理士試験の合格を目指すデメリット

独学で弁理士試験の合格を目指すデメリット

独学で合格を目指す際には、リスクや注意点にも目を向ける必要があります。

独学を考慮している方は、しっかりとデメリットについても確認をしておきましょう。

①学習スケジュールが乱れやすい

予備校の場合は用意された学習スケジュールに沿って学習を進めていくので、学習スケジュールが乱れる心配はありません。

ただし独学の場合は、自分で自分のライフスタイルに合わせた学習スケジュールを立てることになります。

独学に慣れていない方は、週によって学習時間が大きく異なるスケジュールになるかもしれません。

最悪の場合、弁理士に関する知識が不足したり、上手な解法が分からなかったりする状態で試験当日を迎えるおそれがあります。

②最新の法改正に対応できない

弁理士試験の主要範囲である特許法や実用新案法などは、頻繁に法改正が実施されます。

市販のテキストは予備校のテキストとは異なり、即座に法改正の内容が反映されずに、法改正が実施されたことに気づかない可能性があります。

ですから、自力で情報収集をする必要があり、勉強以外に調査時間がかかるので注意しましょう。

③モチベーションを保ちにくい

予備校の場合は、周りに合格を目指す仲間がいるので、学習に関する不安や悩みがあっても、相談や励ましあうことができるかもしれません。

ですが、独学では長期間にわたり自分を鼓舞し続けて学習を進めないといけません。

また、質問できる相手がいないので、難解な法律用語や専門的な内容の理解に苦しんで挫折してしまう危険性があります。

弁理士試験の独学におすすめの勉強方法

弁理士試験_学習方法

独学で弁理士試験に臨むなら、効率的かつ有効な勉強方法を確立することが必要です。

以下では試験ごとにおすすめの学習方法をご紹介しているので、是非参考にしてください。

短答式試験の学習方法

短答式試験では法律・条約の理解や、判例に対して適切な法的な判断が行えるかを問われます。

はじめに行うことは条文や判例を理解することで、丸暗記はせずに制度の本質と手続きの流れを意識しながら学習を進めましょう。

また、短答式試験では主要4科目の出題割合が6~7割と多く出題されるので、これらの科目を中心に学習することが重要です。

科目ごとに一定の点数が取れないと不合格になるので、バランスよく学習をしましょう。

論文式試験の学習方法

論文式試験は学習すべき事項の量が少ないので、インプットとアウトプットを並行して行う相互学習が効果的です。

インプット方法は基本書を読み込むことで、アウトプットの方法は過去問集や予想問題集を解くことです。

過去問は10年分ほどを何周も繰り返して解くことがおすすめです。

口述試験の学習方法

口述試験では、短答・論文式試験で出題された範囲から出題されます。

問題を耳で聞いて理解し、短い時間で解答を考えて口頭で説明する練習が必要です。

おすすめの学習方法はひたすら過去問を解いて問題に慣れることです。

弁理士試験の独学におすすめの法文書・参考書

弁理士_参考書

弁理士試験は合格率8%前後の難関試験ですので、独学で合格を目指すには参考書選びは非常に重要です

たとえば「文章が多くて読みづらい」「解説がない」といった参考書を選ぶと、効率的に学ぶことができずに合格が遠のいてします。

どの参考書を選べば良いか分からない方もいると思いますので、下記には独学におすすめの参考書をご紹介します。

短答式試験対策のおすすめの法文書

短答式試験の学習には参考書の他に、法文集と基本書が欠かせません。

特に基本書は様々なものがあり目移りしてしまいがちですが、あれもこれもと手を出すと情報を整理しづらくなるので、1つだけ用意すれば大丈夫です。

以下では短答式試験のおすすめの参考書と法文集、基本書をご紹介します。

エレメンツシリーズ(1)(2)(3)

弁理士_短答式テキスト
参考価格4,620円
エレメンツシリーズ(1)の購入はこちら
参考価格4,180円
エレメンツシリーズ(2)の購入はこちら
参考価格3,300円
エレメンツシリーズ(3)の購入はこちら

おすすめする短答式の参考書は、資格予備校の大手であるTACから出版されている「エレメンツシリーズ」一択です。

エレメンツシリーズは全3冊(1・2・3)の構成となっており、最新の法改正にも対応してるため自分で情報を集める手間が省けます。

テキスト内はシンプルなレイアウトと図を用いているため、非常に見やすく学習が進めやすいように作成されています。

標準特許法第7版

弁理士_特許法テキスト
参考価格2,860円
購入はこちら

標準特許法第7版は、特許法の解釈や判例について分かりやすくまとめられている基本書です。

理解しやすく印象に残りやすい具体例が挙げられているため、興味を持って学習を進められます。

また、難しい法律専門用語を分かりやすく解説しているので、初学者の方でも安心して学習を進められます。

工業所有権法(産業財産権法)逐条解説

弁理士_特許法テキスト
参考価格9,350円
購入はこちら

工業所有権法(産業財産権法)逐条解説は、特許庁の基本書であり「青本」として知られています

条文の立法趣旨や旧法からの変化などが記載されているので、条文を深く理解することができます。

ただ、2,200ページ以上とボリュームがあり重いため、使用する際は自宅に置いておき少しずつ読み進めていくと良いでしょう。

令和3年改正知的財産権法文集 令和4年1月1日施行版

弁理士_法文集
参考価格6,353円
購入はこちら

令和3年改正知的財産権法文集は、特許法や実用新法案から短答式試験の範囲に含まれる全ての法律と条文を網羅することができる法文集です。

15㎝×12㎝と小さいので持ち運びもしやすいですし、毎年改訂版が出版されるので、法改正にもしっかり対応しています。

弁理士試験 体系別短答式 枝別過去問題集 2022年度

弁理士_過去問
参考価格5,500円
購入はこちら

短答式の過去問集をお探しの方には、体系別短答式 枝別過去問題集がおすすめです。

過去13年間の弁理士試験短答式試験の問題を厳選して、学習しやすいように体系別に並べ直した過去問集です。

短答式試験で出題される科目が1冊にまとまっているので、全法域の過去問演習ができます

また、問題が枝別にテーマごとに分類されているため、学習段階に合わせた学習を行えます。

論文式試験対策におすすめの参考書

論述式試験の解答は問題文に沿って、記載すべき文章を論理的にブロックで組み立てなければなりません。

文章のブロックの組み立ては、ある程度は自分で考えて回答することはできますが、正確さが必要になるので多くの時間を費やします。

この文章のブロックを分かりやすい形でまとめてくれている参考書があれば非常に便利ですよね。

以下ではおすすめの論述式試験の参考書をご紹介します。

弁理士試験 論文マニュアル (1) (2) 第3版

弁理士_論文
参考価格3,850円
弁理士試験 論文マニュアル(1)の購入はこちら
参考価格3,740円
弁理士試験 論文マニュアル(2)の購入はこちら

弁理士試験 論文マニュアルは早稲田経営出版から出版されている論述式の参考書で、全2冊の構成です。

論文式試験の答案の作り方を基礎から解説されている参考書ですので、論文を初めて書く方におすすめです。

テキスト内はテーマと模範解答で構成されており、シンプルなつくりなため繰り返しの学習が行いやすくなっています。

模範解答の中には「暗記ポイント」と「重要ポイント」が記され、設問で何が問われているかを理解することが可能です。

弁理士試験論文マスターノート 特許法・実用新案法(第3版)

弁理士_実用新法
参考価格6,160円
購入はこちら

弁理士試験論文マスターノートは、論文式試験で必要な知識を深めることを目的とした1冊です。

文章のブロックが重要度順に記載されているので、論文式試験に必要な知識の多くをインプットできます。

重要部分のみを学習するといった効率の良い学習を行うことも可能です。

口述試験対策におすすめの参考書

口述試験は「落ちない試験」だと言われていましたが、近年は難化傾向にあるため油断のできない試験になってきています。

口述試験の対策では、どのように問われ、どのように回答するかをイメージすることが大切です。

以下では、おすすめの口述試験対策の参考書をピックしてご紹介します。

弁理士試験 口述試験バイブル 第8版

弁理士_口述試験_対策テキスト
参考価格5,280円
購入はこちら

口述試験バイブルは「何が問われ」「どのように回答すればよいのか」という視点から分析して作成されているため、効率よく学習を進められる参考書になっています。

質問と解答が分かりやすく色分けされており、視覚的に理解しやすい内容です。

とにかく理解のしやすさと読みやすさを重視した参考書ですので、弁理士試験の参考書選びに悩んだらこの1冊は抑えておきましょう。

弁理士試験 口述試験過去問題集 2021年度

弁理士_過去問
参考価格6,600円
購入はこちら

口述試験の様子がQ&Aの形で再現されており、どのように答えたら良いかを端的に解説している過去問集です。

口述試験突破のための8つのポイントも記載されているので、口述試験の対策をしっかり行うことができます。

また、最新の法改正にも対応しているので、安心して利用することが可能です。

弁理士試験に独学で合格するには何年かかる?

弁理士_時間

弁理士試験合格に必要な学習時間は3,000時間だといわれています。

これは毎日平均4時間ほど学習したとしても2年以上はかかることになります。

そのため、合格までにかかる年数は2~3年と考えておきましょう。

1日の学習時間と学習期間の目安を示すので、参考にしてみてください。

1日の学習時間と学習期間
1日の学習時間 学習期間
3時間 2年9か月
4時間 2年1ヶ月
5時間 1年8か月
6時間 1年4か月

学習スケジュールの立て方

学習スケジュールは試験日から逆算して立てることが基本ではあるものの、適度に時間的ゆとりを持たせることが大切です。

過密なスケジュールでは疲弊しやすくなりますが、逆にゆとりを持たせ過ぎるとモチベーションの維持が難しくなり挫折してしまう可能性あります。

スケジュールを立てるポイントは、2年~3年という長期スパンであることを前提に、数か月ごとに区切って大まかになスケジュールプランを立てることです。

弁理士試験の独学に向いている人・向いていない人

弁理士試験の独学に向いている人・向いていない人

弁理士試験に限ったことではありませんが、独学には向き不向きがあります。

独学を行う上で向き不向きを確認しておかなければ、効率の良い学習を行えません。

効率の悪い勉強ばかりしていると、最悪の場合、合格するまでに10年以上かかることもあります。

そのようなことにならないためにも、自分が独学に向いているのかを確認しておきましょう。

独学に向いている人

独学に向いている方は自分に厳しくできるイメージがありませんか?

しかし、実際に自分に厳しくできるからといって独学に向いているわけではありません。

独学に向いている方は以下の特徴に当てはまります。

①法律を学んだことがある方

司法書士や行政書士など、法律系の難関資格を保有している方は独学に向いています。

向いている理由は法律を学ぶ上で効率の良い学習方法を知っていることが多いからです。

さらに、すでに十分な法律知識を持っているため学習時間を短縮できるためです。

②難関資格を独学で取得した方

法律系でなくても、難しい資格を独学で取得した経験のある方なら弁理士の独学に向いています。

どんなペースで学習をすれば良いかや試験直前期の焦りへの対応など、すでに独学で合格するためのノウハウを持っているためです。

③ある程度大雑把な性格の方

学習を始めた当初はやる気に満ち溢れているものの、時間が経つにつれてやる気が出なくなり、挫折してしまう方が多くいます。

ある程度大雑把な方は、多少やる気のない時期があっても上手く割り切れることができ、挫折がしにくい傾向にあります。

しかし、あまりにも大雑把すぎると危機感を覚えにくいので、独学に向いている方は「適度に」大雑把な性格の方と念頭においておきましょう。

独学に向いていない人

一方で、独学に向いていない方はどのような方でしょうか?

独学で弁理士試験に合格することは非常に難しいため、下記の特徴に当てはまる方は通信講座や予備校などの利用をおすすめします。

①モチベーションが保てない方

勉強や試験に対するモチベーションが保てない方は独学に向いていません。

弁理士試験の合格に必要な時間は非常に長く、特に忙しい時はモチベーションを保ちにくいので挫折しやすい傾向にあります。

当初の学習意欲が時間の経過や仕事が忙しくなるとともに低下して、「仕事が忙しいから」などと何かと理由をつけて勉強が進まない期間が出てくるでしょう。

②調べることが苦手な方

分からない法律用語が出てきた場合、すぐにインターネットや参考書で調べることが苦手な方は独学には向いていません。

独学の場合は法改正など自分で調べる機会が多くあります

このような方は、第三者のサポートが必要になるため、調べる習慣を日頃からつけないと弁理士試験に合格することは非常に難しいです。

弁理士試験には通信講座がおすすめ

弁理士試験には通信講座がおすすめ

弁理士試験は合格率が8%前後と難易度の高い国家試験のため、独学のテキスト学習のみで合格するのは非常に難しいでしょう。

そこで、効率的な学習方法で弁理士試験の合格を掴みたい方は通信講座の利用がおすすめです

通信講座であれば解説付きの講義動画やテキストが用意されているので、効率的に合格を目指せます。

また、オンライン学習のため、働きながらでも1日のスキマ時間を利用して学習を進めることができます。

おすすめの通信講座はアガルートアカデミー

アガルート_弁理士

弁理士試験対策におすすめの通信講座は「アガルートアカデミー」です。

アガルートアカデミーの弁理士試験講座がおすすめな理由は、受講生のことを考えた質の高い環境が用意されているからです。

アガルートアカデミーの弁理士試験講座には、4つの大きな特徴があります。

  • こだわりのあるオリジナルテキスト
  • プロ講師による分かりやすい講義
  • オンラインに特化した学習方法
  • >
  • 充実した合格者特典

アガルートアカデミーのオリジナルテキストはフルカラーで見やすく、重要なポイントがまとめられているため、効率良く自然と理解できるものになっています。

また、プロ講師による講義は分かりやすいと評判が高く、オンラインに特化した学習環境が用意されています

アガルートアカデミーについて詳しく知りたい方は、以下のリンクから公式サイトをご確認ください。

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弁理士試験は独学で合格できる?まとめ

  • 独学での合格は可能だが難しい
  • 合格までに2~3年はかかる
  • 独学で合格を目指すには参考書選びは非常に重要
  • 効率的な勉強方法の確立が必要
  • 通信講座の利用がおすすめ

弁理士試験に独学で合格することはできますが、非常に難しいです。

合格のために必要な学習時間は3,000時間と多くの時間が必要で、2~3年はかかるといわれています。

独学は学習にかかる費用を安く抑えることはできますが、モチベーションが保ちにくいというデメリットもあります。

また、独学で大切なことは、参考書をしっかりと選ぶことや、ゆとりのある学習スケジュールを立てることです。

独学での学習が難しそうだと感じた方は効率よく学習を進められる、通信講座を利用がおすすめです。

通信講座なら働きながらでも学習できますし、スキマ時間をつかった時間の有効活用ができます。

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