中小企業診断士は中小企業に対して経験に関する診断・助言などを行う仕事です。
ほかにも、中小企業と行政や金融機関をつなぐための役割を稲生ケースもあります。
中小企業診断士になるには中小企業診断士試験への合格が必要であり、例年の合格率は20%程度と難易度が高く、通信講座などを使ってチャレンジするのがおすすめです。
そこで今回は中小企業診断士におすすめの通信講座について紹介します。
中小企業診断士の平均年収はいくら?年収を上げるポイント・業務ごとの報酬を解説
中小企業診断士講座おすすめランキング10選
中小企業診断士の資格取得を目指す方におすすめの通信講座をランキング形式で紹介します。
料金・口コミや評判・合格率や実績・サポート体制などを徹底比較しました。
それぞれの講座の特徴やメリットを理解し、自分に合った講座を選びましょう。
通信講座 | 料金 | 合格率 | サポート体制 |
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![]() | 76,780円 | 令和6年 1次試験合格率:66.67% 2次試験合格率:88.89% |
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![]() | 48,400円〜74,800円 | 令和5年度第2次試験合格:247名 |
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![]() | 120,000円~280,000円 | 非公表 |
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![]() | 128,000~385,000円 | 令和6年 第一次試験:合格率63.3% 第二次試験:累計合格者数3,294名 |
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![]() | 74,800円 | 非公表 |
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![]() | 268,400円 | 非公表 |
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![]() | 213,400 円~264,000円 | 非公表 |
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![]() | 79,200円 | 非公表 |
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![]() | 46,200円~ | 令和5年度 1次試験合格率:3.2% 2次試験合格率:7.9% |
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![]() | 105,000円~ | 非公開 |
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アガルート
受講料金 |
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合格率 | 1次試験合格率:66.67% 2次試験合格率:88.89% |
キャンペーン・割引制度 |
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サポート内容 |
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アガルートは、一次試験と二次試験の両方で全国平均の約2倍の合格率を誇る通信講座です。特に二次試験の合格率は88.89%という高い数値を示しています。
とくに二次試験は独学での合格が難しいとされているためアガルートは確かな実績があることが分かります。
なかでも「一次試験・二次試験対策フルパック【添削あり】」であり、添削サポートが付いているので初学者や二次試験に不安を感じる人におすすめです。
アガルートの映像講義は1回あたり40分以内に収められており、集中力を保ちながら学習することができるのが特徴です。
サポート制度も充実しており、質問制度やホームルーム制度が整っているため、モチベーションを維持しやすい環境が整っています。
またもし受講期間内に合格した場合、支払った受講料を全額返金される制度もあり、さらに合格お祝い金を受け取ることもできるため、アガルートは非常にコストパフォーマンスが良いといえるでしょう。
アガルートの中小企業診断士講座の口コミ・評判は?料金・合格率・他の講座とも比較
【2025年最新】アガルートで実施しているキャンペーン情報
セール名 | 2025年合格目標カリキュラムアウトレットセール10%OFF |
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割引額 | 10%OFF |
期間 | 2025年4月28日(月)~2025年7月27日(日) |
対象講座 |
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キャンペーン詳細 | 公式サイト |
アガルートの中小企業診断士講座の口コミ・評判は?講座概要から料金・合格実績まで徹底解説
スタディング
受講料金 | 1次2次合格コース[2025年度]:48,400円~74,800円 |
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合格率 | 令和5年度2次試験合格者数247名 |
キャンペーン・割引制度 |
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サポート内容 |
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スタディングの最大の特徴は、数多くの中小企業診断士対策講座の中でも、受講費が圧倒的に最安値クラスであることです。
1次試験と2次試験の両方に合格を目指すコースでも受講費は48,400円からとなっており、とにかく費用を抑えたい人向きだと言えます。
スタディングの講義動画は初学者にも理解しやすく解説されているのが特徴であり、チェックテストや学習マップを活用することで、知識を整理しながら効率的に学習することができます。
さらにオンライン版のテキストやスマート問題集など、どこでも学習しやすい教材が揃っている点も魅力的です。
サポート面に関しては、たとえば「学習Q&Aサービス」では学習上の疑問や不明点を講師に質問できるため、初学者でも安心して試験対策を行うことができるでしょう。
ほかにもAIサポートでは学習スケジュールの提案や進捗に基づいて得意・苦手分野を提示するなど、さまざまな工夫がなされています。
スタディングの中小企業診断士講座の口コミ・評判はどう?講座・コースの特徴や料金・他校と比較した強み
クレアール
受講料金 |
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合格率 | 非公表 |
キャンペーン・割引制度 |
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サポート内容 |
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クレアールが提供する学習法はすべての知識を習得することよりも、「合格に必要な知識のみを優先的に教える」という「非常識合格法」が特徴です。
そのため、勉強に多くの時間を割けない社会人でも効率的に合格を目指すことができます。
Web学習システム「Vラーニングシステム」にはWebテスト(1000問ノック答練)が含まれており、場所や時間に制約されることなく効率的に知識を定着させることができます。
またクレアールでは担当制が導入されており、無制限の質問制度や学習カルテの作成など、サポート体制も充実しています。
さらに試験に合格することで「合格お祝い金制度」を利用することができます。
時期によって金額や条件は異なりますが、2次試験合格時には最大7万円の合格お祝い金が支給されることもあるのでぜひ利用してみてください。
TAC
受講料金 |
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合格率 | 2024年度第一次試験:合格率63.3% 2024年度第二次試験:累計合格者数3,294名 |
キャンペーン・割引制度 |
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サポート内容 |
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TACはこれまでに3,294名の合格者を輩出してきた実績のある通学講座です。
TACで使うテキストは試験の傾向や法改正に応じて毎年改訂されており、長年のノウハウに基づくデータの蓄積と緻密な分析によって、多くの「本試験ズバリ的中」を実現している点が特徴です。
さらにも質問制度やスクーリング、添削指導などのフォロー制度も充実しており、忙しい社会人でも効率的に合格を目指すことができます。
ただし唯一のネックは受講料の高さにあります。
「1・2次ストレート本科生」は30万円以上と通信講座の中には高い部類に入るため、割引やキャンペーンなどを使ってお得に受講することをおすすめします。
資格の大原
受講料金 | 【2025年受験対策1次・2次合格コース】Web通信:74,800円 |
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合格率 | 非公表 |
キャンペーン・割引制度 |
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サポート内容 |
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資格の大原は長年の指導実績に基づいて的確なカリキュラムを構築しており、分かりやすさと使いやすさを追求したオリジナル教材が魅力の通信講座です。
特におすすめなのは「2025年受験対策1次・2次合格コース」であり、Web通信を利用することで初学者でも1年以内に合格を目指すことができます。
また1次試験対策はもちろんですが、資格の大原では独学では対策が難しいとされる筆記試験や口述試験の対策も網羅しています。
面接対策や直前対策講座なども豊富に用意されているため、安心して学ぶことができるでしょう。
さらに、分からない点を質問できる制度や答練からアドバイスを受けられる添削指導など、サポート体制も充実。
合格後には就職サポートも行っており、中小企業診断士として活躍できる職場を紹介してくれるというメリットもあります。
資格取得と同時にキャリアアップを目指す方にとって資格の大原はおすすめだといえるでしょう。
ヒューマンアカデミー
受講料金 | 中小企業診断士(安心合格)講座:268,400円 |
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合格率 | 非公表 |
キャンペーン・割引制度 |
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サポート内容 |
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ヒューマンアカデミー中小企業診断士講座は長年の受験指導で培った合格ノウハウを基に、合格に必要な最低限の学習範囲で最短合格を目指せます。
受講料は268,400円とやや高めですが、充実した講座とサポートが受けられるでしょう。
ヒューマンアカデミーの学習カリキュラムは基礎知識を身に着けながら過去問を中心に進めていくのが特徴です。
1次試験対策は過去問題を徹底分析した教材でターゲット論点を集中的にマスターし、
2次試験対策は「分析力」「論理的思考力」「記述力」を養うことで段階的かつ効率的に合格に近づけます。
サポート面では全18回の添削サポートが強みです。
自分がどの程度知識を身に着けたのかや点数が低い科目が何であるかを把握することができます。
解決策について具体的にアドバイスを受けられるため、次回までに自分で対策を講じることができます。
LEC
受講料金 |
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合格率 | 非公表 |
キャンペーン・割引制度 |
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サポート内容 |
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LECはオリジナル教材と実務、受験に精通した講師陣によって、受講生を試験合格へと導く通信講座です。
目的や期間に応じて選べるコースが豊富で、対象講座を受講して試験に合格すると、受講料の全額返金や合格報奨金といった合格特典を受け取れる点も魅力です。
なかでもLECで特におすすめのコースは1年間しっかりと学習し、1次・2次の両方の合格を目指す「1次2次プレミアム1年合格コース」です。
受講料は264,000円と少々高額ですが、初学者でも効率的に知識を習得できるコースとなっています。
サポート面では気軽にネットから質問できる「教えてチューター」やさまざまな講師のWeb講義を受講できる制度などが提供されています。
ほかにも早割キャンペーンや各種割引制度といった費用を抑えられる仕組みも整っています。
日本マンパワー
受講料金 |
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合格率 | 非公表 |
キャンペーン・割引制度 |
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サポート内容 |
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日本マンパワーの通信講座の「1次・2次受験総合講座」は79,200円であり、20万円を超えることが一般的な中で、半額以下というのはかなりコスパの良い講座であることがわかります。
個別に1次試験対策や2次試験対策ができるコースもありますが、科目別コースがあるのも日本マンパワーならではの特徴と言えます。
特に1次試験は7科目あり、それぞれで合格基準点をクリアしなければなりませんが、日本マンパワーなら自分の苦手な科目に集中できます。
在籍している講師陣は、教授法訓練と実践研修を修了した実績を持っています。
合格に必要な知識を教えてくれるため、初学者でも安心してチャレンジできます。
診断士ゼミナール
受講料金 |
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合格率 | 2023年度1次試験合格率:73.2% 2023年度2次試験合格率:37.9% |
キャンペーン・割引制度 |
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サポート内容 |
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診断士ゼミナールの大きな強みはスタディングと同様に圧倒的な低価格で受講できる点です。
「1次2次試験プレミアムフルコース」は59,780円という低価格であり、2次試験対策講座は27,280円から始めることができるのでコスパはかなりいでしょう。
また診断士ゼミナールでは最近、二次論述試験の添削サービスを開始しました。
自分が作成した答案をプロのスタッフに添削してもらうことで、自分では気づかなかった誤りや改善点を見つけることができます。
さらに、24時間365日、メールでの質問を無制限に受け付けているのもうれしいポイントです。
診断士ゼミナールでは「3年間延長無料制度」「合格お祝い金制度(最大3万円)」「不合格者返金制度(2万円)」を設けており、1年分の料金で最新の講座を3年間受講できるため、難易度の高い中小企業診断士試験に不安を感じる方に特におすすめです。
AAS
受講料金 | WEB過去問本科コース:105,000円~155,000円~ |
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合格率 | 非公表 |
キャンペーン・割引制度 | 非公表 |
サポート内容 |
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AASは中小企業診断士試験の2次試験対策に特化した受験指導サービスです。
AASの特徴は2次試験対策に特化したカリキュラムが提供されている点であり、 長年の指導実績に基づく解法メソッドにより、試験に合格するだけでなく、実務にも役立つスキルが身に付けられます。
また、AASの講座では、最大40回の添削指導を受けることができます。
添削サービスの有無は各コースごとに選択できるため、用途や目的に応じて判断することが重要です。
AASは受講生サイトの講座配信ページに質問欄を設けており、いつでも気軽に質問できる環境が整っています。
質問に対する返信は、最短で当日中に行われるため、疑問を迅速に解決することができるのもうれしいポイントです。
中小企業診断士講座の選び方5つ
中小企業診断士の資格取得を目指すためには、自分に合った講座を選ぶことが重要です。
ここでは、中小企業診断士講座の選ぶポイントについて紹介します。
ポイント➀受講費用
中小企業診断士の講座費用は通信講座によって異なりますが、 通信講座の場合は10万円〜20万円程度のものが多く、なかなか気軽に手を出せる金額ではない人もいるでしょう。
あらかじめ予算を決めておき、自分が続けられそうな通信講座を選ぶようにするのがポイントです。
ただし一般的に受講料が高い通信講座はサポート体制に関しても充実していることが多く、逆に安い通信講座の場合はサポート面が充実していない可能性が高いです。
とくに初学者であれば受講費用も大切ですが、サポート体制が整っているかどうかも重要です。
割引制度やキャンペーン期間中に申し込めば、ある程度お得に受講することができるのでおすすめです。
ちなみに今回紹介した通信講座の費用を比較すると以下の通りとなります。
アガルート | 76,780円 |
スタディング | 48,400円〜74,800円 |
クレアール | 120,000円~280,000円 |
TAC | 128,000~385,000円 |
資格の大原 | 74,800円 |
ヒューマンアカデミー | 268,400円 |
LEC | 213,400 円~264,000円 |
日本マンパワー | 79,200円 |
診断士ゼミナール | 46,200円~ |
AAS | 105,000円~ |
ポイント②サポート面
通信講座の特長としてサポート制度が挙げられます。
たとえば理解できない分野について気軽に質問できる質問制度や習得した知識が本当に身についているか、またどの分野が苦手かを確認できる添削サポートの有無を確認しておくといいでしょう。
また、通信講座によってはどんな相談にも応じてくれるカウンセリング制度が用意されているものもあり、学習を続けるためのモチベーションを維持するのに役立ちます。
さらに合格後のサポートとしては就職・転職サポートを提供しているものも。
とくに中小企業診断士試験は難易度が高く、学習時間も長期にわたるため相談できる環境やモチベーションを保つための環境を整えることで、合格するまで学習を続けられる可能性が高まります。
アガルート |
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スタディング |
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クレアール |
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TAC |
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資格の大原 |
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ヒューマンアカデミー |
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LEC |
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日本マンパワー |
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診断士ゼミナール |
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AAS |
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ポイント➂自分のレベルに合った講座
講座を選ぶ際は自分のレベルに合っているかどうかが重要です。
例えば、法律や資格の学習を未経験の方は無理をせずに初心者向けのコースを選ぶのがおすすめです。
中級者以上のコースと比べると合格までの時間は長くなりますが、段階的に学べるカリキュラムが用意されているため、自分のペースで学習を進めることができるでしょう。
逆に、事前に知識があったり過去に中小企業診断士資格の勉強をしたことがある場合、中級者以上の学習経験者向けのコースを選んでみてください。
基礎知識の復習を行いながら演習や課題を通じて知識の定着と応用力を身につけることができるので、自分のレベルに合った講座を選ぶように心がけてください。
ポイント④教材・講義内容
中小企業診断士試験においてはインプットとアウトプットを繰り返し行える教材か、合格に向けて学習を継続できる教材かなどを見ておくことをおすすめします。
事前に教材の内容サンプルやカリキュラムの確認、講義動画の無料視聴などを行うとイメージしやすいでしょう。
教材がオリジナルテキストであるかやフルカラーであるか、初学者にも理解しやすい工夫がされているところだと安心です。
また、講師の声や話し方も実際には重要なポイントです。
自分にとって聞きやすい講師がいる通信講座の方が、効率的に知識を習得できるでしょう。
ポイント⑤保証制度の有無
中小企業診断士対策講座の受講料は決して安いものではありません。
とくに中小企業診断士試験においては一発合格が難しい可能性もあるため、もし浪人する可能性もあるのであれば学習期間の延長制度が整っているところを選ぶのがおすすめです。
他にも、再受験割引、早期割引、同時受験割引など、各通信講座が提供している割引制度があります。
それぞれに条件はありますが、通常の料金から10~30%OFFで受講費用が安くなることが多いです。
さらに、返金制度では試験に合格した場合、または不合格の場合に受講料が返金される仕組みです。
合格に不安を感じている方には、不合格時にも返金が受けられる通信講座だと安心でしょう。
中小企業診断士とは
中小企業診断士とは中小企業の経営に対して診断や支援を行う国家資格です。
全国には数多くの中小企業があり、経営的なサポートを求めています。
そのため、中小企業の経営者が一定の能力を持つ人を選べるように、経済産業大臣が中小企業診断士を登録しています。
具体的な仕事内容としてはは「中小企業の経営に関するコンサルティング」「分析に基づいて経営改善計画書や経営診断書を作成すること」「セミナーなどで専門知識を発信する」などが挙げられます。
高い専門性や論理的思考力、円滑なコミュニケーション能力などが求められ、幅広い活動が必要とされます。
中小企業診断士は試験に合格することで、中小企業診断士として登録できます。
中小企業診断士試験について
受験資格 | なし(学歴、年齢、国籍等による制限はなく、誰でも受験できます) |
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受験料 | 1次試験:14,500円 2次試験:17,800円 |
受験場所 | 1次試験:札幌・仙台・東京・名古屋・金沢・大阪・広島・四国・福岡・那覇 2次試験:札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡 |
試験日 | 1次試験:例年8月上旬 2次試験:例年1次試験の翌年の1月下旬頃 |
1次試験
一次試験では以下の7科目が出題されます。
- 経済学、経済政策
- 財務、会計
- 企業経営理論
- 運営管理(オペレーション・マネジメント)
- 経営法務
- 経営情報システム
- 中小企業経営、中小企業政策
中小企業診断士試験の1次試験は経済や財務といったお金の動きから、中小企業の経営戦略に至るまで幅広い経営知識が問われるのが特徴です。
例年は8月に開催されることが多くなっていますが、年度によって前後があるので必ずチェックするようにしましょう。
また、合格基準は原則として「総点数の60%得点以上」かつ「1科目も40%得点未満ではない」こととされています。
つまり7科目700点満点であることを考慮すると「420点以上」かつ「全科目で40点以上」であることが合格基準となります。
2次試験
中小企業診断士試験の2次試験は筆記試験・口述試験で構成されています。
二次試験の筆記試験では「中小企業の診断及び助言に関する実務の事例」が出題されます。
例年10月に開催されることが多いですが、一次試験と同様で年度により変更があるケースもあるため注意が必要です。
合格基準は一次試験と同様、「総点数の60%得点以上」かつ「1科目も40%得点未満ではない」ことを両方満たすことです。
口述試験を受験できるのは、筆記試験をクリアした受験者のみとなっています。
口述試験を実施する目的としては中小企業の診断及び助言に関する能力を評価するものであり、約10分間の個人面接の形式で行われることが一般的です。
なお、口述試験の合格基準は評定が60%以上とされています。
二次試験の筆記試験と口述試験の両方で合格基準を満たすことで、晴れて中小企業診断士試験に合格できます。
アガルートの中小企業診断士講座の口コミ・評判は?料金・合格率・他の講座とも比較
中小企業診断士の合格率・難易度
過去10年分の1次試験と2次試験の合格率は以下のようになっています。
1次試験の合格率
一次試験 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2024年(令和6年度) | 18,209 | 5,007 | 27.5% |
2023年(令和5年度) | 18,621 | 5,521 | 29.6% |
2022年(令和4年度) | 17,345 | 5,019 | 28.9% |
2021年(令和3年度) | 16,057 | 5,839 | 36.4% |
2020年(令和2年度) | 11,785 | 5,005 | 42.5% |
2019年(令和元年度) | 14,691 | 4,444 | 30.2% |
2018年(平成30年度) | 13,773 | 3,236 | 23.5% |
2017年(平成29年度) | 14,343 | 3,106 | 21.7% |
2016年(平成28年度) | 13,605 | 2,404 | 17.7% |
2015年(平成27年度) | 13,186 | 3,426 | 26.0% |
中小企業診断士の1次試験の合格率は30%前後で推移しています。
2次試験
二次試験 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2024年(令和6年度) | 8,119 | 1,516 | 18.7% |
2023年(令和5年度) | 8,241 | 1,555 | 18.9% |
2022年(令和4年度) | 8,712 | 1,625 | 18.7% |
2021年(令和3年度) | 8,757 | 1,600 | 18.3% |
2020年(令和2年度) | 6,388 | 1,174 | 18.4% |
2019年(令和元年度) | 5,954 | 1,088 | 18.3% |
2018年(平成30年度) | 4,812 | 905 | 18.8% |
2017年(平成29年度) | 4,279 | 828 | 19.4% |
2016年(平成28年度) | 4,394 | 842 | 19.2% |
2015年(平成27年度) | 4,941 | 944 | 19.1% |
中小企業診断士の2次試験の合格率は20%程度で推移しています。
中小企業診断士試験は、マークシート形式の1次試験を突破した後、記述形式と口述式の2次試験に合格する必要があります。
また、1次試験の合格有効期限3年のうちに、2次試験に合格しなくてはなりません。
ストレートで両方合格するのはなかなか難しいと言えるでしょう。
中小企業診断士試験の勉強時間は1,000時間!時間配分・難易度・1次と2次の勉強のポイント
中小企業診断士試験とほかの資格を比較
中小企業診断士試験の難易度は高いです。
以下の通り、他の難関資格と比べても中小企業診断士の難易度が高いことが分かります。
国家資格 | 合格率 |
---|---|
中小企業診断士 | 5% |
税理士 | 6~9% |
司法書士 | 3~4% |
司法試験予備試験 | 約4% |
社会保険労務士 | 4~6% |
土地家屋調査士 | 8~10% |
行政書士 | 10%前後 |
宅建士 | 15~17% |
税理士 | 約20% |
弁護士(司法試験) | 30~40% |
中小企業診断士の1次試験では広範な知識が求められ、2次試験では論理的な思考力と表現力が試されます。
試験の難易度を克服するためには、計画的な学習と過去問の徹底的な対策が不可欠です。
特に、試験範囲が広いため、効率的な学習方法を見つけることが合格への鍵となります。
独学に限界を感じる方は、通信講座の利用も選択肢の一つです。
中小企業診断士試験合格に必要な勉強時間
中小企業診断士の資格を取得するために必要な勉強時間は約1,000時間といわれています。
上記の勉強時間の目安は1次試験と2次試験が含まれており、一発合格を果たす人の勉強時間は1次試験が約800時間、2次試験が約200時間という割合が一般的です。
ただし、勉強時間には個人差があるため、500~600時間程度で合格する方や、2,000時間以上の勉強が必要な方もいます。
中小企業診断士は非常に難易度の高い資格です。
独学での学習に限界を感じる方が多く、通信講座や予備校などの資格学校に通うことをおすすめします。
とくに経営コンサルティングの知識がない場合、資格学校や通信講座を受けずに独学で学ぶには、さらに多くの時間が必要になると思っていおいた方が良いでしょう。
通常は資格学校に通い、2年程度を目安に1次試験と2次試験の合格を目指すのが一般的です。
中小企業診断士試験の勉強時間は1,000時間!時間配分・難易度・1次と2次の勉強のポイント
【最新版】将来有望な国家資格・民間資格18選!これからの時代に役立つ需要のある・将来性の高い資格を厳選
中小企業診断士ならアガルートが初心者向け講座が充実していておすすめ!
中小企業診断士の資格取得を目指しているなら、アガルートの受講を検討してみてください。
アガルートは、中小企業診断士試験の初心者向け講座が充実しており、初学者に特におすすめです。
専門的なカリキュラムが体系的に組まれており、基礎からしっかりと学べる点が魅力です。
また、個別指導や迅速な質問対応など、サポート体制も充実しているため、学習中に困ったことがあってもすぐに解決できます。
さらに、リーズナブルな価格設定でありながら、質の高い教育を提供しているため、コストパフォーマンスも抜群です。
忙しい社会人や初めての受験生にとって、効率的に学習を進められる環境が整っています。