社労士とは主に従業員の労働や社会保険に関する法律や人事、労務管理など企業が抱える悩みを解決するスペシャリストです。
社労士になるには国家資格を取得しなければならず、令和6年度の合格率は6.9%とかなり難易度の高い試験だとされています。
独学でも合格する人はいるものの、1,000時間以上の学習時間が必要なので、効率よく進めたい方は通信講座・予備校の利用がおすすめです。
通信講座・予備校ではカリキュラムやテキストが用意されているほか、添削・相談といったサポートが充実しています。
今回は社労士におすすめの通信講座・予備校について紹介します。
社労士の通信講座・予備校おすすめ12選
通信講座 | 料金 | 合格率 | サポート体制 |
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![]() | 87,780円〜 | 令和6年度合格率:35.82%(全国平均の5.19倍) |
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![]() | 61,800円~ | 令和6年度合格率:30.96% |
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![]() | 158,000円~ | 非公表 |
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![]() | 78,800円~ | 令和6年度合格率:27.7% |
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![]() | 88,800円 | 非公表 |
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![]() | 184,000円~ | 非公表 |
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![]() | 79,000円 | 過去10年間での合格者数:1,801名 |
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![]() | 175,000円~ | 令和6年度合格者:671名 |
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![]() | 198,000円~ | 令和6年度合格率:40.0% |
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![]() | 252,219円 | 非公表 |
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![]() | 250,800円 | 非公表 |
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![]() | 月額4,400円 | 非公表 |
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アガルート
受講料金 |
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合格率 | 令和6年度合格率:35.82%(全国平均の5.19倍) |
キャンペーン・割引制度 |
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サポート内容 |
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アガルートの社労士試験対策講座は令和6年度において35.82%の合格率を達成し、高い実績を誇っています。
これは全国平均の5.19倍という合格率の高さであり、確かな合格率・合格実績のある通信講座が良いといった方におすすめです。
コースは初学者向けから学習経験者向けまで多彩に用意されており、初学者だけでなく学習経験者からの評価も非常に高いです。
たとえば入門総合カリキュラムは出題範囲を広くカバーしたテキストと、優先順位をつけたメリハリのある講義で、1年以内に試験に合格するように設計されています。
一方、中上級カリキュラムは学習経験者向けに基礎的な説明を省略し、得点につながる部分に重点を置いた講義で合格力を確実に身につけられるように設計されているのが特徴です。
さらにサポート体制の充実度もアガルートの強みであり、特に「定期カウンセリング」は膨大な出題範囲や勉強量、低い合格率に不安を感じる方にとって心強いサポートとなります。
その他にもさまざまなキャンペーンや割引制度があるのでぜひチェックしてみて下さい。
アガルートの社労士講座の評判・口コミは?費用や合格率・安く受講する方法も紹介
スタディング
受講料金 |
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合格率 | 令和6年度合格率:30.96% |
キャンペーン・割引制度 |
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サポート内容 |
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スタディングは令和6年度の社労士試験において合格率が30.96%(全国平均の4.49倍)という実績を持つ通信講座です。
このようなスタディングの最大の魅力は、業界内でも非常にリーズナブルに受講できるコストパフォーマンスです。
最安のミニマムコースは61,800円~最高でもフルコースでも89,800円となっており、一般的な社労士試験対策講座の相場が10万~15万円であることを考えると圧倒的低コスパと言えるでしょう。
またスタディングは「続けやすさ満足度94.8%」「コスパ満足度97.2%」「動画講義満足度90.9%」など、ユーザーからの評価も非常に高いのも魅力。
教材はすべてスマートフォンなどのデバイスで閲覧できるため、移動中や休憩時間などの隙間時間を利用して気軽に復習や予習が行えます。
サポート面では、AIを活用したシステムが優れています。学習スケジュールの管理を行い、問題演習の解答から自分の苦手分野を分析してくれます。
とにかく費用を抑えたい方にとって、スタディングはおすすめの通信講座と言えるでしょう。
クレアール
受講料金 | 【初学者向け】
【学習経験者向け】
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合格率 | 非公表 |
キャンペーン・割引制度 |
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サポート内容 |
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クレアールは60年以上の指導実績を持つ通信講座です。
クレアール最大の特徴は、満点を目指すのではなく、合格点を最短で達成する「非常識合格法」と呼ばれる独自のメソッドです。
非常識合格法とはクレアールの人気講師である北村講師と斎藤講師が過去20年分の試験問題を徹底的に分析し、合格に必要な知識に絞った学習プランのことを指します。
社労士試験では約7割の得点があれば合格できるため、満点を取る必要はありません。クレアールを受講することで、「やるべきこと」だけでなく「やるべきでないこと」が明確になり、最短での合格を目指すことができるでしょう。
受講料は約15万円とやや高額ですが、セーフティコースは実質2年分の受講料となるため、コストパフォーマンスは悪くないと言えます。
たとえばセーフティコースに入会しその年の試験に合格できなかった場合、次年度の受講料が無料になります。
さらにもし一発合格した場合は未受講分は返金され、合格お祝い金も支給されるため、さらにお得です。
また、クレアールの社労士通信講座は回数無制限のメール質問サービスや答案添削サービスなど、手厚いフォローが魅力です。
フォーサイト
受講料金 |
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合格率 | 2024年度合格率:27.7% |
キャンペーン・割引制度 |
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サポート内容 |
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フォーサイトの社労士試験講座は2024年度の合格率27.7%(全国平均の4.01倍)を達成しており、確かな合格実績があることが伺えます。
受講料は78,800円~と社労士対策講座の中ではリーズナブルな部類に入りますが、 割引制度や教育訓練給付金制度を活用すればさらに費用を抑えることが出来ます。
バリューセットシリーズが代表的ですが、コスパを求めるなら「バリューセット1」、しっかり勉強したい人は「バリューセット2」、不合格時の返金制度という安心感を求めるなら「バリューセット3」がおすすめです。
フォーサイトの教材は出題範囲すべてを学ぶのではなく、試験に出題されやすい重要事項をまとめたオリジナルテキストを使用して学習を進めていくもので的中率が高いと評判です。
またどこでも学習できるようにe-ラーニングシステム「ManaBun」を提供しており、講義動画の視聴だけでなく学習スケジュールの管理から答練まですべて行えます。
分からない点もスマホから気軽に質問できるので初学者でも安心。
さらにライブ配信講義「eライブスタディ」では講師や他の受講生とコミュニケーションを取りながら勉強できるため、本番までのモチベーション維持にも大いに役立ちます。
キャリカレ
受講料金 |
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合格率 | 非公表 |
キャンペーン・割引制度 |
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サポート内容 |
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キャリカレは受講料88,800円とリーズナブルで、コスパを重視する方におすすめの通信講座です。
講座は標準的な学習期間を6ヶ月に設定しており、一般的に社労士試験の合格には10~12ヶ月の学習が必要とされているため、短期間での合格を目指すことができます。
社労士試験の出題範囲は非常に広いことで有名ですが、キャリカレでは過去20年間の試験問題を徹底的に分析しており網羅性が高いと好評です。
学習期間中の質問は回数制限がない点も初学者にとっては嬉しいポイントです。
また、サポート体制も非常に充実しており、定番の質問サポートや添削指導、試験合格後の就職・転職サポートにも力を入れています。
さらに、不合格時には全額返金制度があり、合格後には他の対象講座を1つ無料で受講でき、100以上の指定講座から好きな講座を選んで無料で受講できるため、社労士と相性の良い資格を選ぶことでさらなるスキルアップも可能となります。
LEC
受講料金 | 159,250円~ |
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合格率 | 非公表 |
キャンペーン・割引制度 |
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サポート内容 |
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LECは1979年に設立された大手資格予備校であり、予備校の形式を活かした通学と通信講座から学習スタイルを選べる講座です。
通信講座では講義音声をダウンロードでき、スマートフォンを持ち歩くだけでいつでも学習ができるので忙しい方でも無理なく学習を続けられます。
初学者にも理解しやすいオリジナル教材を使用し、豊富な指導実績を持つ講師陣からの指導が受けられるため初学者に特におすすめです。
また、フレキシブルな学習スタイルにも対応しており、通信講座ではWeb動画とDVDから選択できるだけでなく、まとまった学習時間が確保できる際には通学講座やZoomを通じてリアルタイムで講義を視聴することもできます。
さらに、サポート体制のも整っており、通学・WEB・映像などの学習スタイルを自由に変更できる「学習スタイルオールフリー」やさまざまな方法で質問できる「教えてチューター」「テレホンチューター」「直接質問サポート」が整備されており、疑問や質問を迅速に解決できる環境が整っています。
ユーキャン
受講料金 | 79,000円 |
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合格率 | 過去10年間での合格者数:1,801名 |
キャンペーン・割引制度 |
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サポート内容 |
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ユーキャンは過去10年間で1,801名の合格者を輩出した実績を持つ通信講座です。
社会保険労務士講座は10万円以下の受講料でありながら、 講義動画は1本あたり5〜6分程度の短い構成になっており、WEB限定キャンペーンや教育訓練給付金制度も適用されるのでさらにお得に受講できます。
講座はスキマ時間を利用して学習を進められるよう工夫されており、問題集がテーマ別に編集されているため、ボリューム感のある教材量を感じさせない工夫がされています。
さらに1日に3回までの質問サポートと全11回の添削サポートが提供されています。
特に添削サポートはユーキャンの強みの一つであり、苦手な部分をどのように克服していくかをしっかりとアドバイスしてくれます。
講義自体は比較的初学者向けに設計されており、テキストを使用したカリキュラムがメインとなっているためコスパを抑えて受講したい人はぜひチェックしてみて下さい。
資格の大原
受講料金 |
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合格率 | 令和6年度671名 |
キャンペーン・割引制度 |
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サポート内容 |
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資格の大原は2024年度の社労士試験において671名の合格者を輩出した実績を持つ通信講座です。
資格試験対策を行っている予備校の中でも圧倒的な知名度を誇り、その知名度と高い合格実績を理由に入会を決めた人も少なくありません。
いくつかのコースが用意されていますが、特におすすめなのは「2025年受験対策社労士合格コース」です。
195,000円という価格は他の通信講座と比べてやや高めですが、初学者でも合格を目指せる内容となっています。
また資格の大原はフォロー体制も充実しています。
具体的には無料の質問制度に加え、自習室の利用(要予約)や教室聴講制度など、受講生が学習に集中できる環境が整っています。
試験本番前には全2回の全国統一公開模試試験を受けることができる点も大原の魅力の一つです。
ただし、通信講座では質問回数に制限があるため、疑問をその都度解決したい方は注意が必要です。
資格の学校TAC
受講料金 |
※別途、入会金10,000円が必要 |
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合格率 | 2024年度合格率:41.1% |
キャンペーン・割引制度 |
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サポート内容 |
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資格の学校TACは2024年度に全国平均6.0倍の41.1%という高い合格率を達成した通信講座です。
合格率単体だけで見るなら業界トップクラスで、コストをかけてでも一発合格を狙いたい人におすすめです。
TACは大手資格予備校ということもあり、全国に45名以上のベテラン講師が在籍、動画を通じてハイクオリティな生講義を受けられるのが強みで、初学者でもついていける内容となっています。
もし近くに校舎がある場合、自習室を無料で使うこともできるのモチベーション維持にも役立ちます。
またデジタル教材サービスもあり、紙のテキストを持ち運ぶ必要がなく、スキマ時間の勉強にも便利。
さらにフォロー制度も充実しており、60回を上限とし、メールでいつでも質問できるので、疑問点はすぐに解決できます。
本格的な全国模試を2回受けられ、本番に近い雰囲気を体験できるだけでなく、苦手分野を客観的に知ることができます。
大栄
受講料金 | 252,219円 ※入学金22,000円 |
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合格率 | 非公表 |
キャンペーン・割引制度 |
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サポート内容 |
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大栄は一流の講師陣による支援と独自の学習メソッド「SkiP」を用いて社労士試験の短期合格を目指す老舗の資格スクールです。
最大の特徴は効率的な学習を実現する「SkiPメソッド」と誰も挫折させない「見守り」システムの組み合わせです。
SkiPメソッドは弱点のインプットと全範囲のアウトプットを組み合わせ、学習内容を深く定着させることを目的とした学習法のことを指します。
学習過程では2回の模擬試験を実施し、最短で合格に必要な知識を身につけることができます。
また大栄はオンライン質問サポートやキャリアナビゲーターによる学習支援など、フォロー制度も充実しています。
勉強のモチベーションを維持するために「モチベーションタイプ診断」、マイスターLIVEやホームルームといったリアルタイムの講義に加え、LINEを活用したコミュニケーションツールで、日々の疑問や不安を即座に解消できます。
受講料はやや高めとなるため、予算や自分のスタイルに合っているかどうかを見て判断することをおすすめします。
ヒューマンアカデミー
受講料金 | 250,800円 |
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合格率 | 非公表 |
キャンペーン・割引制度 |
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サポート内容 |
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ヒューマンアカデミーは2010年に設立された資格取得・就転職の総合スクールです。
わかりやすい講義動画やテキスト、充実したサポート体制により、全く知識のない初心者でも無理なく学ぶことができるでしょう。
講義資料や音声はダウンロードできるため、場所や時間を選ばずに学習できるのも大きな魅力。
社労士講座は過去20年分の試験問題を徹底的に分析し、合格に必要な得点範囲に特化したカリキュラムが特徴的であり、短期間での合格を目指す人向きだといえます。
またヒューマンアカデミーでは申請を行うことで通常1年の学習期間をさらに1年延長することができます。
延長にかかる費用は発生しないため、一度で合格できるか不安な方にとっては心強いでしょう。
さらに、ヒューマンアカデミーでは質問回数に制限のない制度が導入されています。
質問回数に制限がなければ、理解できないことを納得いくまで追求でき、学習の質を向上させることができます。
山川靖樹の社労士予備校
受講料金 | 月額4,400円 |
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合格率 | 非公表 |
キャンペーン・割引制度 | – |
サポート内容 |
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山川靖樹の社労士予備校(以下、ヤマ予備)は通信講座の中では珍しカウ月額制を導入している通信講座です。
2019年に始まった月額制度は全講座を受講すると10万円以上の価格を大幅に引き下げ、多くの受験生が講座全体を受けやすくなるように再設計されています。
社労士講座では基礎から応用までを網羅した豊富なカリキュラム、PDF形式で提供されるテキスト、手軽に動画講義を視聴できる学習環境が整っており、スマートフォン一つでどこでも学習を進めることができます。
さらに、「ヤマゼミzoom!」「過去問題10年網羅ダウンロード」「ひっかけ問題対策300選」「三宅流過去問解き方講義」など、月額制専用のコンテンツも充実しています。
ただし、月額制を利用するためには「10か月以上の継続利用」「紙ではなくPDFテキストでの学習が可能であること」「教材の再販売や横流しを行わないこと」といった条件を満たす必要があるため注意が必要です。
月額4,400円というリーズナブルな価格で基礎講座から直前対策までの全講座を網羅的に受講したい方はぜひチェックしてみて下さい。
社労士講座を選ぶ時のポイント4つ
ここでは、社労士講座を選ぶ際のポイントについて紹介します、
ポイント➀受講費用
通信講座 | 料金 |
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アガルート | 87,780円〜 |
スタディング | 61,800円~ |
クレアール | 158,000円~ |
フォーサイト | 78,800円~ |
キャリカレ | 88,800円 |
LEC | 184,000円~ |
ユーキャン | 79,000円 |
資格の大原 | 175,000円~ |
TAC | 198,000円~ |
大栄 | 252,219円 |
ヒューマンアカデミー | 250,800円 |
山川靖樹の社労士予備校 | 月額4,400円 |
社労士試験講座はその難易度の高さから他の資格講座と比べて費用が高くなりやすい傾向にあります。
したがって、まずは自分の予算をしっかりと見積もることが重要です。
分割払いであれば余裕があっても、一括払いの場合は支払った瞬間から生活が厳しくなる可能性があることを考慮する必要があります。
分割払いのほかにも各種割引制度やキャンペーンを利用することで予算内に収まる場合もありますので、タイミングを見計らって申し込むのもひとつです。
今回ご紹介した講座の中だとスタディングが圧倒的低コスパにあたります。
しかしサポート面を充実させたい人はやはりある程度費用が掛かるため注意が必要です。
予算内で自分に合った講座かどうかを総合的に判断するようにしましょう。
ポイント②サポート内容
通信講座 | サポート体制 |
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アガルート |
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スタディング |
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クレアール |
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フォーサイト |
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キャリカレ |
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LEC |
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ユーキャン |
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資格の大原 |
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TAC |
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大栄 |
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ヒューマンアカデミー |
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山川靖樹の社労士予備校 |
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社労士試験の範囲は非常に広く、例年の合格率も7%程度とかなり低いことで知られています。
なかには何年も合格できない受験者も少なくなく、初めて学ぶ人や学習経験者にとっても、勉強のモチベーションを保つことは簡単なことではありません。
講座を選ぶ際は質問サポートや添削・カウンセリングなどの支援制度が充実している通信講座を選ぶのがおすすめです。
たとえば質問や添削のサポートについては質問できる回数や方法を確認することが大切です。
また、カウンセリングが電話だけでなく、メールでも迅速に対応してくれる通信講座だと安心でしょう。
特に初学者にとっては不安や悩みを解消するための場所が不可欠ですので、モチベーションを維持するためにもぜひ細かくチェックしてみて下さい。。
ポイント➂合格実績
通信講座 | 合格率 |
---|---|
アガルート | 令和6年度合格率:35.82%(全国平均の5.19倍) |
スタディング | 令和6年度合格率:30.96% |
クレアール | 非公表 |
フォーサイト | 令和6年度合格率:27.7% |
キャリカレ | 非公表 |
LEC | 非公表 |
ユーキャン | 過去10年間での合格者数:1,801名 |
資格の大原 | 令和6年度合格者:671名 |
TAC | 令和6年度合格率:40.0% |
大栄 | 非公表 |
ヒューマンアカデミー | 非公表 |
山川靖樹の社労士予備校 | 非公表 |
社労士の資格取得を目指す際は合格実績を公表している、もしくは合格者数が多い通信講座を選ぶのがおすすめです。
合格実績を公表していると通信講座自体の信頼の高さにもつながります。
講座によっては合格者の声を紹介している通信講座も多いため、リアルな口コミを把握できます。
今回紹介した通信講座では、アガルートがおすすめです。
アガルートの社労士試験対策講座は令和6年度において35.82%の合格率を達成し、高い実績を誇っています。
また、合格者の声でもテキストやサポート体制を評価する声が多く、初学者も経験者も使いやすい講座というのもうれしいポイントです。
ポイント④受講スタイル・テキストの質
一般的に社労士試験に合格するためには800時間~1,000時間の学習が必要だとされています。
しかし、忙しい社会人がまとまった勉強時間を確保するのは至難の業です。
講義動画をダウンロードでき、いつでも視聴可能であれば、スキマ時間を利用して効率的に学習できるため受講スタイルについてみておくことをおすすめします。
ほかにも講義動画が短時間であったり、倍速機能があれば、通勤や家事の合間などのわずかな時間も有効に活用できるでしょう。
アガルートではスキマ時間を有効に活用できる工夫が施されており、1チャプターが10〜40分と短いためスキマ時間でも学べます。
また、社労士の講座はテキストの形式が多様であるため、自分に合ったテキストを選ぶことが重要です。
フルカラーや図表が含まれていると初学者でも理解しやすくなるでしょう。
社労士になるまでの流れ
参照: job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))
社労士になるにはまず受験資格を得なければいけません。
受験資格はさまざまあり、代表的なものは以下の3つとなりますが、もし条件を満たしているか判断できない場合は、全国の社会保険労務士連合会にて確認することをおすすめします。
- 大学・短大・専門職大学・専門職短大・高等専門学校(5年制)のいずれかの卒業
- 実務経験の従事(公務員:3年以上の従事、弁護士・社会保険労務士の補助業務:3年以上の従事、個人として労働社会保険諸法令に関する事務(事業含む):3年以上の従事)
- 国家資格への合格(行政書士試験・司法試験予備試験・不動産鑑定士・公認会計士への合格)
社労士試験に合格したとしても、すぐに社労士として働くことはできません
全国社会保険労務士会連合会に備える社会保険労務士名簿に登録(実務経験2年以上又は事務指定講習の修了が必要)が必要です。
一般的に社労士試験への合格に必要な勉強時間は800~1,000時間程度と言われているため、実務経験と合わせると4~5年程度かかると見込みとなります。
社労士試験について
ここでは、社労士試験の概要について紹介します。
試験日 | 2025年8月24日 |
---|---|
受験資格 | 大学・短大・専門職大学・専門職短大・高等専門学校(5年制)のいずれかの卒業もしくは公務員など3年以上の従事 |
試験申込受付期間 | 2025年4月14日~5月31日 |
合格発表日 | 2025年10月1日 |
受験手数料 | 15,000円 |
合格率 | 例年6~8%程度 |
試験科目 |
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試験形式 | 選択式8問(40点)・択一式70問(70点)の110点満点 |
社労士試験の合格基準点は選択式試験及び択一式試験のそれぞれの総得点とそれぞれの科目ごとに定める相対評価であるのが特徴です。
各成績のいずれかが合格基準点に達しない場合は不合格となるため、まんべんなく学習する必要があります。
とくに労働保険・社会保険・人事労務関係の諸手続きに関しては、法改正や規則の改正がされることから、常に最新の情報を入手しなければいけません。
アガルートでは法改正などにも対応しており、最新の情報を発信しているので安心できるでしょう。
社労士試験の合格率
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
令和6年 | 43,174人 | 2974人 | 6.9% |
令和5年 | 42,741人 | 2720人 | 6.4% |
令和4年 | 40,633人 | 2,134人 | 5.3% |
令和3年 | 37,306人 | 2,937人 | 7.9% |
令和2年 | 34,845人 | 2,237人 | 6.4% |
令和元年 | 38,428人 | 2,525人 | 6.6% |
参照:厚生労働省
厚生労働省のデータによると、社労士試験の合格率は例年6~7%で推移していることから、難易度の高い国家試験として知られています。
難易度が高い理由としては試験範囲が広く、全ての科目において一定の合格ラインを超える必要がある点、さらに相対評価であり合格ラインが変動している点なども挙げられます。
社労士試験合格に必要な勉強時間の目安
社労士試験に合格するために必要な勉強時間は800〜1000時間とされています。
たとえば毎日3時間の学習を行う場合、学習期間の目安は約1年となりますが、仕事が忙しいといった方は1〜2年かかる見込みだと思った方が良いでしょう。
社労士試験の対策を始める時期については個人差があるものの、一般的には試験日の約1年前からはじえるのが望ましいでしょう。
上記の勉強時間の目安でいえば10ヶ月あれば800〜1,000時間の学習時間を確保し、理解を深めるための十分な時間を持つことができます。
ただし、これは一般的なケースであり、すでに実務経験がある方や司法書士の資格を持っている方などであればより短い時間で合格できるケースもあります。
しかし反対に全くの初学者の場合は、1年以上などなるべく早めに学習を始めることをおすすめします。
社会保険労務士になるには?社労士試験の難易度・仕事内容・資格取得までのステップを解説
社労士は独学でも可能だがかなり難しい
結論として、社労士は独学による合格が十分可能です。
社労士試験で出題される内容は数学などと比較して向き不向きが少なく、「知識があれば解ける」問題もあるため、法律についての知識がある方などであれば独学でも合格する人もいます。
しかし実際には独学での合格は非常に難易度が高いことも事実です。
理由としては社労士試験は試験範囲が広いため、合格率が非常に低く、合格に必要な勉強時間も多くかかるからです。
また社労士に関連する法律は多岐にわたり、頻繁に改正が行われるため、独学では対応が難しい面もあります。
予備校や通信講座を利用すれば試験に出る可能性のある法改正があった場合には、しっかりとカリキュラムに組み込まれますし、相談や添削、質問なども可能なので特に初学者は通信講座の利用がおすすめです。
社労士とは
社労士(社会保険労務士)とは従業員の労働や社会保険に関する法律、及び人事・労務管理の専門家を指します。
社会保険労務士法に基づく国家資格者であり、企業の成長に不可欠な「人材」に関連して、「労働及び社会保険に関する法令の円滑な実施に寄与し、事業の健全な発展と労働者等の福祉の向上に資すること」を目的としています。
企業で働く人々の採用から退職に至るまでの長期にわたり、労働・社会保険に関する諸問題や年金の相談に応じるなど、業務内容は多岐にわたります。
また、社労士資格には有効期限や更新がないため、一度資格を取得すれば生涯にわたって活躍できるのも大きなメリットです。
社労士は専門性が高く、結婚や出産後もキャリアを積みやすいことから、一般的な年収よりも高収入を期待できる仕事であり、女性にもおすすめできる仕事だといえるでしょう。
社労士試験は働きながらでも合格できる?勉強方法・試験について紹介
社労士を目指すならアガルート!
今回は社労士におすすめの通信講座・予備校について紹介してきました。
社労士試験の合格率は例年6~7%で推移していることから、難易度の高い国家試験として知られており、講座費用も全体的に高額である傾向にあります。
講座によっては割引制度やキャンペーンなどを行っているため、それらを効果的に利用することで費用を抑えることができます。
今回紹介した中ではアガルートの社労士講座は講義やテキストは完成度が非常に高く、受講生の満足度は非常に好評なのでおすすめです。
また手厚いサポート体制や業界最高の合格特典は他の通信講座や予備校と比較しても群を抜いているといえるでしょう。
社労士講座を検討中の方は、ぜひアガルートの社労士講座をチェックしてみて下さい。