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ウェブ解析士試験の難易度はどのくらい?合格者の勉強時間なども調査

更新日:2019-04-30

ウェブ解析士試験の難易度はどのくらい?合格者の勉強時間なども調査

ウェブマーケティングに関する専門的な知識や、実務で使える能力を身に着けたい……

企業でウェブマーケティングを担当されている人や、興味のある方にお勧めの資格がウェブ解析士です。

この記事では、ウェブ解析士が具体的にどういった仕事をするのか?ウェブ解析士の資格を取得する方法を説明するとともに、試験の難易度、問題集を使った合格に必要な勉強時間についてまとめました。

ウェブ解析士とは?

ウェブ解析士とは

ウェブ解析士とは、「成果につながるウェブ解析ができる人材」であることを証明する資格です。

と言われても、ピンと来ないかもしれませんので、この項目で詳しくご説明します。

ウェブ解析士は何ができるのか?

ウェブ解析士は、その名の通り、ウェブサイトに関するあらゆるの情報を解析します。

ウェブサイトにアクセスしたユーザーは、どのようにしてサイトに来たのか、サイト訪問後にどのような経路で問合せを行ったのか、問合せをしなかったユーザーは、どこへ出てていったのか……

そのような情報を元に、データを収集し解析するのがウェブ解析士です。

ウェブ解析士はコンサルティングも行う

ウェブ解析士の仕事はただ数字に向かうだけではありません。

解析した情報・数値を元に、サイトの改善や経営の改善を提案するというコンサルタントのような仕事も行います。

アクセス数を見るだけではなく、その会社のビジネスの中身をも理解して計画・立案できる能力が必要です。

ウェブ解析士の資格は3段階

ウェブ解析士の資格は3段階あります。

ウェブ解析士

まず、最初の資格がウェブ解析士です。

ウェブマーケティング、ウェブ解析に関する基礎知識、必要な用語を習得することが必要です。

会社におけるウェブ業務の効率化を目指します。

上級ウェブ解析士

その名の通り、ウェブ解析士の上級版です。

ウェブ解析士の知識の応用、ウェブマーケティングに関する計画・立案、より高いコンサルティングスキルを身に着ける必要があります。

資格試験を受けるは、ウェブ解析士の資格を持っていなければいけません。 

ウェブ解析士マスター

ウェブ解析士を育成するプロの講師になるために必要な資格が、ウェブ解析士マスターです。

ウェブ解析士マスターの資格を取得すると、ウェブ解析士を目指す人に向けたセミナーを行うことができます。

もちろん、ウェブ解析士として企業で活躍する人もいます。

ウェブ解析士の資格取得までの流れ

ウェブ解析士の資格を取るには

それでは、ウェブ解析士の資格を取得するまでの流れを説明します。

ウェブ解析士の資格を取得する方法には、大きく2パターンがあります。

一つは、ウェブ解析士認定講座を受け、試験を受ける方法。

もう一つは、独学で勉強し、試験だけを受ける方法です。

ウェブ解析士認定講座を受ける場合

ウェブ解析士協会が実施する認定講座を受け、そのまま試験を受ける方法です。

講座は1日5時間(上級の場合2日間)しかないので、よほどの経験者でもない限り、公式テキスト・問題集による予習は必要になります。

公式テキストは、ウェブ解析士協会のホームページや、Amazonでも購入ができます。

認定講座を受ける場合のメリットは、講座の中で要点を絞って教えてもらえるので、合格率が上がることでしょう。

独学で試験を受ける場合

独学でウェブ解析士認定試験を受ける場合でも、公式のテキスト・問題集は必ず購入する必要があります。

使うテキストは同じですから、自信があれば独学で勉強したほうが、講座費用がかからなくて済むので、お得と言えるかもしれません。

合格のための対策としては、ひたすらテキストを読んで問題集を解きまくることです。

ただし、試験に落ちてしまった場合、再試験費用が11,800円かかってしまいます。

試験の難易度については後述しますが、1発合格する自信がなければ講座は受けた方がいいでしょう。

また、上級ウェブ解析士とマスターの資格試験を受ける場合は、必ず認定講座を受ける必要があります。

試験合格後には、レポートの提出が必須

講座を受けた場合も、独学の場合も、試験合格後にレポートを提出しなくてはなりません。

試験に合格しても2週間以内にレポートを提出できないと、合格は取り消しになってしまいます。なかなか厳しいですね。

なので、試験を受ける場合は、時間に余裕がある状態で臨むのが良いと思われます。

レポートを提出できなかった場合の救済処置

期間内にレポートを提出、再提出できなかった場合は、せっかく試験に合格しても資格が取り消されます。

どうしてもレポートができない、作る時間が取れないという人にも救済処置があるようです。

それはレポーティング講座を受けることです。

講座を受けるとレポートの提出が免除されます。

レポーティング講座は約3時間ほどですが、別途受講費用21,600円がかかります。

地獄の沙汰もなんとやら……忙しくてレポートなんて作ってられない、という人はお金の力で解決しましょう。

ウェブ解析士試験の難易度は?

ウェブ解析士試験の難易度はどのくらいなのでしょうか?

公式サイトが合格率を公表しているので、そこから難易度を推測してみます。

資格試験合格率から見る試験の難易度

公式サイトの発表によると、ウェブ解析士の合格率は、およそ70%のようです。

試験は公式テキストを参照しながら受けることができるので、事前にしっかり準備・予習ができていれば、決して難易度は高くなさそうです。

また、上級ウェブ解析士の合格率はおよそ80%と、通常のウェブ解析士より高くなっています。

これは、上級ウェブ解析士の受講料および、試験料がお高いので、受験者は一発合格を目指して相当勉強してくるからだと思います。

そのため、合格率が高いからと言って難易度がイージーというわけでは無さそうです。

ウェブ解析士マスターの合格率は50%以下と極端に落ちています。

受講料が32万円と高額でありながら、この合格率ですから、難易度は非常に高いと思われます。

合格者の勉強時間はどのくらい?

ウェブ解析士の勉強時間は

ウェブ解析士の資格を取得するために必要な勉強時間はどれくらいかかるのか?

それぞれのウェブ解析士の資格のランクごとに、必要な勉強時間をまとめましたので参考にしてください。

ウェブ解析士の資格取得に必要な勉強時間は100時間

ウェブ解析士の資格取得に必要な勉強時間は、100時間程度と言われています。

仕事をしながら資格取得を目指すとすると、平日に1時間、土日に5時間ずつ勉強したとして2か月ほどはかかる計算になります。

ですが、もともとウェブマーケティングに関する仕事の経験などがある人は、50時間程度の勉強で合格できたという人もいるようです。

試験は、テキスト全体からまんべんなく出題されるとのことなので、テキストを読み込んで、ひたすら問題集を解きまくることが必要になると思います。

また、要点が纏められた認定講座を受ければ、独学よりは勉強時間を短縮することが可能かと思います。

まずは、独学で勉強を進め、効率が悪いなと感じたら講座を受けるのもいいかもしれません。

上級ウェブ解析士の資格取得に必要な勉強時間は40~60時間

上級ウェブ解析士の資格取得までの勉強時間は40~60時間ほど必要だと公表されていました。

上級ウェブ解析士は、まずウェブ解析士としての資格を持っていなくてはいけないので、0からスタートするよりは短い勉強時間となっています。

なので、まったくの初心者から上級ウェブ解析士の資格取得を目指そうと思った場合は、140時間以上の勉強時間が必要だと考えるといいでしょう。

ウェブ解析士試験の難易度、勉強時間のまとめ

ウェブ解析士について、資格試験の難易度や勉強時間については以上になります。

初級のウェブ解析士の資格取得を目指す場合は、試験の難易度自体はそこまでハードではなさそうです。

100時間ほどの勉強時間を確保し、テキストを熟読、問題集を解きまくれば、高い確率で合格できるでしょう。

試験や講座を受けることを決めていなくても、テキストだけならAmazonでも購入できるので、興味のある方はまず独学で勉強してみるのといいのではないでしょうか。