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弁護士の就職先や主な活躍の場とは?法律事務所以外にもあるの?

更新日:2024-02-24

弁護士の就職先や主な活躍の場とは?法律事務所以外にもあるの?

ひと昔前まで弁護士は法律事務所に所属することが一般的でしたが、近年では就職難により法律事務所に所属することが難しいともいわれています。

ですが「弁護士業界は就職難である」といわれている一方で、弁護士の活躍の場が増えていることも事実です。

この記事では、弁護士の主な就職先や弁護士の活躍の場に焦点を当て、弁護士の就職先について詳しく解説していきます。

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弁護士の主な就職先は法律事務所

基本的に、司法試験合格後は法律事務所を就職先とする弁護士が大部分を占めています。法律事務所には特徴があり、事務所自体の規模や扱う事件内容も様々。

さらに、法律事務所では勤務形態や階級により弁護士の呼び方は異なります。この先では、法律事務所に所属する弁護士の呼ばれ方を紹介していきます。

法律事務所の「ボス弁」

「ボス弁」とは、ボス弁護士の略であり、自ら法律事務所を開業・経営し、弁護士を雇う側の弁護士のことを指します。

ボス弁の中には、独立開業した後に複数の弁護士を雇ったり、1人だけで幅広い案件を扱い活動している方もいます。

法律事務所の「パートナー弁護士」

「パートナー弁護士」とは、法律事務所に所属する経営者や共同経営者のことを指します。

パートナー弁護士にはそれぞれ階級があり、大きな法律事務所ほど細かく分類されることが多いです。

法律事務所により呼び方が異なりますが「シニアパートナー」「エクイティパートナー」「マネージングパートナー」「ジュニアパートナー」などの総称があります。

法律事務所の「イソ弁・アソ弁」

イソ弁とは「居候弁護士」の略、アソ弁とは「アソシエイト弁護士」の略です。

イソ弁もアソ弁も、ボス弁や組合、法人に雇われている新人弁護士のことを指しており、給与をもらいながら法律事務所で経験を積みます。

また、イソ弁を経て独立しボス弁を目指す方は非常に多いです。また、アソ弁は階級などにより「ジュニアアソシエイト」「シニアアソシエイト」と呼ばれることも。

法律事務所の「ノキ弁」

ノキ弁とは「軒並弁護士」の略で、法律事務所の一角を借りている弁護士のことです。

間借りをしている弁護士という扱いなので、存在する法律事務所とはまた別の個人企業として働くので給与は発生しません。

また、就職難で法律事務所に所属できずノキ弁になる弁護士も多いようです。

法律事務所の「タク弁」

タク弁とは「自宅弁護士」の略で、自宅を法律事務所としている弁護士のことを指します。

就職難で法律事務所に所属できなかったため自宅に弁護士事務所を構えるタク弁や、独立開業し自宅で営業する場合もあり、タク弁になる弁護士の事情は様々といえます。

近年増加するインハウスローヤーとは?

最近では弁護士の新たな働き方として、組織や団体に所属し企業法務の専門家として働く「インハウスローヤー」という活躍の場が増えています。

弁護士は就職難といわれていますが、このインハウスローヤーとして働く弁護士は非常に注目され始めています。

まだあまりなじみのない、弁護士のインハウスローヤーとしての働き方を紹介していきます。

民間企業で働くインハウスローヤー

大手企業や外資系の民間企業で働く「企業内弁護士」は、近年増加傾向にあり、弁護士の需要が高まっているといえます。

企業内弁護士の就職先としては商社や金融機関、IT企業など様々であり、企業の会社役員として主に法務部などの専門部署に所属して働きます。

企業内弁護士の業務内容は、企業内で発生する法律問題を処理・解決したり、専属の顧問弁護士とやりとりを行ったりします。

官公庁・公的機関で働くインハウスローヤー

中央官庁や各地方自治体などの行政庁に所属する「行政庁内弁護士」も、新たな弁護士の就職先として広まりを見せています。

行政庁内弁護士として働く場合は主に公務員、または常勤・非常勤職員にとなり、働き方や活躍の場は人それぞれといえそうです。

官公庁・公的機関を就職先とする場合は実務経験が問われることが多く、法律事務所などの経験を経て転職する弁護士が多いといわれています。

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こんなにも?弁護士としての活躍の場

弁護士としての活躍の場

就職難で知られている弁護士ですが、法律事務所や民間企業、国の行政機関で働くインハウスローヤー以外の就職先や活躍の場も多数存在しています。

このことから、弁護士が就職難ともいわれている一方で弁護士としての働き方や活躍の場、就職先は変化してきているようです。

それでは、法律事務所やインハウスローヤー以外での弁護士の就職先や活躍の場を紹介していきます。

弁護士の就職先「法テラス」

司法支援センターである「法テラス」とは、法的な問題で悩んでいる方の法律相談や、経済的負担から弁護士に依頼することが難しい方を支援するために国が設立した機関です。

法テラスでは、就職難に悩んでいる常勤のスタッフ弁護士を採用し、国選弁護事件や出張で法律相談等を行い活躍の場を広げています。

また、法テラスが弁護士過疎地に設置した「4号事務所」いう法律事務所が就職先になることも。

弁護士の就職先「ひまわり公設事務所」

大半の弁護士や法律事務所は大都市に集中しており、地方を活躍の場としている弁護士は少ないといわれています。

そこで、就職難や弁護士過疎地をなくすために、日弁連や地元弁護士会、弁護士会連合会が「ひまわり公設事務所」を設立しました。

数年間の任期機関中に弁護士過疎地へ公設事務所を設立し、独立と同条件で弁護士として働くことになります。

弁護士の就職先「大学教授・講師」

弁護士の中には、大学教授として法学部や法科大学院を就職先とする方も大勢存在します。

弁護士と兼業している方もいれば、専任として大学教授になる弁護士もおり、働き方や活躍の場は様々といえます。

また、司法試験予備校で講師として働く弁護士や、法律の専門家として講演活動を行う弁護士もいます。

就職難?弁護士の就職先とは?法律事務所以外の活躍の場まとめ

就職難といわれている弁護士ですが、その就職先や活躍の場は様々であるといえます。

近年では法律事務所のみならずインハウスローヤーとして企業内弁護士、行政内弁護士になる弁護士も少なくありません。

今後さらなる働き方が増えてくるのではないかといわれている弁護士は、やはり魅力溢れる徐公暁であることは間違いありませんね。