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声優の専門学校の学費の相場は?お金を安く済ませるにはどうするか

更新日:2023-08-07

声優の専門学校の学費の相場は?お金を安く済ませるにはどうするか

”声優”を目指す若者が増える一方で、声優を養成するための専門学校も全国各地に建てられるようになってきました。しかし、専門学校といえばとてもお金がかかるイメージが強いですよね。
声優の専門学校に通うためには、一体いくらくらいかかってしまうのでしょうか?気になる相場について見ていきましょう!

また、少しでも学費を抑えたいという人のためにはこんな方法もあります!

声優の専門学校に通いたい!という方へ

声優

”声優”になりたいという若者が急増している昨今、声優を養成する専門学校も増えてきました。
かつては東京都などの都市部を中心とした専門学校しかありませんでしたが、現在では全国の至るところで声優の勉強ができるコースを設けています。

声優になるには特別な資格などは必要なく、誰でもなることができます。

ですが、可能な限り専門学校などで学んだ方が良いとされる理由があるのです。

滑舌やイントネーションを正確に覚える

声優を目指す人の中でも、とくに地方の出身者は専門学校に通って勉強した方が良いと言われています。

その理由は、地方の出身者は自分でも気づかないうちに方言や独特の喋り方が染み付いており、いわゆる「訛っている」状態になっていることがあります。
そうなると、声優の仕事をするにあたって差し障りが出てきます。

どんなに良い声で、どんなに上手な演技をしたとしても、これでは勿体ないですよね。

滑舌を良くして、イントネーションを正確に覚えるためにも、専門学校は通って損はないと言えます。
また、専門学校に入学したことにより、自分の声を聞いてくれた講師から蓄膿症の疑いを指摘され、手術をする運びになったという例もあります。

自分が声優の業界で羽ばたくために、長所を伸ばし、短所を改善しようとの思いで専門学校に通うのも良いでしょう。

声優の専門学校の学費は?

続いては、声優の専門学校に通うための学費について見ていきましょう。

声優に限ったことではなく、専門学校に通うということ自体、お金がかかります。
声優のことが勉強できる専門学校の学費の相場は次のとおりです。

年間100〜150万円

声優の専門学校は、基本的に2年制であることが多いです。
その場合、学費は1年間で100万円から150万円くらいが相場だとされています。

つまり、2年間通ったら200万円から300万円以上のお金が必要になってくるのです。
サラリーマンの平均年収が軽くなくなるような金額ですが、少しでもお金を安く済ませられるなら、それに越したことはないですよね!

全員の学費が安くなるわけではありませんが、次のような方法があります。

専門学校の特待生になる

専門学校の学費を安く済ませたい場合、一番良いのが特待生になることです。

特待生とは「特別待遇学生」や「特別待遇生徒」が正式名称であり、文字通り他の生徒よりも秀でたものがあったり成績が優秀である場合、学費が全額や一部免除になります。

特待生になるには専門学校によっても方針が変わってきますが、次のような試験が開催されています。

歌や演技力を披露

ある声優の専門学校では、特待生になる条件として「歌唱(パフォーマンス)審査」「生アフレコ審査」を行なっています。

現在の声優は歌手活動にも力を入れているため、歌は上手く、表現力がある方が良いでしょう。
また、アフレコ審査は演技力が評価されるので、これで選ばれたら「自分には可能性がある」と自信を持って良いです。(慢心は禁物です!)

得意なことをアピールする

また、とある地方の専門学校では、特待生になりたい学生に対して、何でも良いので「得意なことをアピールする」ことを課題として出しているところがあります。

これはかなりレアなケースだと言えますが、ある声優志望の学生が小説を書くことを得意としており、自身のオリジナル小説を特待生受験の課題として提出しました。
すると、その学生の声を聞いたわけでもない学校側が「とてもおもしろい小説だった」「本屋で普通に売られていてもおかしくないレベル」と評価し、声優の学科に特待生として入学を認めたそうです。

小説もさることながら、その学生は入学後に数々のオーディションに合格するほか、業界人から声をかけられてCM出演などを次々と決めていったといいます。
本当に何がきっかけとなるか分からないのも、この業界のおもしろい部分だと言えます。

返済不要の奨学金を利用する

演劇

不況の影響もありますが、現代の日本において奨学金を借りないで進学できる家庭はそう多くないと言われています。

しかし、奨学金は返済義務があるうえに、利子がつくこともあります。
「借金だと考えると、奨学金は借りたくない」という学生も多いですが、返済不要の奨学金を利用するという方法もあります!

進学予定先の学科が対象かを確認

返済不要の奨学金を利用することは、簡単ではありません。保護者の収入の額や、自分がどのくらいの成績なのかでも大きく変わってきます。
ですが、最初から「自分には無理」と諦めていたら、何もはじまりません。

奨学金は学びたい気持ちのある学生を応援するための制度なので、もしも自分が返済不要の奨学金を利用できる運びとなったら、大いに勉強しましょう。

頑張って自分で学費を捻出する

専門学校の特待生として合格することも、返済不要の奨学金を利用することも、全員が全員できるわけではありません。

実際に特待生は、それぞれの学科に一人いるかいないかという程度でしょう。

最終的に学費を安くできない場合は、自分で稼ぐことが一番です。

学生のうちからアルバイトを

専門学校の多くは高校卒業以上で入学可能となっているので、高校生のうちからアルバイトをしてお金を貯めると良いですね。

学校や家庭の事情により、アルバイトが禁止されている場合もあるかと思います。
その中を無理にやれというわけではありませんが、それならば高校卒業後は、一度働いて専門学校に行くためのお金を貯めてから進学すれば良いと思います。

自分の夢を叶える以上、保護者のお金ばかり当てにするわけにはいきません。
学費がないならば、自分で稼ぐ以外にはないのです。

今ではトップレベルの声優として活躍している人たちも、ほとんどがアルバイトを経験しています。

また、人気アニメ『テニスの王子様』で主人公・越前リョーマ役を担当した皆川純子さんや、『魔法少女リリカルなのは』で主人公・高町なのは役を担当した田村ゆかりさんは、正社員として勤務する傍ら、養成所に通っていたという逸話があります。

声優に年齢制限はありません。
まとまった学費を自ら捻出し、そのお金で専門学校に通うことで得られるものもきっとあるはずです。

声優の専門学校についてのまとめ

声優に限らず、専門学校への進学はとにかくお金がかかることで知られています。
1年間通っただけで、相場で100万円から150万円もの学費が必要になるので、保護者の負担も大きいのが実情です。

そこで、少しでも学費の負担を減らすべく、専門学校の「特待生受験」と「返済不要の奨学金」についてご紹介させていただきました。
しかし、これは受けた人全員の学費が減るわけではないので、進学前から高校時代の成績を良くしたり、欠席を少なくするなどの努力も必要となってきます。

どうしても学費が免除にならなければ、最終的には自分で専門学校の学費を稼ぐことが一番です。
親がもしも「行きたいなら自分のお金で行くように」と言ってきたなら、「なぜ親は払ってくれないのか」と憤慨している場合ではありません。

自分の人生のために、自分の夢を叶えるために、誰かを頼らずに努力することも当たり前なのです。
むしろ、自分で学費を稼いだことが一つの達成感へとつながり、「諦めなければできる」という自信も芽生えてくるかもしれませんよ。

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