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お笑い芸人の年収はいくら?若手芸人のリアルな収入を教えます!

更新日:2023-08-07

お笑い芸人の年収はいくら?若手芸人のリアルな収入を教えます!

お笑い芸人になってみたいと思う人が最も気になるのは、やはり収入ではないでしょうか?

お笑い芸人で売れたら、莫大な収入が得られる!と夢を持ってお笑いの世界に飛び込む若者は後を絶ちません。

実際にお笑い芸人になったらどれくらい稼げるのか?
人気お笑い芸人の収入ランキングと、筆者が実際に経験したリアルなお笑い芸人の収入をご紹介します!

お笑い芸人の収入は?

おデブ芸人

気になるお笑い芸人の収入はどのくらいなのでしょうか?

テレビにバンバン出ているお笑い芸人の年収は1億を超えるとも言われていますが、実際にそれだけの収入を得られるお笑い芸人はほんの一握りです。

年収は1000万を超える?収入はピンキリ!

バラエティ番組やCMに引っ張りだこの人気芸人になれれば、年収1000万円も夢じゃない!!そう思ってお笑いの世界へ飛び込む若者は後を絶ちません。

しかし、それだけの収入を稼げるような人気お笑い芸人はほんの一握りです。
例えば、大手事務所である吉本興業に所属するお笑い芸人は、総勢6,000名以上と言われていますが、実際、毎日のようにテレビに出ている吉本芸人がどれくらいいるでしょうか?

年収1000万を超えるようなお笑い芸人は、100人に1人もいません。それ以外の売れていない芸人は、ごくごく普通のサラリーマンや、それ以下の収入で生活しています。

もちろん、芸能界で大御所と呼ばれるほどに結果を残したお笑い芸人なら、年収1億円以上も夢ではありません。

売れっ子でも収入は安定しない?

例え、売れっ子の人気お笑い芸人になれたとしても、収入が安定するとは限りません。

俗にいう一発屋芸人と呼ばれる人たちは、年収5000万円以上稼いだ翌年に500万円も稼げなくなるなんていうことが、ざらにあります。
ちなみに、小梅太夫さんは、年収5000万を超えたときにすぐにマンションを購入し、現在でもその家賃収入をベースに生活しているとも言われています。

また、一発屋でないとしても、とんねるずのように、「とんねるずのみなさんのおかげでした」の終了と共に姿を見なくなった芸人も、大きく収入を下げていることでしょう。
(とんねるずのみなさんのおかげでしたのギャラは、1本あたり400万とも言われていました)

若手芸人のリアルな収入は?

若手芸人のリアルな収入

ここでは、デビューしたての若手芸人がどれぐらい収入があるのか?ということを、筆者の実体験を元に、リアルに紹介します。

ライブでの収入は0円!?

若手お笑い芸人が、事務所主催のライブなどでネタを披露しているのはご存知でしょうか?

渋谷∞ホールなどでは、毎日のように若手芸人がしのぎを削っています。

しかし、その若手芸人が出演するお笑いライブのほとんどは、ノーギャラです。
むしろ、チケットノルマがあり、チケットをさばききれないと、赤字になってしまうこともあります。

お客さんに自分の芸を見せて、笑わせたとしても1円も稼げない。はっきり言って意味が分からないと思いますが、若手芸人の世界ではそれが当たり前です。
事務所も、ライブに出演できるだけでありがたいと思え、というくらいに、若手芸人をかなり下に見ているところが多いです。

若手ライブではなく、お笑い芸人自身が、「単独ライブ」を主催できるようになれば、ライブでの収入もあるのでは?と思われる方もいるかもしれません。

しかし、単独ライブを主催するとしても、箱代、コント用のセット、小道具の用意、スタッフなどの人件費、宣材費用……etc.etc.ライブをするにもかなり費用がかかるので、よほどの集客力やスポンサーがいなければ厳しいでしょう。

ネット番組での収入は!?

現在は、abemaTVのような芸人を起用するネット番組もどんどん普及してきました。
視聴するユーザーが多い番組に出演できれば、1本10万円以上の収入を得ることもできるかもしれません。

しかし、筆者がお笑い芸人をしていたころは、まだネット番組が今ほど普及しておらず、グラビアアイドルを使った簡易なクイズ番組のMCを月1でしていましたが、出演1回のギャラは500円~1000円程度でした。

やはり、何度か全国ネットの番組に出演するなど、ある程度知名度を上げないとまともな収入にはなりません。

テレビやラジオの出演料は!?

さて、メジャーなテレビやラジオの出演料はどれくらいなのでしょうか?

MCを務めるほどの人気お笑い芸人なら、1本100万円以上。いわゆるひな壇芸人でも10~30万円などと言われています。

しかし、まだオーディションを勝ち上がってなんとかテレビに出演した。という程度のお笑い芸人はそんなには貰うことはできません。

実際、芸人3年目の筆者が、ガヤ芸人レベルで全国ネットのテレビ番組に出演すると、1本あたり1~2万円程度のギャラでした。
オーディションで合格し出演したラジオ番組では、1万6千円程度のギャラ

しかし、そういった仕事も月に1度か2度。オーディションなどでまったく結果を出せない芸人なら、メディア出演が0なんてのも普通にあります。
また、所属する事務所によって芸人の取り分は違うので、同じ仕事でも手取りは変わります。

CMに出演できれば収入は跳ね上がる!?

筆者が芸人時代に最も良い収入を得たのが、CMに出演したときのことです。

某有名食品メーカーのCMに出演。たった1日の撮影で、ギャラは実に20万円以上
普段寝る間を惜しんで働くアルバイトで稼ぐ1か月分を、たった数時間で稼げたことに、感動したことを今でも覚えています。

無名の芸人でこれだけの額ですから、人気芸人やタレントがCM出演で得るギャラは数百万円はくだらないでしょう。

若手芸人はどうやって生活費を稼いでいるのか

上述したように、お笑い芸人だけの収入でまともに生活していけるようになるのは非常に難しいです。

かといって、芸人の仕事をしながらのアルバイト生活で食つなぐのも大変です(急なオーディションや先輩からの呼び出しで無断欠勤を繰り返すしクビになります笑)。

それでは、若手芸人がどうやって生活費を稼いでいるのかをお教えします。

師匠や先輩に食わせてもらう

かなり一部の芸人に限られますが、売れっ子や大御所お笑い芸人に師事している若手は、住み込みで師匠の世話をしながら飯も食わせてもらうというやり方もあります。

しかし、現代は弟子を取るお笑い芸人は年々減っていますし、仮に弟子入りしたとしても、プライベートな時間が一切なくなるので、非常にストレスが溜まります。

また、フットワークが軽く、先輩芸人に気に入られる才能を持っている若手は、ひたすら先輩のご飯についていき飯代だけでも浮かせるという芸人もいます。
こういうことができる若手は、売れる可能性も高くなりますが、お笑い芸人は繊細で気難しい人も多いので、ちょっとでもヘマをすると2度とお呼びがかからなくなったりします(笑)

彼女(彼氏)に食べさせてもらう

いわゆるヒモです。モテスキルの高い芸人なら、こういうことをしている人もいます。

彼女を6人作って曜日ごとに違う女性に奢ってもらう、というようなことをしている奴もいました。
羨ましい話ですね。

ひたすらアルバイトをする

アルバイトで生活費を稼ぐ。大抵の若手芸人が、このパターンだと思います。

ひたすらアルバイトばかりしていて、気が付いたら社員に昇格し、芸人を辞める……なんて話はあるあるです。

ただし、お笑い芸人は、急なオーディションや、先輩の呼び出しなど、予定が非常に組みづらい生活のため、シフト制のバイトだと急に休まなければならなくなります。
そのため、高確率でクビになるのでアルバイト生活も大変です。

お笑い芸人の活動に理解のあるバイト先や、シフトが自由で休みやすいバイトを探す必要があります

お笑い芸人年収ランキング

天才たけし
出典:cakes

若手芸人は稼げないなんてことばかり書いていると夢がなくなってしまいますので、ここでは、2019年現在のお笑い芸人年収ランキングを発表します!

テレビで大活躍中のあのお笑い芸人はいったいどれだけ稼いでいるのかをご紹介します!

お笑い芸人年収ランキング・1位~3位

お笑い芸人年収ランキング【1位】

ビートたけし(北野武)
推定年収15億8000万円

さすがは、天才ビートたけし。世界のキタノ。
ワールドワイドの活躍をしているので、もはやお笑い芸人の域を超えているような気もしますが堂々の第1位です。

『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』のたけしメモは今見ても笑えます。
アウトレイジなどの映画監督としても有名ですが、個人的には初期の「ソナチネ」や「キッズ・リターン」が好きです。

昨年、オフィス北野を退社し、現在はT.Nゴン所属。これだけの稼ぎ頭を失ったオフィス北野は収入が激減することでしょう。

お笑い芸人年収ランキング・2位

明石家さんま
推定11億5000万円

今でも多くのレギュラー番組を抱えるお笑いモンスター、さんまさんが2位。

20年以上続く長寿番組、『踊る!さんま御殿!!』、安定した人気を持つ『ホンマでっか!?TV』、若手芸人と絡む意欲的な『さんまのお笑い向上委員会』など、第一線でバリバリ働き続けています。

また、年末年始の特番などでも引っ張りだこですし、CM、ラジオ番組、俳優業などあらゆるメディアで活躍。
しばらくこの地位が揺るぐことはないでしょう。

お笑い芸人年収ランキング・3位

タモリ
推定年収9億9000万円

第3位はタモリさん。2014年に『笑っていいとも!』が終了しましたが、まだまだ稼いでいるようです。

Mステの司会者として全世代に認知されている上、『ブラタモリ』、非常にマニアックなネタで笑いを誘う『タモリ倶楽部』の人気は健在です。

年収ランキングベスト3には、いわゆるお笑いBIG3が名を連ねましたが、しばらくこの上位が変わることは無さそうですね。

お笑い芸人年収ランキング・4位~10位

【4位】推定年収8億4000万

有吉弘行

【5位】推定年収8億円

松本人志(ダウンタウン)
大田光(爆笑問題)
田中裕二(爆笑問題)

【8位】推定年収6億円4000万円

浜田雅功(ダウンタウン)

【9位】推定年収6億円

上田晋也(くりぃむしちゅー)
内村光良(ウッチャンナンチャン)

お笑い芸人年収ランキング4位~10位は以上のようになりました。
やはり上位には、芸歴の長い大御所が名を連ねました。

多くのレギュラー番組を抱える有吉さんが、ダウンタウンまっちゃんを超えてBIG3に追随する勢いがあるのは凄いですね。
栄光と転落、そしてどん底から這い上がったキャラクターの説得力から、世間の好感度が高いのでしょうか。

対してダウンタウンは、世間の好感度よりもお笑いの探究を重視しているのか、最近はネット番組に活動の場を移しつつありますね。

爆笑問題の2人は、事務所タイタンのギャラ交渉がシビアで、「ギャラが高い」と、さんまさんに暴露されていましたが、多くのテレビ、ラジオのレギュラー番組を持っています。

お笑い芸人年収ランキング・11位~

お笑い芸人年収ランキングの11位以下は次の通りです。

11位・推定年収5億円以上

有田哲平(くりぃむしちゅー)

12位~16位・推定年収3億円以上

加藤浩次(極楽とんぼ)、矢部浩之(ナイティナイン)、設楽統(バナナマン)、宮迫博之、蛍原徹(雨上がり決死隊)

17位~19位・推定年収2億円以上

岡村隆史(ナイティナイン)、木梨憲武(とんねるず)、所ジョージ

20位~・推定年収1億円前後

千原ジュニア(千原兄弟)、若林正恭、春日俊彰(オードリー)、山崎弘也(アンタッチャブル)、三村マサカズ、大竹一樹(さまぁ~ず)、日村勇紀(バナナマン)

11位以下のお笑い芸人年収ランキングは、以上のようになりました。

年収1億円を超えるレベルのお笑い芸人は、テレビの一時代を築いたような天才ばかりです。
それぞれ冠番組や、MCを務めるレギュラー番組を経験しています。

お笑い芸人の収入・若手芸人のリアルな収入まとめ

お笑い芸人の収入、若手芸人のリアルな収入についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

たしかに、お笑い芸人として成功すれば、億万長者となることも夢ではありません。

しかし、年収1億を超えるようなお笑い芸人には、一朝一夕ではなれません。
何年もの下積みを経て、なおかつ長い間、テレビの第一線で活躍できるほどの人気と実力が必要です。

よほど才能が無ければ、10年、20年はまともな収入は得られずアルバイト生活を続けて引退したり、才能があったとしても運が悪かったり、縁に恵まれなければ、安定して稼ぐことは難しいです。

ですが、ゼロからでもこれだけの収入が目指せるお笑い芸人という職業には夢があるとは言えるでしょう。

これらの関連記事も参考にしてみてください。

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