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アニメーターに必要な画力は?高レベルなポートフォリオを作るには?

更新日:2023-08-07

アニメーターに必要な画力は?高レベルなポートフォリオを作るには?

アニメーターの世界はとても厳しく、ただ単に絵を描くのが好きだと言うだけでなれる程甘くないため給料があまり良くない過酷な労働環境という話は有名でしょう。

アニメーターになるには基礎画力を向上させる必要がありますが、画力は一朝一夕で身につくものではありません

この記事ではアニメータに必要な画力や、上手なポートフォリオの作り方等を紹介していきます。

またアニメーションを学ぶのに最適な方法もご紹介しておりますので、ぜひご覧ください!

アニメーターとは?

アニメーターとは名前の通り、アニメの絵を描く人の事を指し業界を目指していない方でも一度は聞いた事のある程有名な職種です。

アニメーターは大きく分けると2種類に分けられ、一般的にアニメーターとしてイメージされる絵コンテやシナリオを見て背景や、登場人物、モノ等の動きの起点と終点を描くアニメーターを原画家と言います。

原画家が描いた動きを繋いでいく作業をするアニメーターを、動画家と言います。

アニメはパラパラ漫画の様に1枚1枚の絵が繋ぎ合わされて作られているので、ひたすら絵を描いていくのがアニメーターとしての仕事になります。

アニメーターとしてのステップ

一般的なサラリーマンが係長、部長、役員と出世していく様に、アニメーターにも出世のステップがあります。

アニメーターになりたての頃は動画家として働き、実力がついてきたら原画家として働けるようになるのです。

その後のステップは人それぞれですが、作画監督やキャラクターデザイナーなどにステップアップしていって業界で有名になっていくのが一般的となっています。

しかしベテランの方で画力が高い事で有名な方でも、動画が好きだからと動画家に戻ってくる事もあるので、一概に出世コースが決まっている訳ではありません。

アニメーターの給料

アニメーターの給料が高くないのは、業界だけでなく世間的にも有名な話です。

入社したてで動画家の頃は給料もとても安く生活も厳しくなるかもしれませんが、原画家にステップアップ出来れば給料も安定してきます。

給料の事を考えてアニメーターになった方には厳しいかも知れませんが、とにかくアニメの制作をしたい!と夢を追いかけている方なら、耐える事も出来るでしょう。

ステップアップする事さえ出来れば給料もかなり上がるのでそれまでどう頑張るかが、アニメーターとして成功できるかどうかの分岐点でしょう。

アニメーターは画力が重要?

ポートフォリオ

アニメーターとして食べていくには、画力は欠かせないスキルの1つです。

ここでは、そんなアニメーターにとって必要なスキルの、画力をどのように向上させればいいのかについて、いくつか紹介していきます。

イラストの専門学校に通う

「お金かけて専門学校に行くのは気が引ける…」という方ももちろん多いと思いますが、イラスト業界の大手としっかり連携を組んでいる専門学校に通えば、よりその夢がグッと近くなります!

独学で自分の感性を磨くことももちろん大事ですが、よりスキルを高めてアニメーターとして活躍するなら、イラストの専門学校に通ってみましょう。

写真や絵をひたすらに模写する

アニメーターとして仕事をこなしていれば、様々なキャラクターやシーンの絵を描かなければいけません。

どんなキャラクターやシーンでも描けるように、普段から絵や写真の模写を練習しておきましょう

模写を練習し始めた頃は無理に上手に描こうとせずに、描くことに慣れると言う事を念頭において模写をすると良いです。

段々慣れてきたら今度は、正確に描く事をイメージして描いていきます。

自分の苦手を練習する

プロとして絵を描いていく以上、苦手な物を苦手なまま放っておくわけにはいきません。

自信があったり好きな物を描く練習が終わった後は、苦手な物を描く練習をしていく事で、どんなものでもレベルの高い絵を描くことができるアニメーターになれます。

自分が苦手だと感じているものほど、伸びしろがあると考えて、模写やスケッチを徹底的に行っていきましょう。

中には模写しすぎて逆に得意になったと言う有名なアニメーターの方もいらっしゃいます。

動物やモンスターにも挑戦する

アニメは登場するキャラクターが人間だけでなく、動物やモンスター、宇宙人等も登場します。

普段見慣れている人間の動きとは違い、動物やモンスターなどの動きはイメージが難しい上におかしな動きをすれば簡単に分かるためごまかしがききません。

なので動物園で動画や写真を撮影してスケッチして練習したり、動物図鑑などを購入してきて動物の筋肉のつきかたや関節の位置などを勉強しましょう。

特に筋肉の着き方や動き方をマスターすると、リアリティが倍増します。

ポートフォリオの作り方は?

ポートフォリオ

アニメーターを目指している方なら聞いた事や作った事があるでしょうが、ポートフォリオとは言わば自分の作品をまとめた作品集の事を言います。

アニメーターだけでなく、絵を描く仕事をするなら求人応募の際にポートフォリオを提出するのが一般的です。

ポートフォリオには決まった形は無いので、自分の好きに作って良いのですが、基本となるパターンが存在するのでそちらは抑えておきましょう。

ポートフォリオの目安量

ポートフォリオが自作品の作品集だからと言って、自分で描いた絵を何でも詰め込んでいては採用担当の方が見るのに苦労してしまいます。

データならまだいいですが、紙に印刷して送る場合はそれなりの重さになってしまいます。

採用担当者が4~5分程度で見る事が出来る50枚~60枚程度をポートフォリオとする作品の目安量としておきましょう。

また提出する際には、自分が何にこだわったのかなども伝えられると評価が高くなりやすいです。

ポートフォリオの提出方法

ポートフォリオの提出はスケッチブックやクロッキー帳をそのままの状態で提出するのではなく、クリアポケットなどが付いたファイルを用意しましょう。

25枚か30枚のクリアファイルを購入すれば、ポケットの両面に作品を入れて丁度併せて50~60枚のポートフォリオが完成します。

ポケットの付いたクリアファイルに入れておくことで、ポートフォリオを作成した後に新たな作品が出来ても入れ替えが簡単になります。

また水分などが入りにくい構造の物を用意しておくと、もしもの時にも安心です!

ポートフォリオの内容

採用担当者があなたの実力を判断するポイントのほとんどが、ポートフォリオの中にある作品です。

なので、ポートフォリオに採用する作品は、老若男女幅広い人物像を描き分けた作品や喜怒哀楽などの表情のバリエーションをつけて、自分はこれだけ描き分けが出来ると言う事をアピールしましょう。

また、様々なポーズ、動き、動物などの絵も揃えて、かつ画力をアピールする作品をピックアップする事も忘れてはいけません。

このページからこのページは画力をアピール、ここからは自分の描ける幅をアピールと言う風に区切ると良いでしょう。

まとめ|アニメーターに必要な画力は?

この記事では、「アニメーターとは何か?」「アニメーターには画力が必要なのか?」「良いポートフォリオの作り方」などを紹介してきました。

監督や作画監督としても有名になれる人は一握りで、ましてやアニメーターとして有名になれる方は本当に少ないです。

だからこそ若い頃のスキルの積み上げやポートフォリオの完成度は非常に重要で、少しでも手を抜くべきではありません。

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