掲載依頼・お問い合わせ/リンク集          

[PR]

看護師で年収700万円は高い?平均年収やおすすめの職種まとめ

更新日:2023-11-28

看護師で年収700万円は高い?平均年収やおすすめの職種まとめ

看護師といえば比較的年収が高いというイメージのある職業の1つです。

しかし実際に看護師の年収がどのくらいか知らない方も多いのではないでしょうか?

例えば年収が700万円の場合、日本人の平均年収よりかなり高い水準ですが看護師としてはどうなのでしょうか。

この記事では看護師の平均年収おすすめの職種を紹介し、看護師で年収700万円は可能なのかについても解説していきます。

看護師の転職なら『キララサポート』

看護師として、キャリアアップを目指したい、年収UPを目指したいならキララサポート看護に登録してみてはいかがでしょうか?

完全無料でコンサルタントが徹底サポート!
希望のライフスタイルやなりたい自分にあわせて提案してくれるので希望が叶う♪

医療や福祉に特化したサービスなので、求められる人材と求める職場をマッチングしてくれますよ。

看護師で年収700万円は可能なのか

看護師は高年収が期待できる職業として知られていますが、年収700万円に到達することは可能なのでしょうか?

平均年収などを解説する前に、まずは年収700万円が現実的なラインなのかについて解説していきます。

看護師で年収700万円の可否

結論から述べると、看護師として働いて年収700万を得ることは「可能」です。

ただし他の企業がそうであるように、看護師も経験が浅いうちに年収700万円を得ることは難しいです。

一般企業では勤続年数や成果に応じて主任・係長・課長・部長と役職が上がっていくことで年収も高くなっていきます。

看護師もそれ同じで、看護主任・看護師長・看護部長と昇進していくことで年収が上がっていきます

近年企業では年功序列を廃止して実力に応じて昇進や昇格を決めるケースも増えてきていますが、看護師業界はまだ年功序列制度が強いところが多いようです。

看護師長に昇進するのはおおよそ40歳頃と言われており、毎年の昇給を加味しても少なくとも勤続15年以上は働かないと年収700万円に到達するのは難しいです。

また病院勤務とクリニック勤務では同じ勤続年数でも年収が大きく異なることも多いです。

基本的に病院勤務よりクリニック勤務の方が年収が低いため、年収700万円を目指すためには病院に勤務して長期間勤務することが必要となります。

現在クリニックで看護師として働いている方の中で年収700万円以上欲しいという人は、病院へ転職することを考える必要があるかもしれません。

看護師の平均年収①|平均年収・中央値・初任給

ここまで、看護師で年収700万円は可能だということを解説してきました。

では看護師の平均年収はどのくらいなのでしょうか?

看護師の平均年収・中央値・初任給を知り、年収700万円がどのくらいの位置なのか確認していきましょう。

看護師の平均年収

令和3年度の看護師の平均年収は約499万円となっています。

これは月収約34.4万円+ボーナスの水準で、また看護師全体の平均年齢は41.2歳です。

日本人の平均年収は約433万円であるため、看護師の平均年収は高めの水準となっています。

ただし平均年収は年収が極端に高い人がいると実態の年収相場と離れる可能性があるため、中央値も見ていきましょう。

看護師の年収中央値

看護師の年収の中央値は約500万円です。

日本人の年収の中央値は399万円のため、看護師の方が100万円も年収中央値が高いことになります。

看護師の平均年収と年収の中央値に乖離が少ないことを見ると、看護師業界の年収水準は比較的公平なのかもしれません。

また年収500万円が中央値となると、+200万円の年収700万円は看護師としてかなり年収が高い部類に入ることが分かります。

看護師の初任給

看護師の初任給は約26万円となっており、全職種の平均初任給である大卒21万円・専門卒18万円よりもかなり高い水準です。

また看護師も他の職種と同じく専門学校卒業者より大卒者の方が初任給が高い傾向にあります。

スタートの給料が高く、さらに毎年の昇給や年数を重ねて昇進した際の手当てなども加味すると年収700万円は十分に到達可能な金額と言えます。

看護師の平均年収②|役職別・年代別

ここでは前の項目で着目した点以外の2つの視点から看護師の平均年収を見ていきます。

役職別・年代別の平均年収をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

看護師の役職別年収

看護師の年収は役職によって大きな差があります。

下記の表は役職別の平均年収をまとめたものです。

役職 平均年収
看護部長 約930万円
看護副部長 約800万円
看護師長 約740万円
看護副師長 約620万円

表の通り役職が上がるにつれて年収の水準は大きく上がっていきます

看護部長は病院の看護師全体を統括する責任者であり、その責任の重さから930万円という高年収を得ることができるのだと予想できます。

またこの表から、年収700万円は看護師長から到達できる額だということが分かります。

看護師長は自分の所属する部署の看護師を統括する立場であり、現場のリーダーとして力を発揮することが求められます。

年代別の平均年収

上述したように、看護師の平均年収は勤続年数によって変わってきます。

つまり経験が浅いうちは年収が低い傾向にあります。

ここでは、実際に年代別で平均年収にどのくらいの差があるのか解説していきます。

下記の表に年代別(20代〜60代)の平均年収の推移をまとめましたのでご覧ください。

年齢 平均年収
20代 約380万円
30代 約445万円
40代 約497万円
50代 約540万円
60代 約444万円

表を見ると、20代から年代を追うごとに年収は上がっていき50代でピークを迎えることが分かります。

一方役職別の年収で解説した通り役職によって年収差が大きいため、50代の一般看護師と役職付き看護師では年収に大きな差があると予想されます。

60代で年収が下がるのは、定年を迎え役職定年などで手当てがカットされることや非正規雇用になること等が影響していると考えられます。

また65歳を定年としている病院やクリニックが多いため、60代前半に絞れば平均年収は500万円を超えていますが後半になると300万円台に急落しています。

いずれの年代の平均年収も700万円を下回っているため、前述までのとおり年収700万円に到達するには看護師の中でも高収入のポジションになることが必要と言えます。

年収700万円に到達しやすい職種

役職別平均年収の項目でも少し触れましたが、看護師には色々な職種があり中には高収入を得やすい職種もあります。

ここからは、年収700万円に到達しやすい看護師のおすすめの職種について解説していきます。

訪問看護管理者

現在の日本には、在宅で看護を受けたい人向けの訪問看護ステーションというサービスがあります。

社会全体の高齢化が進む昨今、訪問看護の需要は高まっており給与水準も上がっています。

需要の高い訪問看護の管理者というポジションにつけば高収入を期待できます。

美容クリニックの管理職看護士

美容クリニックでは保険診療の割合が少なく自由診療の患者さんが多いです。

自由診療はクリニック側で診療費を決めることができるため、比較的クリニックの収入を伸ばしやすく看護師の給料が高い傾向にあります。

そのような背景から、美容クリニック内で看護師の管理職につくことで高収入となる可能性が高いと言えます。

介護施設の管理職看護師

高齢者向けの介護施設で管理職の看護師として働くことも高収入を得る方法の1つです。

特に入居費用が高い老人ホームは施設の収入が多いため、看護師の給料も高くなる傾向にあります。

高級老人ホームで夜勤対応有り・管理職のポジションとなれば年収700万円に近づく可能性があります。

一般企業勤務

看護師のスキルを活かして一般企業で働くという選択肢もあります。

医療機器メーカーではフィールドナースという職種があり、営業スタッフと共に病院などに医療機器を販売します。

看護師目線で医者に医療機器を紹介できるので、医療機器メーカーにとっては重宝される存在です。

フィールドナースの平均年収は600万円〜900万円と高く、年収700万円以上を狙いやすい職種と言えます。

大規模病院の管理職看護師

大学病院・総合病院といった大規模な病院は患者さんの数も多く、病院の収入も非常に多いです。

資本力がある分看護師の待遇も良く、給与水準も小規模の病院やクリニックより高い傾向にあります。

大規模病院で管理職になればかなりの高収入が期待できます。

看護師が年収700万円を目指す方法

ここまで看護師の平均年収や高収入の職種について解説してきましたが、ここからは具体的に年収700万円を目指すにはどうすれば良いか解説していきます。

看護師が年収700万円になる方法はいくつかあります。

規模の大きな病院で管理職になる

ここまで解説してきた通り、規模の大きな病院で管理職になれば高収入が期待できます。

看護師長の平均年収は700万円を超えているため、昇進ではまず看護師長を目指すのが良いでしょう。

さらに上に出世していけば年収700万円どころか1,000万円に近い年収にすることも不可能ではありません。

規模の小さい病院やクリニックで働いている看護師の方は総合病院や大学病院への転職も検討しましょう。

副業をする

昨今副業が流行っていますが、看護師以外の収入源を持つことも年収700万円に到達する方法の1つです。

看護師の年収の中央値は年収500万円ですが、たとえ500万円でも副業で200万円を稼げば年収は700万円に到達します。

副業には、アルバイトのようにお店で働く方法だけではなくパソコンを使って在宅で行える仕事もあります。

休日やスキマ時間を有効に活用して年収を上げていきましょう。

高収入の職業に転職する

看護師の仕事で年収700万円を目指すのが難しいと感じたら、いっそのこと他の職業に転職することも考えましょう。

IT業界や金融業界など高年収の業界に転職することで年収が上がる可能性がありますし、看護師の知識を活かしたいならフィールドナースという選択肢も考えられます。

もし看護師以外の道を選びたいと感じたら転職を視野に入れてみましょう。

看護師で年収700万円は可能?まとめ

この記事では看護師の平均年収やおすすめの職種、また年収700万円になるためにはどうすれば良いかなどを解説してきました。

本記事の内容をまとめると下記の通りになります。

  • 看護師が年収700万円を得ることは可能
  • 看護師の平均年収は約499万円・中央値は約500万円
  • 看護師の役職別平均年収では看護師長で初めて年収700万円を超える
  • 看護師の年代別平均年収は50代がピークで約540万円
  • 看護師で高年収を得るには訪問看護の管理者や美容クリニックの管理職などがおすすめ
  • 看護師が年収700万円を目指すには規模の大きい病院で働いたり副業を行うなどの方法がある

看護師で年収700万円を得るは決して簡単なことではないですが、十分に可能だということが分かりました。

現役の看護師の方やこれから看護師を目指すという方は、是非この記事を参考にして年収700万円を目指してみてください。