弁理士を目指そうと考えている方の中で、どの予備校に通えば良いのか迷っている方は沢山いらっしゃいます。
特に、まとまった時間が取れなかったり費用を安く抑えたいという方には大手予備校が向いていないこともあります。
そこでこの記事では、費用が安いと言われているスタディングの弁理士講座について、料金・特徴・合格率をご紹介します。
口コミと評判を参考にそのメリットやデメリットなども解説していきますので、興味のある方は是非最後までご覧ください。
スタディングの弁理士講座とは?
引用:スタディング公式サイト
スタディングは、日常生活が忙しい方でも資格試験の勉強が出来るようにと開発された通信制資格スクールです。
弁理士と聞くと著作権やそれに関する法律の勉強が難しいという印象がありますが、スタディングでは初心者の方でも理解が出来るように分かりやすい講義が展開されています。
またスタディングの大きな魅力は、他の資格スクールと比較しても圧倒的に安い料金設定です!
この料金については、後ほど詳しく記述します。
スタディングは弁理士試験の合格率や合格者数を公開していませんが、公式HPに掲載されている合格者の口コミから一定の実績を残していることが伺えます。
口コミ・評判から分かるメリット
引用:スタディング公式サイト
まず最初に、スタディングの弁理士講座のメリットを合格者の感想や受講生のツイッターを参考に解説していきます。
論文試験対策が充実していた
まず合格者の口コミをご紹介します。
講座中にはいろんなパターンを用意、解説してくれているし、例題、練習問題の模範解答とかで表現のバリエーション増やすことができます。
論述の「型」を身体にしみこませることで、蓄積してきた知識を上手にアウトプットできるようになり、無駄のない論理立った答案が書けるようになりました。
弁理士試験において1番の山場と言われているのが論文試験です。
合格者の口コミを見て行くと、論文試験の対策がスタディングで十分にでき合格を勝ち取ることが出来たという方もいらっしゃいました。
中には「大手予備校では身につかなかった論述のやり方で試験を突破した」という方もおり、大手予備校に引けを取らない講義内容だということが分かります。
初学者に分かりやすい
こちらもまず合格者の口コミ、そしてツイートをご紹介します。
「頻出15パターンで学ぶ」という学習方法は初心者にとって、大変わかりやすく、シンプルで見に付けやすく、論文試験に取り組む際の大きな武器になると思います。
スタディングの弁理士スタートアップテキスト、初学者の僕にも分かりやすいわよ
— たこのいそべやき (@takoyaki732) September 29, 2020
スタディングの特徴でもある「初学者に分かりやすい」という点を受講生の方々も肌で感じているようです。
特に初学者が躓きやすい論文の書き方について「頻出15パターンで学ぶ」という学習法でしっかりと対策しており、合格者の口コミでも好評なようでした。
隙間時間を有効に活用できた
ここでもまず合格者の口コミをご紹介します。
スタディングの講義は単元ごとに細かく分かれており、隙間時間を有効に活用できました。
このスタディングを最大限に活用することで、通勤時間や仕事の休憩時間等の隙間時間を有効に利用しました。このような隙間時間は、蓄積すると膨大になることが、マイページ上に表示される学習時間で分かりました。
このように、合格者の多くはスタディングの隙間時間の活用法にも魅力を感じていたようです。
スタディングの講義は通勤時間や仕事のお昼休憩に視聴することを考えられており、細かく単元を分けることで時間が短くなるように作られています。
弁理士を目指す方の多くが社会人からのスタートになるため、仕事と両立しながら勉強が出来るスタイルが人気となっているようです。
費用がとにかく安い
費用についても合格者の口コミもご紹介します。
総額10万円以下の講座は魅力的で一歩踏み出しやすかったです。
弁理士の講座は通信制でも20~30万円が相場と言われています。
そんな中スタディングは総額10万円もかかりません。
学生のうちから勉強を始めたいという方やあまり費用をかけたくないという方には大きなメリットとなっています。
口コミ・評判から分かるデメリット
次に口コミ・評判から分かるスタディングの弁理士講座のデメリットを解説していきます。
スタディングでは受講費用を抑えるため様々な工夫が凝らされており、それがデメリットになっていることもあるようです。
スタディングだけでは足りない?
まず初めに口コミとツイートをご紹介します。
一方で、論文試験はスタディングの講義内容だけでは、歯が立ちませんでした。限られた時間内(20分程度)に答案構成をし、答案を記載する(40分程度)には、条文のチェックリストやよく出題される条文の当てはめのテンプレート文を準備し、暗記しておく必要がありますが、そういったタイムマネジメントや記載量調整のノウハウはスタディングでは学べません。
僕は短答はスタディングでなんとかなりましたが、論文は厳しいと思いました。
一年ぐらいスタディングに書いてることをしっかり理解すれば、短答であればなんとかなります。— (元)台湾特許事務所勤務 (@yeahpatentyeah) December 4, 2021
弁理士試験の短答試験は知識のインプットができれば問題なく合格できますが、論文式試験は本番中に時間配分や結論への導き方を考える必要があります。
そのため論述法を学び身に着ける必要がありますが、スタディングの講義や問題集のみでは十分に身に着かないと考える方もいらっしゃるようです。
弁理士試験は非常に難易度が高い試験ですので、スタディングだけでは物足りないと考えている方は大手予備校の論述対策講座などを別に受講することをお勧めします。
モチベーションの維持が難しい
次に、モチベーション維持についての口コミをご紹介します。
特許事務所に勤務しながらの受験なので、勉強時間の確保、モチベーションの維持、内容を記憶することなどで苦労しました。
モチベーション維持の難しさはスタディングのような通信系資格スクールの宿命とも言えますが、やはり1人での勉強はモチベーションを維持するのが難しいようです。
特に弁理士のような高難易度試験では途中で挫折する方も多く、他の方と励まし合いながら学習を進めたいという方はメンター制度のある予備校や対面授業の予備校を選ぶようにしましょう。
スタディングの口コミや評判は?受講するメリットやデメリットをまとめてご紹介
スタディング弁理士講座の詳細
引用:スタディング公式サイト
ここからはスタディング弁理士講座の詳細についてご紹介していきます。
スタディングではいくつかのコースを用意されているため、自分に必要なコースを選択しましょう。
弁理士基礎・短答合格コース2023
このコースは短答式試験のみを対策するコースで、初学者の方が基礎的な知識を身に着ける目的でも使用されています。
料金設定は以下のようになっています。
一括 | 59,400円 |
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分割例 | 月5,100円×12回 |
弁理士基礎・短答・論文総合コース2023
このコースはスタディングの弁理士コースの中で最も人気のコースです!
短答式試験だけでなく論文式試験までカバー出来るコースになっており、料金設定は次の通りです。
一括 | 79,800円 |
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分割例 | 月6,800円×12回 |
このように弁理士基礎・短答合格コース2023より料金が高くなりますが、論文式試験の対策は必須であるためこちらのコースがお勧めです。
またこのコースで弁理士試験に一発合格した方もいらっしゃるようです。
冊子版オプション
スタディングは受講費用を抑えるため、テキストは全てwebテキストとなっています。
紙テキストが欲しい場合は、webテキストを印刷するかこちらの冊子版オプションを購入しましょう。
冊子版オプションの料金は16,500円で、支払い方法は一括のみとなっています。
注意点は以下の2つです。
- 内容はwebテキストと同じであること
- 「基礎/短答講座」のみとなっている
弁理士論文対策コース2022
このコースは論文式試験のみを対策するコースとなっています。
そのため、弁理士基礎・短答・論文総合コース2023を申し込まれている方は申し込みの必要がありません。
下記に料金設定を記載します。
分割例月3,300円×12回
一括 | 38,500円 |
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スタディングを再受講する方には割引がある
弁理士試験は一発合格が非常に難しく、2,3回受験することが当たり前となっています。
スタディングの弁理士講座は受講期限がありますので、再受験に当たって翌年もスタディングで勉強する方は再度講座を購入する必要があります。
その際に過去の弁理士講座の受講生は更新版を購入することが出来る上、価格も以下のように下がります。
基礎・短答合格コース | 21,000円 |
---|---|
基礎・短答・論文総合コース | 28,000円 |
論文対策コース | 9,790円 |
スタディング弁理士講座の学習スタイルと特徴
引用:スタディング公式サイト
ここからはスタディングの特徴や学習スタイルを解説していきます。
自分の学習状況や学習スタイルに合うかどうか検討してみて下さい。
空き時間はとにかくスタディングを開く
スタディングの最大の強みである「隙間時間に本格的な学習をする」という点を生かす学習スタイルが最も効率の良い勉強法だと考えられます。
一人暮らしの方であれば、少しお行儀が悪いですが食事中やお風呂の時間にも音声講義を聴くことが出来ますし、通勤時間や昼休みにもスタディングの講義を活用しましょう。
そして土日や祝日などまとまった時間が取れたタイミングで過去問演習などを集中して行い、知識の定着をすることで短答式試験の合格を掴むことが出来ます。
論文式試験については、自己流にこだわらず講義内容に忠実な手法で問題をこなしましょう。
そして論文添削シートを用い、どこの何が自分の答案に足りなかったのかを分析することで論述力を身に着けることが出来ます。
スタディングの特徴
スタディングの学習スタイルの特徴は、非常に細かく区切られた単元でインプットとアウトプットを繰り返すことです。
この学習スタイルによって、アウトプットしながら知識を定着させることが出来ます。
特に短答式試験対策や基礎知識の定着という面では1問1答のスマート問題集が非常に優秀で、何度も繰り返し解くことをお勧めします。
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スタディングの弁理士講座はどんなひとにおすすめ?
引用:スタディング公式サイト
最後にスタディングの弁理士講座をお勧めしたい方とお勧めできない方の特徴を解説していきます。
スタディングの購入を迷われている方は是非参考にしてみて下さい。
スタディングの弁理士講座をお勧めしたい方
スタディングの弁理士講座は以下のような方にお勧めです。
- 弁理士の学習を様子を見ながら始めてみたい方
- 隙間時間しか勉強時間を確保できない忙しい方
まず、弁理士を目指そうか悩んでいる方は費用が安いスタディングから始めることをお勧めします。
理由としては、もし難易度が高く挫折してしまったとしても出費を抑えられるという点が挙げられます。
また社会人生活が忙しく通勤時間や帰宅後の数十分しか勉強時間を確保できない方も、スタディングでの学習が最も効率的だと考えられます。
スタディングの弁理士講座をお勧めできない方
スタディングの弁理士講座は以下のような方々に合わない可能性があります。
- 会社を辞職し弁理士試験の勉強に取り組み始めた方
- 質問機能やメンター制度が必要な方
会社を辞職し弁理士1本でやっていこうと決断された方には、スタディングをお勧めすることが出来ません。
スタディングには紙のテキストがないため、まとまった時間を確保できるのであれば高い費用を払ってでも大手の実績が大きい予備校に通うべきでしょう。
またスタディングには講師に質問する機能が無く、メンター制度などが欲しいと考えている方にもお勧めすることは出来ません。
スタディングの弁理士講座まとめ
今回この記事では、スタディングの弁理士講座について料金・特徴・合格率をご紹介し、口コミと評判を参考にそのメリット・デメリットもご紹介してきました。
口コミを参考にメリットを見て行くと、費用が安いことや隙間時間を活用できることの他に、初学者にとっても講義が分かりやすいという点が挙げられていました。
デメリットとしては、論文式試験の対策がスタディングのみでは物足りないと感じる方がいたりモチベーションを維持することが難しい方がいるようです。
弁理士講座の詳細としては短答式試験のみ・論文式試験のみを対策するコースと総合的に対策するコースがあり、受講者が必要な分だけ選択することが出来ます。
隙間時間がたくさんある方や隙間時間でしか勉強ができないという方には、スタディングの学習スタイルが効率の良い環境を提供してくれるでしょう。
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