マンション管理士はマンション管理の専門家で、受験資格を必要としない国家資格です。
マンションの維持や管理に関するコンサルティングや大規模改修工事の計画立案が主な業務内容で、今後ますます将来が期待されるニーズの高い資格となっています。
またマンション管理における法令をはじめ難易度の高い試験内容であることから、合格率は10%に満たないという難関資格でもあるようです。
今回はマンション管理士についての国家資格試験について、具体的な試験日などの情報や合格率、試験内容について詳しく解説していきます。
マンション管理士試験の試験日はいつ?難易度や合格率は?
まずは、マンション管理士の試験にまつわる基本的な情報をご紹介します。
これからの試験を受ける方は必見の情報となっていますので、ぜひご覧ください!
マンション管理士試験の概要
マンション管理士の試験は「国土交通大臣」が主体になり「公益財団法人マンション管理センター」を指定検機関とし、日本全国の8都市にて実施される試験となっています。
日本全国の8都市にて実施はされますが、もともと会場都市周辺に居住されていない方も多く、その場合には遠征受験となるようです。
会場都市までは公表されていますが、具体的な会場名については受験票に記載されており、受験会場を確認できるのは11月初旬ごろになります。
慣れない土地での受験となることが予想される方は、交通手段や会場までのルートなどを入念に確認しておくようにしましょう。
マンション管理士試験の詳細情報
肝心のマンション管理士試験の詳しい情報をご紹介します。
最新の令和4年度のマンション管理士試験の詳細はこちらです。
項目 | 情報 |
---|---|
試験日 | 2022年11月27日 13:00~15:00 |
試験の官報広告 | 毎年6月に、国土交通大臣名で広告 |
受験案内・申し込みの配布 | 2022年8月1日から開始 |
受験手数料 | 9400円 |
合格発表 | 2023年1月13日 |
試験会場都市 | 札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市、広島市、福岡市、那覇市 |
年に1回しかない試験のため、マンション管理士試験ではどれだけ失点を抑えるかが大事になってきます。
チャンスを無駄にしないためにも、これから受験を迎える方は万全の準備を行なってから試験に臨むようにしましょう。
マンション管理士試験の難易度や合格率は?
こちらでは、重要な情報である試験の難易度や合格率についてご紹介します。
試験年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
平成28年度 | 13,737名 | 1,101名 | 8.0% |
平成29年度 | 13,037名 | 1,168名 | 9.0% |
平成30年度 | 12,389名 | 975名 | 7.9% |
令和元年度 | 12,021名 | 991名 | 8.2% |
令和2年度 | 12,198名 | 1,045名 | 8.6% |
すべての年度において合格率が10%以下という点から、「マンション管理士」は間違いなく難関国家資格です。
また合格に必要な勉強時間は500時間程度とされており、その難易度は間違いなく高いと言えます。
当サイトでは難易度についてさらに掘り下げた記事も公開しているため、気になった方はぜひこちらもご覧ください!
マンション管理士試験の試験科目や内容について
ここからは今回の記事の本題である、マンション管理士試験の具体的な試験科目や内容についてご紹介します!
まずは大まかな出題範囲を見てみましょう。
マンション管理士試験の試験科目概要
マンション管理士試験では、主に3つの項目を回答することになります。
- 法令関連(32問)
- 建築・設備関連(15問)
- 管理実務・会計関連(3問)
マンションの管理に関する知識に加えて、関連の法令といった法学も範囲に加わっているのがポイントです。
初学者の方にとっては最もハードルの高い法令関連の出題が半分以上を占めており、この箇所を攻略できるかが合格に直結するといっても過言ではありません。
ここからは、各カテゴリの詳細を見てみましょう。
試験内容①:法令関連
法令関連の問題ではマンションの管理に関わる決まり事や、実務で必要な知識が問われます。
試験においての出題傾向として多い物は、「区分所有等に関する法律」「標準管理規約」「民法」の3つです。
対策としては、過去問題を通してよく出る傾向の問題をピックアップし、完璧に解けるようにするのが点数につながるコツになります。
ただ法令関連は初学者の方にとっては最もとっつきにくい分野となるため、後述するように通信講座などで効率よく対策するのがおすすめです。
試験内容②:建築・設備関連
こちらでは、マンションを安全に利用していく為の知識が問われます。
具体的には建築基準法に則ったマンションの構造や設備、長期的に運用するための修繕に関する問題となっているようです。
構造や設備に関わる決まり事や数値について問われる部分のため、理解よりも覚える内容が多くなる傾向にあります。
全体問題数に対して出題頻度も高いため、できれば落としたくない分野です。
試験内容③:管理実務・会計関連
こちらは、マンションを快適に運営していくための知識などが問われる分野です。
実際にはマンションの管理業務に必要な会計や税務の知識や、苦情や理事会の対応などについての知識が問われます。
出題のウェイトはかなり軽いものの、実は法令関連との結びつきが強く一緒に勉強できる分野です。
漏れなく知識をインプットして、少しでも合格可能性を高めるのがおすすめとなっております。
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まとめ|マンション管理士の試験内容は?
今回は難関国家資格とされるマンション管理士試験の試験内容についてご紹介しました。
初学者に厳しい法令区分の問題が多いことからも合格率は低くなっており、間違いなく難易度の高い資格と言えるでしょう。
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