LECでは予備試験対策に特化したコース・パックを提供しています。
「予備試験」とは法科大学円終了レベルの知識や能力があることを証明する試験のことで、司法試験合格にはかかせない試験です。
そこで今回はLECの予備試験対策のコース・パックのくわしいカリキュラム内容などについて詳しくご紹介します。
2024年目標の予備試験対策コース・パック
LECの2024年目標の予備試験対策コース・パックは以下の通りとなります。
予備試験対策フルコース
「予備試験対策フルコース」は予備試験合格に必要な講座が全て入ったコースです。
おもに過去に予備校の講座や基本書で法律の基礎を学んだことのある方で合格に向けた対策を予備校の講座で一貫して学びたい人向けとなっています。
予備試験対策フルコースのスケジュールは以下の通りとなります。
予備試験対策フルコースには以下の講座が含まれています。
- 合格答案作成講座
- 法律実務基礎講座(講義編・演習編)
- 短答合格講座
- 選択科目総整理講座
- 予備試験ハイレベル論文答練
- 予備試験ハイレベル短答答練
- 予備試験全国短答ファイナル模試
通学(解説:通信Web・音声DL可・スマホ視聴可)答練・模試会場受験 | 税込577,500円 |
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通学(解説:通信DVD)答練・模試会場受験 | 税込743,600円 |
通信Web・音声DL可・スマホ視聴可 答練・模試自宅受験 | 税込561,000円 |
通信DVD 答練・模試自宅受験 | 税込727,100円 |
※1回の注文金額(割引前)が11,000円(税込)以上の場合、発送手数料700円(沖縄県2,000円)は無料
販売開始日 | 2023/07/10 (月) 00:00 |
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販売終了日 | 2024/09/30 (月) 23:59 |
受講期限
- 「合格答案作成講座」「予備試験ハイレベル短答答練」「予備試験ファイナル模試」:2024年7月31日(水)
- 「合格答案作成講座」「選択科目総整理講座」「ハイレベル論文答練」:2024年9月30日(月)
- 「法律実務基礎講座」:2025年1月31日(金)
予備試験論文対策コース
「予備試験論文対策コース」は予備試験の合格に向けた論文対策講座を組み合わせたコースです。
過去に予備校の講座や基本書で法律の基礎を学んだことのある方で論文対策を中心に学習をしたいといった人を対象にしています。
予備試験論文対策フルコースのスケジュールは以下の通りとなります。
予備試験論文対策フルコースには以下の講座が含まれています。
- 合格答案作成講座
- 法律実務基礎講座(講義編・演習編)
- 選択科目総整理講座
- 予備試験ハイレベル論文答練
- 予備試験全国短答ファイナル模試
通学(解説:通信Web・音声DL可・スマホ視聴可)答練・模試会場受験 | 税込364,100円 |
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通学(解説:通信DVD)答練・模試会場受験 | 税込468,600円 |
通信Web・音声DL可・スマホ視聴可 答練・模試自宅受験 | 税込354,200円 |
通信DVD 答練・模試自宅受験 | 税込458,700円 |
※1回の注文金額(割引前)が11,000円(税込)以上の場合、発送手数料700円(沖縄県2,000円)は無料
販売開始日 | 2023/07/10 (月) 00:00 |
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販売終了日 | 2024/09/30 (月) 23:59 |
受講期限
- 「短答合格講座」「予備試験ハイレベル短答答練」「予備試験ファイナル模試」:2024年7月31日(水)
- 「合格答案作成講座」「選択科目総整理講座」「ハイレベル論文答練」:2024年9月30日(月)
- 「法律実務基礎講座」:2025年1月31日(金)
予備試験対策インプットコース
「予備試験対策インプットコース」は短答の解き方、論文の書き方をマスターするためのインプット講座を組み合わせたコースです。
おもに過去に予備校の講座や基本書で法律の基礎を学んだことがあり、短答の解き方や論文の書き方をしっかりとマスターしたいといった方におすすめのコースとなっています。
予備試験対策インプットコースのスケジュールは以下の通りとなります。
予備試験対策インプットコースには以下の講座が含まれています。
- 合格答案作成講座
- 法律実務基礎講座(講義編)
- 短答合格講座
- 選択科目総整理講座
- 予備試験全国短答ファイナル模試
通学(解説:通信Web・音声DL可・スマホ視聴可)答練・模試会場受験 | 税込399,900円 |
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通学(解説:通信DVD)答練・模試会場受験 | 税込435,600円 |
通信Web・音声DL可・スマホ視聴可 答練・模試自宅受験 | 税込323,400円 |
通信DVD 答練・模試自宅受験 | 税込419,100円 |
※1回の注文金額(割引前)が11,000円(税込)以上の場合、発送手数料700円(沖縄県2,000円)は無料
販売開始日 | 2023/07/10 (月) 00:00 |
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販売終了日 | 2024/09/30 (月) 23:59 |
受講期限
- 「短答合格講座」「予備試験ファイナル模試」:2024年7月31日(水)
- 「合格答案作成講座」「選択科目総整理講座」:2024年9月30日(月)
- 「法律実務基礎講座【講義編】」:2025年1月31日(金)
矢島の予備試験パック
「矢島の予備試験パック」は予備試験・司法試験の合格に直結する短答対策・論文対策の知識修得のための講座と、直前対策として有用なインプット講座がセットになった知識修得に特化したコースです。
矢島純一講師の講座において、試験直前期まで知識の定着を図りたいと考えている方におすすめです。
矢島の予備試験パックのスケジュールは以下の通りとなります。
- 矢島の速修インプット講座
- 矢島の論文完成講座
- 矢島の短答対策シリーズ:
通信Web・音声DL配信開始日/教材発送日:2024年1月29日(月) - 矢島の法律実務基礎科目[民事・刑事]:
通信Web・音声DL配信開始日/教材発送日:2024年8月5日(月) - 矢島のスピードチェック講座
- 矢島の最新司法試験過去問&ヤマ当て講座
矢島の予備試験パックには以下の講座が含まれています。
通学(Webフォロー付)音声DL可・スマホ視聴可【水道橋本校】 | 税込225,500円 |
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通学(DVDフォロー付)【水道橋本校】 | 税291,500円 |
通信Web・音声DL可・スマホ視聴可 | 税込225,500円 |
通信DVD | 税込291,500円 |
※1回の注文金額(割引前)が11,000円(税込)以上の場合、発送手数料700円(沖縄県2,000円)は無料
販売開始日 | 2023/07/10 (月) 00:00 |
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販売終了日 | 2024/09/30 (月) 23:59 |
受講期限
- 矢島の速修インプット講座・矢島の論文完成講座・矢島のスピードチェック講座:2024年9月30日(月)
- 矢島の最新司法試験過去問&ヤマ当て講座:2024年9月30日(月)
- 矢島の短答対策シリーズ:2024年7月31日(水)
- 矢島の法律実務基礎科目:2025年1月31日(金)
「矢島の予備試験」には以下の口コミが寄せられています。
仕事をフルで頑張って帰宅して、机に向かいますが、なかなか思うように捗りません。しかし、矢島講師の熱意ある講義のお蔭で学習を継続することが出来ています。まだまだ実力不足ですが、自分の目標達成に向けて今年も再受講を決めました。来年度は必ず合格出来る力を身に付けます。睡魔に負けないぞ!!
昨年は予備論文を受験できたので論文メインで進めていました。
しかし、今年の短答は記憶があいまいなところの問で、2、3問間違った方に選択してしまったため、1問分の点差で今年は短答不合格になったみたいです。
矢島先生の講座は、説明がわかりやすく聞きやすく、テキストも網羅性が高く、今年は、論文の書き方が何となく身に付き始めた気がしていましたのに、論文に進めず非常に残念でした。
矢島先生のパックを再受講し、論文・短答のバランスに気を付けて、来年の予備に再チャレンジします。
矢島の速修パック
「矢島の速修パック」は予備試験・司法試験の合格に直結する短答対策・論文対策の知識修得を目的としたインプット講座がセットになった、予備試験パックよりもコンパクトなコースです。
矢島純一講師の講座において、より効率よく知識を習得したいといった方におすすめです。
矢島の速修パックのスケジュールは以下の通りとなります。
- 矢島の速修インプット講座
- 矢島の論文完成講座
通学(Webフォロー付)音声DL可・スマホ視聴可【水道橋本校 | 税込168,300円 |
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通学(DVDフォロー付)【水道橋本校】 | 税込220,000円 |
通信Web・音声DL可・スマホ視聴可 | 税込168,300円 |
通信DVD | 税込220,000円 |
※1回の注文金額(割引前)が11,000円(税込)以上の場合、発送手数料700円(沖縄県2,000円)は無料
販売開始日 | 2023/07/10 (月) 00:00 |
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販売終了日 | 2024/09/30 (月) 23:59 |
受講期限
- 20224年9月30日(月)
「矢島の速修パック」には以下の口コミが寄せられています。
この講座の魅力は何といっても講師の矢島先生です。先生はとても熱心かつ面白く講義してくださるので、勉強しているこちらも真剣に聞き入ってしまいます。テキストの内容も秀逸です。法律の基礎・趣旨はもちろん判例・学説の多角的な理解もすることができて、法的思考能力が着実に身に付きます。本講義をよく理解・繰り返し復習することで、令和6年の司法試験予備試験に合格できる知識を十分に習得できるものと感じている次第です。
昨年予備試験論文が不合格となり、何が必要かを考えていたところ、矢島先生のインプット講座に出会い、今年無事に合格することができました。
先生の講義は分かり易いだけでなく、知識をどのように使うか、妥当な結論を導き出すためにどのような思考を辿るのかを示してくださったので、未知の論点が出ても焦ることなく対処することができました。
合格発表があり、即座に受講を決断しました。
時間は限られているのですが、何とか合格を勝ち取りたいです。
短答論文ハイレベル演習パック
「短答論文ハイレベル演習パック」は短答・論文の演習を集中的におこないたいと考える方におすすめのコースです。
短答論文ハイレベル演習パックのスケジュールは以下の通りとなります。
- 予備試験ハイレベル短答答練
- 予備試験ハイレベル論文答練
- 予備試験全国短答ファイナル模試
| 税込216,700円 | |
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通信DVD 答練・模試自宅受験 | 税込286,00円 |
※1回の注文金額(割引前)が11,000円(税込)以上の場合、発送手数料700円(沖縄県2,000円)は無料
販売開始日 | 2023/07/10 (月) 00:00 |
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販売終了日 | 2024/09/30 (月) 23:59 |
受講期限
- 予備試験ハイレベル短答答練・予備試験全国短答ファイナル模試:2024年7月31日(水)
- 予備試験ハイレベル論文答練:2024年9月30日(月)
論文ハイレベル演習パック
「論文ハイレベル演習パック」は論文の演習を集中的におこなえるパックです。
論文ハイレベル演習パックのスケジュールは以下の通りとなります。
- 予備試験ハイレベル論文答練
- 予備試験全国短答ファイナル模試
答練・ファイナル模試会場受験(解説:Web・音声DL・スマホ可) | 税込113,300円 |
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答練・ファイナル模試会場受験(解説:DVD) | 税込148,500円 |
通信Web・音声DL可・スマホ視聴可 答練・模試自宅受験 | 税込113,300円 |
通信DVD 答練・模試自宅受験 | 税込148,500円 |
※1回の注文金額(割引前)が11,000円(税込)以上の場合、発送手数料700円(沖縄県2,000円)は無料
販売開始日 | 2023/07/10 (月) 00:00 |
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販売終了日 | 2024/09/30 (月) 23:59 |
受講期限
- 予備試験全国短答ファイナル模試:2024年7月31日(水)
- 予備試験ハイレベル論文答練:2024年9月30日(月)
LECの予備試験対策のコースの実際の口コミとは?
ここでは、LECの予備試験対策を受けた実際の受講者の口コミについてご紹介します。
LECの予備試験対策の良い口コミ
LECの予備試験対策の良い口コミには以下のものが見つかりました。
再三になりますが、入門講座の価格が安く、周りの人たちよりも低いコストで合格することができた点が良かったです。
安いとはいえ、講師の方の授業は大変わかりやすいですし、試験的に重要なポイントは網羅することができました。
講座内で深く学習することができなかった事項については、過去問を解いていれば自ずと身につくことばかりでしたし、飽き性な私にはちょうど良かったと思います。
他の予備校の入門講座ですと、極めて重要度の低いような細かい知識も入門段階で学ぶと伺ったため、コスパよく合格したいのであれば間違いなくLECの入門講座を取るべきだと思います。
矢島の速修インプット講座
この講座の最も大きな特長は、比較的短時間で主要7科目の基礎を築くことができるところです。
私は12月頭に受講を始めてから約1ヶ月で受け終え、とりあえず必要な知識に触れることができました。
とにかく基礎の基礎から掘り起こした上で応用まで話を積み重ねてくれるので、論文試験に耐えうるだけの密度の高い知識を得ることができます。
入門講座&論文基礎力養成答練
入門講座は初学者が法律を体系的に学ぶことができ、法的素養を伸ばすために必須だと思います。
予備試験の試験範囲は膨大なので、独学でマスターすることは非常に困難です。
このため、既に法律をマスターされている先生に講義で教わる方が効率的だし、合格への近道だと思います。
LECの予備試験対策の悪い口コミ
LECの予備試験対策の悪い口コミには以下のものが見つかりました。
LEC司法試験・予備試験講座はアガルートなどよりも、費用が高い。
だから、大手の安心感を求めるか、安くて質の高いアガルートを選ぶかなどでLEC司法試験・予備試験講座を選ぶべきかは変わってくる。
LECの予備試験対策講座に向いている人・向いていない人
ここでは、LECの予備試験対策講座に向いている人と向いていない人の特徴についてご紹介します。
LECの予備試験対策講座に向いている人
LECの予備試験対策講座に向いているのは以下のような人です。
- 通学で予備試験の勉強がしたい人
- 時間をかけて確実に合格する実力を身につけたい
- 有名予備校で勉強したい安心感を得たい
LECは予備校の中でもかなり大手にあたるため、全国各地に校舎があり比較的通いやすいといえるでしょう。
また講座の質も高いといった評判もあるので、初学者でも安心して取り組めます。
LECの予備試験対策講座に向いている人
LECの予備試験対策講座に向いていないのは以下のような人です。
- 忙しくて通学できない人
- 短期合格を狙っている
- 近所にLECの校舎がない
LECの予備試験対策講座に通学したいといった場合、忙しい人やそもそもまとまった勉強時間を確保できない人にはおすすめできません。
また近くにLECの校舎がないと、やはり継続して通うのは難しいでしょう。
LECの予備試験対策講座には通信コースにも対応していますが、効率を重視するのならほかのオンライン予備校や通信講座を検討してみてください。
司法試験予備試験とは
弁護士や検察官、裁判官といった「法曹三者」と呼ばれるものを目指す場合、司法試験に合格する必要があります。
そして司法試験の受験資格を獲得するには一般的に以下のルートがあります。
- 司法試験予備試験への合格
- 法科大学院を修了、または修了見込みとなる
予備試験ルートに合格すれば、法科大学院に進学しなくても合格後の次の都市から5年経過までの期間に司法試験の受験ができます。
予備試験の試験日程
司法試験予備試験では、短答→論文→口述の3段階にわたっておこなわれ、2024年の予備試験日程の流れは下記のとおりです。
試験は土日に行われるので、社会人の受験もできるのが特徴です。
試験公告 | 令和5年12月15日(金) |
---|---|
願書交付 | 令和6年2月19日(月)~3月15日(金) |
願書受付 | 令和6年3月4日(月)~3月15日(金) |
短答式試験 | 令和6年7月14日(日) |
短答式合格発表 | 令和6年8月1日(木) |
論文式試験 | 令和6年9月7日(土)、9月8日(日) |
論文式合格発表 | 令和6年12月19日(木) |
口述式試験 | 令和7年1月25日(土)、1月26日(日) |
最終合格発表 | 令和7年2月6日(木) |
もし2024年度の司法試験予備試験に合格した場合、合格発表後の最初の4月1日から5年間司法試験の受験資格が有効となります。
また一般的な司法試験予備試験の目安日程は以下の通りとなるので覚えておくといいでしょう。
試験形式 | 試験日程 | 試験日数 | 合格発表 |
---|---|---|---|
短答式試験 | 7月 | 1日 | 8月 |
論文式試験 | 9月 | 2日 | 12月 |
口述試験 | 1月 | 2日 | 2月 |
予備試験の受験料
予備試験の受験料は17,500円です。
ちなみに司法試験の受験料は28,000円となっているので、比較的安く受験できるメリットがあります。
ちなみに受験料は、受験申込書に収入印紙という形式で貼り付けて支払います。
現金・郵便切手・都道府県発行の収入証紙等で支払うことは出来ないので注意が必要です。
予備試験の出願に必要となる書類
予備試験の出願には以下の書類が必要となります。
- 願書
- 写真
- 収入印紙
- 該当する人のみ添付書類
ちなみに、「はじめて司法試験や司法試験予備試験を受ける人」「受験者IDを紛失してしまった、もしくは取得したことがない」「日本国籍を持っておらず、通称による受験を希望する」に該当する方は「住民票」が必要となります。
また住民票を提出する際は以下の点にを満たす必要があります。
- 6か月以内に交付されたもの
- 生年月日と性別の記載があるもの
- 個人番号(マイナンバー)の記載のないもの
- 本籍や世帯主等の有無は問わない
- 日本国籍を有しない人は、国籍の記載があるもの
- 通称による受験を希望する人は、通称の記載があるもの
- コピーではないもの
予備試験の合格率とは?
法務省によれば、司法試験予備試験の合格率はおおよそ例年約3~4%程度だといわれており、かなり難しいことがわかります。
また司法試験の合格率でみると、法科大学院ルートよりも予備試験ルートのほうが合格率が高いといわれています。
なぜ司法試験予備試験の合格者がそのまま司法試験への合格につながるのかというと、試験の難易度自体が「司法試験予備試験>司法試験>法科大学院入試」といったものだとされているからです。
つまり予備試験合格者の中には、特別な対策をせずとも司法試験に合格できるということですね。
参考:法務省
予備試験の内容
先にも述べたように、司法試験予備試験には「短答式試験」「論文式試験」「口述試験」の3つの段階に分けられます。
ここでは、それぞれの司法試験予備試験の檀家について詳しくご紹介します。
短答式試験の試験内容
短答式試験はマークシート式で、判例や条文に関する知識を問われる試験で持ち込み不可となっています。
短答式試験では主に以下の項目について問われます。
- 法律基本7科目:憲法、行政法、民法、刑法、商法、民事訴訟法、刑事訴訟法
- 一般教養科目:人文科学、社会科学、自然科学、英語から出題され、20問を自由に選択
司法試験の短答式試験は3科目(憲法、民放、刑法)となるのに比べ、司法試験予備試験の科目はかなり多いことがわかります。
また配点は、法律基本7法が各30点×7科目=210点、一般教養科目が60点で、合計270点満点となります。
6割強程度で合格となるといわれています。
論文式試験の試験内容
論文式試験は、司法試験予備試験用法文を参照しながら事例問題に文章で回答する形式の試験となります。
論文式試験で出題されるのは、以下の科目となります。
- 法律基本7科目:憲法、行政法、民放、刑法、商法、民事訴訟法、刑事訴訟法
- 法律実務基礎科目:民事実務、刑事実務
- 選択科目:倒産法・租税法・経済法・知的財産法・労働法・環境法・国際公法・国際私法から1つ
令和4年から一般教養科目が廃止されて、新たに選択科目が導入されました。
配点は、各科目50点で500点満点となります(法律実務基礎科目は民事・刑事が各50点の100点満点満点)。
5割強程度の正答率で合格となるといわれています。
口述試験の試験内容
口述試験は、面接の形式で、民事実務と刑事実務の問題に口頭で答える形式の試験です。
口述試験では、法律実務基礎科目のうち、おもに民事実務及び刑事実務の知識が問われます。
口述試験の配点・採点形式は少々複雑ですが、民事実務及び刑事実務に60点を基準点として配点し最高点が63点、2科目あわせて126点満点となります。
なお合計119点以上で合格といわれています。
まずはLECの予備試験対策の資料請求をしよう!
今回はLECの予備試験対策のコース・パックのくわしいカリキュラム内容などについて詳しくご紹介してきました。
予備試験は年齢や学歴、回数制限がないことから大学在学中でも受験できるメリットがあります。
もし大学1・2年生ならまず予備試験にチャレンジしてみることをおすすめします。
また社会人で働きながら予備試験を受験するのもひとつです。
LECの予備試験対策に特化したコースやパックが充実しています。
今回の記事を読んで興味をもった方はぜひLECの資料請求をしてみてください。