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行政書士の廃業率は高い?失敗する原因や成功する方法を徹底解説!

更新日:2022-08-09

国家資格の一つである行政書士。

行政書士のメリットは資格取得後すぐに開業できることではないでしょうか。

しかしながら巷では「行政書士の廃業率は高い」と言われています。

この記事では、行政書士の廃業率は本当に高いのかなぜ廃業することになってしまうのかについて失敗の原因成功するために必要な方法を中心に徹底解説していきます。


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行政書士の廃業率は高い?

行政書士 廃業

行政書士の廃業率は高い」と巷でよく噂されていますが、これは事実です。

行政書士は、行政書士資格試験に合格し日本行政書士会連合会に登録することで行政書士として働くことができ、独立・開業することも可能になります。

開業しても事業継続ができなければ廃業は避けられないためどんな事業でも廃業する可能性はあり、士業全体でも独立後約6割が廃業してしまうというデータが存在しています。

しかし行政書士はそれ以上に廃業率が高く、全体の約9割3年以内に廃業してしまっているそうです。

「月間日本行政」によると2012年の3月~2013年の2月までに開業した行政書士の数は1,113人、一方でこの1年間に廃業した行政書士は1,447人もいるそうです。

廃業率が高い要因としては、行政書士登録者数の増加傾向に伴い顧客の獲得競争が激化していることが挙げられます。

行政書士の廃業率が高い理由

行政書士 廃業

それでは続いて、行政書士という士業に廃業が多い理由を、行政書士を取り巻く環境から見ていきましょう。

廃業は個人の仕事への取り組み方が原因であることもありますが、そうでないケースもあります。

業務が基本的にスポット業務である

税理士や社労士はフリーランスや企業を顧客とし継続的に仕事を行うことが多いですが、 行政書士の仕事の多くはスポット業務と言われる、単発の仕事です。

「この書類を作成してほしい」ということで依頼が来て、その依頼も個人であるケースも多いため一つの仕事が安定や次の仕事につながりません

同じ顧客から翌月も同じ依頼が来るとは限らず、常に自ら仕事を取りに行かなくてはなりません。

スポット業務が多いことは、行政書士に廃業が多い理由の一つです。

資格があるだけでは仕事にならない

行政書士は数が多く、新規参入のハードルはかなり高いと言えます。

長く街にいる行政書士はすでに市民から認知され信頼を得ているため、ただ資格を持っているだけでは誰にも存在が知られず、当然依頼はきません

行政書士は特に、資格を持っているだけでは仕事に繋がらず、積極的な営業や工夫を凝らしてまずは認知され、仕事を得ていく必要があります。

独占業務でなく、誰でもできる内容

行政書士の主な業務は官公署へ提出する書類の作成代行であり、これは独占業務ではないため誰でも作成することができます

現代ではネットで書類の作成方法が簡単に調べられ、オンライン申請などで作業はどんどん簡略化されていくため、時間さえかければ一般人でもつくれます。

行政書士の仕事は、依頼者が労力とお金を天秤にかけたときに労力をとった場合に回ってくる仕事であり、基本的には依頼者に依存します。

少ない依頼者を数が多い行政書士が奪い合う形になるため、顧客を獲得できない行政書士は廃業に追い込まれていきます。

行政書士が廃業してしまう原因

行政書士 廃業

前述の通り、行政書士の登録者数は年々増加しています。

そのため生半可な知識や覚悟で独立してしまうと上手くいかずに廃業してしまうでしょう。

ここからは、行政書士が顧客獲得を失敗してしまう理由・廃業に至ってしまう原因をいくつか挙げて説明していきます。

全てを自分だけで解決しようとしてしまう

行政書士の仕事は会社の創設申請から車の車庫証明など、個人案件から法人案件まで多岐に渡るため1人で全ての業務を1人で請け負うのは廃業の原因の1つです。

扱う案件が多いことから、自分の得意な案件もあれば苦手な案件も出てくることでしょう。

行政書士は正当な事由がない限り「依頼を断ることができない」と行政書士法に定められているため、苦手な仕事を無理に引き受けてしまうと依頼をこなすことができず懲戒請求されてしまうことがあります。

苦手な案件は得意な人に頼るなど、頼り頼られを繰り返し仕事の質を上げて地道に仕事をこなすことが仕事を途切れさせずに会社を存続させる大切な方法の1つです。

プライドが高く、周囲の意見を聞き入れない

初めに断っておきますが、プライドを持つことは決して悪いことではありません。
しかし高すぎるプライドは業務の妨げになります。

プライドが高すぎると「仕事は自分一人だけで完結できる」と思ってしまいがちですが、前述した通り業務内容の多さや得手不得手から1人で全てを補うのは非常に危険です。

そのため分からないことを「分からない」と相談できる柔軟性を持つ必要があります。

周囲に頼らないクセがついてしまうと単純に人手不足になることもありますし、苦手分野に手間取ることもあるでしょう。

「人手が足りなくて間に合いませんでした」「苦手分野なので手間取ってしまいました」などの理由で依頼者に許されることはありません。

顧客の信頼を得るためにも謙虚な姿勢で依頼をこなしていくことが大切ですね!

苦手なことばかりしている

依頼内容が毎回自分の得意分野であれば問題ないのですがもちろんそんなことはなく、多岐に渡る依頼内容の中で苦手分野の依頼が入ってくることは確実です。

苦手分野の業務には時間がかかります。

そのため苦手分野の業務を1つこなしている間に得意分野であれば2つ分の仕事をこなせる、などということもあるかもしれません。

開業当初は苦手分野の方が多いと考えられるため、経験を積むことで苦手分野を減らし、得意分野を増やすのが大切です。

いつまでも苦手分野に手こずってしまうと事業の継続が難しくなり廃業に繋がってしまいます。

自分の能力を過大評価してしまう

試験や大きな案件を難なくこなしてしまうと、自分の能力を過大評価してしまうことがあります。

1度成功すると「待っていればまたいい案件が来るだろう」「そんな小さな案件には関わっていられない」などと自分の能力を過大評価してしまうと依頼案件の選り好みに繋がることもあるでしょう。

しかし偶然の成功はたまたま自分の得意な案件に取り組むことができたり、たまたま大きな案件が舞い込んできただけで、いつでも得意な案件がくるわけではありません

失敗や挫折をせず成功体験だけを積み重ねてきた人は精神的に弱く、少し躓いただけで心が折れてしまいます。

どんな仕事でも最初からうまくいくことばかりではなく、コツコツと地道に仕事をこなして信頼と実績を積み上げていことで多種多様な仕事をこなすことができるようになっていくのです。

自分の能力を過大評価してしまうと、自分の能力に見合わない案件に携わってしまい余計な失敗を招いてしまうこともあります。

そしてそういった失敗は信頼を失うことに繋がってしまいます。

経営に関する知識不足・資金不足

行政書士として開業するためには当然多くの資金が必要となりますが、開業後も維持費に多くの資金が必要なことを認識していない方が多くいらっしゃいます。

開業するための資金調達をし、いざ開業をしたが広告費人件費などを甘く見ていたために経営難に陥るというケースも少なくありません。

開業資金や維持費については、開業後に悩むのではなく開業前にマーケティング知識や財務・経理など経営に関する知識を身に付けておくことで廃業に繋がらないようにすることが重要なポイントです!

行政書士としての成功を逃す原因

行政書士 廃業

上記のような行政書士として廃業してしまう原因をおこなっていなかったとしても、なかなか成功しないケースもあります。

それは下記のようなことをしてしまっている場合で、行政書士として食べていきたい場合はこれらの事柄にも気をつける必要があります。

自らの仕事の価値を下げている

自営業である独立行政書士は、仕事の報酬は自らが決めます。

顧客あっての行政書士であることは事実ですが、顧客に譲歩しすぎて安価で仕事を受けてしまうと、他の顧客もその価格を求めます。

つまり一度安くした仕事は値上げすることが難しく、それが他の書類・業務に連鎖して自分の仕事の価値はどんどん下がっていきます

行政書士としての日が浅いと自分に自信がなく安価に設定したり値引き交渉に応じてしまいたくなってしまうでしょうが、行政書士として働いていけるだけの報酬を得ることは正当であり、それこそが対等な関係と言えます。

誇りを持って仕事を行うことが継続につながることもあるでしょう。

行政書士以外の収入が主となっている

行政書士をはじめ、独立開業した士業は収入がなかなか安定しません。

行政書士とは関係ない副業やアルバイトで収入を得ながら行政書士の業務を行なっている方も多いでしょうが、これにも注意が必要です。

生活費を稼ぐことは大切ですがそちらに注力しすぎると行政書士の業務に時間を割けず、成長していくことが難しくなります

副収入への時間や労力は計画的に割き、行政書士としての活動が疎かにならないようにしましょう。

プロ意識が薄い

上記2つの原因にも通じますが、行政書士としてのプロ意識が薄いと行政書士としては成功しません。

行政書士試験に合格し開業したところからがスタート地点であり、日々の勉強や顧客獲得のための努力を欠かしてはいけません

早くに稼げるようになるために無茶な仕事を得ようとしたり、専門外の仕事にかかろうとしてしまいがちですが、プロであれば自分の実力を正しく測ることが大切です。

また、行政書士の業務の範疇を超えてしまい罰せられるケースもよくあるため、線引きを理解することも重要です。

廃業せずに行政書士として成功する方法

行政書士 廃業

行政書士として成功するために廃業する原因を1つ1つ無くしていくことはもちろん大切ですが、それだけでは「失敗(廃業)しにくくなる」だけです。

下記に述べる「成功する方法」を実践し、廃業しないで成功する行政書士を目指しましょう。

専門分野の決定

行政書士の主な業務は官公庁等への申請業務契約書の作成などです。

一口に申請業務といっても提出先によって様式や必要書類が大きく異なるため、全てを把握しこなすことはできません。

自分の得意分野や専門分野を見極めて周知していきましょう。

自分の得意分野であれば自信を持って業務にあたれるため失敗も減らすことができます。

失敗よりも成功の数を増やし実績を積み上げて下さい!

SNSの活用

世界中の人に情報を発信することを考えた時、無料で使用できるSNSの活用は必須です。

SNSを利用することで多くの人に向けて情報を発信し自分の存在を知ってもらうことが可能になります。

情報を発信し続けることは大変なことですが、毎日である必要はありません。

頻度が少なくても少しずつ定期的に情報を発信をすることで知名度を上げていけるため、ぜひ活用を検討してみて下さい。

HP作成

HPはSNSと並び、開業し顧客の集客に欠かせない物の1つです。

インターネットの普及により何かを調べる時にはまずインターネットを活用して調べ物をすることが一般的になりました。

HPがある事務所と無い事務所では、HPを作成している事務所の方が信頼度が高く集客に圧倒的な差が出ます

HPの作成は独自で行うと手間がかかりますが、作成代行や運営代行などもあるためそれらも利用しながら新規顧客獲得のために活用してみてはいかがでしょうか。

付加価値を提供する

行政書士の数は年々増加しており競合は大勢います。

その中で書類の申請・行政手続きの代行など行政書士なら誰でもできる業務だけを行っていてはその事務所に頼む理由がありません。

「誰でもできる仕事」をこなすことが悪いとは言いませんが「自分にしかできない仕事」をこなすことができれば成功へ一歩近づけるのではないでしょうか。

行政書士の仕事は基本的にスポット業務が主体で1回きりの仕事が多いです。

その中でいかに継続的に仕事が途切れないようにしていくかを考える必要があります。

セミナー講師・コンサルティング業務・特定業種への特化等様々な方法がありますので、自分に合った付加価値を探してみてください。

士業同士の人脈を広げる

行政書士として開業後、依頼主から直接依頼がくるだけでなく他の行政書士から紹介を受けることがあります。

そうなるためには他の行政書士との人脈を広げておく必要があります。

研修会やセミナー等に参加して人脈を広げ、同業種から仕事を紹介したいと思ってもらえる関係性を構築できるよう積極的に動きましょう。

一般の目線で物事を考える

行政書士として知識や経験を積むと「行政書士にとっての当たり前」が身についてしまい「一般の方の当たり前」が分からなくなりがちです。

一般の方には「この内容は行政書士に、この内容は弁護士に」という線引きは曖昧でよく分かりません。

そのため一般の方に行政書士である自分ができる仕事」を分かりやすく周知することで依頼を受けやすくなります。

「行政書士」の目線ではなく、資格取得前の自分を思い出してその時の自分にも分かりやすいように物事を考えると般の方にも伝わりやすくなるのではないでしょうか。

行政書士を廃業するにはどうする?

行政書士 廃業

ここまで行政書士が廃業してしまう要因や行政書士として成功する方法をまとめてきました。

では何かしらの理由で行政書士を廃業しなければならなくなった時はどのような手続きを踏めば良いのでしょうか。

行政書士を廃業(登録の抹消)をする場合に必要な手続きを以下に記載しました。

  1. 登録している都道府県行政書士会に行政書士登録抹消届出書を提出する
    ※社労業務取扱証明書の発行を受けている場合は同証明書も返却する必要がある
  2. 行政書士登録証・政書士証票・行政書士会会員証を返却する
    ※抹消の届出をするにあたり登録証・行政書士証票を紛失/毀損により返却できない場合は誓約書を、会員証を紛失/毀損により返却できない場合は理由書を提出する必要がある

廃業後の転職は可能?

行政書士は開業することが原則の士業であり、廃業した後に別の行政書士事務所に再就職することはまずできません。

しかし一般企業への再就職・転職の場合は、廃業がマイナスになることはなく、行政書士の経験が生きることがあります

法律への知識や自営業としての経験はどんな働き方でも絶対に役立ち、面接でも大きな話題となります。

行政書士として廃業した後も、新たな道を歩んでいくことが可能でしょう。

行政書士の廃業率は高い?|まとめ

行政書士に限った話ではありませんが、開業し廃業せずに成功していくためには顧客の獲得が必須です。

ただ事務所を設立して待っているだけで依頼人はやってきません。集客に力を入れ、自分から顧客の獲得に向けて努力をしていかなければなりません。

同業者とのつながりを作ったり、SNSを利用して積極的に存在を周知していくことで仕事につなげ、「また頼みたい」とおもられる行政書士を目指しましょう。

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