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映像クリエイターの仕事内容や就職先は?年収や今後の将来性も調査

更新日:2022-11-19

映像クリエイターの仕事内容や就職先は?年収や今後の将来性も調査

Youtuberが職業として認知され、動画配信サービスも盛んになっている現在、視聴者の目も肥えてきていることから映像クリエイターの需要が増加しています。

一概に映像クリエイターと言ってもその働き方や就職先はバラバラで、それに合わせて年収にもバラつきがあるようです。

この記事ではそんな映像クリエイターについて、仕事内容や将来性、就職先やフリーランスで働くのか、などを年収と共にご紹介していきます。

興味のある方は是非最後までご覧ください。


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映像クリエイターの就職先とは?

それでは最初に、現在の映像クリエイターにどんな就職先があるのかをご紹介していきます。

映像クリエイターには様々な働き方と、就職先があるようです。

テレビ局、動画配信サービス会社に勤める

テレビ局で番組を作成している方々も映像クリエイターに分類されます。

彼らの場合、プロデューサー、ディレクター、アシスタントディレクター、カメラマン、照明、音効、映像編集に分かれて仕事をしています。

どんな番組を作るのかという企画、発案を仕事にしたいのであれば、アシスタントディレクターとして就職し、プロデューサーやディレクターを目指すのが王道です。

技術を身に着け、仕事がしたいと考えているのであれば、映像編集やカメラマンとして就職し経験を積んでいきましょう。

動画配信サービス会社も最近ではテレビ局と同じように、オリジナルの企画を行ったりしているため、そちらでも似た仕事ができると考えられます。

「一つの映像作品を撮影から編集まで総合的に見て行きたい」という方におすすめの職場になっています。

CM制作会社に勤める

テレビ局に非常に似た働き方をするのがCM制作会社です。

CM制作会社でもテレビ局と似たように一つの映像作品を撮影から編集まで手がけています。

違いとしては、テレビ局では生放送があったり24時間企画のような撮影に非常に時間がかかる仕事があるのに対し、CM制作会社ではアニメーションを多用した仕事を行うことがあります

また、最近はCM以外にもその技術を生かして商品の紹介映像やアーティストのMVなどを制作している会社も増えています。

ですので、企画物が好きな方はテレビ局に、編集やアニメーションなどの技術が好きな方はCM制作会社に務めるのが良いかもしれません。

映画製作会社、アニメ制作会社に勤める

映像制作系の会社は他にも映画製作やアニメ制作系の会社があります。

これらの会社もテレビ局やCM制作会社と同様に、撮影から編集まで行って作品を作るわけですが違いもあります。

それはCG技術を多用するという点です。

テレビ局でもCM制作でもCG技術を用いることはありますが、映画製作やアニメ制作の場合求められる長さや技術が違います。

なぜならCMと違い、映画やアニメはグラフィックや作画と言われる「映像の綺麗さ」が作品の面白さ、評価に直結してくるからです。

ストーリーは良いのに、CGが汚くて残念などと言われないように、これらの会社には高いCG技術が求められています。

ですので、CGの技術を持っていたり、学ぶつもりのある方はCM制作会社より楽しく仕事ができるかもしれません。

映像作品だけじゃない!ゲーム業界にも求められている

上記でCG技術の話が出ましたが、これは映画製作やアニメ制作のみではなく、ゲーム開発会社でも求められています。

昨今のゲームでは、RPGでもバトルロワイヤルでも綺麗なグラフィックが求められており、特にコロナウイルスの影響でインドア趣味が流行っている今、需要が増加しています。

最近ではYoutuber事務所も大きくなっている

動画コンテンツとしてここ10年でビックマーケットになったのが、Youtubeを初めとするネット上の動画や配信サービスです。

特にYoutubeには様々な系統のクリエイターが活動しており、さらに個人で活動している方も多いため、編集技術の需要がまだまだあります。

Youtuber事務所では、契約しているYoutuberの人気を上げるため、編集や企画面でサポートをする事務所が多く、映像クリエイターの需要があります。

さらに、ここ数年で勢いを増しているのがVtuberです。日本でも企業単位から個人でのVtuber化など急成長している市場です。

このVtuberは全てをCGで行っており、普段のキャラデザインもそうですし、イベントや季節に合わせて映像の更新が不可欠となっています。

日本では元々アニメなどの2次元に抵抗が無い傾向が強いため、これから伸びる業界であり、それに伴いCG作成ができる人の需要が増加していくでしょう。

現在ではフリーランスの需要も大きい

映像クリエイターの働き方でよく話題になるのがフリーランスです。

ここ数年は、個人でYoutubeチャンネルを運営している方などが毎日更新するために編集だけ外部の方に委託するケースも多く、フリーランス動画編集者にも需要があります。

また、CM制作会社からの依頼や結婚式のムービー撮影&編集、MVの制作など単発系の仕事は人を雇うよりフリーランスの方が融通も効くため、仕事があるようです。

仕事内容は「制作系」と「技術系」に分けられる?

上記で映像クリエイターの就職先をご紹介しましたが、仕事を行う中でプロデューサーや音効など映像クリエイターの中でも様々な職種に分類されていることが分かりました。

これらの職種は一般に「制作系」と「技術系」と呼ばれています。

それぞれの職種について簡単にご紹介していきます。

映像クリエイター「制作系」の仕事内容とは?

制作系とは主に、番組や作品を作り上げるプロデューサーやディレクターを指します。

上記のテレビ局の記述で少し解説しましたが、彼らは人を引き付ける企画を提案し番組の枠組みを作る仕事をしています。

また、映画製作などでは映画監督とプロデューサーの違いが分からない人もいるかもしれませんが、プロデューサーが企画を練り映画監督を探し、現場を実際に指揮するのが映画監督です。

そしてYoutube事務所などに勤めた場合は、Youtuberのそれぞれにマネージャーが就くことがありますが、彼らも企画を共に発案する立場なので半分は制作系の仕事だと言えるでしょう。

映像クリエイター「技術系」の仕事内容とは?

技術系の仕事内容はその名の通り映像制作にあたってそれぞれの技術を担当する仕事のことです。

動画編集者、音効、カメラマン、CGクリエイターなど全て技術系に当てはまります。

彼らは求められたクオリティの技術を提供する必要があり、高い技術を持っていれば大きなテレビ局でもフリーランスでも仕事が舞い込んでくるようです。

映像クリエイターの年収は?

ここからは映像クリエイター年収について解説していきます。

どこに勤めるのが良いか、どの職種に就くのが良いかなど皆さんのやりたい仕事と秤にかけて参考にしてみて下さい。

職種による年収の違い

上記で、技術系や制作系といった職種に分かれていると解説しました。ここではまず、その職種別の年収を見て行きましょう。

映像クリエイターの中で最も年収が高いとされているのは、テレビ局に勤めるプロデューサーです。

彼らは地方テレビ局でも年収が30代で1,000万を超えるとされており、キー局では1,500万~2,000万円になると言われています。

その次にディレクター、アシスタントディレクターが続き、平均年収は大体500万円前後技術系は450万円前後とされています。

とはいえ、技術系は持っているスキルや経験値によっては年収が大きく変わることがあり、特にカメラマンや動画編集者はその傾向が強くなっています。

全体的に総括すると、基本的には制作系の仕事の方が年収が高く、技術系は持っている技術によって年収アップを図ることができるということになっています。

勤め先による年収の違い

次に勤め先別の年収を解説していきます。

映像クリエイターで最も年収が高いのは、やはりテレビ局でした。

CM制作会社にも映画製作会社にも制作系、技術系の同じ職業の方がいますが、テレビ局の方が全体的に1.5倍ほどの給料を得ているようです。

また、ゲーム制作会社のCGクリエイターの平均年収は約450万円となっており、テレビ局の技術系の方と大差がない金額を得ています。

そしてYoutuber事務所は大手であるUUUMの情報を元にすると、年収は400万円~700万円に集中しており、創業から10年も経っていない会社ですが、高水準だと言えます。

フリーランスの場合やスキルはもちろん、制作スピードによって年収を大きく動かす事ができるでしょう。

映像クリエイターに将来性はある?

future

映像クリエイターの将来性はしばらくの間非常に高いと言えるでしょう。

ここからは、その理由と注意点について解説していきます。

映像市場が伸び続けている

スマートフォンやインターネットの普及により、「人が映像を見る時間」は増え続けています

今は、何でも映像で届けられる時代になりつつあるわけです。

その市場の成長度合いと、ある程度の技術を持った映像クリエイターの数を考えると、後数年は仕事が無くなることは無いでしょう。

そういった背景から映像クリエイターの将来性は高いと言えます。

もっている技術レベルが低いと振り落とされる可能性も

将来性が高い映像クリエイター市場ですが、持っている技術が低いと仕事が無くなる可能性は十分にあります

例えばYoutubeの動画編集などで、OP、EDの差し込み、テロップ入れなどは数年で自動化されることになるでしょう。

そうなった時1動画あたりの労力は減っていきますから動画編集者を沢山雇う必要は無くなり仕事の単価も落ちると予想できます。

さらにAIや簡単な編集ができる無料ソフトなどに仕事を奪われるという意見も出ているため、CGクリエイターなどの高い技術が必要な仕事を選ぶと安心できますね。

テレビ業界に変化も?

上記で制作系と技術系に仕事が分かれると解説してきましたが、最近ではその線引きがあやふやになりつつあるようです。

これは、番組を制作するにあたって、両方を理解しているスタッフが多い方が連携も取りやすく、それはそのまま番組の質につながると考えられているからです。

テレビ業界を志望している方は、制作系と技術系のどちらを志望するとしても基礎的な部分は両方理解する必要がありそうですね。

映像クリエイター:まとめ

映像クリエイターと一言で言っても、テレビの企画、CM、映画、ゲーム、Youtubeと様々な分野があり、自分がどんな仕事をしたいかというはっきりとした意思を持つことが大切です。

そして、年収で選ぶのであればテレビ局がおすすめですし、技術系で職に就くのであれば、すぐに埋もれてしまわない技術を選びましょう。

それらを満たすことができれば、映像クリエイターの未来は明るいと言えます。

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