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WEBデザイナーの仕事内容とは?年収や将来性についても解説!

更新日:2022-10-11

WEBデザイナーの仕事内容とは?年収や将来性についても解説!

WEBデザイナーとは、その名の通りWEBサイトのデザインを制作する職業です。
クライアントからヒアリングを行い、構成や配色、レイアウトを考えてデザインを制作します。

しかし一口にWEBデザイナーと言っても、実際はWEBサイトをデザインするだけの仕事ではなく、サイト内で使用する素材作成や、コーディング等技術的な内容を求められることもあります。

今回はWEBデザイナーについてより詳しく知っていただくために、WEBデザイナーの仕事内容や年収・働き方、将来性などを紹介します。

WEBデザイナーになりたいと考えている方はぜひ最後までご覧ください。

WEBデザイナーの主な仕事内容

WEBデザイナーの主な仕事内容

WEBデザイナーの仕事は、企業や個人として働く場合など、働き方によって担当する業務範囲は大きく変わりますが、WEBサイト制作の流れは基本同じです。

どのような働き方であってもWEBデザイナーとして働くのであれば関わる業務なのでどのような仕事があるのか理解しておきましょう。

  1. クライアントにヒアリング
  2. 市場調査・競合調査
  3. ワイヤーフレームの作成
  4. デザインを制作
  5. コーディング

クライアントにヒアリング

WEBサイトの制作依頼を貰ったら、まずはクライアントにヒアリングをします。

ヒアリングではWEBサイトを制作する目的を明確にしていきます。

WEBサイトの目的とは「ブランドを知ってもらいたい」「商品を買ってほしい」「優秀な人を採用したい」などがあり、それぞれの目的によって効果的な構成やデザインが変わってきます。

目的がはっきりしていないこともあるため、ヒアリングでクライアントの希望を上手く聞き出す必要があります。

また、目的のために必要な機能などを提案・説明するスキルも求められます。

市場調査・競合調査

目的が決まったら、次は市場や競合を調査します。

現在の流行や競合サイトから踏襲するところと差別化する部分、WEBサイトで目的を達成するための訴求内容を調査して決めていきます。

WEBサイトは綺麗なデザインを作るだけではユーザーに意図が伝わらない・目的が達成できないので、しっかりと調べることが大切です。

ワイヤーフレームの作成

サイトの方向性やコンセプトが決まったらワイヤーフレームを作成します。

この過程でリンクボタンの設置場所やレイアウトを決めていきます。

ここまでの業務はWEBディレクターが主に担当しますが、企業や案件によってはWEBデザイナーが担当することもあります。

調査した内容を参考に、訴求したい内容が魅力的に伝わるようサイトの設計図を作っていきます。

完成イメージとズレが出ないようにワイヤーフレームにはできるだけ実際のテキストを入れて文字数を確認するなどの工夫が必要です。

デザインを制作

ワイヤーフレームが完成したら、ようやくここでデザインを制作していきます。

WEBサイトの配色や装飾、フォントのデザインをしていきます。

サイト内で使用する画像素材などの作成もここに含まれますが、素材サイトなどで探したりイメージに合うものが無ければ外注する場合もあります。

イメージの齟齬が起きないよう、デザイン制作中もWEBディレクターやクライアントと相談しながら進めていくことが多いです。

コーディング

デザインが完成したら、ホームページ上に実装できるようにコーディングをしていきます。

この工程はWEBデザイナーが行うこともあれば、コーディングを担当するコーダー・プログラマーが担当したり外注するなど企業や案件によって担当が変わります。

最近では動きのあるWEBサイトも増えてきており、使用する言語もHTML・CSSだけでなくJavaScriptやjQueryといったプログラミング言語も使用されるためコーダーが担当することも多いです。

しかしWEBデザイナーがそれらの言語も対応できると仕事の幅やキャリアパスが広がるので、もしWEBデザイナーに就職・転職を考えている人はどこまでの工程に携わりたいかを考えておき、WEBデザイナーの仕事をどこまでとしているのかを前もって聞いておくとミスマッチを防ぐことができます。

WEBデザイナーの働き方

WEBデザイナーの働き方

WEBデザイナーはライフスタイルに合わせた働き方ができるため様々な方に人気の職業です。

どの働き方にもそれぞれメリット・デメリットがあるので、より自分に合った働き方を決めましょう。

インハウスデザイナー

インハウスデザイナーとは、制作を手がけていない会社で自社ブランドやWEBサイトなどの制作を担当する人です。

インハウスデザイナーのメリットは、発注元のクライアントが自社なのでコミュニケーションがスムーズに行えることです。

また、自社のデザイン全般を任されることが多いためWEBデザイン以外にも名刺やカタログ、チラシなどグラフィックデザインの経験を積むことができます。

収入や待遇面は制作会社・広告代理店より好条件なことが多いです。

デメリットはデザイナーの数が少ないので責任が大きく、相談できる人も限られるため自身で解決する能力が必要です。

他にも、主にデザインの発注元が同じなのでデザインのテイストが一辺倒になりがちなため、様々なテイストのデザインを経験することは難しい可能性があります。

所属している間はその企業のデザインをしてくことになるので、ブランドコンセプトなどに共感できる企業を選びましょう。

広告代理店・制作会社

広告代理店や制作会社では、主にクライアントから依頼されたWEBサイトなどをデザインします。

様々なWEBサイトの制作に携わるので、幅広いデザインのWEBサイトデザインを制作できます。

大規模な制作会社であれば営業職が仕事を取ってきてくれるので、デザイン制作に専念できることもメリットの一つです。

会社によってはWEBデザイナーとコーダーが分けられているところもあるので、WEBデザイナーの業務範囲を事前に聞いておけば就職後のギャップも少なくなるでしょう。

デメリットとしては繁忙期などの時期は納期を守るために残業が増えるなど、プライベートが多少犠牲になることが上げられます。

しかし基本的には定時で上がっている時の方が多く、たまにある残業も無理のない範囲であることがほとんどです。

フリーランス・独立

フリーランスや独立した方は、広告代理店などと同じようにクライアントから依頼されたWEBサイトなどをデザインします。

広告代理店などと違う点は、企業に属しているわけではないので納期までであれば自分好きな時間に自分のペースで業務を進めることができます。

また、制作費用などの金額も自身で決めることができ、お金は全て受け取ることができます。

そのため、業務時間だけでなく受注する仕事なども自身で調整でき、ライフスタイルに合わせてゆったり働くことも可能です。

上げられるデメリットは、雇用保険や労災保険もないため一層厳しい自己管理も必要です。

他にも会社であれば他の人が担当していた営業やスケジュール管理などを自ら行わなければならなかったり、クライアントの信頼は全て自分自身に対してものなので納期や約束事が守れなければ信頼を無くし依頼が来なくなる可能性もあります。

好きな時間に好きなだけ働けるので副業や主婦に人気の職業ですが、デザイン以外のスキルや知識が必要な場面が多いです。

WEBデザイナーに求められるスキル

WEBデザイナーに求められるスキル

WEBデザイナーに求められる基礎的なスキルは学んで身に付けておく必要があります。

ここではWEBデザイナーに求められるスキルを紹介します。

デザインの知識

WEBデザイナーは名前の通り、WEBサイトのデザインをする職業です。

センスも必要ですが、閲覧者の視線の流れや動きを想定したデザインができると尚良いです。

最近はスマートフォンでサイトを閲覧する人が多いのでレスポンシブデザインについての知識も必要になっています。

デザインソフト

WEBデザインを作成するときに使用するのは「Photoshop」と「illustrator」がほとんどです。

他にもAdobe XDなどもWEBサイトを制作するのに便利なソフトなので使用する企業もあります。

有料にはなってしまいますが、Adobeソフトが主流の業界なので使いこなせるよう勉強しておきましょう。

コーディングスキル

コーディングは先ほども説明したように、企業や案件によってWEBデザイナーが担当しない場合があります。

しかし、コーダーに指示出しや連携のためにコーディング知識が必要になってきます。

主にHTML、CSSなどのプログラミング言語の知識が求められます。

WEBデザイナーの年収・就業時間

WEBデザイナーの年収・働き方

WEBデザイナーの年収や就業時間などについてまとめました。

平均年収 平均労働時間 一日の平均就業時間 自営・フリーランス
478.6万円 172時間 8.6時間 64.5%

参考:WEBデザイナー|職業情報提供サイトjobtag

WEBデザイナーの平均年収は478.6万円です。

平均労働時間は172時間で、月20日働いた場合一日当たり8.6時間と、就業時間が意外と短めでした。

しかし、WEBデザイナーは自営・フリーランスが64.5%と多く、その人たちも含まれているためこのような数字になっていると思われます。

実際WEB制作会社などでは、クライアント案件の納期のために繁忙期は残業が多くなる傾向にあります。

逆に納期に余裕がある場合は残業がない時期が続きます。

WEBデザイナーの将来性がないって本当?

WEBデザイナーの将来性がないって本当?

WEBデザイナーはよく将来性がないと言われています。

しかし現在もWEBデザイナーとして働く人も多く、目指す人も増え続けています。

ネット上には数えきれないほどのサイトが溢れていますし、新規企業でWEBサイトを持つところや既に持っていてもリニューアルや新卒採用サイトを制作するなど、WEBサイトはこれからも増えていくことが考えられます。

WEBサイトが作られるということはデザインも必要なので、それだけWEBデザイナーの仕事があると考えると将来性がないとは考えにくいです。

ではなぜ将来性がないと言われているのでしょうか?最後に、「将来性がない」と言われる理由や今後の需要についてまとめてみました。

将来性がないと言われている理由

最近ではWEB制作ツールが進化していたり、WEBデザイナーを目指す人が多くて飽和状態だと思われているため将来性がないと言われていると考えられます。

確かに今は、無料のツールやサービスが多く存在しているので簡単なWEBサイトであればWEBデザイナーがいなくても作れる時代です。

また、WEBデザイナーはリモートワークやフリーランスなど、自由な働き方がしやすいため目指す人が増えているので仕事に対してWEBデザイナーの数が多くなるとも言われています。

上記の理由からWEBデザイナーに将来性がないと思われているのでしょう。

今後の需要は?

簡単にWEBサイトを作成できる時代になりましたが、WEBデザイナーの仕事はクライアントの課題解決が目的のWEBサイトを制作することです。

そのためにはデザインの知識やクライアントから引き出した考えを具現化するスキルが必要になります。

WEBデザイナーは綺麗なWEBサイトを作ることだけが仕事ではなく、ヒアリングで聞いたクライアントの目的に合わせたデザインを作り、さらにより良いデザインの提案をすることが仕事です。

言われたデザインを作るだけであれば今後は誰でもできる仕事になっていくと考えられるため報酬が低くなってしまいますが、常に市場や流行にアンテナを張り続けるWEBデザイナーであれば仕事が無くなることは考えにくいです。

WEBデザイナーの仕事内容や年収|まとめ

今回はWEBデザイナーの仕事内容について紹介しました。

WEBデザイナーは、担当する業務範囲が広い職種です。
デザイナーと言えど、クライアントのヒアリングから実際にサイトをコーディングするまで全て行わなければならない場合もあります。

そのため、デザインのスキルだけでなく、仕事内容をよく理解したうえでコミュニケーション能力や、技術的なスキルも磨くと良いでしょう。

平均年収としては478.6万円と国内の平均年収とそれほど違いはありませんが、フリーランスのデザイナーも多い中この金額は高い方と言えるのではないでしょうか?

常に流行などを追ってアンテナを張ったり、WEBデザイン以外のスキルも身に付けるとより長くWEBデザイナーとして活躍・キャリアアップが見込めるお仕事です。

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