美容やメイクに関する資格や職業はたくさんありますが、今回は心理カウンセリングの手法を取り入れた”メイクセラピー検定”についてご紹介します。
メイクセラピー検定は化粧療法の一環として位置づけられており、外見の美しさだけではなく心理的援助(メンタルサポート)も行うことが目的です。
メイクセラピー検定の資格の難易度はどのくらいでしょうか?この資格により、仕事や就職につながるのかも見ていきましょう!
メイクセラピー検定とは?

皆さんはメイクをすることが好きでしょうか?次々と新作のコスメが販売され、人気のカラーともなればすぐさま完売になってしまうほどです。
メイクをするといつもとは違う自分に変身できたり、心がウキウキしてきますよね。
自分が綺麗になるだけではなく、他人にもメイクを施して綺麗にしてあげる仕事に興味があるという人も多いと思います。
そんな皆さんにオススメの資格があります!ぜひ、”メイクセラピー検定”を受けてみませんか?
見た目を綺麗にするだけではない
メイクセラピー検定とは、『一般社団法人メイクセラピストジャパン』が認定している民間資格です。
メイクセラピーとは、単純に外見のメイクだけを行うものではなく、心理カウンセリングの手法を取り入れたメイクアップ技法です。
「化粧療法」の一環という位置付けであり、心理カウンセリングによって心理的援助(メンタルサポート)をすることが目的となっています。
メイクによって外見の印象が変わると、心もパッと明るくなります。
それまでどんよりとしていてネガティブな気持ちがあった心も、晴れやかになっていくことでしょう。
メイクセラピー検定の資格を取得することにより、そのようなお手伝いができるのです。
資格の難易度は?
メイクセラピー検定は、「3級」・「2級」・「1級」・「特級」に分かれています。
「3級」はメイクセラピー初級者、「2級」は関連業界・セカンドライセンス向け、「1級」はプロメイクセラピスト向け 、「特級」は1級に合格していて3年以上のメイクに関わる実務経験がある人向けとなっています。
3級と2級には受験資格がなく、誰でも受験することができます。
それでは、資格の難易度について見ていきましょう。
3級と2級は比較的「易しい」
メイクセラピー検定の3級と2級は、難易度としては比較的「易しい」分類です。
とくに3級は在宅での受験となるため、資格取得に向けてしっかりと勉強すれば問題ない範囲だと言えるでしょう。
3級の合格率はおよそ80%、2級の合格率はおよそ60%ほどとなっています。
1級と特級は難易度が高い
メイクセラピー検定の1級と特級レベルになると、難易度としても「高い」分類になってきます。
1級の合格率はおよそ20から30%、特級の合格率はおよそ10から20%程度です。
3級や2級の試験と比べると、一気に難易度が跳ね上がっていることが分かりますね。
とくに特級は一定の年数の実務経験も求められるため、資格を取得できた場合はかなりの実力者だと言えるでしょう。
仕事にはどのように活かせる?

メイクセラピー検定は、資格を取得することで仕事や就職にも活かすことができます。
様々な活躍の場の一例は、次のとおりです。
美容業界で働く
これはメイクに携わっている人ならば、一番多い就職先といっても過言ではないでしょう。
メイクセラピーは、実際に大手化粧品メーカーで美容部員教育に採用されています。
美容の世界に興味のある人は、自分も綺麗になりながら、誰かも綺麗になるお手伝いがしたいと考えている人が多いです。
メイクセラピー検定の資格を取得することで、美容部員以外でも美容師・ヘアメイクスタイリスト・エステティシャンとして仕事をする方にもプラスとなります。
医療や福祉の業界
医療現場や福祉の業界でも、メイクセラピーが大いに役立ちます。
患者さんや入所者さんとのコミュニケーションのツールとなったり、心のケアが求められる場でもあるので広く効果も発揮できるでしょう。
また、介護ケアとしてもセラピーは取り入れられていますが、元気なシニアの皆さんにはメイクセラピーを「学び」として提供しているところもあり、好評となっています。
専門学校でも取り入れられる
美容系の専門学校でも、メイクセラピーの学習は取り入れられています。
メイクに関する技術を覚えるだけではなく、化粧品や美容業界が求めるカウンセリング技術を習得することで、自身にとっても強みとなっていきます。
就職においてもアピールとなり、社会人として働きはじめてからも役立つ場面は多いです。
ちなみに、心理カウンセリングについても学ぶことにより、学生自身のメンタルケアにも有効となります。
就職活動でも役立つ
さらにメイクセラピーは、TPOをわきまえたメイクをしっかりと学ぶことができるので、就職活動でも役立ちます。
自分の印象がどのようなものなのかを客観的に捉えてコントロールする「印象管理」や、他者との関係を円滑にするための「コミュニケーション法」をもとに、自分の持っている良さが活かせるメイクが身につきます。
とくに面接試験の際は、どのようなメイクで赴くかによって、印象がだいぶ変わってきます。
自分の好みのメイクで迫っていくのではなく、その場に合わせたメイクを学生のうちから身につけておくことは大切ですね。
メイクセラピー検定の資格についてのまとめ
メイクセラピー検定とは、『一般社団法人メイクセラピストジャパン』が認定している民間資格です。
メイクセラピーとは、見た目のメイク技術を学ぶだけではなく、心理カウンセリングの手法を取り入れたメイクアップ技法のことで、業界でも注目を浴びている資格です。
受験資格のない3級と2級は難易度も比較的易しいとされていますが、2級の試験に合格しないと受験できない1級や、その上の特級と呼ばれるレベルは合格率も低く、難易度も高めです。
実務経験も一定の年数が必要となっているため、自身のスキルアップのためには役立つ資格だと言えます。
さらに、メイクセラピー検定に合格していることで、仕事や就職においても役立つ部分がたくさんあります。
とくに美容業界で働く場合は、活躍の場が広がるでしょう。
実際に大手化粧品メーカーでは、美容部員の教育に採用されています。
また、福祉や医療の現場においてもメイクセラピーは有効であり、元気なシニアの方はメイクセラピーを自ら学ぶこともあります。
メイクに興味がある方は、ぜひ受験をしてみてはいかがでしょうか。
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