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公務員のメリット・デメリット総まとめ!民間との違いや向いている人・おすすめしない人の特徴を解説

更新日:2024-02-16

公務員のメリット・デメリット総まとめ!民間との違いや向いている人・おすすめしない人の特徴を解説

「公務員で安定して働きたい!」「公務員で働くメリットは大きい」と思っていても、実際にどんなメリットやデメリットがあるのか理解している方は少ないのではないでしょうか?

公務員はなんとなく安定した職業というイメージがありますが事実なのか、また公務員になることに対してのデメリットも存在するのかについては、知っておくべきでしょう。

この記事では、公務員として働きたいと考える人に向けて、公務員のメリットやデメリットや地方公務員の特徴を紹介していきます。

公務員になりたいと考えている人は、是非この記事を参考にしてみてください。


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公務員にはどんな種類があるのか

公務員はといっても実は多くの種類があり、それぞれで行う仕事内容が異なります。
まずは前提として公務員にはどのような種類があるのかご紹介します!

公務員は大きく分けて「国家公務員」「地方公務員」の2つに分けられます。

そこからさらに、これらの中にも複数の職種に分かれています。

国家公務員の種類

国家公務員は大きく分けて「総合職」「一般職」「専門職」の3つで構成されています。

どの職も国家機関や行政機関で働く重要な仕事を担っています。

職種 主な勤務先 主な仕事内容
総合職 中央省庁 「政策の企画立案等の高度の知識、技術または経験等を必要とする業務に従事する職員」
政策立案や法案作成、予算編成などに携わるエリート部隊
一般職 中央省庁/地方機関 「主として事務処理等の定型的な業務に従事する職員」
各省庁の出先機関で主に事務処理などの業務を担当する精鋭部隊
専門職 各専門機関 「国税専門官」や「財務専門官」など、特定の分野で活躍する専門の職業

国家公務員にはこれらの主な職種の他に、「裁判所一般職」や「衆議院・参議院事務局職員」などがあります。

地方公務員の種類

地方公務員も国家公務員と同じく主に3つに区分でき、「行政職」「技術職」「公安職」があります。

地方公務員は、主に地方の機関で働く公務員の人を指します。

職種 主な職業 主な仕事内容
行政職 各都道府県の県庁職員
市区町村の議員
「地方公務員の職種のうち、行政職俸給表・行政職給料表の適用を受ける職員」
住民のための行政サービスや企画立案、予算案の編成など地域に密着した仕事を行う
技術職 土木職
建築士
機械職
「各分野の技術的観点から行政の政策立案や運営を支える職員」
土木や建築といった特定の分野で活躍する専門の仕事を行い、技術面で地域を支える
公安職 警察官
消防士 等
「主として治安をつかさどる、または治安維持に従事する職員」
地域の平和と安全を維持するための仕事を行う

また、その他に公立学校の教師なども地方公務員に当てはまり、「一般職」や「特別職」に該当されます。

公務員になる4つのメリット

様々な公務員の種類を解説しましたが、全ての公務員に共通するメリットは主に以下の4つです。

公務員になる4つのメリット

公務員のメリット①:雇用と収入が安定する

公務員は、民間企業とは違い雇用や収入が安定しています。

公務員の収入が安定していることは皆さん既にご存じかもしれませんが、雇用も安定しているのが特徴的です。

一般企業では解雇やリストラといった言葉をよく耳にしますが、公務員には問題行為を起こさない限り免職されることはありません。

収入に関しては、年功序列制度が適応されているため一定収入が保証されています。

近年、終身雇用制度や年功序列制度が無くなりつつある世の中で、公務員はリスクを考えず安心して仕事できる数少ない職業です。

安定面に関して公務員は群を抜いていると言えます。

公務員のメリット②:福利厚生が充実している

公務員のメリットとして手厚い福利厚生も挙げられます。

公務員は「自治体」「共済組合」「職員互助会」といった様々な機関からそれぞれ福利厚生が提供され、生活のサポートを行ってくれるため、収益だけでなく充実した生活を送るためのサポートがなされています。

また、給与は基本給だけでなく多くの手当てが支給されるため、一般企業よりも収入自体が多いのも公務員のメリットといえるでしょう。

自治体からの提供
休暇や手当といった福利厚生を提供してくれます。
私生活を充実させるために必要な手当てが豊富です。
共済組合からの提供
休業補償や年金給付の福利厚生を提供してくれます。
一言で言えば、社会保険にあたる部分です。
職員互助会からの提供
代行サービスや給付金などの福利厚生を提供してくれます。
こちらは運営費として月々の給料から天引きされてしまいますが、その分手厚いサービスを受けることが可能です。

公務員の生活はこれらの福利厚生によって保障されています。

福利厚生で支給される額は条件によって異なりますが、通勤手当では上限15万円まで、家賃補助は最大で2.8万円支給されるなどかなり充実しています。

公務員のメリット③:国や地域の社会貢献になる

公務員の仕事は一般企業とは違い、営利目的ではなく、国民の暮らしを豊かにするための仕事をします。

そのため、仕事をしていて社会に貢献していると実感を得やすいです。

自分と関わりのある地域を良くしたい、住みやすい街にしたいと考えている方には特におすすめの職業です。

また、公務員は国民の生活のあらゆる場面で活躍をしてくれる職業なので、人の役に立ちたいと考えている方も目指すべき職業と言えます。

公務員のメリット④:働きやすい環境が整っている

福利厚生が充実していることに加え、働く環境も充実しています。

部署によってはフレックスタイム制を導入しているため、仕事時間に余裕を持てるでしょう。

有給休暇もしっかりと消費する権利があるため、遠慮せず使える点も嬉しいものです。

手厚い福利厚生と組み合わせれば、ワークライフバランスの実現ができることでしょう。

公務員になる4つのデメリット

公務員には私生活のサポートをしてくれる多くのメリットがあると紹介しました。

一方で、以下のようなデメリットもあります。

公務員になる4つのデメリット

公務員のデメリット①:副業は禁止されている

公務員のデメリットとして副業の禁止が挙げられます。

一般企業では副業ができるところが多く、世の中の働き方改革により仕事も変わってきています。

そのため、公務員は「副業をして収入を得たい人」「色々チャレンジしたい人」にはオススメできないでしょう。

とは言え、副業をせずとも安定した生活ができるだけの収入があると言っても過言ではありません。

公務員のデメリット②:異動が頻繁にある

公務員には部署間の異動や勤務先の異動が少なくありません。

「一つの仕事をしていたい人」「常に自宅から通いたい人」は公務員の種類を絞る必要があるでしょう。

例えば、地方公務員などの自治体内で行う仕事の場合、他県に転勤することは滅多に無いため候補に挙がります。

しかし、異動が多いということは、飽きずに仕事ができ、様々な経験も積めるというメリットにもなり得ます。

公務員のデメリット③:仕事によっては残業が多い場合もある

「基本的に定時で終われるんでしょ?」というイメージを持つ人もいらっしゃいますが、残念ながら必ずしも残業が無い訳ではありません。

仕事にノルマは無いものの、社会情勢に影響されるため、その時によって仕事量は変わってきます。

そのため、仕事や部署によっては残業が多いこともあります。

公務員の種類によってこれらの仕事環境は異なるため、自分のなりたい公務員がどれくらい残業するのか確認しておくと良いでしょう。

公務員のデメリット④:やりがいを感じにくい

安定した収入が得られるというメリットのおかげで仕事が評価されず、やりがいを感じられないという人もいるでしょう。

公務員は国民の生活を豊かにする仕事のため、感謝されることもありますが、直接感謝されることは多くはありません。

国民の意見を聞く窓口でもあるため、どうしても不満を受けることが多くなってしまい、自信喪失に繋がってしまったりストレスになってしまうケースも少なくないようです。

しかし、公務員が居ないと社会は成り立ちません。

このことを念頭に置いて仕事をすれば、感謝されずともやりがいを持てるでしょう。

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地方公務員行政職ならではのメリットとデメリット

ここまで、公務員全体で考えられるメリットとデメリットについて紹介してきましたが、数多くの職業で構築される公務員には、職種毎にそれぞれメリットとデメリットもあります。

たとえば、地方公務員行政職は他の公務員と違い「事務作業が中心」という特徴があります。

地方公務員行政職は、行政文書の作成をしたり窓口で住民の相談を聞いたりすることで、住民の生活をサポートするお仕事なのですが、その特徴柄他の職種とは違ったメリット・デメリットも存在するようです。

ここでは地方公務員行政職ならではのメリットとデメリットを紹介します。

地方公務員行政職のメリット

地方公務員行政職には、他の公務員とは違い仕事のしやすさが大きなメリットとなっています。

一般的に幅広く想像される公務員はこちらの職種でしょう。

どんな公務員になるか悩んでいる人は地方公務員行政職のメリットを知って検討してみてはいかがでしょうか。

数字に追われない仕事

地方公務員の行政職は国民の意見を聞く窓口です。
国民の生活を支える仕事をするため、営業職と違って営利を求められません。

大きく仕事が変わることやノルマも無いため、着実に仕事をこなしたい人に向いています。

社会的な信頼が得られやすい

公務員は社会的な信頼が得やすいというのも大きなメリットです。

公務員は会社がつぶれる心配が無く、金銭面での安定性もあります。

そのため、クレジットカードやローンを組む際の社会的信用が得られ、スムーズに手続きできることが多いです。

定年まで働くことができる

犯罪などの問題行為が特に無ければ定年まで働くことができるのも大きな魅力です。

公務員には終身雇用制度が導入されているためリストラの心配はまずありません。

安定して定年まで働けることに加え、退職金やボーナスもしっかりと付きます。

地方公務員行政職のデメリット

メリットだけでなく、地方公務員行政職ならではのデメリットもあります。

地方公務員行政職になったらどのようなデメリットが考えられるのかは事前に知っておくべきでしょう。
目指す際の判断の材料にしてみてください。

転職では不利になる

実は、地方公務員行政職に勤めていた場合、その後の転職で不利になってしまう可能性があると言われています。

転職の際は「どんなスキルを持っているか?」が判断の材料にされやすいですが、地方公務員では専門的なスキルや知識を身に着けることができないため、不利になりがちです。

一定の仕事をこなすからこそ起こるデメリットですね。

将来的に他の仕事をしてみたくなるかもしれない、まずは地方公務員から社会人を始めたいと考えている方は避けるべき職かもしれません。

とはいえ、地方公務員の定年まで働けるメリットがあるため、転職をしない人にはデメリットに感じることはないでしょう。

クレーム対応が多い

地方公務員の行政職、特にお客様の対応が多い部署の場合はクレーム対応が多いこともデメリットとしてあげられます。

様々なクレームの窓口になり得るため、時には理不尽なクレーム対応を延々とすることも…

しかし、ほとんどの業界がクレーム対応無しではやっていけないため、クレーム対応は付き物だと思っていたのが気が楽になるかもしれません。

クレーム対応はこなしている内に上手なかわし方やストレスの解消方法が身に付くはずですので、経験を詰む事が一番の解決策です。

公務員に向いている人の特徴

仕事が安定している・給料が高いと言われる公務員ですが、メリットデメリットもありますし、職種によっても異なります。

最後にこれまでのメリットとデメリットを踏まえ、公務員に向いている人の特徴を紹介します。

どれか当てはまる項目がある人は公務員を目指してみるのも良いでしょう。

安定した生活を送りたい人


・収入が安定していて、仕事のリスクも少ない
・雇用が安定していて定年まで働くことができる

これらのメリットで収入や雇用に対しての安心、福利厚生がしっかりとしていることから、安定した生活が送れます。

ローンを組む際にも将来の見通しができるため、ストレスのない生活を送ることができるでしょう。

家庭やプライベートを大切にしたい人


・残業の少ない部署やフレックスタイム制を導入している部署もある
・休暇がしっかり取れ、有休も消費できる

プライベートの配慮も取れているため、ワークライフバランスの実現ができます。

家族との時間や趣味の時間に、仕事のことを考えず楽しめるのも良いですね。

国民のために働いて社会貢献をしたい人


・社会を明るく豊かにするための仕事をしている
・国民の生活の基盤となり支える仕事である

公務員の仕事を総括すると、世の中のために働く仕事です。

社会のために働きたいと考えている人は、公務員との相性がピッタリだと言えます。

また身近な人を守りたい、地域を良くしたいと考える方にもいいかもしれませんね。

公務員のメリットとデメリットまとめ

この記事では、公務員の4つのメリットとデメリット、公務員に向いている人の特徴を紹介しました。

副業の禁止や転職に不利といったデメリットもありますが、手厚い福利厚生や働きやすい環境、定年まで勤務できるといったメリットで補うこともできます。

そのため、収入面や雇用面だけでなくワークライフバランスの実現もできる職業です。

メリットやデメリットについて知り興味が出た人は、公務員を目指してみてはいかがでしょうか。

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