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県会議員になるには?県会議員の仕事や気になる年収についてもご紹介

更新日:2021-05-08

皆さんが住んでいる地域にも必ずいる県会議員。

しかし普段あまり接触する機会はないため、選挙や地方行政に特別関心のある方以外は具体的にどのような仕事をしているのか、そもそも県会議員とはどんな職業なのか知らない方も少なくないでしょう。

そこで日本に住んでいる以上絶対に知っておきたい県会議員に関して主な仕事内容や県議会になるにはどうしたらよいのか、また気になる年収についても調査しました。

県会議員とは?

県会議員

県会議員とは、日本にある全47の都道府県にある44県の地方議会議員で、各地方自治体にて議会を組織し条例や予算の決定に携わる地方公務員です。

県会議員は各県で行われる県議会選挙によって私たち一般市民が選出します。

私たちは普段何気なく生活していますが、その地域での取り決めや様々なルール、インフラの設備など県会議員は私たちの知らないところで大変重要な任務があります。

そのため市民の意見をしっかり地方行政に反映させるためにも県会議員について知り、選挙に行くことが重要です。

私たちの生活を陰から支える県会議員の仕事

県会議員とはどんな職業なのか理解できたところで、具体的にどのような仕事をしているのか見ていきましょう。
県会議員の主な仕事は議会での議決です。

国全体で守らなければならない決まりごとである法律に対して、各地方自治体内のみで機能する条例や法令をつくる際や県が運営する施設やインフラなどを整備する際に必要な予算の決定の議決をすることが県会議員のもっとも重要な仕事です。

その県が抱えている問題、必要な条例や設備、また市民の意見をしっかり地方行政に反映させるためにも県会議員には経済状況や社会状況をしっかり判断し議決を行うことが必要とされます。

たとえどんなに地方行政に対する熱い想いがあったとしても、一般市民化から選挙で選出してもらわなければ何も始まりません。

そのためその県の情勢をしっかり把握した上で、地方行政に携わるものとしての信頼の獲得も必要となります。

国政に携わることも

県会議員を含む地方議員の仕事は各地方自治体だけにとどまらず、時には国政にも携わることがあります。

国全体で行う推進活動や法律の取り決め、また国と地方が絡む社会問題が起きた際には、各地方議員の協力なしには機能させることができないからです。

たとえば以前メディアを騒がせていた沖縄県の普天間基地移設問題では、沖縄県民とともに県議会や県知事が移設反対を国に呼びかけるなど、国の政策がその県もしくは県民に何かしらの不利益をもたらす可能性が場合に県会議員は大変重要な役割を担っています。

また来る2020年の東京オリンピック開催に向け、東京都議会は五輪開催に関する様々な取り決めなど国の判断を東京都民にしっかりと反映させる橋渡し的な業務を担っています。

このように県会議員、地方議員の主な仕事は各地方自治体における議決がメインですが、国政に関与する問題や課題が生じた際には、国会に出向き国政に携わることも珍しくはないのです。

県会議員になるには?

政治に興味がある!自分の故郷の活性化に貢献したい!と考えている方など、中には県会議委員になることを目指している方もいると思います。

そこで県会議委員になるには具体的にどのような方法があるのか見ていきましょう。

まずは県議選へ出馬し当選すること

県会議員になるにはまず、県議選に出馬しないことにはなにも始まりません。

県議選に出馬するためには、特別な資格や免許また学歴は必要なく、満25歳の日本国籍を持つ者であれば誰でも出馬することができます。

しかしたとえ出馬条件を満たしていたとしても、地方行政について全く知識やつながりのない方が選挙で当選するのは現実問題大変むずかしいです。

また選挙出るには選挙活動費や供託金と呼ばれる選挙に出るためのお金など金銭的な負担もあるため、言うまでもありませんが県会議員になるには政治に関する最低限の知識と資金が必要となります。

一般職から県会議員へ転身するルートが一般的

素人や地方政治界に繋がりやコネが全く無い方にとって選挙に出られたとしても当選するのは相当難しいです。

そのため選挙に出馬し県会議員になるには一般職や公務員、会社経営者や市議、議員秘書などの職業にて政治について知識を得てから転身する方がほとんどです。

また、マイナーな手段ではありますが、各政党や政治塾が行っている県議選の公募を利用して立候補する方法も一つの手段です。

いずれにせよ、県議会や政治会に親族がいる、コネなど何かしらのつながりがない限り県会議員になることは難しいでしょう。

これからの県会議員に求められること

県会議員になるには以上で説明したことの他にも、県会議員としてふさわしい素質も必要になります。

県会議員に限らず市議会議員、国会議員などに対する世間の印象は現在あまり良くありません。

というのも皆さんも既に御存知だと思いますが、政治とカネの問題、汚職問題、パワハラやセクハラ等これらの問題がメディアを通して世間を騒がせているのは言うまでもありませんね。

そのためこれから県会議員になるには、クリーンな政治、一般市民が理解できる政治をするための素質を持ち合わせていることも県会議員になるために必要なことかもしれません。

県会議員の気になる年収は?

県会議員

県会議員の気になる年収ですが、地方によってばらつきはあるものの相場は平均月収で79万円、平均年収にして1369万円と一般のサラリーマンの年収の約4倍と言われています。

県会議員は一見高収入が見込める職業であると思われがちですが、県会議員としての地位にいるためには選挙に当選し続けなければいけません。

給料とは別に政務活動費というものが一定額支給されますが、中には自腹で選挙資金を出しほとんど収入のない県会議員がいるのもこの業界の現状です。

県会議員になるには?まとめ

県会議員の主な仕事や県会議員になるにはどのような方法があるのか詳しく紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

県会議員になるまでの課程、またなってからの業務は大変ハードなものですが私たちの安心できる快適な生活や社会づくりができるといったやりがいのある仕事です。
興味のある方は今回紹介した内容を是非参考にしてください。

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