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マーケッターに資格は不要?マーケティング担当に必要なスキルとは?

更新日:2019-06-24

マーケッターという職業をご存知でしょうか?

企業でマーケティングを専門に行う人材のことで、Webマーケティングなどが重要視されている今、とても注目されている職種です。

このマーケッターになるためには、取得しておくと有利になる資格があります。

そこでこの記事では、優秀なマーケッターになるために有利になる資格や、必要なスキルについて紹介していきます。

マーケッターに資格は不要なのか?

マーケッターに資格はいらない

マーケッターになるためには、正式な資格の取得は不要です。

しかし、「でも!」ということをこの章ではお伝えしますね。

なぜなら企業で戦力になるマーケッターになるためには、それなりの専門的知識を習得する勉強が必要不可欠だからです。

例えば、あなたが就職した先で、マーケティング関連の実務に配属されたとしましょう。

個人ビジネスを立ち上げて、サイトを構築する場合を想定してもよいです。

このような時に、情報を収集するためのノウハウや、アクセス解析の方法、それらのデータに基づいた有益な広告の出し方などが分かっていないと、お話になりませんよね?

そしてこれらのマーケッターとしての基礎スキルは、入社してからじっくり教えてもらえるものではありません。(特に転職組)

したがって、「マーケティングを行うための資格は不要」という認識でいるのではなくて、「資格は不要だけど、マーケッターとしてのスキルを上げるためのいい機会」として資格試験を捉えておくことが大切なのです!

マーケティング担当に必要なスキルとは?

マーケティング担当に必要なスキル

マーケティング担当に必要なスキルは、会社に必要な情報の見極めと、その情報を正しく効率的に収集できるスキルです。

そのためには具体的にどのようなことに注意していくのか?

次世代のマーケッターに必要なスキルと昔には大事だといわれていたが今のマーケッターに不要なスキルを例に出して説明していきましょう。

必要なスキル

次世代のマーケッターに必要なスキルは以下の7つです。

  • 提供するサービスに対して、新しい価値観を創造している競合をマークできるスキル
  • ターゲットになる客層の見極めと、掘り起こしのスキル
  • 欲しい情報だけを精査して、効率よく収集できるスキル
  • 情報収集に必要以上の人員を割かないシステム構築のスキル
  • 古い情報を見極め、求められた最新情報をすぐに提供できる管理スキル
  • 収集した情報を自社のサービスに応用して、販促につなげられるプレゼンスキル
  • すべてのスキルをOA上で共有できるための、SEOやPC全般のスキル
  • 過去には必要とされていたが今のマーケッターに不要なスキル

    過去のマーケッターには必須とされてきたが、今の時代のマーケッターには不要なスキルは、以下の5つです。

  • 既存のサービスを集めて、成功している競合を踏襲していくスキル
  • 全ての客層を網羅した、できるだけ多くのデータを幅広く集めるスキル
  • 時間をかけて丁寧にコツコツと情報を集めるスキル
  • 過去のデータも含めて、膨大な数の情報を時系列にファイリングするスキル
  • すべてのスキルを手書きや印刷物で共有できるための、蔵書管理スキル
  • 以上のように世の中の流れが早く、消費者心理や新しいサービスへの移ろいが凄まじい現代では、そのスピードについていくだけではなく、先回りしてマーケティングができるスキルが問われるのです。

    したがってこれまでのように、すでに溢れている情報を改めて整理するスキルは不要になっていきますね。

    またスピードについて行くためには、ピンポイントで有益な情報だけをマーケティングできる千里眼と観察力、そして収集した情報整理に時間をかけないOAスキルも必要不可欠です。

    そこで次の章では、実際にマーケッターになるために活かせる資格について紹介していきます。

    マーケティング業務に役立つおすすめの資格

    マーケティング業務におすすめの資格

    これからのマーケッターに必要な技術が分かったところで、勉強しておくと必ず有利になる検定試験を6つ紹介します。

    マーケティング検定

    プロのマーケッターを目指す上で最もポピュラーな資格で、これからマーケティングについての基礎知識を勉強したい人におすすめの資格です。

    初めての人は基礎中の基礎の3級から受験することができ、段階を踏んで戦力になれる力を身につけていくことができますよ。

    この資格を取ることで、これまで直感に頼っていたマーケティングや、不要な情報まで管理していた時間を削減することができます。

    また、Webに特化した<ネットマーケティング検定>も別にあります。

    Webアナリスト検定

    ウェブ上のデータを集め、さらにそれを分析するスキルを磨くための資格で、比較的若い世代の人が就活中に取得しておくことが多い資格です。

    この資格は初心者でも体系的に習得できるので、入社する前に勉強しておくと採用する側の心象もとても良くなります。(つまり就職に有利!)

    この資格は、Webデザイナー、アナリスト、ECサイト運営などの全ての仕事の基本となれる資格なので、取得しておいて損はないでしょう。

    IMA検定

    クラウドマネージメント協会という団体が運営している、次世代のネットマーケティングにより即したスキルを習得するための資格検定です。

    したがって資格を取得するためには、協会が認定する講座にエントリーして講座を受講する必要があります。

    やや敷居が高い印象ですが、現場で即戦力になれるスキルを身につけられることと、就職サポートを受けられることで評判のカリキュラムです。

    Google AdWords認定資格

    Googleのリスティング広告などを運用するのに、 AdWordsの知識や応用を学ぶことができる資格で、試験にパスするとGoogleから公式に認められた証になります。

    他の資格に比べて習得する知識が限られているのが特徴で、ネット広告のマーケティングに力を注ぎたい人におすすめです。

    また、この資格を取得している人はそこまで多くないので、他のマーケッターとの差別化を図る目的で取得しておいてもよいでしょう。

    中小企業診断士

    今回紹介する資格の中では唯一の国家資格で、企業の健全な経営のためのコンサルタント全般スキルを身につけることができます。

    似たような資格にはMBAがありますが、いずれも学ぶ範囲が多岐に渡るので、マーケティングだけのスキルを学びたい人には不要な資格かもしれません。

    ただし中小企業ではまだまだこの資格を重要視している所も多く、経営学全体を学んでおきたい人には勉強しておいて損はない資格です。

    また、経営学の中でも統計学だけを重点に学びたい人には、統計検定も全国で行っていますので注目してみてください。

    ネットショップ検定

    Eコマース業界で、ネットショップに必要なマーケティング方法と運営スキルを習得できる資格検定です。

    この資格を取得すれば、個人でネットショッピングを運営する時にもとても役に立ちます。

    しかしどちらかというとネットショップ初心者に向けた内容の勉強が多く、ネットショップ実務士の資格そのものが就職に有利になることはあまりありません。

    ただし、マーケティングを通して自社のショップを客観的に分析、改善していく視点を学ぶことができるので、不要な資格として切り捨ててしまうのはもったいないです。

    マーケッターになるための資格はいらなかった!必要なマーケティングスキル紹介まとめ

    これからの時代で必要とされるマーケッターになるために、勉強しておくとよい資格やスキルについて紹介してきました。

    試験の難易度に関しては難しいものもありますが、だからこそ取得しておく過程で実務で役に立つことがたくさんあります。

    また、取得しているのといないのとでは、マーケティングの質の差が歴然なのは言うまでもありません。

    さらにマーケッターは、世の中への興味の持ち方と、自分に必要な情報の取捨選択能力も高まる仕事です。

    ぜひ、興味を持ってみてはいかがでしょうか!

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