この記事では、公務員を目指すための専門学校をご紹介しながら、やめとけ・おすすめと言われる理由や学費、専門学校はきついのかどうかなどを解説していきます。
公務員になるためには論文試験や面接を突破する必要がありますが、国家公務員は大学卒業程度の試験で合格率が27.5%と難しくなっています。
時間を掛ければ独学でも合格できる可能性は十分ありますが、時間効率や勉強量の短縮を考えた時に公務員の専門学校へ通うことを選択する方もいらっしゃるでしょう。
そこでこの記事では、公務員を目指すための専門学校の特徴などをご紹介しながら、やめとけ・おすすめと言われる理由や学費、専門学校はきついのかどうかなどを解説していきます。
興味のある方は是非最後までご覧ください。
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目次
公務員の専門学校ってどんな所?

公務員の専門学校は文字通り公務員試験対策を行うための学校です。
ここでは、公務員の専門学校についてどんな所なのかや特徴、学費などを解説していきます。
公務員の専門学校とは?
専門学校というと、大学や高校の代わりに行く学校が思い浮かぶかもしれませんが、公務員の専門学校には学生から社会人、フリーターの方など幅広い人達が通っています。
これは、公務員の専門学校には昼間コースと夜間コースがあり、学校というよりは予備校という立ち位置を取っているからです。
当然、近年の社会情勢などを加味してオンラインで授業を展開している学校もあり、受講生たちは自分の生活に合った学校を選びやすくなっています。
学習期間としては、勉強時間やスケジュールにゆとりを持たせる2年間程の長期間カリキュラムもあれば、すぐ公務員になりたい人向けの数か月カリキュラムもあるようです。
昼間コースと夜間コースの違い
公務員の専門学校の昼間コースと夜間コースについてもう少し掘り下げていきます。
昼間コースというのは全日制のことであり、勉強期間は3ヶ月~1年程で、一般的な高校のように朝から夕方まで授業を受けて学習するコースになっています。
クラスごとに担任の先生が付いており、サポートが手厚くなっていますが、日中に行われるため社会人や大学生は並行して通うことが出来ません。
そして昼間コースの学費は、相場で50~100万円と高額になっています。
夜間コースは昼間コースと比較して、1日の勉強時間が少なくなりますので、カリキュラムの期間は1年~2年に設定されている所が多くなっています。
授業の時間帯としては、18時~19時ごろから授業が始まり、21時~22時ごろに終わることが多く、休日は昼間コースと同様に朝から授業があります。
夜間コースのメリットとしては、学費は相場で30~50万円と昼間コースより安くなっていることや、社会人や大学生でも通うことが出来るということが挙げられます。
しかし、授業数が昼間コースより少ないことや、生活がかなり忙しくなるデメリットを抱えており、自分のライフスタイルを考えて検討する必要があるようです。
公務員の専門学校には入学試験がある
公務員の専門学校は、学校というより予備校・塾に近いと記述しましたが、学校らしい一面もあり、それが入学試験です。
この入学試験には、書類審査、面接、筆記試験などが設けられており(学校によって異なる)、お金を払えば必ず通える資格スクールなどとは少し勝手が異なります。
さらにこの入学試験で好成績を収めると、授業料が減額される特待生制度を用意している学校もあります。
しかし、大学受験などとは異なり、公務員の専門学校の入学試験で不合格になるということはほとんどないようです。
公務員の専門学校がおすすめな理由

次に、公務員の専門学校がおすすめな理由について解説していきます。
ネット上では「公務員試験は独学でも十分合格できる」といった記事を見かけますが、専門学校に通うとどんなメリットがあるのでしょうか?
公務員試験は独学では難しい
公務員試験には、高卒程度、大卒程度、社会人経験枠の主に3種類があり、高卒程度から順番に難易度が上がっていきます。
高卒程度試験は独学でも十分合格できると言われていますが、大卒程度以上になると独学では難しいと言われています。
なら高卒程度の試験を受験すれば良いのか、という話になるかもしれませんが、この3種類の試験は年齢制限が設けられており、高卒程度は21歳までの方しか受験することが出来ません。
つまり、公務員への転職や大学卒業後に公務員就職を考えている方は大卒試験以上を受験するしか方法が無いということになります。
すると、大学生や社会人は私生活が忙しいにも関わらず、独学では合格が難しい試験を受けることになるため、公務員の専門学校がおすすめされているのです。
モチベーションを維持しやすい
目安として、地方公務員試験合格に必要な勉強時間は800~1,200時間、国家公務員は1,200~1,500時間だと言われています。
1日3時間勉強するとしても最低266日間の勉強期間が必要となり、長期間の戦いが予想されます。
すると独学では勉強のモチベーションを維持することが難しく、勉強をサボってしまったり、途中で挫折してしまう人もいらっしゃるようです。
ですが、専門学校に通っていれば、周りは同じ公務員を目指す人ばかりですし、講師やスタッフが引っ張ってくれるため、サボりがちな人でも勉強を続けることができます。
一人で勉強することが得意ではない方は特に専門学校へ通うことをおすすめします。
公務員試験は情報戦も必要になる
公務員試験は一般的な資格のように、参考書を購入して基礎知識を身に着け、過去問演習をするだけといった簡単な試験ではありません。
試験内容としては、面接試験、論文試験、討論試験、プレゼン試験といった多種多様な試験形態と20科目という広い筆記試験範囲が用意されており、自治体によってもルールが異なります。
ですので、闇雲に勉強するのではなく、自分が受験する試験の情報を集めて対策をしていく必要があるのです。
公務員の専門学校に通っていれば、全国の自治体の情報も手に入れることができますし、勉強方法もプロと一緒に模索していくことができます。
こういった情報戦という意味でも公務員の専門学校には大きな意義があるのです。
公務員の専門学校はやめとけと言われる理由

公務員試験合格のための専門学校はご紹介したようにメリットが多いように思えますが、一方で「公務員の専門学校に行くのはやめとけ」という情報も目にします。
これはいったいなぜなのでしょうか?
ここからは公務員の専門学校はやめとけと言われる理由を解説していきます。
上記で専門学校のメリットが多いことは明らかだと考えられますが、やめとけと言われる理由はあるのでしょうか?
公務員の専門学校の勉強がきつい
公務員は、専門的な知識を必要とする職業ではなく、学歴が無くても安定した職に就けることから、最終的な就職の受け皿のような扱いになることがあります。
実際そういった一面もあり、家庭の事情でなるべく早く安定した職業に就きたい人や、フリーターから脱却したい人が公務員を目指すことは少なくありません。
しかし、「何も思いつかないから公務員でいいや」といった動機で専門学校に通い始めると、勉強がきついと感じたり、学習期間の長さから後悔することもあるようです。
さらに後悔の気持ちから勉強のモチベーションが下がってしまうと、成績も思ったように伸びず、それがまた後悔へ繋がるという負のスパイラルも受講生に見られる現象です。
迷っている状態や半端な気持ちで公務員の専門学校に行こうとしているなら、やめとけと言われるのも納得ですね。
高卒程度であれば独学の方が良い
公務員試験は難易度が高く、一人ではきついと言われていますが、高卒程度試験であれば独学で十分だという意見もあります。
特に地方公務員であれば、国家公務員と比較して難易度は下がりますし、独学で合格している人も多数いるようです。
また、公務員試験は受験者数も非常に多いため、市販の参考書が充実していますし、インターネット上では独学で合格するまでのスケジュールが沢山紹介されています。
専門学校に通う場合、学費も安く見積もって30万円程かかりますので、高卒程度試験を考えている人は、自分の性格や学力を考えて専門学校に通うか判断しましょう。
専門学校より資格スクールの方が良い
公務員の専門学校に通うと昼間コースでも夜間コースでもかなり生活を縛られることになります。
そこで、一人で勉強するのが得意な方であれば、専門学校ではなく資格スクールに通うという手段があります。
専門学校は授業のコマ数やスケジュールが決まっていることが多いですが、資格スクールはある程度自分の生活に合わせて勉強スタイルを決められます。
安価な資格スクールを選択し、勉強方針や受験に必要な情報を得た上で、勉強を自分で頑張れば学習費用を抑えて合格を目指すことも出来るでしょう。
仕事の休みが不定期で変更になる人や、学習費用をなるべく安く抑えたいと考えている人には、専門学校よりお勧めできる受験戦略かもしれません。
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公務員の専門学校に通うなら不合格になった時のことを考えておこう

公務員は少し特殊な職業で、公務員の専門学校に通っていたと言っても就職活動ではあまり有利にはなりません。
公務員試験に落ちた後就職活動が上手くいかず、フリーターになってしまったという方もいらっしゃいます。
そこで学生の方であれば公務員試験の勉強をしながら、就職活動も同時に進めておくことをおすすめします。
本命は公務員試験ですので、万が一のためにくらいの気持ちで、どこか1社だけでも内定を受け取っておきましょう。
そうすることで、公務員試験の勉強に対しても余計なプレッシャーを感じずに済みますし、最悪不合格になっても働きながら再び公務員を目指すことが出来ます。
公務員試験の勉強と就職活動の両立はきつい生活になるかもしれませんが、将来的なことを考えて頑張りましょう。
公務員を目指すための専門学校はやめとけ?おすすめ?学費についても紹介まとめ
今回この記事では、公務員を目指すための専門学校の特徴などをご紹介しながら、やめとけ・おすすめと言われる理由や学費、専門学校はきついのかどうかなどを解説してきました。
公務員の専門学校は、昼間コースと夜間コースがあり、学校というよりは予備校・塾に近い立ち位置になっています。
おすすめされる理由としては、自治体によって異なる公務員試験の情報を確実に得られることや、独学では試験が難しいことなどが挙げられていました。
逆にやめとけと言われるのは、学費が高く生活を縛られることや、気持ちに迷いがあると勉強が続かず、きつい思いをするなどが理由となっていました。
公務員の専門学校は、需要もあり実績も残していますが、全員が通うべきという学校ではなく、自分に合うかどうかよく考える必要があるようです。
挑戦しようと考えている方は、リスクケアをしっかりしながら勉強を頑張ってみてはいかがでしょうか?
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