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司法試験の採点実感って何?活用方法や弱点などをご紹介!

更新日:2024-02-23

司法試験の採点実感って何?活用方法や弱点などをご紹介!

司法試験が行われた後に必ず開示されるのが採点実感です。

合格を目指して勉強している方であれば聞いたり見たことのある方が多いと思いますが、実際どのように活用できるのかまでは明確に掴めていない方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、採点実感の活用方法意外な弱点などをまとめてご紹介します!

これから司法試験に挑もうという方や試験勉強中の方などは必見の内容となっているため、ぜひご覧ください!

そもそも採点実感って何?

まずは、採点実感とは何なのかについてご紹介します。

まだ採点実感を知らない方は、ぜひ注意してご覧ください。

採点実感の概要と内容

採点実感とは毎年の司法試験後に法務省から出されている、言わば「論文試験にまつわる司法試験員から受験者へのメッセージ」です。

基本的には公法系科目、民事系科目、刑事系科目、選択科目の4カテゴリーで発表され、例えば「令和3年度司法試験の採点実感 民事系科目」の大まかな内容は下記のようになっています。

  1. 出題の趣旨等~受験者のどのような力を測りたかったのか
  2. 採点方針~どのような答案が高評価を得ているか
  3. 採点実感~各問についての採点基準と評価点を説明

採点実感を読んでみると、「どのような点に不備が多かったか」「事例の捉え方が誤っている受験者が多かった」などマイナス評価を受けてしまう要因を説明したり、「~のような答案には高い評価が与えられる」といった高評価の基準などを発表しているようです。

これによって司法試験の勉強にどのようなメリットが与えられるのでしょうか、ご紹介します。

採点実感の活用方法について

ここからは実際に、採点実感を司法試験の勉強にどのように活かすべきなのかをご紹介します。

「採点実感を読んでもただ読んだだけに…」という方はぜひご覧ください!

活用法①:自分の現状の実力を知る

司法試験において過去問の分析は非常に重要ですが、主観的な視点からではしっかりと採点することは難しいです。

そこで採点実感と照らし合わせて採点すると、「自分は出題意図に合った回答ができているか」「現状であと何点必要なのか」が分かるようになります。

採点実感には「○○ができていれば合格」といった基準も掲載されているため、自分の位置を確認したい方にはまさに採点実感が最適なのです。

活用法②:合格できる答案の書き方を学ぶ

市販の参考では模範解答で深く解説されていないことがほとんどですが、採点実感には「合格するための要素」が敷き詰められています。

「○○について△△と関連付けられていると高い評価」「○○条の要件を丁寧に当てはめられている高評価」などいち早く合格に近づくことができる情報が山盛りのため、受験生からすれば宝の山とも言えるかもしれません。

特にアウトプットを始めたばかりの方であれば変な癖がついていない状態から一気にステップアップできるため、積極的に活用した方がいいでしょう。

採点実感を活かせない場合

採点実感には様々なメリットがある一方で、「採点実感はあまり役には立たない」とする方々もいるようです。

利点が多そうな採点実感が、どうしてそのようなことを言われているのかを解説します。

採点実感の難しさ①:内容が抽象的すぎる

まず最初に挙げられる理由として、内容があまりにも抽象的すぎるという点が挙げられます。

平成26年公法系第1問の出題趣旨に「判例それぞれを外在的にではなく,内在的に理解し」という記述があり、採点実感でも、「判例の「内側」に入ろうとせずに「外在的な批判」に終始する…適切ではない」という記述があります。
この意味がわからない、という人が案外多いようです。
引用:Twitter

採点実感を書いているのはベテランの法曹なので書いてあることがハイレベルなことになるのは仕方ないといえば仕方ないのですが、特に初学者であればなかなか理解しづらいのではないでしょうか。

また採点実感を読むだけで具体的な答案のイメージに繋げるのは相当の知識量が求められるため、即座に自分の糧にするには向いていないのが実状です。

採点実感の難しさ②:文量が多すぎる

また例年の採点実績は4科目の合計枚数が100枚前後になることが多く、読むのにはあまりにも文量が多すぎるという難点も考えられます。

平成18年から始まった新司法試験について過去問も同時に採点実績も貯まっているため、今から全ての過去分を消化して追いつくというのは現実的ではありません。

加えて文量が増えたことで、別の弊害も発生しています。

採点実感の難しさ③:本当に必要な情報か分からない

ただでさえ途方もない文量の中で、ピンポイントで自分の弱点を補完するための情報を見つけ出すのは非常に困難です。

また採点実感にはマイナス評価の原因として「字が汚すぎる」「誤字が多い」といった、初歩的過ぎてどうでもいいような情報も含まれています。

そういった重要度の低い情報も混じっている中で、自分に必要なヒントを探してキャッチアップするのは少し時間がもったいないと言えるかもしれません。

結論:効率的に時間を使うなら通信講座を取るべき

司法試験に合格できるかどうかは、「如何に時間を上手く使えたか」に左右されます。

自分で教材を選んだり採点実感を読むのも素晴らしいですが、本当に合格を狙う方は通信講座を受講して不要なステップを飛ばすのが最適です。

ここからは、資格広場イチ押しの通信講座をご紹介します。

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司法試験アウトプットカリキュラム
今回ご紹介するのは、司法試験対策において圧倒的な実績を出しているアガルートが展開している『司法試験アウトプットカリキュラム』です。

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令和5年度に行われた司法試験において、最終合格者1,781名の内641名がアガルートの受講生でした。

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最高レベルの過去問対策が受けられる

アウトプットカリキュラムのみに含まれているのが、司法試験を総合57位で突破した工藤北斗講師が担当する『司法試験 論文過去問解析講座』です。

講座は法律のプロフェッショナルが出題趣旨や採点実感から必要なエッセンスを抜き取った内容となっており、科目ごとの出題形式や傾向を完全に把握することができます。

自分なりに1回1回の負荷をかなり上げて勉強しました。また,「論文過去問解析講座」の解析密度の高さと明晰ぶりが尋常ではなかったことも,起案不足にもかかわわらず合格できた要因であったと思います。
引用:アガルート 司法試験合格者の声

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まとめ|司法試験の採点実感について

今回は、司法試験受験生であれば誰もが通ることになる採点実感について詳しくご紹介しました。

合格に近づくための有効な手段ではあるものの壁もあり、結論としては通信講座を受講して自分で分析する手間を省くのが最善の選択肢です。

ご紹介したアガルートのアウトプットカリキュラムには最高の過去問対策が含まれており、最近では効率を重視して通信講座を受講する方も増えています。

「絶対に司法試験に合格したい!」という方であれば、ぜひ一度アガルートの公式ページをご覧になることをおすすめします!

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