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社労士試験を大学入試に例えると偏差値はどのくらい?難易度や合格率から調査

更新日:2024-02-22

社労士試験を大学入試に例えると偏差値はどのくらい?難易度や合格率から調査

社労士試験は国家試験の中でも難易度の高い資格として知られています。

そのため、「偏差値が低いと社労士試験の合格率は下がるのか」や「自分の学力では社労士試験は無謀なのか」といったように、社労士試験と偏差値の関係性に興味がある方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では「社労士試験を大学入試に例えると偏差値やランクはどれくらいなのか」について、社労士試験の合格率や難易度を参考にご紹介します。

社労士試験の相対的な難しさを知りたい方や、学力に不安があり受験を迷っている方は、ぜひ最後までお読み下さい。


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社労士試験の難易度は?

 

社労士試験は合格率の低さ等の様々な理由から、難易度が高い国家試験と言われています。

こちらの項目にて「社労士試験の難易度」について以下の3つの視点からご紹介します。

  • 合格率
  • 勉強時間
  • 平均受験回数

まずは偏差値や大学入試で例える前に前提として、社労士試験の難しさについて他の国家資格のデータと比較しながら客観的かつ定量的に理解しましょう。

社労士試験は合格率6〜7%の難関資格!

1つ目の視点は「社労士試験の合格率」です。

以下の表にて、社労士試験における直近3年間の合格率をまとめました。

年度 合格率
令和5年 6.4%
令和4年 5.3%
令和3年 7.9%

参考:合格者の推移(過去10年間)

上記の表より、社労士試験は例年合格率が6%台という低い推移で、難易度の高い資格と言えます。

社労士試験合格までにかかる勉強時間

2つ目の視点は「社労士試験合格までにかかる勉強時間」です。

国家資格は一般的に膨大な勉強時間が必要とされますが、他の国家資格と社労士試験の勉強時間の量に大きな差はあるのでしょうか。

以下の表にて、社労士試験合格までにかかる勉強時間と、他の国家資格を目指す際に必要な勉強時間とをまとめました。

司法試験 約3,000時間〜約8,000時間
社労士試験 約800時間〜約1,000時間
行政書士試験 約500時間
社会福祉士試験 約300時間

上記の表より、社労士試験に合格するためには、行政書士試験の2倍ほど膨大な時間を要することが分かります。

先ほどご紹介した「社労士試験の合格率」と併せてみると、膨大な勉強時間が必要とされる割に合格率は低く、社労士における難易度の高さが見て取れます

社労士試験合格までの平均受験回数

3つ目の視点は「社労士試験合格までの平均受験回数」です。

口コミサイトやスクールの合格者体験談を参考にすると、社労士試験合格までの平均受験回数は4回程度です。

社労士試験の受験回数が多い方に分類されるのか比較するために、以下の表にて他の国家資格における平均受験回数をまとめました。

社労士試験 約4回
行政書士試験 約2回
司法試験 約1.5回
社会福祉士試験 約1回

上記の表より、社労士の平均受験回数は難関国家資格と比較した場合に2倍程多く、合格率と併せて難易度が高いことが分かります。

社労士試験の偏差値と大学入試に例えるとどのくらい?

 

これまで解説してきた「社労士の難易度」を踏まえて、こちらの項目では「社労士試験の偏差値と、大学入試に置き換えた場合のランク」についてご紹介します。

国家資格ですので正確に偏差値で表すことはできませんが、それでも偏差値や大学入試で例える場合の目安としてご理解下さい。

社労士試験を偏差値で例えると60〜64

結論からお伝えしますと、社労士試験を大学入試の偏差値で例えると60〜64となります。

予備校・大学受験の東進.com」で掲載されている大学のうち、日本の最難関大学である「東京大学」が偏差値68で最も高く、偏差値31が最も低い偏差値です。

そのため、社労士試験を偏差値で例えた場合、入学試験の難易度が高い大学の中でも上位群に位置すると言えます。

どのようなランクの上位校が当てはまるのか、この後具体的に解説していくのでご確認下さい。

社労士試験を大学入試で例えるとどのくらいのランク?

前述した偏差値から考えて社労士試験を大学入試として例えると、どれくらいのランクの大学になるのでしょうか。

以下の表にて、「国公立大学と私立大学における偏差値が60と64の大学例」についてまとめました。

偏差値 国公立大学 私立大学
64 東京藝術大学
筑波大学
名古屋大学
大阪大学
神戸大学
青山学院大学
中央大学
同志社大学
明治大学
法政大学
60 東京学芸大学
横浜国立大学
金沢大学
広島大学
北九州市立大学
学習院大学
東洋大学
関西学院大学
関西大学
武蔵野大学

参考:予備校・大学受験の東進.com

上記の表より、社労士試験を大学で例えると「旧帝大・地方国公立・MARCH・関関同立」といった有名大学レベルに相当します。

また、社労士のレベル相当の大学は、全受験生のうち上位15%程度の学生しか合格できないような非常に高いランクです。

社労士試験を受験する際は、前述した偏差値やランクを参考に油断することなく取り組むようにしましょう。

社労士試験は偏差値が高い人ほど有利?

 

社労士試験において偏差値が高い人の方が合格できる可能性が高い理由には、単なる頭の良さ以外にも挙げられます。

こちらの項目では「社労士試験において偏差値が高ければ有利な理由」について以下の3つをご紹介します。

  • 学習習慣が必要だから
  • 膨大な試験範囲を限られた期間で習得する必要がある
  • 思考力を求める問いが多いから

ご自身の学力に自信がない方は、「学力を補うためにどうすれば社労士試験を乗り越えられるか」という視点でご確認下さい。

学習習慣がついている人程有利

1つ目の理由は「社労士試験には学習習慣が必要となるから」です。

先ほども解説したように、社労士試験合格を目指す上で必要とされる勉強時間は約800時間〜約1,000時間で、学習期間は1年〜3年程となります。

毎日2時間程度の学習を1年以上継続しなければならないため、学習習慣がついていない方は苦労することになります。

その点、偏差値が高い大学の方は、大学入試合格を目指す上で学習習慣や計画的に勉強する力を身に付けることが出来ていると言えます。

長時間勉強するのが苦手という方は、学習スケジュールの見直しや学習環境を整えることで、学習を習慣化できる工夫を行うと良いでしょう。

膨大な試験範囲を限られた期間で習得する必要がある

2つ目の理由は「膨大な試験範囲を限られた期間で習得する必要がある」です。

社労士試験は、以下の8科目の法律分野を1年ほどで全て習得する必要があります。

  • 労働基準法及び労働安全衛生法
  • 労働者災害補償保険法
  • 雇用保険法
  • 労務管理その他の労働に関する一般常識
  • 社会保険に関する一般常識
  • 健康保険法
  • 厚生年金保険法
  • 国民年金法

そのため、社労士試験に合格するためには綿密なスケジュール管理を行う必要があり、高い計画性がなければ合格までに4年以上要してしまう可能性もあります。

その点、大学入試を経験されている方は、国公立大学であれば7科目、私立大学であれば3科目を約1年間で集中して習得する必要があるため、膨大な試験範囲を限られた期間で取り組むことに一定のスキルがあります

計画的に行うことが苦手な方や、試験勉強に慣れていない方は、スクールや通信講座にてスケジュールを管理してもらうと良いでしょう。

思考力を求める問いが多いため

3つ目の理由は「社労士試験には思考力を求める問いが多いから」です。

社労士試験では単なる暗記問題だけでなく、理解力や思考力が必要となる初見の問題や応用力が必要なも多く出題されます。

その点、どの学部の大学入試においても思考力が必要な読解問題や記述式の問題が出題されるため、偏差値が高い大学の方は、入試対策を行う過程で思考力がある程度身につきます

大学入試を経験されていない方は、「応用問題」や「現場思考力を問う問題」に取り組むことで思考力を高めると良いでしょう。

実際に社労士試験合格者は高学歴が多い?

 

これまで解説してきたように、社労士試験には思考力等の高い能力が求められるため、東大卒や大学院卒などの高学歴でないと合格は難しいのでしょうか。

こちらの項目では、「社労士試験は高学歴でないと合格できないのか、又は実際に社労士試験の受験生は高学歴が多いのか」についてご紹介します。

「偏差値が高い=高学歴」であるのかどうか、実際の合格者データから解説していきます。

高学歴だから合格できるわけではない!

社労士試験は学歴に関する受験資格があるため一定の学力を有している方が多いのは確かですが、決して高学歴である必要はありません

これまでの内容はあくまで偏差値や大学ランクで表した場合の話で、大学入試では英語や数学の幅広い知識が求められる一方で、社労士試験では法律に特化した知識が問われるため、それぞれ求められる知識が異なります。

試験を沢山受けてきた高学歴の方であっても社労士試験用に知識をインプットする必要があり、慣れない出題形式や知識問題に苦戦する方も多くいます

そのため、学歴を理由に社労士を目指すことを諦める必要はありません。

社労士試験合格者の年齢・職業構成

社労士試験のオフィシャルサイトにて大学別の合格率は公表されていませんが、「スクールの合格者の声」を見る限りでは毎年様々な年齢層や職業の方が合格されています。

実際、社労士試験は現役大学生や新社会人の方が多いのか確かめるために、以下の表にて「社労士合格者の年代層」について簡単にまとめました。

社労士試験受験者の年代 割合
20代以下 11.8%
30代 32.6%
60代以上 7.5%

参考:合格者の推移(過去10年間)

続いて、以下の表は「社労士合格者の職業」についてまとめたものです。

社労士試験受験者の職業 割合
会社員 58.8%
無職 12.3%
自営業 4.3%
学生 0.8%

参考:合格者の推移(過去10年間)

上記2つの表より、大学入試の経験から離れた年代の方や、会社勤め・自営業の方など、様々なバックグラウンドを持つ方が実際に合格されていることが分かります。

以上より、偏差値が高い方が有利な事実はありますが、学歴はもちろんのこと年齢や職種がハンデになるような国家資格ではないと言えます。

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社労士試験を大学の偏差値で例えるとどのくらい?まとめ

今回、社労士試験を大学入試の偏差値で例えた場合や、偏差値が高い人の方が有利な理由、実際の受験者の年代や職業について解説してきました。

社労士試験は合格率が低く難易度の高い国家資格であるため、大学入試に例えると偏差値60〜64で東京藝術大学や大阪大学、青山学院大学などの偏差値が高い大学に相当します。

ただし、必ずしも高学歴でなければ合格できないというわけではなく、様々な年齢や職業の方が社労士試験に挑まれています。

学歴で簡単に断念してしまうのではなく、社労士に興味がある方はぜひ一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

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