ITコーディネーター資格を維持する費用は?試験の受講はどうする

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by ari_na

更新日:2019-11-04

ITコーディネーター

”ITコーディネーター”は企業の情報技術化のサポートをすることが仕事であり、平成13年に通商産業省(現・経済産業省)によって設けられました。試験を受講する際の費用や、資格を維持していくためにはどうすれば良いのかチェックしていきましょう!

       

2001年に通商産業省(現・経済産業省)によって設けられた”ITコーディネーター”という資格は、企業の情報技術化のサポートをする役割を担っています。
資格は民間資格ですが、取得したあとはどのように維持していけば良いのでしょうか?

ITコーディネーターの試験を受けるには研修を受講しなくてはならないのか、またその費用などについても見ていきましょう!

IT化をサポートするITコーディネーター

ITコーディネーター

”ITコーディネーター”は、現時点において日本ではおよそ6500人ほどの有資格者がいます。

資格そのものは2001年(平成13年)に通商産業省(現・経済産業省)によって設けられ、経営者の視点に立って企業の情報技術化(IT化)をサポートし、経営の支援を行うという役割を担っています。

ITコーディネーターの資格を取得している人は圧倒的に男性が多く、女性は全体のおよそ5%程度だとされています。

活躍の場がたくさん!

ITコーディネーターが活躍できる場所はたくさんあり、業種も幅広いです。

一例を挙げると「製造業」「小売業」「農業法人」「サービス業」「学校」「病院」「自治体」などがあります。

さらに国においては「政府や自治体のCIO補佐官」になったり、ユーザ企業・ベンダ企業内で人材として働くこともできます。
また、独立を視野に入れている人にもオススメの資格です。

試験と研修を受ける

ITコーディネーターの資格を取得するには、NPO法人『ITコーディネータ協会』が主催する試験に合格する必要があります。

試験は「ITC試験」と「ケース研修」の2つがあり、どちらを先に行っても良いです。
ちなみに、「ケース研修」は費用がかなり高額のため、可能ならば一発合格を目指した方が経済的な負担も増えなくて良いでしょう。

費用はどのくらい?

続いては、ITコーディネーターの資格を取得するための費用についてご紹介します。

「ITC試験」と「ケース研修」では費用が異なるので、注意が必要です。

「ケース研修」は20万円代

まず「ITC試験」の費用ですが、こちらは19,800円(税込)となっています。
受験資格などもなく、ITコーディネーターに必要な専門知識と実務経験を有している方であれば誰でも受験することができます。

「ケース研修」の費用は、220,000円(税込)となっています。
「IT経営体感ケース研修」を外部の認定機関で修了している場合は若干費用が安くなり、198,000円(税込)となっていますが、それでも高額ですね。

外部の認定機関で修了している対象者は、申し込みの前に必ず『ITコーディネータ協会』に連絡しなくてはなりません。

ちなみにケース研修は「宮城」、「東京」、「石川」、「長野」、「愛知」、「京都」、「大阪」、「兵庫」、「島根」、「広島」、「愛媛」、「福岡」、「熊本」で受講できます。
2020年からは、「北海道」、「富山」、「香川」でも開催される予定です。

続いては、資格の維持について見ていきましょう!

資格はどうやって維持する?

資格

資格には一度取得すれば一生更新せずに持っていられるものもありますが、中には維持するためには更新しなくてはならないものもあります。

ITコーディネーターは、次のように維持していきます。

毎年、更新の手続きをする

ITコーディネーターは、毎年資格の更新手続きをすることになっています。

更新の条件として「更新前年度の実践力ポイント合計が10ポイント以上あること」「更新前年度の「実務活動報告書(アンケート)」が提出されていること」「更新手続料の費用(20,000円(税抜))が入金されていること」「新ケース研修受講者(6日間のケース研修)は、3回目の資格更新までにフォローアップ研修を3講座受講されていること」などの4つが挙げられます。

季節としては毎年4月から5月の時期が更新の期間であり、初回更新では更新料は不要です。
翌年以降は毎年更新料の費用が必要となるので、忘れずに用意しておかなくてはなりません。

他の資格とも併せて活かせる

ITコーディネーターは、相性の良い別な資格と併せ持つことにより、さらに仕事の幅が広がることもあります。

とくに次のような資格がオススメです。

相性の良い資格はコレ!

ITコーディネーターの資格と併せて取得することにオススメなのが、「公認会計士」「税理士」「中小企業診断士」「日本経営品質協議会認定セルフアセッサー」です。

これらは税金に対する知識や、より良い経営をしていくうえでどうするべきかというアドバイスができる専門性の高い資格ばかりとなっています。
ITコーディネーターとして他の仕事をできるようにするために取得するのも良いですし、税理士などがITの分野にも特化するためにITコーディネーターの資格を取得するのも良いでしょう。

そして実際に、複数の資格を併せ持って活躍しているビジネスマンは多く存在します。

他にも、企業において「経営者」「経営指導者」の立場にある方や、「金融機関」で働いている方もITコーディネーターの資格があることで様々な場面で活かせるでしょう。

私たちの生活や仕事をするうえで、”IT”はなくてはならないものとなってきました。
そこでITに強い資格を武器として、さらなる活躍や発展が見込めるでしょう。

ITコーディネーターと費用についてのまとめ

”ITコーディネーター”は2001年に誕生した資格であり、歴史としては浅い方だと言えます。
しかし、日々急速に発展していくIT化は追いつけないほど早いスピードで成長しており、分からないところは資格保有者に頼らざるを得ない状況であるとも感じられます。

そこで、ITコーディネーターの資格を取得することで、より需要の高いITの世界で活躍することができるのです。

ITコーディネーターの資格を取得するには、「ITC試験」という試験を受け、「ケース研修」を受講する必要があります。
こちらはそれぞれに費用が異なり、「ITC試験」はおよそ20,000円ほどで受験できますが、「ケース研修」は200,000円前後の費用がかかってしまいます。

「IT経営体感ケース研修」を外部の認定機関で修了している場合は若干費用が安くなることがありますが、何れにしても高額であることには変わりないので、心して研修を受けたいものですね。

ITコーディネーターの資格は「経営者」や「経営指導者」の立場にある人が取得することもオススメですが、「税理士」や「公認会計士」、「中小企業診断士」として働いている方もITの分野に特化でき、仕事の幅が広がるので併せ持っている人が多く存在します。

今後、さらなる需要が見込める業界なので、興味のある方は取得を検討してみてはいかがでしょうか。

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