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土地家屋調査士の独立・開業はあり?気になる年収や初期費用についても徹底解説!

更新日:2021-11-12

「土地家屋調査士として将来的に独立したい!」
「独立する前にしっかり業界の将来性を確認しておきたい!」

土地家屋調査士のお仕事をされている方、あるいは目指されている方でこのようにお考えの方も多いのではないでしょうか?

土地家屋調査士はその高い専門性から「独立・開業に向いている資格」と言われています。

しかし、残念ながら資格を持っていても「業務実績」「独立に必要な知識」がなければ、独立・開業は失敗に終わってしまうでしょう。

こちらの記事では、土地家屋調査士として独立・開業を成功させるための秘訣や注意点について、様々な角度から深掘って解説しています!

独立を目指されている方は、是非今後の活動の参考にしてください!

土地家屋調査士の独立後に仕事はあるのか?

アガルート 土地家屋調査士

結論から先に言うと、土地家屋調査士として独立した後の仕事はたくさんあります。

土地家屋調査士は独立・開業を前提とした資格の一種であり、多くの土地家屋調査士は個人事務所を開業するか、土地家屋調査士同士で法人を設立して活躍しています。

調査士の主な仕事は「不動産の表示に関する登記を代理して申請する」ことです。

「不動産登記の代理申請」を簡単に説明

①依頼主から依頼を受けた土地の区画を測量する。
②その土地を公示する図面を作成する。
③図面を法務局に登記申請する。

この「不動産登記の代理申請」には大きなポイントが2つあります。

ポイント1「不動産登記の代理申請」は調査士しかできない

土地家屋調査士には資格保有者しかできない「独占業務」が与えられています。

「不動産の表示に関する登記」は土地家屋調査士の専門的なスキルと知識が必要な「独占業務」であり、弁護士や測量士でも行うことができません。

そのため、一定数の仕事量が保証されていると言えます。

ポイント2「不動産登記の申請」は義務である

「不動産の表示に関する登記」は、家やビルを建てたり、増築する際に届け出る義務があります。

「国民の義務を独占的に受けられる」のが土地家屋調査士の魅力です。

家やビルなどの建物は見渡す限り存在しますし、その裏では土地家屋調査士が活躍しています。

このことからも今後、土地家屋調査士としての仕事の需要が無くなることは考えにくいでしょう。

土地家屋調査士の独立後の収入は良いのか?

土地家屋調査士の独立後の収入は非常に高額です。

個人事務所を開業して成功されている方を例にご紹介します。

その方の個人事務所は、ご本人と3人の補助者で構成されており、年間売り上げは3,000万円程度、ピーク時は4,500万円と語られていました。

また、個人で把握できる年間売り上げは3,000万円が限界とも言われていました。

そこから人件費と経費を引いた額が事務所に残る金額になるので、成功すれば年収1000万円以上も目指せます。

独立せず個人事務所に所属する調査士の平均年収は500〜600万円と言われていますので、独立して成功ればそれ以上の収入を得る事も可能です。

独立されたい方は、プレイヤーとしての経験を積みながら経営や独立に関する知識を身に付けていくことが大切です。

土地家屋調査士の将来性

土地家屋調査士の独立を検討する際、気になるのが「業界の将来性」ですよね。

独立してチャレンジしていきたいと思った時に、先細りの業界であっては独立後が不安になりますよね。

以下では、不動産業界の「最新の測量方法」「近年の境界問題」の2つの観点から土地家屋調査士の将来性について解説しています。

最新の測量方法が導入される

近年では、GPS測量やドローン測量という新しい測量方法が普及し、測量技術も日々進歩しています。

これはベテランの土地家屋調査士であっても、新人と同じように新たらしい測量方法や登記の申請方法を一から身につけなければならなくなったということです。

この測量方法の進歩にしっかりと適応していかなければなりません。

境界問題

近年、一般市民間で隣地所有者と土地の境界をめぐるトラブルが相次いでいおり、人々の土地に対する権利意識が高まっています。

この境界問題の解決が大きく注目されており、弁護士と同様に土地家屋調査士にも「相談業務」という新たな業務が加わってきました。

また、ここ数年で100万戸のマンションの建替時期にさしかかると言われており、土地家屋調査士の仕事の件数と業務範囲は今後も広がっていくと言われています。

土地家屋調査士の独立・開業の手順

アガルート 土地家屋調査士

土地家屋調査士として独立開業する場合、以下のような手順が必要です。

①土地家屋調査士の資格を取る
②実務経験を積む
③土地家屋調査士連合会に登録する(登録は必須)
④事務所やオフィスになる場所を用意する
⑤税務署に「個人事業主開業届」もしくは「事業開業報告書」を出す
⑥測定器具など必要な用具を揃える
⑦事業開始

特に、「②実務経験を積む」の段階では、どこかの事務所や法人会社で働きながら、独立・開業に必要な情報を収集したり、各所の関係者との人脈を作る期間として、日々業務にあたると良いでしょう。

土地家屋調査士の独立の初期費用

土地家屋調査士として独立する際には、初期費用がどのくらいかかるのでしょうか?
独立開業時に必要になる項目やそれぞれの費用についての一例をまとめてみました。

・土地家屋調査士連合会の登録費と会費 約25万円
・測定器具一式 約30万円
・トータルステーション 150万円
・測量用のCADソフト 100万円
・パソコン、プリンタ、実務ソフトなど 約30万円
・事務所、オフィスなどの敷金礼金 30万円
・その他(文具や名刺など)約5万円
・移動用の自動車 100万円

合計)約400万~500万円

開業に必要な資金は最低でも400万円は用意していた方がいいでしょう。

土地家屋調査士の独立開業には、他の士業である司法書士や税理士の開業と比べて用意する物が多く高額になります。

初期費用にかかる金額を頭に入れて独立の計画を立てましょう。

土地家屋調査士の独立時の注意点

アガルート 土地家屋調査士

独立当初は新規の仕事を取ったり、初めてのことが多いので何かと慌ただしい時期であると思います。

そんな時期にトラブルで事業がストップなんてことになるのは避けておきたいものですよね。

こちらでは独立された方々の失敗談を参考に、独立時の注意点について3つにまとめましたのでご紹介します!

①開業当初の営業で人脈が作れずに失敗

土地家屋調査士として独立される多くの方は、人脈を一から築かないといけません。

仕事を安定的に取れるように不動産会社や建設会社、他事務所とのコネクションは出来る限り広げたいものです。

実際、土地家屋調査士が独立した後、人脈をうまく築けず仕事が取れなくて廃業に追い込まれた失敗事例もあります。

独立当初は人脈形成のためにも「外回りの営業」「経営者の交流会」「経営者コミュニティ」などに顔出したりと積極的に行動するとよいでしょう。

「やれることは全部やる精神」で取り組むことが大切です!

②激安の中古機器を購入して失敗

初期費用を抑えるために中古の機材を用意することもあるでしょう。
安く済むことに越したことはないですが、機材の故障には気を付けなければなりません。

購入後に故障してしまい、修理費用や買い替えなどで結局費用が高くつく場合もありますので、機材を揃える際は十分に注意しましょう。

また、土地家屋調査士の仕事はどんどん進化しています。
最新の測量方法についていけるか、十分な性能・制度を持っているかについては注意しましょう。

③開業場所選びを誤って失敗

土地家屋調査士の主な仕事で複数の土地をまとめたり、分割を行うこともあります。

そのため、土地開発が行われていないような土地では仕事の依頼は少ないでしょう。

人脈やコネクションのない最初は、案件が多い都市部や人口が増えてる土地を活動エリアにすることで仕事量の確保につながります。

土地家屋調査士の独立のメリット・デメリット

アガルート 土地家屋調査士

以上の内容から筆者が思う土地家屋調査士の独立のメリット・デメリットについて簡単にまとめてみましたのでご紹介します。

独立のメリット
・「独占業務」のある土地家屋調査士は独立しやすい
・業界に将来性がある
・経営次第では会社勤めより収入が増える

独立のデメリット
・泥臭く営業しなけば仕事の獲得は難しい
・人脈やコネクションを築くのに苦労する
・土地開発が行われてない地域では仕事がない

独立した最初の頃は、営業活動や関係者へコネクションを築くのに苦労するかと思います。

しかし、周りとうまく差別化できれば、仕事も獲得しやすくなるでしょう!

差別化の手段として、土地家屋調査士の業務に関する他の士業資格を取得することで、ダブルライセンスとして有利に働くこともあります!

「司法書士」「行政書士」などの他士業資格を取得し、兼業で事務所を経営することで収入や経営が安定しますし、土地家屋調査士の仕事との相乗効果も得られるメリットもあります。

最近ではこういった士業資格の取得に強い予備校も複数社あり、効率良く勉強して資格の取得を目指すことができます。

どこの予備校が良いのか気になる方は下記の記事も是非参考にしてみてください。
土地家屋調査士・測量士補におすすめの通信講座&予備校ランキング5選!

当サイトのおすすめの予備校は「アガルートアカデミー」です!
士業資格の取得に興味のある方は是非参考にしてください!

アガルートアカデミーのHPはこちら

土地家屋調査士の独立・開業まとめ

・土地家屋調査士は独立しやすい
・土地家屋調査士は将来性がある
・独立・開業時の初期費用が安い
・独立後は営業やコネクションを築くのに苦労する
・ダブルライセンス取得で周りと差別化できる

土地家屋調査士は、専門的な知識と測量技術の両方が必要になる仕事なので専門性が非常に高く、独立に向いている業種と言えるでしょう。

不動産業界にもついても将来性が感じられますし、土地開発が盛んな地域では今後の需要も更に高くなっていく資格・職業です。

チャレンジする価値は十分にありますので是非、土地家屋調査士として働くのであれば独立も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

「土地家屋調査士の資格を取りたい!」
「司法書士や行政書士の資格をとってダブルライセンスで活躍していきたい!」

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