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ゲームクリエイターの仕事内容や必要資格・給料(年収)を大公開!

更新日:2023-10-04

ゲームクリエイターの仕事内容や必要資格・給料(年収)を大公開!

ゲームクリエイターと言う言葉は、ゲーム制作に携わる職種全般の事を指す言葉ですが、主に企画職の人間の事を指します。

企画職とは、ゲームプランナー、ディレクター、プロデューサーなどの、どんなゲームを作っていくかを決めていく職業の事を指します。

この記事では、そんなゲームクリエイターの仕事内容や必要な資格、給料(年収)等を紹介していきたいと思います。

ゲームクリエイターとは?

会議

ゲームクリエイターと言う職業は、主にゲームプランナー、ゲームディレクター、ゲームプロデューサーの事を指します。

会社によってはこの3つの職業を全て混同している会社もあり、人員管理、現場の監督、ゲームの企画を全て1人がこなす会社もあったりします。

ゲーム制作は、これらの職業の他、デザイナー、プログラマー、シナリオライターやサウンドクリエイター等の様々な専門的な知識を持った人間が、1つのゲームの完成を目指していきます

ゲームクリエイターの仕事内容

ゲームクリエイターの主な仕事内容は、ゲームを制作する他の職業の方々が気持ちよく働けるように環境を整え、より良い作品を制作する手助けをする事が主な仕事内容です。

プランナーが考えたゲームの内容が面白いと感じなければ、制作陣全体の士気が下がりますし、ゲームプロデューサーが人員やスケジュールの調整を間違えれば、1人当たりにかかる負担は大きくなり、ゲームが完成しない危険性まであります

ゲームクリエイターの仕事内容次第ではゲームが完成しなかったり、ゲームのクオリティが損なわれる為、責任重大なポジションと言えますが、その分給料(年収)はやや高めです。

ゲームクリエイターのやりがい

ゲームクリエイターがやりがいを感じる瞬間は、関わったゲームが無事に完成し、世に出て評価された瞬間でしょう。

テレビのCMや、町の広告、行きかう人が自分の関わったゲームをプレイしていたら、達成感ははかり知れず、思わず笑みが漏れてしまう事でしょう。

実績を積んでいけば、さらに大きな作品に関わる機会も増え、達成感もプロジェクトの大きさに比例する様に大きくなっていく事でしょう。

ゲームクリエイターの厳しさ

ゲームクリエイターは、好きな事を仕事にしていると思われがちで、あまり表沙汰にはなりませんが、過酷な労働環境はゲームクリエイターならではの厳しさです。

バグや仕様変更によりゲーム制作の進行が遅れてしまい、納期に間に合うか間に合わないかの瀬戸際では、ほぼ全職種が徹夜で作業を行い、ゲームのマスターアップを目指します。

マスターアップ前の半年間程は、休日もなく夜遅くまで残業し翌日も出社しなければいけません。

ゲームクリエイターになるには?

ゲームクリエイターになる為の方法は大きく分けて、独学で学ぶか学校で学ぶか現場で学ぶかの三つに分けられます。

企画職は現場ありきの職業なので、企画職を目指している場合は学校か、できれば現場で学ぶことをおすすめします。

逆に独学で学びやすいのはデザイナー職で、絵を描くための技術なら、教本などで独学でも学ぶ事が出来ます。

プログラマーは独学でも学校でも学ぶ事が出来るでしょう が、いきなり現場で働くとなると実力が足りず難しいでしょう。

ゲームクリエイターに必要な資格

ゲームクリエイターになる為に必要な資格は特にありません。

技術が何よりも物を言うゲームクリエイターにとって、資格よりも作品・実績の方が遥かに個人の能力の指標になるのです。

学生の就職活動においても、資格ではなく自分の作品をアピールして就職する人間は非常に多く、現在はそちらが主流となっているので、資格を持っているからと言って給料(年収)が上がる事はありません。

自分の作品を持たない人間は、資格を持っていてもクリエイターとして失格、と言う思想を持っている企業も少なくありません。

ゲームクリエイターの求人

ゲーム制作はチームで行われるのが基本で、それぞれが専門分野を担当する分業が基本となっています。

求人募集に関してはプログラマーやデザイナー等、はじめから職種別に分けて求人を募集する場合と、総合職として採用してから能力や適性に応じて職種を振り分ける場合などもあります。

企画職脂肪の場合でも、いきなり企画職には携わらず、プログラマーとしての経験を積んでいき、徐々に企画職の仕事もこなしていくような場合もあります。

プログラマーの苦労を理解している企画職はとても貴重な存在となります。

ゲームクリエイターの学校

ゲームクリエイターには、基本的に専門学校卒以上の学歴が求められるケースがほとんどです。

プログラマーやデザイナーなどの専門職は、ゲーム開発の専門学校などで、技術と知識、資格を身につけてからゲーム会社に就職するパターンが一般的になっています。

一方で企画職の場合は、大卒以上の学歴を持っている方がやや有利になっていますが、最近では大手の企業も学歴、資格を問わずなんて事も珍しくはありません。


現場のゲームクリエイター

現場

ゲームクリエイターは好きな事を仕事にした人間の代表例として、よくあげられますが現実は華々しいものではありません。

仕事内容は年々過酷になっており、業界の人手不足が叫ばれています。

また、残業時間をなかったことにすると言う、労働基準法を無視する企業も存在しているので、どれだけ働いても残業代がもらえず、給料(年収)が上がらないなんて事もあります。

ゲームクリエイターの勤務時間

ゲームクリエイターの仕事は忙しい時期とそうでない時期との差が激しいため、裁量労働制やフレックスタイム制をとっている会社が多いです。

これらの働き方は日本では珍しいですが、海外では一般的な働き方で、会社が定めている時間帯に出社していれば、出社時間退社時間を自分で決める事が出来る制度です。

自分に割り振られている仕事の量で、働き方を調整する事が出来ますが、忙しい時期は休日出勤や深夜までの残業は当たり前になります。

ゲームクリエイターの給料(年収)

ゲームクリエイターは、大手の会社になればなるほど給料(年収)が上がっていく傾向にあります。

平均の給料(年収)は、300万~600万円が相場ですが、ゲームクリエイターの世界は実力社会ですので、実力次第では給料(年収)が1000万円を超える事もあります。

ゲーム会社を選ぶ際に注意しておかなければならないのが、残業代が支給されているのか?有給は取れているのか?を事前に調べておかないと、いざ入社後に苦労する事になります。

ゲームクリエイターの転職状況

ゲームクリエイターは良くも悪くも実力主義なので、今までの実績次第ではさらに大手のゲーム会社に転職する事が可能です。

実際ゲーム業界・IT業界は、中小企業から大手への転職、大手から大手への転職を繰り返し、給料(年収)をアップさせている方が多く見られます。

また、未経験からゲームクリエイターに転職する場合は、専門職は専門的な知識が求められる分ハードルが高いですが、企画職はゲームに対する情熱とセンス次第なので、転職できる可能性は十分に考えられます。

ゲームクリエイターの将来性

スマートフォンアプリのおかげで一時盛り上がりを見せたゲーム業界ですが、現在は右肩下がりの傾向があります。

しかし、新しいデバイスやVR・AR領域の普及により、今後もスマートフォンアプリが登場した当時のように右肩上がりになる可能性は大いにあり得ます

何よりも、ゲームクリエイターとして培った知識、技術、資格、過酷な仕事内容をこなしてきたと言う自信は、どんな現場でも応用が可能です。

ゲームクリエイターの仕事内容は?必要な資格や給料(年収)まとめ

この記事ではゲームクリエイターの仕事内容や、必要な資格、給料(年収)について紹介してきました。

ゲームクリエイターの仕事内容は、大変ながらもやりがいを感じる仕事ですが、給料(年収)にばかり囚われて会社を選ぶと、1人あたりに割り振られる仕事内容が徹夜前提だったり、残業代が支払われなかったりするので注意が必要です。

過酷な仕事内容だと分かったうえで、それでも本気でゲームクリエイターを目指したいのなら、まずは資格の勉強から始めてみてはいかがでしょうか?