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パーソナルデザインアドバイザーになる方法&資格取得後の仕事まとめ

更新日:2019-04-15

パーソナルデザインアドバイザーになる方法&資格取得後の仕事まとめ

パーソナルデザインアドバイザーとは、お客様にに似合う色、お客様の骨格や顔タイプを分析して第三者の立場からコーディネイトを提案する仕事です。
イメージコンサルタントといった職種に含まれますが、パーソナルデザイナーは特に顔立ち・体つき・雰囲気を分析し似合うファッションをアドバイスします。

その知識はおしゃれのためだけではなくイメージ戦略など様々な場面で活躍します。
この記事ではパーソナルデザインアドバイザーになるための資格、仕事、収入などについてまとめました。

パーソナルデザインアドバイザーの仕事とは?

パーソナルデザインの仕事

パーソナルデザインアドバイザーは、TPOや外見のイメージなど様々な要素をくみ取って「似合う」ファッションを作り上げる仕事です。

お客様を骨格・顔つき・雰囲気・話し方やしぐさから「ファッショナブル」「ナチュラル」「グレース」「フェミニン(女性のみ)」「ロマンス」「キュート(男性はハイスタイル)」の6つに分けてコーディネートを提案します。

パーソナルデザインアドバイザーに必要な資格を取得することで、自分のコーディネートにもその知識を役立てる事ができます。

こんなあなたにおすすめ!

・ファッションが好きな方
・自分の似合うファッションを知りたい方
・周りの人の魅力を引き出したい方
・ファッションが好きな方
・人と接するのが好きな方
・ファッション業界や美容業界で活躍したい方

また最近は男性もパーソナルデザインを考えてファッションを楽しむ方が多くなっています。
現状パーソナルデザインアドバイザーのほとんどが女性ですが、同性同士ならではの提案をできるのが男性パーソナルデザインアドバイザーの強みだと思います。

女性だけではなく、男性も働ける仕事だと言えるでしょう。

パーソナルデザインアドバイザーになるには?

パーソナルデザインアドバイザーとして人にファッションを提案するには資格が必要です。
資格は認定学校に通い、講座を受け取得する方法が一般的です。

パーソナルデザインアドバイザーの資格の種類と講座内容

パーソナルデザインアドバイザーの資格にはどんな種類があるのでしょうか。
学べる内容、身につくスキルと共にどんな仕事ができるようになるか紹介していきます。

パーソナルデザインアドバイザー3級

ファッションの中でも特に重要な要素である「色」にまつわる資格です。
この講座では視覚に関する知識や似合う色の見分け方、色の効果を学べます。
この講座を修了するとコーディネートにおける色の役割を身につけ、各々に似合う色をアドバイスできます。

パーソナルデザインアドバイザー2級

ファッションの素材やデザインについてのアドバイスができる資格です。
この講座ではパーソナルデザインにおけるファッション要素の必要性やパーソナルカラーを更に掘り下げて学ぶことができます。
また骨格タイプや顔型タイプについても学べるため、より個人に合ったファッションを提案できるようになります。

パーソナルデザインアドバイザー1級

色・骨格・顔型に加え、アイデンティティや個人のイメージを落とし込んだファッションのアドバイスができる資格です。
この講座ではパーソナルデザインをトータル的な視点から学び、サロン経営などパーソナルデザインアドバイザーとして活動するにあたっての準備をすることができます。
この講座を修了することで、より精度が高く、総体的なアドバイスできるため、イメージ戦略としてのファッションコーディネートを提案できるようになります。

マスターパーソナルデザインアドバイザー

パーソナルデザインアドバイザー3級、2級、1級の講師を行える資格です。
パーソナルデザインについての理解度を深め、講師としてのあり方を学ぶことができます。
この講座を修了するとパーソナルデザインアドバイザーを養成できるようになります。

パーソナルデザインアドバイザーの受講料

講座の受講料は以下の通りです。
1級は12時間(6時間×2日)で255,600円、2級は12時間(6時間×2日)で118,000円、3級6時間で38,000円。

パーソナルデザイン協会の認定校

パーソナルデザイン協会の認定校は以下の二つです。

グレースアカデミー(東京・名古屋・大阪)
イメージコンサルティングサロン Grace(東京・名古屋・大阪)

またパーソナルデザインアドバイザー協会のサイトでは、マスターパーソナルデザインアドバイザーが紹介されています。
こちらの方々の講座を個人で受けて資格を取得することもできます。

パーソナルデザインアドバイザーと類似した資格

厳密にはパーソナルデザインアドバイザーとは違いますが、パーソナルデザインアドバイザー同様お客様の持ってる個性を分析し魅力を引き出す仕事に使える資格がいくつかあるので紹介します。

骨格診断アナリスト

骨格を 「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の3タイプに分け、タイプ別に合った色やデザイン、素材感をアドバイスする仕事です。
資格を取得するためには骨格診断ファッションアナリスト認定協会が指定した認定校で勉強をした後、60分の筆記試験(7,000円)、15分の実技試験(12,000円)に合格する必要があります。

認定校一覧
ICBインターナショナル(銀座)
株式会社イメージ・ブランディング(渋谷)
ヴィーナスオーラ(恵比寿)
ファイメンタルカラー研究所(名古屋)

骨格スタイルアドバイザー

骨格診断アナリストと内容はほぼ同じです。
協会が違うので名前も異なります。
級は1級、2級、3級があり、講座を受ける事で資格を取得できます。
認定講座についてはこちらをご覧ください。

顔タイプアドバイザー

顔立ちの分析に特化した資格です。
パーソナルデザインは顔立ちと体つきで6つのタイプに分けますが、こちらの資格は顔を8つのタイプに分けてお客様にファッションを提案します。
1級、2級とありますがどちらも日本顔タイプ診断協会が行う講座を受けて資格を取る形になります。
詳しくはこちらをご覧ください。

パーソナルデザインアドバイザーの働き方

パーソナルデザインアドバイザーの働き方

パーソナルデザインアドバイザーの資格を取得した後はどんな仕事内容があるのでしょうか?
様々な仕事のスタイルや収入を紹介していきます。

パーソナルデザインアドバイザーの仕事内容

パーソナルデザインアドバイザーはどんな仕事をしているのでしょうか。
多岐にわたるパーソナルデザインアドバイザーの活躍を紹介します。

サロンを経営する

サロンを開設し、マンツーマンでお客様に似合うファッションを提案していきます。
「どんな服を着たらいいかわからない。」というお客様の為に、実際にパーソナルデザインで得た知識を生かしアドバイスをしていきます。
また、その外にもTPOに合わせたイメージ戦略的な面からもお客様のコーディネートを作り上げていくこともあります。

セミナーや講演を開催する

パーソナルデザインアドバイサーとして、大手企業や各業界団体が催すセミナーや講演で登壇します。
パーソナルデザインはオシャレだけではなく、イメージ戦略の面からみても非常に役立つものになりますので、パーソナルデザインアドバイサーを呼んでイメージアップに繋がるファッションを学ぶ企業も多いそうです。

経営者や政治家などのアドバイザーになる

経営者や議員の方々は、個として注目されるのである意味企業や団体よりイメージの重要度が高くなります。
プロフィール写真やポスターなどで使う衣装選び、TVに出演する際のコーディネートなどアドバイザーが活躍する場は多いです。

パーソナルデザインアドバイザーの収入

パーソナルデザイン診断の平均的な相場は1回2万5千円~3万円のようです。
ただし、人気のパーソナルデザインアドバイザーとなると個人レッスンで一回5万円となることも珍しくないようです。

デパートやイベントで仕事をする場合もありますが、大体が個人サロンで仕事をすることになりますので、収入には大きく差があります。

人気パーソナルデザインアドバイザーになるために

多くの収入を得るために人気パーソナルデザインアドバイザーになるにはどうしたら良いのでしょうか?
人気パーソナルデザインアドバイザーとして活躍するためにやっておきたい事を紹介します。

上位級の資格を取得する

上位の級を持ってれば、おのずとお客様からの信頼度もあがります。
何級を所持しているかはお客様の重要な判断材料です。
「パーソナルデザインアドバイザー 1級」とプロフィールに書いてあれば、沢山の時間をパーソナルデザインの勉強に費やしたことが一目でわかります。

何せ個人で経営していかなくてはならないので、お客様を安心させる肩書は非常に大切なものとなります。

丁寧な診断

当たり前のことですが、お客様が満足のいく診断をできなければ人気パーソナルデザインアドバイザーにはなれません。
精度の高い診断をするためにはドレープ(パーソナルカラーを診断する用の布)にお金をかけて色あせないように保管しなくてはなりません。
また時間をかけてじっくりお客様の骨格・顔タイプを見極めていく必要があります。
コストがかかると思いますが、この手間がお客様の満足度を左右します。

SNS等で宣伝する

最近はtwitterやInstagramで美意識の高いアカウントが増えてきました。
パーソナルデザイン、パーソナルカラー、顔タイプ診断などイメージコンサルについてたくさんの情報がSNSで飛び交っています。
その中でも資格を持っているプロの立場の意見は貴重です。
パーソナルデザインに関する自分の考えをSNSに投稿しつつも宣伝もできれば良いでしょう。

パーソナルデザインアドバイザーのやりがい・苦労

パーソナルデザインアドバイザーとして働くやりがい、そして苦労をまとめました。
人と向き合い、自分で経営していく仕事ならではの話を紹介します。

パーソナルデザインアドバイザーとして働くやりがい

パーソナルデザインアドバイザーは人を綺麗にする仕事です。
お客様を自分の提案で魅力的にしていき、満足してもらう事に皆やりがいを感じるそうです。

また、パーソナルデザインアドバイザーとして人気が出れば、経営者や政治家の方々と仕事する機会も出てくるため人脈の幅も広がります。

美容に関しての知識や技術が付き、人脈も増えるのでこれから美容業界で幅広く活躍しようと思っている方にはぴったりの仕事です。

また、人を第三者の目から診断していくことで自分にあったファッションが見極められるようにもなるそうです。
美容の腕がスキルアップするので、自分も綺麗になって一石二鳥ですね。

パーソナルデザインアドバイザーとして働く苦労

パーソナルデザインアドバイザーは個人経営なので収入は個人の腕によるところが大きく、安定した稼ぎがありません。
似合う色を診断をするのに使うドレープ(布)もいいものを使うと10万近くかかる上に消耗品です。

また良い立地も集客に必要不可欠な要素なので、土地代の負担も大きいです。
しかし、今は貸し切りサロンなどもあるので上手く活用していきたいですね。

初期投資が高くつき、収入が不安定なので最初はそこそこリスクのある仕事だと思います。

ファッションに対する情熱だけではなく、誰かのために役に立ちたいという強い思いをもたないとできない仕事ですね。
逆に、ファッションが大好きで誰かの役に立つのが好き、接客が得意といった方にはとても向いてる仕事だと言えます。

パーソナルデザインアドバイザーになる方法まとめ

パーソナルデザインアドバイザーはイメージコンサルの一種で、お客様の骨格、顔立ち、話し方や仕草、雰囲気など様々な要素から6つのタイプに分けてファッションを提案する仕事です。
講座を受けるだけで資格を取得することができるので、金銭的な面を除けば比較的取得しやすい資格といえるでしょう。

パーソナルデザインを活かしたコーディネートはイメージ戦略などにも使えるため、企業や経営者など年齢性別問わず活用できます。
そのため、自分でサロンを経営してアドバイスするだけではなく、セミナーで講演したり、経営者の傍らで仕事することもあります。

収入面などで不安定な要素はありますが、ファッションが好きで誰かのためになにかをしたいという気持ちが強い方ならとても適した仕事です。