国内MBAの取得は、大学院に通うことで可能です。
MBAとは、経営に関する専門知識が学べる大学院のことで、修得後はさまざまな仕事に活かせられます。
この記事では、国内MBAランキングや大学院の選び方・費用について解説します。
通学だけでなく、オンラインで学べる大学院についても紹介しているため、自宅で講義を受けることを検討している人もぜひ参考にしてください。
この記事で分かること
・国内MBAランキング
・国内MBAを選ぶポイント
・国内MBA取得が活かせる職業
MBAは意味がない?国内MBAを取得するメリットや必要性を調査
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MBA(経営学修士)とは
MBA(経営学修士)とは、「Master of Business Administration」の略であり、ビジネスに関する学びを受けた大学院修了者に与えられる博士号です。
MBAを取得するために、経営学やマーケティング、会計学やファイナンスなどさまざまな経営に関する知識を身につけます。
MBAは、企業経営のプロフェッショナルであることの証明であり、転職やキャリアチャレンジする際も有利です。
取得後は、国内外問わず企業の組織で高度専門人材としての活躍が期待できます。
MBAランキングの評価基準
MBAランキングとは世界中のMBAスクールを対象とした順位付けであり、多くの機関によって独自の基準で作成されています。
具体的には学生や講師の質、プログラムの多様性など、様々な側面からMBAプログラムを評価することで決められており、世界全体だけでなく、アメリカ、アジア、ヨーロッパといった地域別にも分類されることがあります。
ここではそれぞれの機関がどのように日本国内のMBAプログラムをランク付けしているかを詳しく紹介していきます。
QS World University Rankingsに基づく国内MBAランキング
参照:QSグローバルMBAランキング:グローバル2025 |トップ大学
QS World University Rankingsはイギリスに本拠を置く大学評価機関クアクアレリ・シモンズが作成する、世界中の大学とそのプログラムを評価するためのランキングです。
特にMBAプログラムに関しては権威性と信頼性が高く評価されており、教育の質、学生の満足度、教員の専門性、卒業生のキャリア発展など、多角的な視点から大学院プログラムを評価結果を公表しています。
具体的な評価基準・評価割合については以下の通りとなります。
評価項目 | 比重 |
---|---|
雇用主の評判(Employer Reputation) | 35% |
投資収益率(Return on Investment) | 15% |
卒業生の影響(Alumni Impact) | 10% |
学術的評判(Academic Reputation) | 10% |
学生や教授の多様性(Class & Faculty Diversity) | 10% |
卒業生の就職率(Graduate Employment Rate) | 5% |
起業家精神(Entrepreneurship) | 5% |
返済月(Payback Month) | 5% |
研究のインパクト(Research Impact) | 2.5% |
博士号を保有する教員の割合(Staff with PhD) | 2.5% |
参照:QSグローバルMBAランキング– QSクアクアレリシモンズ
QS World University RankingsによるMBAプログラムの評価は、雇用可能性、起業家精神、卒業生の成果、投資収益率(ROI)、思考リーダーシップ、そしてクラスと教員の多様性など上記10項目から評価されます。
雇用可能性が最も重視され、ランキング全体の40%を占めており、これには企業の卒業生の採用傾向と卒業後3ヶ月以内の就職率が含まれます。
起業家精神と卒業生の成果には、世界の大企業のCEOや役員となった卒業生の成功が評価され、評価割合の15%を占めています。
投資収益率はMBA取得前後の平均給与や授業料、生活費などを考慮して20%の割合で評価されます。
思考リーダーシップは学術的評判や研究の影響力、教員の博士号取得率によって15%の割合で評価され、クラスと教員の多様性は最後の10%を占めています。
ランキングの対象となるためには国際認証の取得やフルタイムでの実施など複数の条件が定められているため、国内で評価対象となっている大学院はそう多くはありません。
世界ランキングから見た国内MBAランキング
ランキング | 国内での順位 | 大学院名 |
---|---|---|
121位~130位 | 1位 | NUCB名古屋商科大学大学院 マネジメント研究科(名古屋商科大学ビジネススクール) |
141位~150位 | 2位 | 一橋大学大学院 国際企業戦略専攻(一橋ビジネススクール) |
201位~250位 | 3位 | 早稲田大学大学院 経営管理研究科(早稲田大学ビジネススクール) |
参照:QSグローバルMBAランキング:グローバル2025 |トップ大学
上記からもわかるようにQS Global MBA Ranking 2025において、NUCBビジネススクール(名古屋商科大学)が日本国内で1位、アジアでは19位にランクインしています。
NUCBは投資収益率(ROI)でアジア2位、世界17位に位置付けられるなど、卒業生の価値向上においても高い評価を受けています。
理由としてはNUCBが提供する教育の質の高さと、卒業生の持つ国際的な価値が関係しているとされています。
しかし、全体的に見ると日本のMBAプログラムは世界ランキングでの位置づけが比較的低いことが分かります。
最高位であるNUCBも121位〜130位の範囲に留まっており、他の著名な大学の多くも200位以下に位置しています。
日本のMBAがパートタイムやオンライン形式を多く取り入れていることや、国際的なビジネス教育の中心がアメリカやヨーロッパにあることが要因と考えられます。
アジアランキングから見た国内MBAランキング
ランキング | 国内での順位 | 大学院名 |
---|---|---|
19位 | 1位 | 名古屋商科大学大学院 マネジメント研究科(名古屋商科大学ビジネススクール) |
22位 | 2位 | 一橋大学大学院 国際企業戦略専攻(一橋ビジネススクール) |
30位 | 3位 | 早稲田大学大学院 経営管理研究科(早稲田大学ビジネススクール) |
42位 | 4位 | 同志社大学大学院 ビジネス研究科(同志社ビジネススクール) |
42位 | 4位 | 国際大学 国際経営学研究科 |
42位 | 4位 | 立命館アジア太平洋大学(APU) |
参照:QS Global MBA Rankings: Asia 2025 | Top Universities
アジア圏内のMBAランキングでは、NUCB(名古屋商科大学)が19位であり、日本国内ではトップとなっています。
しかし、アジア全体で見ると特にシンガポール、中国、インドのビジネススクールが上位に位置する傾向があり、これらの国々の教育機関が高い国際的評価を得ていることがわかります。
国内MBAのほかのビジネススクールもみていくと一橋大学が22位、早稲田大学が30位、同志社大学が42位、国際大学が42位と続いていますが、トップ20に入るのはNUCBのみです。
Eduniversalのランキング
Eduniversal Business Schools Rankingとは、フランスのSMBG社が発表しているビジネススクールのランキングです。
主にMBAプログラムや修士課程を対象としており、国際的な視点から質の高い教育を提供する学校やプログラムを評価しています。
Eduniversalの評価基準はDean投票と国際化基準の2つのシンプルでありながら重要な要素に基づいており、 Dean投票とは世界中のMBAスクールの学部長が推薦したいビジネススクールに投票するシステムでプロセスを通じて各スクールの教育の質や評判が測定さる仕組みです。
一方、国際化基準は各校を国際的な基準と比較し、その国際的な活動やプログラムの質を評価することに重点を置いているのが特徴です。
2024年の「Eduniversal Business Schools Ranking」の主な評価基準は、以下の3点です。
- プログラムの評判
- 初任給
- 学生の満足度
上記の他にもボーナスポイントとして、学生の多様性や就業経験のある学生を受け入れているか、オンラインで受講できるかなどの指標も含まれています。
さらにEduniversalのランキングはパルム(ヤシの葉)の枚数で表現されており、1~5パルムまで設定されており、5パルムが最も高い評価となっています。
Eduniversalが公表した日本のMBAランキング
ランキング | 国内での順位 | 大学院名 |
---|---|---|
5palmes | 1位 | 慶応義塾大学 |
5palmes | 2位 | 早稲田大学 |
4palmes | 3位 | 京都大学 |
4palmes | 4位 | 東京大学 |
4palmes | 5位 | NUCB |
4palmes | 6位 | 神戸大学 |
4palmes | 7位 | 一橋大学 |
4palmes | 8位 | 国際大学 |
3palmes | 9位 | 立命館アジア太平洋大学 |
3palmes | 10位 | 関西大学 |
3palmes | 11位 | 北海道大学 |
Eduniversalが発表した2024年の日本の大学院ランキングにおいて、慶應義塾大学・早稲田大学が最高評価の5 palmesを獲得しています。
上記の大学は国内外における教育の質とビジネススクールとしての評判が非常に高いことを示しています。
さらに、京都大学、東京大学、NUCB、神戸大学、一橋大学、国際大学が4 palmesの評価を受けており、国内で優れた教育プログラムを提供していることが世界的にも認められています。
国際的な評価を獲得している国内MBAランキング9選
大学名 | 認証機関 |
---|---|
慶應義塾大学 | AACSB、EFMD |
早稲田大学 | AACSB、EFMD |
名古屋商科大学 | AACSB、AMBA |
国際大学 | AACSB |
立命館アジア太平洋大学 | AACSB |
一橋大学大学 | AACSB |
中央大学 | AMBA |
京都大学 | EFMD |
明治大学 | EFMD |
国際的な評価が高まる現代において、国内のビジネススクールにとって国際的な認証は重要です。
特に、国際認証を取得したMBAプログラムは、教員や学生の数と質、カリキュラム、授業の質、国際性、さらには教員や学生の英語能力など、さまざまな厳しい基準を満たしており、国際社会からも高い評価を得ています。
世界の三大認証機関には、AACSB、EFMD、AMBAがあり、これらの認証を受けた学校は国際基準に基づく教育体制を整えていることが認められているので学校選びの基準にもなるでしょう。
なかでも慶應義塾大学と早稲田大学は、AACSBとEFMDの両方の認証を取得しており、その国際的な教育の質の高さが伺えます。
ほかにも名古屋商科大学はAACSBとAMBAの認証を持ち、特に実践的なビジネススキルの教育に注力していることがわかります。
一方、国際大学、立命館アジア太平洋大学、一橋大学はAACSBの認証を受けており、国際的な基準に適合した教育プログラムを展開しています。
中央大学はAMBAの認証を受け、MBA教育における国際的な評価を確立しています。
さらに、京都大学と明治大学はEFMD認証を取得しており、ヨーロッパ基準の教育を国内で提供しています。
海外MBAとは?難易度や国内MBAとの違い、メリット・デメリットについて解説
慶應義塾大学大学院
参照:慶應義塾大学大学院
慶應義塾大学のMBAには、「 MBAプログラム(全日制)」「 EMBAプログラム(夜間・土日)」の2つのプログラムが提供されています。
EMBAプログラムは、受験資格が「通算15年相当以上の職務経歴」と定められており、学費も2年間で7,133,600円と高額。
一方、MBAプログラムには実務経験による受験資格がないため、新卒の方も受験可できることや費用を抑えられる点から人気が高い傾向にあります。
実際、実務経験が豊富な社会人や新卒、海外からの留学生など、さまざまな学生が在籍しています。
また、豊富な研究実績を持つ教授陣のもとで高度な専門知識を習得できるだけでなく、論理的思考力や問題解決能力も向上させることができます。
アカデミックな側面だけでなく、リーダーシップ教育にも力を入れている点が特徴です。
グローバルな環境で学びたい方にとっておすすめの国内MBAだといえるでしょう。
早稲田大学大学院
参照:早稲田大学大学院
早稲田大学MBAには「2年制MBA(全日制)」「1年制MBA(全日制)」「夜間主総合(夜間・土曜)」「夜間主プロフェッショナル(夜間・土曜)」の4つのプログラムに分けられており、ありとあらゆるさまざまなニーズに応えるプログラムが用意されています。
したがって、仕事と両立させたい方やがっつり集中的に学びたい人まで幅広いライフスタイルに対応できるでしょう。
2年制MBAでは日本語中心の履修と英語中心の履修を選択できるため、英語でMBAを取得したい方にもおすすめ。
さらに海外協定校への短期留学も可能であり、MBAでの価値ある学びを求める方にとって理想的な環境です。
早稲田大学ビジネススクールの強みはマーケティング、ファイナンス、人的資源管理など、経営のさまざまな側面を体系的に学ぶことができる点です。
ほかにもフィールドスタディやケーススタディなどの実践的な授業も豊富に開講されており、学際的な視点から最新の経営理論と実務を学べるカリキュラムが整備されているのが特徴です。
名古屋商科大学
参照:名古屋商科大学
名商大ビジネススクールは、日本国内で唯一、国際認証機関「AACSB」と「AMBA」からダブル認証を受けており、教育の質や教育・研究力の向上、さらに世界53ヵ国116校のビジネススクールとの提携を通じて教育のグローバル化に取り組んでいます。
Exective MBA、MBA、税理士養成課程、英語課程の4つの主要なプログラムを提供しており、特にリーダーや幹部の育成を目指すExective MBAの受講者が最も多い傾向にあります。
また、名商大ビジネススクールは土日集中型のプログラムであることも特徴の一つです。
講義はケーススタディ教育に重点を置いており、実践的な経営スキルを習得することができます。
さらに、海外のビジネススクールとのダブル・ディグリープログラムも用意されており、グローバル人材の育成にも力を入れています。
名商大ビジネススクールは厚生労働省の教育訓練給付制度(最大110万円支給)を利用しており、その場合の実質的な自己負担は約200万円となります。
立命館アジア太平洋大学
立命館アジア太平洋大学は大分県別府市に位置する私立大学で、2000年に設立された比較的新しい教育機関です。
立命館アジア太平洋大学のビジネススクールは、国際的な多様性に富んだ環境で学べることが大きな特徴です。
世界中から集まった学生と共に切磋琢磨しながら、グローバルな視点で経営を学ぶことができます。
さらに、英語と日本語の二か国語によるバイリンガル教育が実施されており、外国人学生と日本人学生が互いに刺激を受けながら成長できる環境が整っています。
立命館アジア太平洋大学を卒業したOBやOGは、金融機関、電力会社、石油会社、コンサルティング会社、新聞社、建設会社、通信業など、さまざまな分野で国際的に活躍しています。
一橋大学
参照:一橋大学大学
一橋大学大学院経営管理研究科では、「経営分析プログラム」、「経営管理プログラム」、「金融戦略・経営財務プログラム」の3つのプログラムが提供されています。
「経営分析プログラム」は、全日制の標準的なMBAプログラムであり、経営に関する知識やスキルを平日昼間に学べ、実務経験は問われないため、新卒の方も受験することができます。
「経営管理プログラム」は、平日夜間および土曜日に開講されるMBAプログラムで、実務経験のある社会人向けに設計されており、より高度で実践的なスキルを身につけられます。
「金融戦略・経営財務プログラム」は、ファイナンスとデータサイエンスを中心に学ぶMBAプログラムで、平日夜間および土日に開講されているため、社会人でも働きながら通えるのが魅力。
一橋大学のMBAは国立のプログラムであるため、私立大学院に比べて学費が安いというメリットがあります。
また一橋大学の経営管理研究科は、研究者の育成と実践的な経営教育の両立に力を入れています。
さらに、中小企業の課題解決にも注力しており、大企業だけでなく中小企業経営に関する知見について深めたい人におすすめです。
中央大学
参照: 中央大学
中央大学MBAは平日のオンライン講義と土日の対面講義を組み合わせることで、ビジネスパーソンの多様なライフスタイルやワークスタイルに対応しています。
2022年にAMBA(The Association of MBAs)から国際認証を取得した世界水準のMBAプログラムでもあります。
プログラムでは、経営戦略、マーケティング、人的資源管理、ファイナンス、経営法務といった5つの主要分野を、理論と実践の両面から学び、ディスカッション形式を通じて理解を深められるのが特徴です。
さらに、プロジェクト研究やフィールドラーニング、アクション&リフレクションなど、中央大学MBAならではのオリジナルプログラムが用意されており、学生のキャリアアップを力強くサポートしてくれるので就職・転職目的の方におすすめです。
単科コースも提供されており、柔軟な学びの環境が整っています。
京都大学
参照:京都大学
京都大学MBAでは、入学時に以下の4つの分野から1つを選択し、専門的な学習を進めていきます。
- ビジネス・リーダーシップ
- サービス&ホスピタリティ
- プロジェクト・オペレーションズマネジメント
- ファイナンス・会計
1年生前期には基礎科目を、1年生後期から2年生前期には専門科目を学び、その後実務科目と発展科目を学ぶことで段階的に知識やスキルを向上させるカリキュラムが組まれています。
上記の内容は、他の大学のMBAでは幅広く総合的な授業が行われていますが、京都大学MBAでは1つの分野を専門的に深める形で授業が進められます。
京都大学は国公立のため、私立大学に比べて学費が圧倒的に安いのが魅力。
京都大学MBAの学費はどのコースでも一律1,352,600円なので、私立大学MBAの学費は平均で約3,900,000円となっているので費用を抑えたい方はぜひごチェックしてみてください。
オンラインで受講できる国内MBA3選
オンラインで受講できる国内MBAには、以下の3校が挙げられます。
・グロービス経営大学院オンライン
・SBI大学院大学
・ビジネスブレークスルー大学大学院
それぞれの大学について、詳しく解説していきます。
グロービス経営大学院オンライン
参照:グロービス経営大学院
グロービス経営大学院オンラインは、オンラインでの受講のみでMBAの取得が目指せます。
グロービスのオンライン授業は、教室での講義と受講内容に変わりはありません。
教員が参加するライブ形式のディスカッションやカリキュラム、使用する教材や成績評価も通学クラスと同じです。
また、オンライン受講は欠席時の振替や動画視聴、本科入学前に先行して受講できる単科制度なども利用できるため仕事をしながらでも学びやすい環境が整っています。
SBI大学院大学
参照:SBI大学院大学
SBI大学院大学には、MBA本科コース・MBA単科コース・PreMBAコースの3種類のコースがあり、MBA本科コースではいつでもどこでもオンライン学習が可能です。
講義では、経営学だけでなく、人間学を学びリーダーとしての資質を身に着けていきます。
また、学びの集大成として事業計画書策定をおこない、事業でも役立つプレゼンテーションの仕方を学びます。
ビジネス・ブレークスルー大学
参照元:ビジネス・ブレークスルー大学
ビジネス・ブレークスルー大学は、2010年に設立された日本初の分部科学省認可のオンライン大学です。
授業をおこなう講師は、ビジネスの最前線で活躍する実務家を中心として構成されているため、ビジネスの現場で活用できるスキルの取得ができます。
また、ビジネス・ブレークスルー大学は経営の基礎から応用までを一気に学べるため、経営に関する知識がない初学者から起業家まで幅広く受け入れているのも特徴です。
国内MBAを選ぶときのポイント5つ
国内MBAにはさまざまな種類があり、どの大学院を選択すればよいのか分からない人も多いでしょう。
国内MBAを選ぶ時のポイントについて、以下で詳しく解説していきます。
ポイント➀受講スタイル
自分が講義を受けたい大学が、夜間もしくは全日制どちらであるか事前に確認しましょう。
国内MBAには、夜間と全日制の2種類があります。
夜間は、主に夜間や休日に講義をおこなうため、働きながらでもMBAの取得が可能です。
キャリアに穴を空けることなく、講義が受けられるのが夜間の魅力でしょう。
一方、全日制は通常の大学と同じように朝から夕方まで講義をおこないます。
働いている人は、会社を退職もしくは休職する必要がありますが、学習に集中できるメリットがあります。
また、MBA取得によるステップアップを目指す人や企業から資格取得を進められている人にもおすすめです。
自身のライフスタイルに合う受講時間がどちらであるかを把握した上で、大学を選択するようにしましょう。
ポイント②カリキュラム
自分が受けたいカリキュラムを提供している大学院を選択しましょう。
MBA取得講義は、一般的に「ヒト・モノ・カネ」について学びます。
しかし、学び方にはさまざまな方法があり、講義形式で学ぶものもあればディスカッション形式で学ぶものもあるのです。
そのため、継続して学習をすすめるために自分にあうカリキュラムがどのようなものか把握し、大学院を選択する必要があります。
ポイント➂講師の実績
国内MBA大学を選択する際は、講師の実績にも注目しましょう。
講義をおこなう講師の実務経験や教育実績などは、MBAを学ぶ上で重要です。
また、常勤講師だけでなく、非常勤講師の実績の確認もおこないましょう。
自分が学びたい分野の専門家がいる大学院を選択する方が、効率よく、学習が進められます。
ポイント④通いやすさ
大学によって立地がさまざまなため、住んでいる場所から通える距離に大学があるか確認しましょう。
MBAが学べる大学は、都心部にあるものもあれば地方にあるものもあります。
MBAを取得するには、2年程度大学に通う必要があるため、通い続けられる場所になければ継続して学べません。
大学によっては、オンライン受講できる場合もあるため、利便性も含めて検討することをおすすめします。
ポイント⑤費用
MBAを学べる大学によって、受講料は異なります。
一般的に、受講料以外にも入学金や施設使用料などが必要です。
私立大学よりも国立大学の方が費用を抑えられる傾向ですが、施設の充実度や働いている人も通いやすい環境は私立大学の方が整っています。
受講料が安価であることだけで選択するのではなく、カリキュラムの充実度なども考慮して比較検討しましょう。
国内MBAを取得するメリット
それぞれのメリットについて、以下で詳しく紹介していきます。
メリット➀日本語で学べる
国内MBAで取得するメリットとして、日本語で講義が受けられるメリットが挙げられます。
海外MBAは、英語で講義がおこなわれるため、そもそも英語が堪能でなければ講義内容も理解できません。
また、英語が得意な人でもすべてが英語で進められれば、講義についていけなくなる可能性もあります。
講義内容は決して容易に理解できるものではないため、親しみがある日本語で受講する方が理解は深まるでしょう。
メリット➁国内で人脈が作れる
MBAを取得できる学校には、さまざまな国の人やビジネス経験がある人が集まっています。
そのため、MBAを取得する際に出会った人は、起業する場合などのビジネスパートナーとなる場合があるのです。
同じようにMBA取得を目指して学んでいる仲間は、考え方や目標が同じである場合が多いため、今後のビジネスに大きな影響を与える存在となるでしょう。
メリット➂海外MBAプログラムよりも安い
国内MBAプログラム受講料は、海外MBAプログラムを受講するよりも費用をおさえられます。
国際認証された日本の大学院の費用は、年間150万円〜300万円程度です。
一方、海外MBAのプログラム受講に必要となる費用は、1,000万円を超える大学が多く、高額になります。
加えて、渡航費や生活費も必要となるため、気軽に受講できるものではありません。
費用をおさえてMBAを取得したい人は、国内MBAでの取得がおすすめです。
国内MBAが取得できる大学院・ビジネススクール一覧
エリア | 大学名 |
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北海道・東北地方 |
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東京 |
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関東・北陸地方 |
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関西地方 |
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四国・中国地方 |
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九州地方のMBA |
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オンラインMBA |
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社会人向けの大学院ランキング!夜や土日祝日でも通える学校はどこ?
国内MBAの大学院の入学費用の平均は?
国内MBAの大学院の入学費用の平均は、以下の通りです。
私立の場合
慶應義塾大学 | 3,567,600円 |
---|---|
早稲田大学 | 全日制グローバル 3,826,000円 全日制1年 3,127,000円 夜間 3,466,000円 |
青山学院大学 | 3,316,000円 |
立命館大学 | 2,820,800円 |
国公立の場合
京都大学 | 1,353,600円 |
---|---|
一橋大学 | 1,567,920円 |
東京都立大学 | 東京都民 1,182,800円 その他 1,323,600円 |
神戸大学 | 1,353,600円 |
私立の場合は、300万円〜350万円程度、国公立の場合は100万円〜150万円程度が平均相場です。
国内MBAは取得しても意味がない?
国内MBAは「役に立たない」「無駄だ」と言われることがありますが、結論からいうと役に立たないことはありません。
具体的には組織に変革をもたらしたい方や個人の裁量が大きい組織に転職したい方、起業を目指す方にとって、国内MBAを取得することには大きなメリットがあります。
まず、国内MBAが無意味だと言われる理由として、日本企業における終身雇用制や年功序列の慣行が長年根強く残っていることが挙げられます。
つまりせっかくMBAを取得しても、それを活かせる場面がないため、国内MBAの取得が無駄になってしまうということです。
しかし一方で資格支援やMBAを奨励するような職場や業界、キャリアアップしたい人、起業を考えている人などは、国内MBAで習得したスキルを十分に活かすことができます。
学んだ経営の知識を活用して事業を成長させたり、それが評価されて年収が上がったりするなど、MBA取得が人生に大きな価値をもたらすことも多いです。
以上のことから、国内MBAの取得は大きな武器となり得るため、十分に意味があると言えるでしょう。
国内MBA取得後のキャリアについて
MBAを修了した方が転職する主な業界のひとつにはコンサルティング業界がまず挙げられます。
理由としてはコンサルティングサービスが多くの日本企業にとって必要不可欠であり、成長市場となっているからです。
またコンサルティングサービスの需要が増加している背景には、近年のITやAI技術の進展に伴いDX(デジタルトランスフォーメーション)が求められるようになったことやサプライチェーンの見直しが求められるようになったこと、M&Aのニーズが高まったことなどが挙げられます。
さらに国内MBA取得後のキャリアには外資系のIT業界もあります。
外資系IT企業では、プロダクトマネージャーとして特定の製品やサービスの責任者という役割で転職する方が多いです。
上記は外資系特有の権限移譲が行われる環境で任されたプロダクトの売上や利益の向上を目指すものを指します。
外資系企業では、幹部や経営陣の中にも多くのMBA卒業生が勤務する会社も多く、MBAホルダーの価値を正当に評価してくれる傾向にあるためおすすめです。
国内MBAの大学院入試対策について
国内MBAの大学入試では、以下の勉強が必要です。
・小論文対策
・英語対策
・面接対策
受講する大学によって、小論文と面接のみで試験を実施する場合もあるため、試験内容は事前に確認しましょう。
小論文対策
小論文の試験では、経営学に関する知識がどのくらいあるのかを確認するためにおこなわれます。
見られる項目は、経営学の知識・文章を読み取る能力・論理的に書く能力の3つです。
経営学に関する知識では、時事的な経営学知識やアカデミックな経営知識など出題範囲は広範囲となります。
また、文章を読み取る能力は図や表から分かる内容の把握、論理的に書く能力では伝えるべき内容の根拠・結論をスムーズに執筆できているかが判断基準
でしょう。
3つの能力を満たす小論文対策をおこなえば、合格に近づけます。
英語対策
国内MBAの試験を受ける場合は、英語対策が不要な場合が多いでしょう。
英語試験を実施している大学院は、紹介している中では一橋大学のみです。
面接対策
面接では、研究計画書について質問された内容に答えなければなりません。
研究計画書では、職務履歴や志望動機、学校を選んだ理由について質問されます。
面接官は、受験生の人柄や入学したい本気度、学校との相性などの項目に注目して面接をおこないます。
そのため、問われた内容にスムーズに答えられるように面接対策は怠らないようにしましょう。
国内MBAの大学院に入学したいなら予備校もおすすめ
国内MBAの大学院に入学したい場合、予備校の利用もおすすめです。
大学院への入学は、独学でも可能です。
しかし、受験するのが初めての人や受験に失敗した経験がある人はどのように受験対策をおこなってよいか分からない場合があります。
予備校では、受験対策はもちろん疑問点や不安点にも回答してくれるため、モチベーショの向上にもつながるのです。
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