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刑務官になるには?仕事内容や採用試験について徹底解説

更新日:2024-02-17

刑務官になるには?仕事内容や採用試験について徹底解説

刑務官は刑務所や拘置所など塀に囲まれた空間で普段働いているため私達一般人にとってあまり馴染みのない職業です。

刑務官になるには刑務官採用試験を受験するのが一般的な手段ですがその他の手段や刑務官の仕事内容について一緒に見ていきましょう。

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そもそも刑務官とは?

刑務官とは法務省に所属する国家公務員です。

罪を犯した者が一時的に収監される拘置所や実際に罰が課された者が服役に従事するための刑務所にて警備業務を始め彼らの監視及び受刑者が将来的に社会復帰できるための支援を行います。

体力面・精神面でハードな刑務官の業務

刑務官は他の国家公務員と比較しても特に体力面・精神面においてハードで負担のかかる業務になっております。

というもの刑事施設にて常に罪を犯した者と対峙することになり、彼らが社会復帰してからの責任も担っているため見かけ以上に負担がかかります。

また、刑務官にとって最も辛い業務の一つが死刑執行です。

法務大臣の名のもと死刑確定者に当日の朝に執行を告げられた後に諸手続きを経て死刑実行となるのですが、その際に刑務官は刑を執行する直接的な役割が課されています。

業務の一環とはいえ人一人の命を扱うわけですから精神面での相当な負担が掛かります。

あまり表に出ない刑務官の仕事内容

刑務官になるには仕事内容を把握しよう

職業柄もあって刑務官は普段刑事施設での業務が主なため、我々一般人にとって彼らが日々どのような仕事をしているのかあまり知られていません。

そこで刑務官の主な仕事内容について一緒に見ていきましょう。

仕事内容1:受刑者の監督や指導

刑務官にとって日々の主な業務は刑務所や拘置所など各刑事施設において受刑者の監督や指導です。

懲役刑の課されている受刑者は刑が終了し社会に再び出てからも自分で生計を立てて行くために職業訓練や専門技術の習得を刑務作業として行います。刑務官は受刑者がこれらの作業をする際に彼らを監督し専門知識を有する技官とともに指導にあたります。

また、労働に対するモチベーションを高め社会の一員としての意識を持たせるために受刑者は刑務所等では規則的な生活をすることで責任感や役割意識を身に着けます。

そのような日常の中で受刑者が規則に則って生活できているか、何か問題は起こしていないかなど監督や指導をするのも刑務官の重要な役割です。

仕事内容2:相談やカウンセリングなど受刑者のこころのケア

受刑者にとっても刑務所での生活は全て規則に則ったものなので精神的に相当な負担が掛かります。
そのため、中には精神が不安定になったり軽い鬱になる受刑者も少なくありません。

それらを未然に防ぐために刑務官は相談やカウンセリングなどを通して受刑者の心のケアも行います。
またアルコール依存や薬物依存を抱えている受刑者の場合は各分野の専門家と一緒に矯正教育を行うこともあります。

刑務官になるには?

刑務官になるには?

刑務官が普段どのような仕事をこなしどれほど重要な責任を担っているか理解していただけたでしょうか。

将来刑務官になることを志している方のために刑務官になるにはどのような手段があるのか詳しく見ていきましょう。

刑務官採用試験を受ける

刑務官になるには刑務官採用試験を受けるのが最も一般的な手段です。

刑務官採用試験は学歴や性別を問わず18歳〜29歳の者なら誰でも受験することが可能です。

試験は第一次試験と第二次試験に分かれています。

第一次試験では一般教養が問われる教養試験もしくは表現力や理解力が問われる作文試験の選択式になっています。

いずれも高卒程度の難易度のためそれほど難しい試験ではありません。

第二次試験では試験というより受験者の人柄や思想などを判断するための面接や身体測定や体力測定が主となります。

合格点や合格基準等は非公開ですが試験に合格した者の中から何人か候補者が残りその中から内定者が選定されます。

内定者は一定期間現場で研修することになり研修終了後本採用になり各施設に配属されることになります。

しかし、厳しい研修や業務内容に耐えきれず脱落してしまう人の数が多いのが現実です。

国家公務員試験を受ける・その他の手段

刑務官採用試験以外にも国家公務員試験に合格し法務省の役員や職員になった後に刑務官に転身するという手段もマイナーではありますがありえます。

このルートで刑務官に転身した場合は監督業や指導業というよりも管理職や幹部候補となるため実際の現場での勤務はほぼないでしょう。

また、刑務官採用試験や国家公務員試験以外にも武道拝命という枠も存在します。

刑務官としての仕事は常に危険が付きまとう業務であり受刑者が突然暴れ出したり凶器になるものをもって襲いかかってくるというケースも決して少なくありません。

その際に彼らを取り押さえるために十分な体力や力をもった刑務官が必要となるため、柔道や剣道などの武道における有段者や過去に功績を収めた者は特別枠として採用されることがあります。

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刑務官の需要や将来性

罪を犯す者がいる限り刑務官の需要は決してなくなるものではありません。

現在日本には全国におよそ77箇所の受刑者施設や拘置所がありますが中には刑務官の数が不足しているところもあります。

そのため、行政としては十分な数の刑務官を採用したいところですがその過酷な労働環境に耐えきれずたとえ採用されても退職する人が続出しているのが現実です。

しかし、刑務官は冒頭でも紹介した通り法務省に勤める国家公務員であるため給与や待遇面に関しては安定しており時代の変化に関わらず需要がある職業といって良いでしょう。

刑務官になるには?まとめ

今回は刑務官の主な仕事内容や役割、また刑務官になるには具体的にどのような手段があるのか詳しく紹介してきました。

刑務官になるには刑務官採用試験や国家公務員試験を受けるという手段が一般的ですが、体力と力が必要な仕事であるため武道拝命という枠も設置されています。

刑務官の仕事は一度罪を犯して収監された受刑者の社会復帰のために日々の生活の監督や技能を身につけさせるための指導を行うという重要な役割を担っています。

そのため、体力面での負担はもちろんですが精神面でも相当ハードな業務となっているため、将来実際に刑務官になることを志している方はそれなりの知識や体力そして覚悟が必要となるでしょう。

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